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Fターム[5G321CB08]の内容

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Fターム[5G321CB08]に分類される特許

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【課題】侵入熱を低減することができる超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル線路は、電源から複数の負荷L11…L1nに電力を供給する線路であって、超電導線材で形成された超電導導体層を有するケーブルコア110が収納管120内に収納された多条の超電導ケーブル100と、これら多条の超電導ケーブル100を収納する1つの断熱管140と、各超電導ケーブル100から電力を引き出す複数の取出部150と、を備える。上記断熱管140は、真空断熱層を有する。また、上記取出部150は、それぞれ各負荷L11…L1nに接続される。 (もっと読む)


【課題】外部部材内に内部部材を引き入れる際の摩擦抵抗を低減することができる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】管状の外部部材20と、外部部材20の内部空間に収納される内部部材10とを備える超電導ケーブルにおいて、外部部材20内に内部部材10を引き入れることで、外部部材20内に内部部材10を配置して、超電導ケーブルを製造する方法である。この製造方法は、振動台30上に外部部材20を載置する工程と、外部部材20内に挿通した引き込みワイヤ40を内部部材10の一端に取り付ける工程と、外部部材20内に内部部材10を引き込む方向の張力をワイヤ40に加えた状態で、振動台30により振動を与えながら、外部部材20内に内部部材10を引き入れる工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】通常時は超電導ケーブル線路として利用でき、冷却機能喪失時はこの超電導ケーブル線路を常電導ケーブル線路として利用できる超電導ケーブルシステムを提供する。
【解決手段】超電導ケーブルシステムは、冷媒の冷却機構200と、超電導ケーブル100と、充填手段とを備える。超電導ケーブル100は、冷却機構の動作時に冷媒で冷却される超電導導体層12と、この超電導導体層12の外側に設けられる電気絶縁層と、冷媒と共に超電導導体層を収納する真空断熱管14とを有する。充填手段(気体供給源420、開放バルブ440B)は、冷却機構200が動作不能で超電導導体層12を超電導状態に維持できない冷却機能喪失時に、真空断熱管14の断熱空間に熱伝導材料を充填する。 (もっと読む)


【課題】少なくとも一つの直流伝送エレメントを示す、超伝導電気直流ケーブルシステムと、冷媒を導くのに適したクライオスタットと、を備えた、簡単な構成を提供する。
【解決手段】2個の、互いに絶縁された相導体から構成された直流伝送エレメント(4)を示す超伝導電気直流ケーブルシステムと、その中に該直流ケーブルシステムが配置されるクライオスタットと、を備えた構成である。該クライオスタットは、断熱性を備えた、円形の閉じた層に囲まれた、少なくとも一つの金属管から構成される。両方の相導体(5,6)のそれぞれは、複数の、一つのユニットにまとめられた超伝導エレメント(9)から構成される。該両方の相導体(5,6)の間には絶縁材料からなる一つの分離層(7)が取り付けられ、該両方の相導体(5,6)は、該分離層(7)を含めて、直流伝送エレメント(4)を形成するように、絶縁材料からなる覆い(8)によって囲まれている。 (もっと読む)


【課題】低温絶縁型超電導ケーブルと常電導送電機器との接続等を容易に行うことに好適な接続ユニットと接続構造を提供する。
【解決手段】接続ユニット600Aは、複数の接続対象の各々が挿入される複数の差込口601〜603を有する。接続対象は、低温絶縁型超電導ケーブル100、冷媒輸送管200、及び常電導ケーブル300から選択される複数である。接続対象の各々を各差込口に差し込んだ場合、超電導ケーブル100や常電導ケーブル300の導体と接続される導電ブロック610、導電ブロック610を絶縁して収納し、超電導ケーブルの断熱管16などとつながれると共に冷媒20の流路を内部に有する冷媒容器630、差込口601〜603を形成し、冷媒容器630の外側を覆う断熱容器640を備える。 (もっと読む)


【課題】冷却の際の、ケーブル芯の長さ変化に対するクライオスタットの長さ変化の差に対する代替的な補償を達成する超伝導体ケーブルを提供する。
【解決手段】本発明は、2個の同心状の金属管(4,5)を備えたクライオスタット(3)を示し、前記クライオスタットが、第1の軸方向のばね定数を備えた少なくとも一つの第1の軸方向部分(7)と、前記第1の軸方向部分の前記軸方向のばね定数の最大20%、より好ましくは最大10%の値である第2の軸方向のばね定数を示す少なくとも一つの第2の軸方向部分(8)と、を示すことを特徴とする超伝導体ケーブルに関する。 (もっと読む)


【課題】交流損失を低減できる超電導線材、およびその超電導線材を用いた超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブルは、ケーブルコアと、そのケーブルコアを収納する断熱管とを具え、ケーブルコアを3心撚り合わせて断熱管に収納している。ケーブルコアは、中心から順にフォーマ、超電導導体層、電気絶縁層、超電導シールド層、常電導シールド層、保護層を具える。超電導導体層は、超電導線材120をフォーマの外周に螺旋状に巻回して形成されており、ケーブルコアの径方向に積層された多層構造である。この超電導線材120は、基板121の上に超電導体からなる超電導層122を具え、基板121の幅よりも超電導層122の幅が小さい。 (もっと読む)


