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Fターム[5G321CA18]の内容

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Fターム[5G321CA18]に分類される特許

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【課題】RE−Ba−Cu系酸化物超電導厚膜をMOD法により製造するのに適し、高速で均一な成膜が可能なRE−Ba−Cu系酸化物超電導厚膜用組成物、並びにこの組成物を用いた厚膜テープ状酸化物超電導体の製造方法を提供すること。
【解決手段】RE−Ba−Cu系酸化物超電導厚膜を形成するための組成物であり、RE成分として炭素原子数4〜8のケト酸のRE塩、Ba成分としてトリフルオロ酢酸バリウム、Cu成分として炭素原子数6〜16の分岐飽和脂肪族カルボン酸の銅塩及び炭素原子数6〜16の脂環族カルボン酸の銅塩からなる群から選ばれる1種類以上の銅塩、並びにこれらの金属塩成分を溶解させる有機溶剤を必須成分として含有し、REとBaとCuのモル比が1:1.3〜2.2:2.4〜3.6であり、有機溶剤の含有量が25〜80重量%であることを特徴とする酸化物超電導厚膜用組成物。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の歩留まりを向上させることができるとともに、製造コストを低減することができる超電導線材および超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属基板と、金属基板上に設置された中間層と、中間層上に設置された超電導層と、超電導層上に設置された第1の銀安定化層と、金属基板と中間層と超電導層と第1の銀安定化層とを含む積層体の外表面の少なくとも一部を覆う第2の銀安定化層とを備えた超電導線材とその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 超電導層全体の超電導結晶が高度に配向化する熱処理方法、つまりは高臨界電流値を有するRE123超電導薄膜テープ線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 金属基板上に中間層を形成する中間層形成工程と、前記中間層上に原料を塗布して前駆体線材を形成する前駆体形成工程と前記前駆体線材を熱処理し、RE123超電導薄膜を形成する薄膜形成工程を備え、前記薄膜形成工程において、前記金属基板を加熱し、熱が前記金属基板側から前記原料側に伝わるよう熱処理することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長時間の薄膜形成においても、厚膜で均一な超電導薄膜を連続して形成することができる超電導薄膜線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の超電導薄膜線材の製造方法は、金属基板上に中間層を有する基材を準備する工程と、前記基材と対向する位置にターゲット材を準備する工程と、前記ターゲット材にエネルギー線を照射することにより、前記ターゲット材から放出される原子を含むプラズマを形成し、前記プラズマに含まれる前記原子を前記中間層表面上に供給することにより超電導薄膜を形成する工程とを備え、前記超電導薄膜を形成する工程では、前記金属基板を誘導加熱法により加熱することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】効率よく熱処理を行なう薄膜超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】薄膜超電導線材10の超電導層5に含まれる酸素の量を高精度に制御するために当該薄膜超電導線材10を、酸素雰囲気中で熱処理を行なう。このとき、当該熱処理を行なう温度において酸素と反応したり加熱によって変形することのないスペーサ20を薄膜超電導線材10と重畳したものをコイル状に巻回する。 (もっと読む)


【課題】交流損失におけるヒステリシス損失及び結合損失の両方を低減させることが可能な酸化物超電導導体を提供する。
【解決手段】円筒形状の導電性基体と、前記導電性基体の円周面上に形成された酸化物超電導体層と、前記酸化物超電導体層の厚さ方向に貫通するようにして複数のらせん状のスリットが形成され、前記酸化物超電導体層を前記厚さ方向において分断するようにして酸化物超電導導体を構成する。 (もっと読む)


【課題】品質のバラツキのない、特性の劣化を生ずることのない、低コストの超電導線材を得ることを可能とする超電導線材用基板、その製造方法、及び超電導線材を提供すること。
【解決手段】テープ状基材と、このテープ状基材の表面を研磨し、前記テープ状基材の片面または両面に形成された、厚さ0.1μm〜5μmの金属メッキ層とを具備し、前記金属メッキ層表面は、鏡面仕上げ圧延、熱処理が施され、前記金属メッキ層の表面粗さRaが10nm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】多芯材の伸線加工後に各芯(フィラメント)の形状のばらつきを小さくする金属被覆超電導線材用前駆体粉末を提供することである。これにより、最終製品になった段階で、臨界電流値の低下原因となる、フィラメントが長手方向において波打つ現象であるソーセージングや、フィラメント同士が銀被覆を介さずくっついてしまう現象であるブリッジング等を抑えることができる。
【解決手段】Bi、Pb、Sr、Ca、Cuを含む酸化物粉末からなる母粉末と、平均粒径が、前記母粉末の平均粒径の1/2以下である金属Ag粉末からなることを特徴とする金属被覆超電導線材用前駆体粉末である。 (もっと読む)


