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Fターム[5G321CA18]の内容

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Fターム[5G321CA18]に分類される特許

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【課題】常温絶縁型超電導ケーブルに適した端末構造を提供する。
【解決手段】常温絶縁型超電導ケーブル200は、超電導導体層212を有する導体部210と、導体部210を収納し、超電導導体層212を冷却する冷媒が流通する冷媒配管213と、冷媒配管213の外周に形成される電気絶縁層215と、を備える。そして、常温絶縁型超電導ケーブルの端末構造100は、超電導ケーブル200の端末の外周を覆うと共に、当該端末の先端部における導体部210が外部に露出した状態で配置される碍管120と、碍管120から外部に露出した導体部210(超電導導体層212)と引出導体110とを電気的に接続する接続部130と、接続部130の外周を覆うように冷媒配管213に接合され、接続部130を収納する冷媒槽140と、を備える。 (もっと読む)


【課題】過大な異常時電流に対して劣化し難くい常温絶縁型超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマ11の外周に超電導導体層12を形成してなる導体部10、およびその導体部10を内部に収納する断熱管13を有する低温導電部1と、断熱管13の外周を取り囲む常温側電気絶縁層23を有する常温被覆部2と、を備える常温絶縁型超電導ケーブル100である。この超電導ケーブル100の常温被覆部2は、常温側電気絶縁層23の内側で、かつ断熱管13の外側に配置され、異常時電流を分担する常電導の分流導体22を備える。 (もっと読む)


【課題】従来よりも生産性に優れる常温絶縁型超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマ11の外周に超電導導体層12を形成してなる導体部10と、その導体部10を内部に収納して導体部10を極低温に維持する多重管構造の断熱管13と、その断熱管13の外周を取り囲む電気絶縁層23と、を備える常温絶縁型超電導ケーブル100である。常温絶縁型超電導ケーブル100に備わる断熱管13を構成する内管14と外管15のうち、最外周にある外管(最外管)15がストレート管であり、その外管(最外管)15の外周に上記電気絶縁層23が形成されている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも生産性に優れる常温絶縁型超電導ケーブルと、その製造方法を提供する。
【解決手段】フォーマ11の外周に超電導導体層12を形成してなる導体部10と、その導体部10を内部に収納して、導体部10を極低温に維持する断熱管13と、断熱管13の外周に形成されるコーティング層16を有する低温導電部1を作製する。また、低温導電部1とは別個に、低温導電部1の外径よりも大きな内径を有するパイプ状構造物21と、パイプ状構造物21の外周に形成される常温側電気絶縁層23を有する常温被覆部2を作製する。そして、低温導電部1を、常温被覆部2の内部に挿入することで、常温絶縁型超電導ケーブル100を完成させる。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルを大径化することなく、過大な異常時電流による超電導導体層の損傷を抑制でき、その結果として容易に構築することができる超電導送電システムを提供する。
【解決手段】常温絶縁型超電導ケーブル(超電導ケーブル)201と、冷却機構と、リターン管301と、を備える超電導送電システムである。この超電導送電システムのリターン管301は、冷却機構に戻る冷媒が流通されるリターン側断熱管33と、そのリターン側断熱管33の外周を取り囲むリターン側電気絶縁層43と、そのリターン側電気絶縁層43の内側に設けられ、異常時電流を分担する分流導体40と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層への水分の浸入を抑えることができる酸化物超電導線材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材10は、テープ状の基材11の一方の面上に中間層12と酸化物超電導層13と銀層14とがこの順に積層されて超電導積層体5が構成され、超電導積層体5の周面が半田層7を介して超電導積層体5より幅広の金属テープ1からなるカバー部材9で覆われており、金属テープ1の幅方向両端縁1P、1Qが超電導積層体5の基材11の他方の面11A側に配置され、金属テープ1の両端縁以外の部分で超電導積層体5の幅方向の側面と銀層14の表面が覆われてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】BSCCOをベースとする超伝導電気導体の製造方法を、欠陥箇所におけるBSCCO帯状体の必要な電流容量を簡単なやり方で調整することができるように改良する。
【解決手段】多数のあらかじめ製造されたBSCCOフィラメントを、銀または銀の合金からなる、共通の、管状の閉じた覆いへ入れ、該フィラメントを備えた、該覆いを帯状体に変形し、該帯状体の厚さを所定の厚さへ減少させ、製造中に連続的に該帯状体の電流容量を測定し、連続製造中に、低下した電流容量の領域に、少なくとも、欠陥個所として目印を付ける。欠陥個所の該領域において、該帯状体(2)の少なくとも一方の面に、HTSL材料で被覆した、帯状の担体からなり、該帯状体(2)と実質的に同じ幅を有し、0.1mmの最大厚さを有するストリップ(7)を固着するように付ける。該ストリップ(7)の該HTSL材料を該帯状体(2)の方に向ける。 (もっと読む)


