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Fターム[5G307EA01]の内容

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Fターム[5G307EA01]に分類される特許

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【課題】高強度でありながら、靭性に優れる電線用導体、及びこの導体を具える電線を提供する。
【解決手段】銅合金の線材から構成される電線用導体であり、銅合金が、質量割合で、Snを2%以上6%以下、Pを10ppm以上300ppm未満、酸素を1ppm以上50ppm以下含有し、残部がCu及び不純物からなる。不純物の含有量は、質量割合で、合計200ppm以下である。この導体は、原料に無酸素銅を利用し、伸線後、軟化処理を施すことで製造される。軟化処理により、この導体は、靭性に優れ、伸びが10%以上である。また、この導体は、Snが比較的少ないものの、酸素及び不純物が低濃度であることで、強度が高い。 (もっと読む)


【課題】通常の架空送電線用アルミニウムと同等の純度を有するアルミニウムを用いながらも、高い耐食性能を有するアルミ覆鋼線とそれを用いた架空電線を提供する。
【解決手段】アルミ覆鋼線1は、鋼線10の外周にアルミニウムを被覆しており、そのアルミニウム被覆層11の表面に耐食層のアルマイト層12あるいはベーマイト層13を有している。アルマイト層12の厚さとしては0.2μm以上50μm以下の範囲内の厚さが好適であり、ベーマイト層13の厚さとしては0.2μm以上5μm以下の範囲内の厚さが好適である。このアルミ覆鋼線1の外周に複数本のアルミニウム導体線21を形成することで架空電線2が得られる。 (もっと読む)


【課題】極細のCu-Ag合金線を生産性よく製造できるCu-Ag合金線の製造方法及び極細のCu-Ag合金線を提供する。
【解決手段】Agを0.5〜15.0質量%含有する素材を伸線して、最終線径が0.05mm以下の極細線を製造する。最終線径に至るまでの伸線の途中段階にある線材であって線径φが1.0mm以下の線材の表面層を除去する。この表面層の除去は、表面層の除去前の線材の線径φの1/2をrとするとき、除去する表面層の厚さtがt/r≧0.02を満たすように行う。得られた極細のCu-Ag合金線や、このCu-Ag合金線を撚り合わせた撚り線は、同軸ケーブルの中心導体に好適に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】極細のCu-Ag合金線を生産性よく製造できるCu-Ag合金線の製造方法及び極細のCu-Ag合金線を提供する。
【解決手段】Agを0.5〜15.0質量%含有する鋳造材を伸線して、最終線径が0.05mm以下の極細線を製造する。鋳造材は、断線に関与し得る0.2μm超の異物が非常に少ないものを用いる。最終線径に至るまでの伸線の途中段階にある線材であって線径φが1.0mm以下の線材の表面層を除去する。この表面層の除去は、表面層の除去前の線材の線径φの1/2をrとするとき、除去する表面層の厚さtがt/r≧0.02を満たすように行う。得られた極細のCu-Ag合金線や、このCu-Ag合金線を撚り合わせた撚り線は、同軸ケーブルの中心導体に好適に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるアルミニウム合金線、アルミニウム合金撚り線、この合金撚り線を導体とする絶縁電線、この絶縁電線を具える端子付き電線を提供する。
【解決手段】自動車用電線の導体に用いられるアルミニウム合金線であって、銅や銅合金からなる端子部材が取り付けられる合金線の端部の外面に被覆層を具える。被覆層の最外層は、亜鉛又は亜鉛合金から構成される。アルミニウム合金と銅や銅合金との間では電池が形成されることで、アルミニウム合金が腐食する。しかし、アルミニウム合金の表面に亜鉛層や亜鉛合金層を具えることで、亜鉛などが先に腐食し、アルミニウム合金の腐食の進行を遅延することができる。従って、本発明のアルミニウム合金線は、耐食性に優れる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるアルミニウム合金線、アルミニウム合金撚り線、この合金撚り線を導体とする絶縁電線、この絶縁電線を具える端子付き電線を提供する。
【解決手段】自動車用電線の導体に用いられるアルミニウム合金線であって、銅や銅合金からなる端子部材が取り付けられる合金線の端部の外面に被覆層を具える。被覆層は、最外層がニッケル又はニッケル合金から構成される。アルミニウム合金と銅や銅合金との間では電池が形成されることで、アルミニウム合金が腐食する。一方、銅とニッケルとの電位差が小さいことで、銅とニッケルとの間で電池が作られ難くなる。従って、アルミニウム合金線の表面にニッケル又はニッケル合金が存在することで、アルミニウム合金と端子部材との間での電食を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるアルミニウム合金線、アルミニウム合金撚り線、この合金撚り線を導体とする絶縁電線、この絶縁電線を具える端子付き電線を提供する。
【解決手段】自動車用電線の導体に用いられるアルミニウム合金線であって、断面積が8mm2以下であり、銅や銅合金からなる端子部材が取り付けられる合金線の端部の外面に被覆層を具える。被覆層は、最外層が錫又は錫合金から構成される。断面積が8mm2以下であるアルミニウム合金線では、銅や銅合金からなる端子部材の近傍において、アルミニウム合金の露出面積に対する銅や銅合金の露出面積が大きくなることから電食が生じ易い。しかし、アルミニウム合金と銅や銅合金からなる端子部材との間に、錫又は錫合金が存在することで、アルミニウム合金と端子部材との間での電食を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】外周形状を略円形に保ちながら、圧着時に素線間における擦れ合いが生じるようにする。
【解決手段】撚線導体Waは、複数本の大径素線10と、大径素線10よりも線径の細い複数本の小径素線11,12,13とを撚り合わせることにより、外周形状が略円形をなすように構成されている。複数本の大径素線10は、その各大径素線10の中心10Pが1つの仮想円Ca上に位置するように円周方向に並んで配置され、複数本の小径素線11,12,13は、仮想円Caを境として内周側の領域と外周側の領域とに分かれて配置されている。 (もっと読む)


