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Fターム[5G321CA18]の内容

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Fターム[5G321CA18]に分類される特許

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【課題】超電導体前駆ロッド(13)などの超電導体前駆材料をそのボア(3)に挿入する中空管(1)を提供する。
【解決手段】軸方向に沿って延び、第1の延性材料から作られた基材(4)を含む中空管(1)は、基材(4)中に、管(1)の軸方向に沿って延びる複数の連続フィラメント(5)が分布しており、連続フィラメント(5)が第2の延性材料でできていることを特徴とする。本発明を用いると、超電導線の良質な機械的補強、特に、後に熱間押出しを実施することなく使用することができる超電導線の良質な機械的補強を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】 成長領域に供給された原料ガスが予熱領域へ侵入するのを防ぎ、均質で安定した組成の超電導薄膜を成膜可能なCVD装置、及びその成膜方法を提供する。
【解決手段】 2枚の遮蔽板によってテープ状基材の走行方向に3分割された反応室と、これら2枚の遮蔽板で挟まれた成長領域に原料ガスを噴出する原料ガス噴出部と、反応室内のガスを排気するガス排気部と、テープ状基材を加熱するサセプタと、遮蔽板とサセプタの間に形成されたテープ状基材が走行するための開口部を備え、反応室内でサセプタ直上を走行するテープ状基材の表面に原料ガスを供給し化学反応させることにより、このテープ状基材の表面に超電導薄膜を成膜するCVD装置において、サセプタに略直角に遮蔽ガスを噴出する遮蔽ガス噴出部を備えている。 (もっと読む)


【課題】 コイルの製作や運転によって超電導部材に生じる応力から超電導部材を構成す
る層を補強し、かつ補強手段によって超電導部材に生じる長手方向の応力を低減すること
ができる超電導線を提供することを目的とする。
【解決手段】 超電導線1は、可撓性を有する基板5上に、酸化物超電導層7が中間層6
を介して形成され、酸化物超電導層7上に保護層8が形成されることによりなる超電導部
材2と、超電導部材2の酸化物超電導層7が形成される側の面に摺接され、超電導部材2
を構成する層の補強を行う補強板3と、超電導部材2と補強板3とを長手方向に相互に摺
動可能に包囲して拘束する絶縁テープ4とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、スペイン特許第2259919号にこれまで説明されている解決手段を出発点として利用して、10%の最大のフッ素含有量を有している有機金属の前駆物質の溶液を得ることに言及する。この変更は、超伝導の分解層の熱処理(熱分解)、および結晶の成長を一段階において実施可能にする。さらに、低いフッ素含有量は毒性および腐食のリスクを低下させる。 (もっと読む)


本発明は1次に転位された2世代超電導線材をそれぞれの超電導線材ユニットで構成して、それぞれの超電導線材ユニット相互間を長手方向に沿ってお互いの位相が変化するように転位させる超電導線材の多重転位方法に関する。本方法は、超電導線材をジグザグ形状にスリットして屈曲部を形成し、上記屈曲部が繰り返し形成されて所望の長さに加工された素線を用意する段階と;上記用意した複数の素線を隣接した素線同士の屈曲部がお互いに触れ合うように重畳させて結合して1次転位された超電導線材ユニットを形成する段階と;上記1次転位された超電導線材ユニットを複数個用意し、上記複数の超電導線材ユニットを長手方向に沿って並列に配置して超電導線材ユニットバンドルを用意する段階と;上記複数の超電導線材ユニットを上記超電導線材ユニットバンドルの中心軸を基準として長手方向に沿って回転させ、上記複数の超電導線材ユニットをお互いによじって結合して2次転位させる段階とを含む。素線のパターンを減らしながらも多くの数の素線を転位させることができるので、大電流の超電導装置でも超電導線材の転位が容易で、超電導線材の製作及び取り扱いが容易で、工程が簡単で生産コストを低減することができる利点がある。
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【課題】交流損失の少ない可撓性酸化物超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】安定化金属で被覆したテープ状超電導線を可撓性フォーマ13に巻き付ける。前記超電導線は、曲げひずみが0.2%を越えないように前記フォーマに配置することが好ましい。フォーマに配置する際、数本のテープ状超電導線を心材に並列配置することにより、第1層を形成する。所定数のテープ状超電導線を前記第1層上に並列配置することにより、第2層を形成する。前記フォーマは、金属、プラスチック、強化プラスチック、重合体、または複合体から製造でき、前記超電導線およびケーブルに可撓性を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層の下地となる高配向度のキャップ層において従来必要とされていたLMOの下地層を用いることなく優れた結晶配向性を得ることができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、金属基板1と、該金属基板1上にイオンビームアシスト法(IBAD法)により形成したMgOの中間層3と、該中間層3上に直接形成されて前記中間層3の結晶配向性よりも優れた結晶配向性を示すキャップ層5とを具備してなる酸化物超電導導体用基材Aであって、前記MgOの中間層3に前記キャップ層5の形成前に加湿処理が施され、該キャップ層5が優れた自己配向性を備えて前記中間層3の結晶配向性よりも優れた結晶配向性を有していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ベッド層をMOD法により形成することによりIBAD層の配向性を向上させる。
【解決手段】電解研磨基板1上に、MOD−CZO層2、IBS−GZO3、IBAD−MgO層4、LMO層5、PLD−CeO層6及びPLD−GdBCO超電導層8を順次成膜した超電導線材10において、CeO層はΔφ=4.1deg.と機械研磨基板の場合と同程度の配向性を示し、GdBCO超電導層はIc=249A(Jc〜5MA/cm)と機械研磨基板を用いた場合と同程度のIc値を示す。 (もっと読む)