【課題】PVD法を用いて、膜厚の増加に比例してIcが増加し、所望する高いIcの酸化物超電導膜を得ることができる酸化物超電導膜の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に物理蒸着法を用いて酸化物超電導薄膜を形成することを繰り返して所定の厚みの成膜を行う薄膜成膜工程と、成膜された酸化物超電導薄膜の表面を平滑化する平滑化工程とを繰り返して厚膜の酸化物超電導膜を形成する酸化物超電導膜の製造方法。前記物理蒸着法はパルスレーザ蒸着法である。前記平滑化工程は研磨による平滑化工程である。 (もっと読む)


【課題】フッ化水素ガスの排気効率を向上して、長さ方向に均一で優れた超電導特性を有するテープ状酸化物超電導線材を製造すること。
【解決手段】熱処理装置100では、炉芯管110の円筒状の熱処理空間111内部に、炉芯軸Cに対して円筒状の回転体120が回転可能に配置される。この回転体120において、多数の貫通孔124が形成された表面121aには、超電導前駆体の膜体が形成されたテープ状線材20が巻回される。ガス供給管130は、回転体120に巻回されたテープ状線材20に雰囲気ガス6を供給する。供給された雰囲気ガス6は、回転体120、ガス排出管140を介して外部に排出される。熱処理空間111内に、回転体120の両端部と、炉芯管110の炉芯フランジ部116、118との間の余剰空間111bに仕切板170を配置して、余剰空間111bに、膜面と反応した後のガスである排気ガス6cが流れないようにした。 (もっと読む)


【課題】TFA−MOD法において、製造するテープ状酸化物超電導線材の超電導特性の向上を図ること。
【解決手段】熱処理装置10では、炉芯管11の円筒状の熱処理空間11a内部に、炉芯軸Cに対して円筒状の回転体12が回転可能に配置される。この回転体12において、多数の貫通孔17が形成された表面12aには、超電導前駆体の膜体が形成されたテープ状線材50が巻回される。ガス供給管13は、回転体12に巻回されたテープ状線材50の膜面に対して対向し且つ離間する位置から雰囲気ガスを供給する。回転体12の表面12aとガス供給管13のガス噴出孔20との離間距離Sは10mmから150mmであり、テープ状線材50に供給された雰囲気ガスは、ガス排出管14を介して、回転体12内部から前記炉心管11の外部に排出される。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導層への水分の浸入を抑えることができる酸化物超電導線材、及び該酸化物超電導線材を良好な生産性で製造できる酸化物超電導線材の製造方法の提供。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材10は、基材1と中間層2と酸化物超電導層3とがこの順に積層されて超電導積層体5が構成され、この超電導積層体5の周面側に、少なくとも酸化物超電導層3の上面に被着するように銀層7が形成され、銀層7を備えた前記超電導積層体の外側に、含窒素複素環化合物を含む金属表面処理剤より形成された化成皮膜9を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導導体をレーザービームにより切断して複数の酸化物超電導線材を製造する技術の提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、テープ状の基材3と、該基材上に設けられた中間層5と、該中間層上に設けられた酸化物超電導層6と、該酸化物超電導層6上に設けられた安定化層7を備えて構成された酸化物超電導導体1に、レーザービームを前記安定化層形成側の外方から基材3の長さ方向に沿って照射し前記安定化層7と酸化物超電導層6と中間層5と基材3を溶断することにより、前記酸化物超電導導体1をその幅方向に複数に分割して酸化物超電導線材を製造する場合、レーザービームとして連続波レーザーのレーザービームを用いることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層への水分の浸入を抑えることができる酸化物超電導線材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材の製造方法は、基材11と中間層と酸化物超電導層と銀層14とがこの順に積層されてなる超電導積層体5と、超電導線積層体5よりも幅広の第1金属テープ1および第2金属テープ2を準備する第1工程と、超電導積層体5の基材11側に第1金属テープ1を配し、銀層14側に第2金属テープ2を配して、第1金属テープ1と第2金属テープ2により超電導積層体5を挟む第2工程と、第1金属テープ1と第2金属テープ2の幅方向端部1a、2aが重ね合わされるように成形する第3工程と、第1金属テープ1と第2金属テープ2の幅方向端部1a、2aをレーザ溶接する第4工程を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層への水分の浸入を抑えることができる酸化物超電導線材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材の製造方法は、基材1と中間層2と酸化物超電導層3と銀層4と半田層5と金属安定化層6とがこの順に積層されてなる超電導積層体S0を準備する第1工程と、超電導積層体S0の幅方向端部を、金属安定化層6側または基材1側から加圧および加熱することにより半田層5または基材1の幅方向端部側の一部を溶融させて超電導積層体S0の側面側に流動させた後、凝固させて少なくとも酸化物超電導層3の側面を覆う保護層7を形成する第2工程と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】原料収率の向上を図ることができるコールドウォール型CVD装置を提供する。
【解決手段】原料ガスを化学反応させることにより、テープ状基材の表面に超電導層を成膜するCVD装置において、原料ガスを10m/s以上の噴出速度で噴出する原料ガス噴出部と、テープ状基材を支持するとともに伝熱により加熱するサセプタと、サセプタを加熱するヒータと、ヒータが原料ガスと接触するのを防止するために不活性ガスを導入する不活性ガス導入部とを有する反応室に、原料ガス噴出部から噴出された原料ガスをテープ状基材の表面に案内する原料ガス輸送路を、サセプタから所定間隔だけ離間して配設する。 (もっと読む)


