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Fターム[5G321CA18]の内容

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Fターム[5G321CA18]に分類される特許

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【課題】幅が狭い高温超電導線を用いてのコイル内部での転位が可能なコイル設計の自由度の高い高温超電導導体と、これを巻き回して形成した高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】金属基板層4、電気絶縁体の中間層5及び酸化物超電導層6を順に積層したテープ状高温超電導線2を、微小間隙を設け幅広面方向に平行に並べ並列化し、並列化した高温超電導線2を、長手方向に所定間隔を設けて接続部10で複数連接したもので、並列化した高温超電導線2は、2本の高温超電導線2の間で、また接続部10で長手方向に隣接する各対応の高温超電導線2との間でも各層の積層順が逆となっていると共に、接続部10で4本の高温超電導線2は、各端部が上下面に固着した2枚の接続用高温超電導線3により電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】超電導電流リードの電流容量を増加させるためには、金属性の電極が大きくなるため、熱容量が増加し、ハンダ付け工程の際に保護層が消失する可能性が高くなる。
【解決手段】本発明に係る超電導電流リード20は超電導層13上に保護層15が形成された高温超電導テープ線材2の保護層側を第一のハンダ4で金属電極3に電気的に接続した電流リードユニット1を第一のハンダ4より融点が低い第二のハンダ5で複数電気的に接続したことを特徴とする。 (もっと読む)



【課題】冷却等により離形材層が剥離する剥離力で超電導特性が劣化してしまうといった虞が少なく、また樹脂含浸超電導コイルが発熱した場合でも十分に熱を除去することができ、焼損に至る虞の少ない絶縁被覆酸化物超電導線材および樹脂含浸超電導コイルを提供する。
【解決手段】絶縁被覆酸化物超電導線材21を、平角線材のRE系酸化物超電導線素材1を全周面に絶縁材層2を略等厚に形成して被覆すると共に、絶縁材層2の外表面に離形材層22を形成したもので、離形材層22が、絶縁材層2の外表面の一部のみに形成されているものとし、この絶縁被覆酸化物超電導線材21を巻き回し、コイル成形した後に熱硬化性合成樹脂23を含浸させて巻線部25を形成して樹脂含浸超電導コイル24とする。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導薄膜に生じる引張応力を解消して超電導特性の劣化が抑制された高品質の酸化物超電導線材を製造することができる。
【解決手段】基板の表面に設けられた超電導材原料の塗膜を焼成して酸化物超電導薄膜を形成することにより、基板と酸化物超電導薄膜とが一体となった酸化物超電導線材を製造する超電導線材焼成炉であって、上方に向けて凸曲した断面円弧状の凸曲面を有する台座を備え、基板の酸化物超電導薄膜が形成される側の表面を上側にし、かつ基板を台座の凸曲面に沿って湾曲させた状態で焼成するように構成されている超電導線材焼成炉。また、基板の酸化物超電導薄膜が形成される側の表面を上側にし、かつ基板を上方に向けて凸曲するように断面円弧状に湾曲させた状態で焼成する酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】金属被覆超電導テープ線材の表面上に付着されているセラミックスを除去することによって、補強テープ材や金属被覆超電導テープ線材との密着性を良くし、高い機械的強度を持つ複合超電導線材を形成することが可能な複合超電導線材の製造方法、複合超電導線材、および複合超電導線材を構成する金属被覆超電導テープ線材を提供する。
【解決手段】第一の金属被覆超電導テープ線材13と、第二の金属被覆超電導テープ線材13及び/または補強テープ材11を準備し、前記第一、第二の金属被覆超電導テープ線材を超音波洗浄する。さらに、前記第一の金属被覆超電導テープ線材13と、第二の金属被覆超電導テープ線材13及び/または補強テープ材11とを半田で接合することにより、複合超電導線材15を製造する。 (もっと読む)


【課題】真空引き時の真空度の向上と真空度の長期維持ができる真空断熱管、及びこの真空断熱管を備える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】内管21と外管22とからなる二重構造管2と、前記内管21と外管22との間隔を保つためのスペーサ3と、前記内管21と外管22との間に形成される真空層4とを備える真空断熱管1であって、前記スペーサ3の少なくとも一部が多孔質材料で形成される。真空引きを行う際に、スペーサ3から放出されるアウトガスをより多く排出できるので、初期の到達真空度を向上させることができる。また、経時的に真空度が低下する速度を緩和することができ、止め真空度の低下を防止して真空度の長期維持ができる。 (もっと読む)