【課題】優れたJc(臨界電流密度)やIc(臨界電流値)を有する高温超電導線材を製造することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】配向金属基板上1に、中間層2および超電導層3が形成されている酸化物超電導薄膜の製造方法であって、配向金属基板を、真空雰囲気あるいは還元雰囲気に設けた熱処理室22内で、配向金属基板上に形成された酸化層を還元除去する温度で加熱し、その後、100℃以下まで冷却する熱処理工程と、熱処理工程後の配向金属基板を、熱処理室より取り出して大気中に曝露する曝露工程と、成膜室23内で、曝露工程後の配向金属基板上に、酸化物薄膜層を形成させる中間層形成工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】中間層の成膜工程を改善することで、所望の超電導特性(例えば臨界電流特性)を実現できるとともに、中間層の薄膜化により超電導線材の生産性を向上できる技術を提供する。
【解決手段】金属基板上10にイオンビームアシスト蒸着法により配向層21を形成し、この配向層の上に緩衝層22を形成する超電導線材用テープ基材2の製造方法において、配向層に所定の熱履歴を与えることにより配向層の格子歪みを緩和する。具体的には、配向層を200℃以上1000℃以下、好ましくは400℃以上600℃以下で加熱することにより、配向層に所定の熱履歴を与える。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値を向上させることが可能なビスマス系超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の製造方法は、ビスマス系超電導線材の原料粉末を銀または銀合金の管製容器に充填する工程(S20)と、原料粉末に含まれるビスマスを含む化合物を溶融するように加熱する工程(S50)と、ビスマスを含む化合物をBi2223相にするために焼結する工程(S70)とを備える。加熱する工程(S50)においては、不活性ガス雰囲気中でビスマスを含む化合物を820℃以上900℃以下に加熱することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導導体の複合化をスロットを用いて効率的、かつ、簡便に行うことができ、個々の酸化物超電導導体について外部から作用すると思われる負荷を軽減して酸化物超電導導体の損傷の問題を回避することができる酸化物超電導ケーブルの提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、テープ状の基材上に中間層を介し酸化物超電導層が形成され、この酸化物超電導層上に安定化層が形成されてなる酸化物超電導導体と、管体からなりその外周面に溝部が複数、その長さ方向に沿って形成されてなるスロットとが備えられ、前記酸化物超電導導体が、その基材側を前記溝部の底部側に向けた状態で前記溝部に収容されるとともに、前記スロットの周方向に複数本、前記スロットの長さ方向に配置されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】交流損失が小さい超電導ケーブル、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1は、磁性材料からなる磁性基板上に超電導相が形成された薄膜線材120を螺旋状に巻回してなる多層構造の超電導線材層(超電導導体層12,超電導シールド層14)を具える。各超電導線材層は、薄膜線材120を巻き付け半径R(n)(m)、巻き付けピッチP(n)(m)で巻回することで形成されている。n層目の超電導線材層に実効値I(n)(Arms)の交流電流が流されたときに、この層の外側に形成される外側磁場をB(n)out(T)、内側に形成される内側磁場をB(n)in(T)とし、B(n)out>B(n)inを満たすとき、薄膜線材120の超電導相が外周側を向いて巻回され、B(n)out<B(n)inを満たすとき、薄膜線材120の超電導相が内周側を向いて巻回されていることで、交流損失が小さい。 (もっと読む)


本発明は、レーベル導体の形式を有する高温超伝導(HTS)複合体の少なくとも1つの個別導体(10)にプラスチック材料を塗布する方法に関する。更に、この方法で製作される高温超伝導(HTS)複合体が記載されている。少なくとも1つの個別導体(10)は、少なくとも1つの支持体(11)と少なくとも1つの超伝導層とを備えている。前記個別導体に粒子(12)が塗布される(2,6)。これに引き続いて、熱処理(3,7,8)が行なわれ、その結果、前記粒子(12)の部分的又は全面的な溶融が起こり、冷却後に前記個別導体(10)の上にプラスチック材料層(13)が形成される。 (もっと読む)