【課題】 金属有機化合物の熱分解による超電導膜の熱処理形成において、低コストで大きい膜厚と高い配向性及び高い臨界電流を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】 0.6〜数μm程度の膜厚の超電導膜材料の製造において、複数のRE123に対応する組成の仮焼成膜の間に、少なくとも1つのRE’123に対応する組成の仮焼成膜が介在した多層構造からなる仮焼成膜を経由することにより、大きい膜厚、高い配向性及び1cm幅あたり200Aを超える高い臨界電流をもつ、多数の積層欠陥を含む超電導膜が製造され、さらに、塗布熱分解法における仮焼成工程の一部を特定の波長と強度を持った紫外エキシマランプ光の照射処理で置き換えることにより、全工程を熱エネルギーで行った場合より大きい膜厚で高い配向性および高い臨界電流が得られる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層への水分の浸入を抑えることができる酸化物超電導線材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材の製造方法は、基材11と中間層12と酸化物超電導層13と銀層14とがこの順に積層されてなる超電導積層体5を準備する第1工程と、超電導線積層体5よりも幅広の第1金属テープ1および第2金属テープ2により超電導積層体5を基材11側と銀層14側から挟む第2工程と、第1金属テープ1と第2金属テープ2の幅方向端部1a、2aをシーム溶接する第3工程を備え、第1金属テープ1および第2金属テープ2の少なくともいずれかが抵抗溶接可能な金属材料よりなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高抵抗材を複合した酸化物超電導線材とその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の高抵抗材複合酸化物超電導線材は、テープ状の金属製の基材と、その上方に設けられた中間層および酸化物超電導層と、該酸化物超電導層上に設けられた厚さ10μm以下のAgの安定化層とを備えて酸化物超電導積層体が構成され、該酸化物超電導積層体の外方に前記安定化層を介し前記酸化物超電導層に導通する高抵抗材からなる高抵抗層が形成され、前記抵抗層の0℃における体積抵抗率が0.1μΩm以上、かつ、前記抵抗層の熱伝導率が20W/mK以上であり、前記酸化物超電導積層体の周囲が前記安定化層または高抵抗層あるいは他の層により囲まれてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】MOD法による酸化物超電導薄膜線材の製造において、配向金属基板上に異相が形成されることを抑制して、所望する超電導特性の酸化物超電導薄膜線材を製造する酸化物超電導薄膜線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により、酸化物超電導薄膜を形成して、酸化物超電導薄膜線材を製造する酸化物超電導薄膜線材の製造方法であって、中間層が形成された配向金属基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを有しており、本焼熱処理工程が、低酸素分圧、高温雰囲気下で本焼成を行い、その後、酸化物超電導体の分解領域外において、酸素分圧を下げる操作を行いながら降温して冷却を行う熱処理工程である。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの超電導線材を1本ずつ単独で端末から引出した際に、各超電導線材に対して、作業性が良好で確実に通電電流値や磁場の影響を測定でき、しかも、健全性も確認できる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】複数の超電導線材をフォーマの周囲に螺旋状に巻き付けて超電導導体層12を形成した超電導ケーブルの端末構造である。超電導導体層12は、軸方向端部の所定長さに亘って超電導線材の巻きが解かれ、これら超電導線材の巻きが解かれた部分のフォーマ側に、フォーマ軸方向端面に向けて拡がる傾斜面(31a,32a,33a,34a)を有する線材間隔拡大用絶縁部3(第一絶縁部31〜第四絶縁部34)を設けて、この線材間隔拡大用絶縁部3(第一絶縁部31〜第四絶縁部34)の傾斜面(31a,32a,33a,34a)に各超電導線材を沿わして、これら超電導線材の軸方向端部の間隔を広げる。 (もっと読む)


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