【課題】基材上に均一な超電導膜を形成すること。
【解決手段】排出口30は、超電導原料溶液40から基材10が引き上げられる界面41の面積を規定する。また、界面41における、排出口30と基材10との位置関係は、基材10が引き上げられるときに基材10に付着する超電導原料溶液40のメニスカスの形状が基材10の幅方向でほぼ同一になるように設定されている。好ましくは、基材10の幅方向の端部から排出口30の壁面までの距離L1,L2が、0<L1,L2≦10[mm]の範囲内とされている。 (もっと読む)


【課題】断熱管の長さ調整を可能とし、超電導ケーブルの設計から超電導ケーブルが布設された送電線路を構築するまでの工期を短縮することができる超電導ケーブルの布設方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの布設方法は、(1)断熱管の少なくとも一方の端部に、内管と外管との間の空間に連通し、断熱管の軸方向に突出するように仮設ポートを設け、内管と外管との間の空間の水分を除去した超電導ケーブルを用意する工程と、(2)超電導ケーブルを布設する工程と、(3)超電導ケーブルの布設後、仮設ポートから乾燥ガスを導入しながら、断熱管の実際布設長よりも長い余長部分から外れる位置に真空ポートを設ける工程と、(4)真空ポートの形成後、断熱管端部の余長部分を切断し、断熱管の端部を封じ切りして、断熱管の長さ調整を行う工程と、(5)断熱管の長さ調整後、真空ポートから内管と外管との間の空間の真空引きを行う工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】基材の長手方向に均一な膜厚の超電導膜を形成すること。
【解決手段】基材10が引き上げられるときに基材10に付着する超電導原料溶液40のメニスカス50を、基材10表面に付着する引き上げ方向のメニスカスの長さをy、基材10表面に直交する方向のメニスカスの長さをxとした場合、0<y/x≦3の範囲にすることで、基材10の引き上げ時のメニスカス50の形状を安定させ、基材からの超電導原料溶液40の液だれを抑制する。 (もっと読む)


【課題】はんだ付け作業に伴う熱的干渉を防いで、はんだ接合部の再溶融,剥離のトラブルなしにユニット導体と支持部材を個別にはんだ付け接合して組み立て可能に筒型支持部材の構造を改良した高信頼性の超電導電流リードを提供する。
【解決手段】筒型支持部材7の周上に電流経路となるテープ状の酸化物超電導線材からなる複数のユニット導体6を分散配列し、かつ該ユニット導体6はその超電導線材のテープ面が円筒座標系の周方向と平行になるような向きに配置し、ユニット導体6をはんだ付け接合した構成になる超電導電流リードにおいて、筒型支持部材7を断面形状が台形になる複数のセグメント7bに分割し、かつ各セグメント7bに形成した凹溝8に金属薄膜8を成膜した上で、このセグメント7bにユニット導体6を個別にはんだ付けし、しかる後にセグメント7bを周方向に組み合わせて超電導電流リード4を組立てたものとする。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の長尺化及び特性向上を図ることができ、全長にわたって安定した特性を得ることができる酸化物超電導線材及び酸化物超電導線材の製造方法を提供すること。
【解決手段】Y系超電導線材10は、テープ状の無配向金属基板11と、テープ状の無配向金属基板11上にIBAD法を用いて成膜された第1中間層(シード層)12とからなるテープ状線材13と、テープ状線材13上にRTR式のRF−magnetronsputtering法により、第1中間層(シード層)12の側面まで延びた側面部14aを有する第2中間層(キャップ層)14とを備える。 (もっと読む)


【課題】フレキシブル性に富み安定化テープが剥がれることがなく、酸化物超電導層の安定化を好適に図ること。
【解決手段】酸化物超電導層113の表面に導電性の第1安定化層114が成膜されたテープ状酸化物超電導体110と、第1安定化層114の表面に配設される導電性の第2安定化テープ120とを、ハンダ130を介して接合する。ハンダ130は、第1安定化層114の幅方向の両端部を除く中心領域に長手方向に亘って配置されている。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の接続部の柔軟性を確保することにより、歪みの影響による臨界電流値等の超電導特性の劣化を抑制することができる超電導線材の接続構造体を提供する。
【解決手段】超電導線材の端部の両面を被覆する補強材を剥がして超電導線材の露出部を形成し、2本の超電導線材の露出部同士を半田層を介して重ね合わせ、重ね合わされた露出部の外側を柔軟で薄肉の接続補強材により被覆するとともに、接続補強材の両端部を露出部近傍の補強材に貼り付けることにより形成されている超電導線材の接続構造体。 (もっと読む)