【課題】高温運用が可能で、低弛度増容量化した低弛度増容量電線を提供する。
【解決手段】鋼心の外周に隙間を設けてアルミニウム層を配置した電線であって、前記アルミニウム層が日本電線工業会規格JCS1404に基づく特別耐熱アルミ合金線の撚り線からなり、前記鋼心がアルミ覆鋼線からなり、鋼心とアルミニウム層の間の前記隙間にシリコーン系グリースを充填した低弛度増容量電線。 (もっと読む)


【課題】高靭性及び高導電率であるアルミニウム合金、アルミニウム合金線、アルミニウム合金撚り線、被覆電線、及びワイヤーハーネス、並びにアルミニウム合金線の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金線は、Feを0.005質量%以上2.2質量%以下含有し、残部がAl及び不純物からなる。更に、質量%で、Mg、Si、Cu、Zn、Ni、Mn、Ag、Cr、及びZrから選択される1種以上の添加元素を合計で0.005質量%以上1.0質量%以下含有してもよい。このAl合金線は、導電率が58%IACS以上であり、かつ伸びが10%以上である。このAl合金線は、鋳造→圧延→伸線→軟化処理という工程を経て製造される。軟化処理を施すことで、伸びや耐衝撃性といった靭性に優れるため、ワイヤーハーネスを組み付ける際に端子部近傍で電線が破断することを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】軽量で高強度であり、長期信頼性の高い架空送電線を提供する。
【解決手段】架空送電線1は、抗張力部2と、抗張力部2の外周に配置されるアルミニウム合金線30からなる通電部3とを具える。抗張力部2は、電線1の中心部に配置される中心コア部10と、中心コア部10の外周に配置される外側コア部20とを具える。中心コア部10は、中心素線11で構成され、外側コア部20は、複数の外側素線21で構成される。中心素線11と外側素線21とは、異種の材質で構成される。特に、中心素線11の線膨張係数は、外側素線21の線膨張係数よりも小さい。例えば、中心素線11には、カーボンファイバー線材、外側素線21には、インバー線材が利用できる。 (もっと読む)


【課題】軽量で高強度であり、長期信頼性の高い架空送電線を提供する。
【解決手段】架空送電線1は、抗張力部2と、抗張力部2の外周に配置されるアルミニウム合金線30からなる通電部3とを具える。抗張力部2は、基材の外周に被覆層を具える複数の被覆線材20により構成される。被覆線材20の被覆層は、アルミナ繊維をアルミニウムにより一体化した複合材料により構成されている。基材は、上記複合材料の線膨張係数よりも小さい金属からなる線材、例えば、インバー線材により構成されている。インバー線材よりも高強度で軽量な被覆線材を抗張力部の構成要素とすることで、抗張力部の強度を向上できると共に、軽量化を図ることができる。長期信頼性のあるインバー線材を被覆線材の基材に利用することで、電線の長期信頼性を高められる。 (もっと読む)