【課題】ヒステリシス損失を低減できる前駆体の製造方法、超電導線材の製造方法、前駆体および超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造方法は、以下の工程を備えている。第1の金属層と、第1の金属層上に形成されたNi層とを有する積層金属を準備する。積層金属のNi層上に中間層20を形成する。中間層20上に超電導層30を形成する。中間層20を形成する工程および超電導層30を形成する工程の少なくともいずれか一方の後に、積層金属を熱処理することで、積層金属から非磁性Ni合金層12を形成する。 (もっと読む)


【課題】端材等の単長の短い複数本の超電導線材を接続して構成された低コストの長尺の超電導線であって、局部的に不良箇所が存在する超電導線材がある場合や曲げ等の配線加工によって不良箇所が生じた場合にも超電導線として正常に機能し、機器内における配線を設計する際の自由度が狭められることがない超電導線を提供する。
【解決手段】テープ状の基材上に酸化物超電導層と安定化層が形成された超電導線材が複数本直列に配置されてなる超電導線材の列を複数有し、超電導線材の列を構成する各超電導線材の長さ方向の端部の位置が、超電導線材の列毎に相互に相違し、各超電導線材の列を構成する各超電導線材が、隣接する他の超電導線材の列を構成する超電導線材と電気的、機械的に相互に接続されている複合型超電導線。超電導線材の列を2列有している複合型超電導線。 (もっと読む)


【課題】高い生産性を示し、効率的に製造可能な超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造方法は、準備工程と、溶液塗布工程と、前駆体膜を形成する工程としての仮焼成工程と、焼成前処理工程と、焼成工程とを備える。溶液塗布工程では、テープ状基材の表面に、超電導体を構成する元素を含む溶液を塗布し、溶液膜を形成する。仮焼成工程では熱処理することにより、テープ状基材の表面の溶液膜から超電導体の前駆体膜であるMOD膜を形成する。焼成前処理工程では、MOD膜が形成されたテープ状基材である線材20を巻回してパンケーキ状コイルを形成するとともに、パンケーキ状コイルにおける径方向に隣接するテープ状基材の部分の間に反応抑制層19を配置する。焼成工程では、パンケーキ状コイルに対して熱処理を行なうことにより、MOD膜から超電導層を形成する。 (もっと読む)


【課題】ハンドリング性及び機械的強度に優れた金属基板を有する酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】走行する無配向で非磁性のNi基合金からなるテープ状の金属基板Tは、超音波洗浄槽23a及びスクラブ洗浄ローラ23bを備えた洗浄装置23及びテクスチャリング処理装置24を通過することにより金属基板Tの表面にテクスチャリング処理が施され、基板の表面に微細条痕が形成される。テキスチャリング処理層の表面上に1層又は2層以上の中開層及びReBaCu超電導体がMOD法により形成される。 (もっと読む)


【課題】幅方向に複数のレーンを成すように配列した基材または幅広の基材に対しても、膜厚や特性が均一な薄膜を効率良く成膜することが可能であり、また、良好な生産性で厚い膜の成膜が可能な成膜方法および成膜装置を提供する。
【解決手段】レーザー光Lによってターゲット6から叩き出され若しくは蒸発した構成粒子を帯状の基材34の表面上に堆積させ、基材34の表面上に薄膜を形成するにあたり、基材34の移動方向を転向させる転向部材11を囲んで加熱ボックス20を設けるとともに、転向部材11に接した状態にある基材34の表面に対向するようにターゲット6を配し、転向部材11に基材34の裏面が接しつつ、基材34を長手方向に移動させた状態で、加熱ボックス20の中を均等加熱するヒーター25により、基材34を加熱し、ターゲット6にレーザー光Lを照射する位置を、基材34の幅方向と同じ方向に振幅させる。 (もっと読む)


