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Fターム[5G303AB14]の内容

無機絶縁材料 (13,418) | 目的(及び、改善している性質) (1,889) | 耐久性(長寿命化) (132)

Fターム[5G303AB14]に分類される特許

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【課題】低温での焼成が可能であり、Q値および絶縁抵抗に優れ、しかも高温加速寿命特性が改善された誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】誘電体酸化物を含む主成分と、Liの酸化物を含む第1成分およびM1の酸化物(ただし、M1は、V族、VI族元素から選択される少なくとも1種の元素)を含む第2成分を有する焼結助剤と、を含有する誘電体磁器組成物であって、前記誘電体磁器組成物は、複数の誘電体粒子と、隣り合う前記誘電体粒子間に存在する結晶粒界と、を有しており、複数の前記誘電体粒子は、粒子表面から粒子内部に向かって、M1元素の濃度が低くなっているとともに、前記誘電体粒子の粒径をDとし、前記結晶粒界におけるM1元素の含有割合を100%とした場合に、粒子表面からの深さが前記粒径Dの50%である深さT50における、M1元素の含有割合が、3〜55%であることを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】電子部品の誘電体層を薄層化した場合であっても、高温負荷寿命と容量温度特性とを両立することが可能で、十分な信頼性を有する誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】BaTiOを含む主成分と、少なくとも、R1の酸化物(ただし、R1は、Y、Ho、Er、Tm、YbおよびLuから選ばれる少なくとも1種)を含む第4副成分と、R2の酸化物(ただし、R2は、Dy、Tb、GdおよびEuから選ばれる少なくとも1種)を含む第5副成分とを有し、主成分100モルに対するR1とR2との合計モル数が、R1およびR2換算で、2〜6モルであり、かつ、主成分100モルに対するR1とR2との合計モル数に対する第5副成分の比率が、R1およびR2換算で、0.5≦R2/(R1+R2)≦0.75の関係であることを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】誘電体セラミック層の厚みを1μm以下に薄層化しても温度特性を損なうことなく、良好な誘電特性を有し、かつ所望の良好な信頼性を得ることができる誘電体セラミック、及びこれを用いた積層セラミックコンデンサを実現する。
【解決手段】積層セラミックコンデンサの誘電体セラミック層1a〜1gが、(Ba,Ca)TiO(mは0.998〜1.020、Ca成分の含有モル量はTi成分100モル部に対し0〜15モル部)を主成分とし、副成分として所定モル量のSiO、V、MnO、MgO、及び特定の希土類酸化物を含有している。さらに、V成分は結晶粒界中に均一に分散し、かつ主成分中には殆ど存在しないようにしている。この誘電体セラミックは、SiO−V混晶物の形態で高結晶化された主成分に添加することにより製造することができる。
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【課題】積層セラミックコンデンサの誘電体層を薄層化した場合であっても、十分な信頼性を持ち、誘電体磁器組成物の組成を変更することなく、高温負荷寿命が良好となる誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウムを含む主成分と、少なくともMgO、SiO系焼結助剤、希土類元素酸化物を含む副成分とを有する誘電体磁器組成物の製造方法であって、主成分の原料と、前添加副成分として副成分の原料の一部とを添加し、仮焼き前粉体を準備する工程と、仮焼き前粉体を仮焼し、仮焼き済粉体を準備する工程と、仮焼き済粉体に、後添加副成分として残りの副成分の原料を添加し、誘電体磁器組成物粉体を得る工程とを有し、MgOとSiO系焼結助剤とは、それぞれ別々に前添加副成分または後添加副成分として添加される。 (もっと読む)


【課題】X8R特性を満足しつつ、高い誘電率と、良好な高温加速寿命、TcバイアスおよびIR温度依存性を実現する誘電体磁器組成物および電子部品を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウムを主成分とする主成分相と、主成分相の周囲に存在する拡散相と、を有する誘電体粒子から構成される誘電体磁器組成物であって、前記拡散相に存在する副成分元素が、前記拡散相の表面から誘電体粒子の中心に向けて拡散した深さの平均値を、平均拡散深さとした場合に、平均拡散深さが、各誘電体粒子ごとにばらついた値を示しており、各誘電体粒子相互間の平均拡散深さのばらつきが、CV値で、5〜30%である。 (もっと読む)