【課題】高靭性及び高導電率であるアルミニウム合金、アルミニウム合金線、アルミニウム合金撚り線、被覆電線、及びワイヤーハーネス、並びにアルミニウム合金線の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金線は、質量%で、Mgを0.2%以上1.0%以下、Siを0.1%以上1.0%以下、Cuを0.1%以上0.5%以下含有し、残部がAl及び不純物からなり、0.8≦質量比Mg/Si≦2.7を満たす。このAl合金線は、導電率が58%IACS以上であり、かつ伸びが10%以上である。このAl合金線は、鋳造→圧延→伸線→軟化処理という工程を経て製造される。軟化処理を施すことで、伸びや耐衝撃性といった靭性に優れるため、ワイヤーハーネスを組み付ける際に端子部近傍で電線が破断することを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】電食を防止した上で、軽量化を実現した電線を提供する。
【解決手段】電線10は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム線11と、銅又は銅合金からなる銅線12とを複合してなる導体部13を備えている。アルミニウム線11が径方向内側に配置され、銅線12は径方向外側に配置されている。端子金具20は、銅系材料で構成され、電線10の端末にて露出された端末導体部13Aに圧着される圧着部21を備えている。端末導体部13Aには銅線12が接続されている。これによれば、アルミニウム線11が含まれるため、軽量化が実現され、また、圧着部21と端末導体部13Aとが銅系の金属同士で接続されため、電食が防止される。 (もっと読む)


【課題】導体素線の引張強度に左右されることなく、屈曲特性が良好な撚線及びそれを用いた耐屈曲ケーブルを提供するものである。
【解決手段】本発明に係る撚線は、中心導体の周りに、導体素線を撚り合わせてなる撚線層を有する撚線において、上記導体素線及び銅被覆鋼線を用いて撚り合わせ、上記撚線層を形成したものである。 (もっと読む)


撚り複合体ケーブルは、中心長手方向軸を画定する単一ワイヤ(2)と、中心長手方向軸に対して画定される第一撚り角度で、第一撚り長さを有し、第一撚り方向で、単一ワイヤの回りに螺旋状に撚られる複数の第一複合体ワイヤと(4)、中心長手方向軸に対して画定される第二撚り角度で、第二撚り長さを有し、第一撚り方向で、複数の第一複合体ワイヤの回りに螺旋状に撚られる複数の第二複合体ワイヤ(6)と、を含み、第一撚り角度と第二撚り角度との間の相対的な差は、約4°以下である。この撚り複合体ケーブルは、例えば、複合体ワイヤの回りに撚られる複数の延性ワイヤを含んだ架空送電ケーブルなどの、最終物品に後で組み込まれる中間物品として使用することができる。撚り複合体ケーブルの製造及び使用方法も記述される。
(もっと読む)


【課題】高強度で低熱膨張率を有し、且つ捻回特性に優れた被覆Fe‐Ni合金線を提供する。
【解決手段】被覆Fe‐Ni合金線は、Cを0.2〜0.4質量%、及びNiを25〜45質量%含有するインバー合金からなるFe‐Ni合金線の表面に被覆層を備えており、被覆層が、Mg、Si、Fe、Mn、Cu、Cr、Zn、及びTiからなる群から選択される少なくとも一種を合計で0.6〜6質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる。そして、被覆Fe‐Ni合金線の断面における被覆層の占積率が10%以上30%以下であり、線径が1.5mm以上15mm以下である。 (もっと読む)


【課題】低コストで、引張強さ・耐屈曲性が共に高く、かつ導電率の良い銅合金線を提供する。
【解決手段】Cuに、単独もしくは合計で0.3mass%以上、0.5mass%以下の範囲でSnとInを含有し、引張強さが70kg/mm2以上であり、荷重を3kg/mm2負荷した状態で、1%の曲げひずみで、かつ、左右屈曲90°で、屈曲した際の屈曲寿命が17000回以上であるものである。 (もっと読む)


【課題】既存の製造設備及び製造管理で製造でき、かつ、耐雷性に対して安定した特性を得ることのできる耐雷架空地線を提供する。
【解決手段】外層200の素線20が内層100の素線10よりも大きい外径を有することにより、優れた耐雷特性を有し、標準AC150mmと同一の外径で形成されているので、標準AC150mmに用いる圧縮クランプ、直線スリーブ、ダンパー等の付属品を使用することができる。また、既存の電線製造設備を用いた製造が可能であり、製造、布設に要するコストの増加を生じることがない。 (もっと読む)


【課題】鋼線の外周にアルミ線を巻きつけ被覆一体化した鋼心アルミより線において、短絡事故等によって表層のアルミ線の一部が溶損した場合に溶損部内に露出した鋼線を目視により明瞭に確認することができる架空裸送電線を提供する。
【解決手段】鋼線2と、層状により合わせて当該鋼線の外周に巻き付け被覆一体化したアルミ線10と、から成る鋼心アルミより線であって、鋼線と前記アルミ線の少なくとも一方の外面に着色層を形成することにより両者の色を異ならせた。 (もっと読む)


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