【課題】複数のコイル層間で超電導線材同士を渡り接続する際に、接続部におけるジュール発熱を低く抑えて安定した通電性を確保できるようにした超電導コイルを提供する。
【解決手段】内外複数のコイル層に分けて各層の巻枠2の周面に超電導線材を巻装し、各コイル層から引出した超電導線材の口出線を隣り合うコイル層の間で渡り接続した誘導機器の超電導コイルであって、前記超電導線材が金属テープ基材の片面に中間層,酸化物超電導体層,良導電性金属の安定化材層を成膜した薄膜超電導線材であるものにおいて、コイル層1A,1Bを内側から順に奇数層,偶数層とし、奇数層と偶数層とでは超電導線材3A,3Bの表,裏面を逆向きにして巻枠2に巻装し、コイル巻回方向に沿って内外のコイル層からそれぞれ外径側,内径側に引出した口出線3A−1,3B−1の端部同士を直接重ね合わせ、その薄膜超電導線材の安定化材層の面を半田付けして渡り接続する。 (もっと読む)


【課題】 成膜過程、又は成膜終了後の熱処理において、成膜した膜間に剥離が生じない超電導膜成膜用基板、超電導線材、及びそれらの製造方法を提供すること。
【解決手段】 金属からなる基体と、この基体の直上に形成された酸化クロムを主体とする酸化物層とを具備することを特徴とする超電導膜成膜用基板。この超電導膜成膜用基板上に、超電導層を形成したことを特徴とする超電導線材。金属からなる基体の直上に、酸化クロムを主体とする酸化物層を形成する工程を具備することを特徴とする超電導膜成膜用基板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導線材において、臨界電流値をさらに向上させる必要があるが、超電導相の前駆体の結晶粒が小さいため、超電導線材の多芯線の圧延を行なった際に結晶粒の配向性が乱れることがある。この結晶粒の配向性の乱れは、臨界電流および臨界電流密度の向上を妨げる要因となりうるため、超電導相の前駆体の結晶粒を大きくする必要がある。
【解決手段】扁平加工を行ない、超電導相の前駆体の結晶粒の反応性を良好にする。その上で、本格的な圧延を行なう前に中間熱処理を行ない、反応性が良好となった超電導相の前駆体の結晶粒同士が反応により結合して大きな粒径をもつ結晶粒とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、キャップ層の形成に要する時間の短縮化及びコストの低減を図ることにより、酸化物超電導導体を生産性よく製造することができる酸化物超電導導体用基材の製造方法、酸化物超電導導体の製造方法、各製造方法で用いられる酸化物超電導導体用キャップ層の形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導導体用基材の製造方法では、IBAD基材7上にキャップ層を形成する方法として、金属ターゲット14a、15aを用いる反応性DCスパッタ法を用いる。形成するキャップ層は、例えばCeO層である。キャップ層を形成する際には、走行系11に沿って複数の金属ターゲット14a、15aを配設し、IBAD基材7の温度及び成膜空間に導入するガスの酸素濃度を所定の範囲に設定するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】テープ状の超電導線を巻回した超電導コイルにおいて立体的な屈曲部を設ける。
【解決手段】テープ状の超電導線を巻回された超電導コイルであって、コイル軸線方向が超電導線の幅方向両側端縁のエッジ面の垂線となる本体部と、前記本体部の周方向の一部に連続させて設けた三次元形状の立体屈曲部とを備え、前記立体屈曲部は、前記超電導の幅方向面をコイル軸線方向に対して傾斜させて捻りながら前記本体部に対して長さ方向で傾斜させる捻り区間を設けて形成していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルが低温状態で作動される場合に、フープ応力によって超電導テープ線材の超電導層に過大な引張の歪が付与されるのをなくして、超電導コイルの臨界電流値を適正に保持することができる超電導コイルを提供する。
【解決手段】常温状態で、超電導テープ線材の超電導層に圧縮の予歪が付与され、超電導コイルが作動される低温状態で、前記超電導テープ線材にフープ応力が作用して、前記超電導層の圧縮の予歪みが緩和されて、超電導コイルに流れる臨界電流値がその最大値の80%以上になるように、緩和された超電導層の歪の許容範囲を設定し、該許容範囲内に緩和された超電導層の歪が収まるように、常温状態における超電導コイルの前記圧縮の予歪を設定する。 (もっと読む)


【課題】 転位数を少なくし、巻線高さの制約を緩和することができる酸化物超電導線材を用いた超電導コイルの転位方法及び超電導コイルを提供する。
【解決手段】 円筒状の絶縁材料を巻枠とし、この巻枠の外径側に沿ってテープ状酸化物超電導素線を複数本重ねてなる酸化物超電導導体を複数回巻回してなる超電導コイルの転位方法において、重なり合う前記複数本のテープ状酸化物超電導素線1〜8をグループ化して前記酸化物超電導導体を複数のグループに分割し、グループ単位で転位を行い、かつ超電導コイル22の軸方向中央部23で全転位を行う。 (もっと読む)


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