【課題】ステップカバレッジが良く、高温、高圧に耐えられるグリーンシートを基板に転写して誘電体層を形成することによって工程時間を短縮し、且つ性能に優れた誘電体層を提供する。
【解決手段】本発明は、誘電体層用ペースト組成物、グリーンシート及びプラズマディスプレイパネルの誘電体層製造方法に関するものである。そのプラズマディスプレイパネルの誘電体層製造方法は、支持フィルム上にPbO系ガラス粉末、結合樹脂、分散剤、可塑剤及び溶剤を含むペースト組成物を塗布して形成された膜形成材料層を有するグリーンシートを形成する第1段階と、グリーンシートの膜形成材料層を電極が形成された基板上に転写する第2段階と、基板上に転写した膜形成材料層を焼成する第3段階と、を含む。 (もっと読む)


【課題】金属面に対して温度変化に耐える密着性を有し、かつ熱履歴により抵抗値の変化が少ない絶縁層を形成するための絶縁ペーストを提供する。
【解決手段】 30〜100℃における熱膨張係数が10×10−6/℃〜12×10−6/℃である金属、特にフェライト系ステンレス鋼上に絶縁層を形成するための絶縁ペーストであり、絶縁材料として(a)周期律表2A元素金属酸化物を10〜50重量%含み、残部が実質的にBとSiOで構成され、かつ30〜100℃における熱膨張係数が5×10−6/℃〜12×10−6/℃、軟化点が700〜850℃であるガラスからなる第1成分と、(b)Al、CaZrO、BaZrO、MgZrO、SrZrOの群から選ばれる1種以上の酸化物で構成される第2成分を、(50:50)〜(90:10)〔重量比〕の割合で混合される。 (もっと読む)