【課題】低コストで結晶の緻密度や配向性の高い酸化物超電導体の薄膜を形成することが可能な酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導体からなる粉末を準備する工程(S10)と、粉末をエアロゾル化する工程(S30)と、エアロゾル化する工程により形成されたエアロゾルを、基板の主表面上に噴射する工程(S40)とを備える。上記粉末は酸化物超電導体を形成するための前駆体からなる粉末であってもよい。噴射する工程の後に、噴射する工程により形成される薄膜を酸化物超電導体の緻密膜に変換する工程(S50)をさらに備えており、変換する工程における薄膜の内部の温度が、薄膜の基板から離れた領域から基板に近づくにつれて高くなることが好ましい。 (もっと読む)


ELR材料からなる極めて低い抵抗(「ELR」)フィルムの動作特性は、ELRフィルムの適切な表面上に変性材料を堆積して、変性ELRフィルムを生成することによって改善することができる。本発明のいくつかの実施態様では、ELRフィルムは、「c−フィルム」の形をとることができる。そのような動作特性は、高温でのELR状態での動作、追加の電荷の保持、改善された磁気的性質による動作、改善された機械的性質による動作、またはその他の改善された動作特性を含むことができる。本発明のいくつかの実施態様では、ELR材料は、YBCOなどであるがこれに限定されない混合原子価酸化銅ペロブスカイトである。本発明のいくつかの実施態様では、変性材料は、クロムなどであるがこれに限定することのない、酸素に容易に結合する伝導性材料である。
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【課題】曲げ特性を改善できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】本発明超電導ケーブル100は、第一超電導線材で構成される第一超電導層(超電導導体層12)と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層13と、絶縁層の外側に第二超電導線材で構成される第二超電導層(超電導シールド層14)とを有する。この第二超電導線材の引張強度を第一超電導線材の引張強度よりも高くする。内周側に配置される第一超電導線材よりも、外周側に配置される第二超電導線材の引張強度を高く構成することで、ケーブル曲げ時により大きな歪の作用する第二超電導線材に対する抗張力性を高め、超電導ケーブルの曲げ特性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、安定したプルームを長時間均一に発生させ、長尺の基材に対し均一な膜質の酸化物超電導層を生成することを可能とする方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、レーザー光をターゲットに集光照射し、プルームを生成させ、該プルームからの粒子をテープ状の長尺基材上に堆積させて酸化物超電導層を形成する方法であって、減圧チャンバー内部の転向部材間に長尺基材が複数の隣接するレーンを構成するように巻き掛け、長尺基材のレーンに近接させてターゲットを配置し、ターゲットに対してレーザー光を集光照射する集光手段を設けたレーザー蒸着装置を用い、集光手段の焦点距離を1.0〜2.0mの範囲に、レーザー光のエネルギー密度を1.0〜4.0J/cmの範囲に設定し、ターゲットに対し斜め方向からレーザー光を集光照射しターゲット上で走査し、レーザー光の照射位置毎にプルームを発生させて成膜する方法である。 (もっと読む)


【課題】連続的で長さの長い超伝導体リボンまたはテープまたはワイアを形成する方法および装置を提供する。
【解決手段】超伝導層を成長させるために用いる材料を移動するテープ上に連続的に堆積させる。繰り出しリール401および取り込みリール406を使用してそれぞれテープ基板を一定の速度で繰り出し巻き取る。一連のステージを用いてこのテープ上に超伝導層を形成し、超伝導層形成に用いられるテープ基板上に1つまたは複数の材料を堆積させる少なくとも1つの反応炉すなわち反応チャンバ601cと、超伝導体と金属テープ基板の間、または超伝導体層間にバッファ層を堆積させるため、ならびにコーティング層を堆積させる1つまたは複数のチャンバ601a、601bとが備えられる。また、各ステージ間で移行チャンバ701を使用してエッチング・ステージを他の諸ステージと分離することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低温磁場中で高臨界電流密度を有すると共に、77Kの自己磁場中においても、高臨界電流密度を維持することができるBi2223酸化物超電導体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Bi、Pb、Sr、Ln、Ca、Cu、OからなるBi2223酸化物超電導体であって、Lnは、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれた1種以上であり、SrとLnとの組成比が以下の組成比である。
Sr:Ln=(1−x):x (但し、0.002≦x≦0.015)
前記Bi2223酸化物超電導体は、Bi2223酸化物超電導体を構成する元素を含む材料を溶液中でイオン化する工程と、高温雰囲気に溶液を噴射して溶媒除去と熱分解反応を行うことにより、酸化物超電導体を構成する原子を含む粉末を製造する工程とを備えるBi2223酸化物超電導体の製造方法により製造される。 (もっと読む)


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