【課題】複数のケーブルコアを用いていても撚り合わせ構造を形成し易い超電導ケーブル、及びこの超電導ケーブルを利用した直流送電方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル40は、超電導導体層44及び外部超電導層46を同軸状に具える2条のケーブルコア41と、1条の冷媒管42とを撚り合わせ、断熱管7内に収納させた構成である。超電導ケーブル40は、双極送電や単極送電といった直流送電、交流送電に用いることができる。例えば、両コア41に具える超電導導体層44を往路線路、両コア41に具える外部超電導層46を帰路線路に用いることで単極送電を行える。超電導ケーブル40は、従来の超電導ケーブルに具える3条のコアのうち1条を、超電導材料を全く使用しない部材(冷媒管42)とすることで、撚り合わせ易い。 (もっと読む)


【課題】本発明は、接続強度が高い超電導接続構造体、簡単な接続作業で形成できる超電導線材の接続方法、超電導コイル装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の超電導接続構造体1Aは、基材11と、該基材11上に設けられた酸化物超電導層17と、該酸化物超電導層17上に設けられた安定化層19とを備え、その一端部が接続端21、31とされた少なくとも2本の超電導線材2、3と、各超電導線材2、3の各接続端21、31どうしを接続する複数の接続用超電導テープ4とを有し、各超電導線材2、3は、各安定化層19側の表面21a、31aが同じ側となり、且つ、前記各接続端21、31の側端面どうしが隣接するように配されており、各接続用超電導テープ4は、互いに間隔を空けて配列するように、それぞれ、その安定化層19側の表面4aが、各接続端21、31の各安定化層19側の表面21a、31aに亘って接合されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、基材上に中間層と酸化物超電導層と金属安定化層を少なくとも有する積層構造の酸化物超電導導体の内部側において金属安定化層に剥離部分などの欠陥が生じていてもその有無を確実に検査することができる検査方法と検査装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、基材上に中間層を介し酸化物超電導層が形成され、この酸化物超電導層上に金属安定化層が積層されてなる酸化物超電導導体において内部欠陥の有無を検査する方法であって、前記酸化物超電導導体を超電導状態に維持可能な冷媒にて冷却し、冷却開始後、所定時間経過後に計測した第1の臨界電流値と、更に冷却を所定時間続行した後に測定した第2の臨界電流値との差分を検出し、この差分の検出により前記酸化物超電導導体の欠陥の有無を検出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】イオンビームアシスト法(IBAD法)により形成される中間層の結晶配向性を高め、かつ、中間層の成膜条件が広範囲となるよう促す特性を有するベッド層を備えた酸化物超電導体用基材及びそれを用いた酸化物超電導導体の提供。
【解決手段】本発明の酸化物超電導導体用基材は、金属基材21上に、X酸化物(Xは、Yb、Gd、Ho、LaまたはSmを示す。)、又は、前記X酸化物とYから選択される2種以上が混合された混合酸化物よりなるベッド層22と、ベッド層22上にイオンビームアシスト法により成膜された中間層23とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導体前駆ロッド(13)などの超電導体前駆材料をそのボア(3)に挿入する中空管(1)を提供する。
【解決手段】軸方向に沿って延び、第1の延性材料から作られた基材(4)を含む中空管(1)は、基材(4)中に、管(1)の軸方向に沿って延びる複数の連続フィラメント(5)が分布しており、連続フィラメント(5)が第2の延性材料でできていることを特徴とする。本発明を用いると、超電導線の良質な機械的補強、特に、後に熱間押出しを実施することなく使用することができる超電導線の良質な機械的補強を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】溶液気化型のCVD装置を用いて超電導体等の薄膜を形成する際に有用な技術であって、気化器における気化状態の異常により良質な薄膜の形成が阻害されるのを回避するための技術を提供する。
【解決手段】気化室と、気化室内に原料溶液を導入する導入部と、気化室において気化された原料ガスを外部に導出する導出部と、気化室の外周に設けられ発熱体により気化室を加熱するヒータと、を備えた気化器において、発熱体の近傍の第1温度Tを測定する第1温度センサと、発熱体によって加熱される気化室の対応部分の第2温度Tを測定する第2温度センサとを設け、発熱体の出力を前記第2温度Tが一定となるように制御する。そして、第1温度Tの変動量に基づいて気化器における気化状態の異常を検出する。 (もっと読む)


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