【課題】 低温で焼成しても各種電気特性を損なうことなく緻密化しており、かつ誘電体粒子の粒径を微細化でき、薄層化に対応した誘電体磁器組成物を得ることができる焼結助剤を用いた誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】 誘電体酸化物を含む主成分と、焼結助剤とを有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、ZrO及びSiOを主成分とするガラスで構成されており、前記ガラス中の各含有量が、1モルのSiOに対して、ZrO:0.7〜1.3モルである焼結助剤を、前記主成分100モルに対して1〜7モル(但し1モルと7モルを除く)添加して、前記誘電体磁器組成物を製造することを特徴とする誘電体磁器組成物の製造方法。
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【課題】 絶縁抵抗、寿命特性および静電容量の温度特性のバラツキの小さい積層セラミックコンデンサ及びその積層セラミックコンデンサの製造方法を提供する。
【解決手段】 BaTiO3を主成分とし、Vを含有する誘電体セラミックにおいて、Vの価数が3.8〜4.1であることを特徴とする。また、セラミック誘電体層と内部電極層とを交互に積層した積層チップの表面に外部電極を備えた積層セラミックコンデンサにおいて、前記セラミック誘電体層が、BaTiO3を主成分とし、Vを含有する誘電体セラミックからなり、Vの価数が3.8〜4.1であることを特徴とする。その積層セラミックコンデンサの製造方法において、誘電体セラミック中に含有されたVの価数を3.8〜4.1に調整することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率が高く、絶縁抵抗の寿命を維持でき、容量温度特性がEIA規格のX8R特性(−55〜150℃、ΔC/C=±15%以内)を満足し、還元性雰囲気中での焼成が可能であるとともに、IR温度依存性が改善され、しかも高温加速寿命に優れた誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】 チタン酸バリウムを含む主成分と、MgOを含む第1副成分と、MnOまたはCrを含む第7副成分と、Alを含む第8副成分と、その他の所定の副成分(第2、第3、第4、第5副成分)と、を有し、主成分100モルに対し、第1副成分:0.2〜0.75モル、第7副成分:0.1〜0.3モル(但し、第7副成分のモル数は、Mn元素またはCr元素換算での比率である)、第8副成分:0.5〜4モル(但し、4モルを除く)であり、前記第1副成分に含まれるMg元素と、前記第7副成分に含まれるMn元素、Cr元素とが、モル比で、0.3≦(Mn+Cr)/Mg≦0.5の関係にある誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】特許文献1の高周波用誘電体磁器組成物は、焼成温度が1350〜1400℃と高温であり、積層コンデンサ用材料としての焼成温度が高すぎる。特許文献2の積層コンデンサは、その製造工程が複雑で製造に手間がかかり、しかも、接着層とセラミック層との熱収縮率の差により構造欠陥を生じる虞があって積層コンデンサの小型化、多層化が難しい。特許文献3の高周波用誘電磁器組成物は、焼成温度が1300℃〜1500℃と非常に高温であり、負の傾きが小さいCaTiOの添加量を多くなり、比誘電率が0ppm/℃で16と高い。
【解決手段】本発明の誘電体セラミック組成物は、第1主成分であるフォルステライト系結晶相と、第2主成分であるTiを含む酸化物からなる結晶相と、を主成分とする混晶からなる誘電体セラミックにおいて、上記誘電体セラミックの断面における上記混晶の第2主成分の結晶粒子及びその凝集物のD90が4μm以下である。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率が高く、容量温度特性がEIA規格のX8R特性(−55〜150℃、ΔC/C=±15%以内)を満足するとともに、TCバイアス特性(直流電圧印加時の容量温度特性)、および絶縁抵抗の高温加速寿命が向上でき、しかも、直流電界下での容量の経時変化の小さい誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】 所定組成を有する誘電体磁器組成物であって、前記誘電体磁器組成物を構成する焼結後の誘電体粒子の平均結晶粒径が、0.15〜0.6μmであり、かつ、前記誘電体粒子の50%相当径であるD50径と、100%相当径であるD100径との差(D100−D50)である粒径の粒度分布が、0.3〜0.9μmである誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率が高く、目的とする温度特性を満足し、還元性雰囲気中での焼成が可能であるとともに、高温加速寿命に優れ、しかも容量不良率(容量が規格値以下となってしまった製品の割合)の改善された誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】 チタン酸バリウムを含む主成分と、MgO,CaO,BaOおよびSrOから選択される少なくも1種を含む第1副成分と、Al,LiOおよびBから選択される少なくとも1種を含む第2副成分と、V,MoOおよびWOから選択される少なくとも1種を含む第3副成分と、R1の酸化物(ただし、R1はSc,Er,Tm,YbおよびLuから選択される少なくとも1種)を含む第4副成分と、CaZrOまたはCaO+ZrOを含む第5副成分と、を少なくとも有する誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


低温度での焼成でも優れた特性の強誘電体薄膜を作製可能な薄膜形成用液状組成物、およびそれを用いた強誘電体薄膜の製造方法を提供する。液状媒体中に、一般式(Bi2+(Bim−1Ti3.5m−0.52−[mは1〜5の整数である。]又は一般式(Bi2+(Am−1Ti3.5m−0.52−[AはBi3+およびLa3+であり、La3+/Bi3+の比が0.05〜0.5であり、mは1〜5の整数である。]で表される、平均一次粒子径が100nm以下の結晶性強誘電体酸化物粒子が分散し、加熱により強誘電体酸化物を形成する可溶性金属化合物が溶解したことを特徴とする強誘電体薄膜形成用液状組成物を用いる。 (もっと読む)


【課題】10kV/mmを遥かに超える高電界強度下であっても、加速寿命が良好で高信頼性を有するようにする。
【解決手段】誘電体セラミックが、組成式BamTiO2+mで表されるチタン酸バリウム系固溶体を含有した主相粒子と、組成式MgVOで表される結晶性複合酸化物からなる二次相粒子とを含んでいる。好ましくは、上記m、n、及びtが、1.001≦m≦1.030、0.3≦n≦5.0、1.5+n≦t≦2.5+nであり、BamTiO2+m100モルに対するMgVOの配合モル量αが、0.05≦α≦2.0である。これにより誘電特性や静電容量の温度特性、絶縁性も良好なものとすることができる。さらに、必要に応じて特定の希土類元素や金属元素、更にはSiを含む焼結助剤を含んでいてもよい。
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【課題】 優れた容量温度特性を有し、耐電圧が高く、優れたTCバイアス特性を有する誘電体磁器組成物およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 Ba、CaおよびTiを含有し、かつ、一般式ABOで表されるペロブスカイト型結晶構造を有する化合物を含む主成分と、Zrの化合物を含む第4副成分と、を含有し、前記第4副成分の含有量が、前記主成分100モルに対して、Zr換算で0モルより多く、5モル未満であることを特徴とする誘電体磁器組成物。好ましくは、前記誘電体磁器組成物は、偏析相を有し、前記偏析相には、Zrの化合物が含有されている。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率が高く、絶縁抵抗の寿命、DCバイアス特性を維持でき、容量温度特性がEIA規格のX8R特性を満足し、還元性雰囲気中での焼成が可能であるとともに、TCバイアス特性およびIR温度依存性が改善された誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】 所定の主成分、およびAの酸化物(ただし、Aは6配位時の有効イオン半径が0.065nm〜0.085nmの範囲にある陽イオン元素群から選択される少なくとも1種)を含む第5副成分を有する誘電体磁器組成物であって、前記誘電体磁器組成物は、Ca元素を含有する複数の結晶粒子から構成されており、前記各結晶粒子の粒子内全体におけるCa濃度の平均値を、粒内Ca濃度とした場合に、前記結晶粒子の相互間における前記粒内Ca濃度に、少なくともばらつきが存在し、CV値で、5%以上であることを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】 焼成時の耐還元性に優れ、焼成後に優れた容量温度特性及び誘電特性を有するとともに、絶縁抵抗の寿命が高められた、耐還元性誘電体磁器組成物を提供する。
【解決手段】 (BaO)m・TiO2(ここで、mは、0.990〜0.994である)100重量%に対して、
23を0.6〜1.2重量%、
MgOを0.6〜1.5重量%、
BaSiO3を0.6〜2.0重量%、
WO3を0.02〜0.2重量%、
MnCO3を0.1〜0.4重量%、および
MoO3を0.02〜0.2重量%
で含む、耐還元性誘電体磁器組成物である。 (もっと読む)


【課題】 還元雰囲気中1180℃以下で焼成でき、比誘電率が2,400以上で、X5R特性を満たし、加速寿命も長い誘電体磁器組成物及び磁器コンデンサを提供する。
【解決手段】 本発明に係る誘電体磁器組成物は、主成分としてBa、Ca、及びTiの酸化物を、副成分としてRe(ReはY、Dy、Sm、Yb及びHoからなる群から選択される少なくとも1種以上の希土類元素)の酸化物及びMgの酸化物を、含有してなる焼結体であって、前記主成分は、組成式(Ba1−xCa)TiO(x:0〜0.10、(Ba1−xCa)/Ti比:1.005〜1.030)で表される化合物であり、この化合物100mol部に対し、Re酸化物をRe換算にて0.5〜3.0mol部、Mg酸化物をMg換算にて0.5〜3.0mol部の割合で含み、さらに前記化合物100重量部に対して焼結助剤を0.2〜1.0重量部の割合で含有。 (もっと読む)


【課題】 還元雰囲気中1200℃以下で焼成でき、比誘電率が2,400以上で、X5R特性を満たし、加速寿命も長い誘電体磁器組成物及び磁器コンデンサを提供する。
【解決手段】 本発明に係る誘電体磁器組成物は、主成分としてBa、Ca、及びTiの酸化物を、副成分としてCr、Mg、及びMnの酸化物を、含有してなる焼結体であって、前記主成分は、組成式(Ba1−xCa)TiO(x:0.005〜0.10、(Ba1−xCa)/Ti比:1.003〜1.030)で表される化合物であり、この化合物100mol部に対し、Cr酸化物をCr換算にて0.03〜1.5mol部、Mg酸化物をMg換算にて0.1〜3.0mol部、Mn酸化物をMn換算にて0.01〜1.0mol部、の割合で含み、さらに前記化合物100重量部に対する焼結助剤を0.2〜1.2重量部の割合で含有。 (もっと読む)


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