【課題】同心状の超伝導相導体の直径が同じ場合に、クライオスタットの内径をより小さくすることを可能にする超伝導ケーブルを提供する。
【解決手段】クライオスタット内にケーブル芯が配置された超伝導電気ケーブルであって、該ケーブル芯は、内側冷却路の周りに同心状に配置された3個の相導体と、その間に配置された電気絶縁体とから構成され、該クライオスタットは、電気絶縁体によって囲まれており、該電気絶縁体は、通常伝導材料からなる中立導体によって囲まれている。本ケーブルにおいては、中立導体、あるいはシールドが、クライオスタットの外側にだけ配置されており、通常伝導材料によって形成されており、該通常導体は、共通の中立導体として該クライオスタットを囲み、該中立導体と該クライオスタットとの間には絶縁性材料が配置されている。 (もっと読む)


【課題】常温絶縁型超電導ケーブル同士の接続などに好適な接続ユニットと接続構造を提供する。
【解決手段】複数の接続対象の各々が挿入される複数の差込口を有し、導電ブロック410、冷媒容器420、断熱容器430、絶縁成形体440を備える。導電ブロック410は、導体を有する超電導ケーブル100や常電導ケーブル300を接続対象として各差込口に挿入した場合、導体と電気的に接続される。冷媒容器420は、冷媒流路を構成すると共に電圧印加部位である断熱管214を有する冷媒輸送管200を接続対象として各差込口に挿入した場合、導電ブロック410の外面との間に空間を形成すると共に断熱管214とつながれて、空間内に冷媒流路を形成する。断熱容器430は、差込口につながる開口を有し、冷媒容器420の外周を覆う。絶縁成形体440は、差込口を有し、断熱容器430の周囲を覆う。 (もっと読む)


【課題】常温絶縁型超電導ケーブル同士を接続する超電導ケーブルの中間接続構造であって、コンパクトな超電導ケーブルの中間接続構造を提供する。
【解決手段】突き合わされた常温絶縁型超電導ケーブル200,200´の超電導導体層12,12´同士を電気的に接続する接続導体1と、接続導体1の外周を取り囲み、突き合わされた常温絶縁型超電導ケーブル200,200´の断熱管14,14´同士を連結する多重管構造の連結管2と、連結管2の外周を取り囲み、突き合わされた常温絶縁型超電導ケーブル200,200´のケーブル絶縁層15,15´に跨る接続部絶縁層3と、を備える (もっと読む)


【課題】常温絶縁型超電導ケーブルに適した端末構造を提供する。
【解決手段】常温絶縁型超電導ケーブル200は、超電導導体層212を有する導体部210と、導体部210を収納し、超電導導体層212を冷却する冷媒が流通する冷媒配管213と、冷媒配管213の外周に形成される電気絶縁層215と、を備える。そして、常温絶縁型超電導ケーブルの端末構造100は、超電導ケーブル200の端末の外周を覆うと共に、当該端末の先端部における導体部210が外部に露出した状態で配置される碍管120と、碍管120から外部に露出した導体部210(超電導導体層212)と引出導体110とを電気的に接続する接続部130と、接続部130の外周を覆うように冷媒配管213に接合され、接続部130を収納する冷媒槽140と、を備える。 (もっと読む)


【課題】従来よりも生産性に優れる常温絶縁型超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマ11の外周に超電導導体層12を形成してなる導体部10と、その導体部10を内部に収納して導体部10を極低温に維持する多重管構造の断熱管13と、その断熱管13の外周を取り囲む電気絶縁層23と、を備える常温絶縁型超電導ケーブル100である。常温絶縁型超電導ケーブル100に備わる断熱管13を構成する内管14と外管15のうち、最外周にある外管(最外管)15がストレート管であり、その外管(最外管)15の外周に上記電気絶縁層23が形成されている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも生産性に優れる常温絶縁型超電導ケーブルと、その製造方法を提供する。
【解決手段】フォーマ11の外周に超電導導体層12を形成してなる導体部10と、その導体部10を内部に収納して、導体部10を極低温に維持する断熱管13と、断熱管13の外周に形成されるコーティング層16を有する低温導電部1を作製する。また、低温導電部1とは別個に、低温導電部1の外径よりも大きな内径を有するパイプ状構造物21と、パイプ状構造物21の外周に形成される常温側電気絶縁層23を有する常温被覆部2を作製する。そして、低温導電部1を、常温被覆部2の内部に挿入することで、常温絶縁型超電導ケーブル100を完成させる。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルを大径化することなく、過大な異常時電流による超電導導体層の損傷を抑制でき、その結果として容易に構築することができる超電導送電システムを提供する。
【解決手段】常温絶縁型超電導ケーブル(超電導ケーブル)201と、冷却機構と、リターン管301と、を備える超電導送電システムである。この超電導送電システムのリターン管301は、冷却機構に戻る冷媒が流通されるリターン側断熱管33と、そのリターン側断熱管33の外周を取り囲むリターン側電気絶縁層43と、そのリターン側電気絶縁層43の内側に設けられ、異常時電流を分担する分流導体40と、を備える。 (もっと読む)


【課題】過大な異常時電流に対して劣化し難くい常温絶縁型超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマ11の外周に超電導導体層12を形成してなる導体部10、およびその導体部10を内部に収納する断熱管13を有する低温導電部1と、断熱管13の外周を取り囲む常温側電気絶縁層23を有する常温被覆部2と、を備える常温絶縁型超電導ケーブル100である。この超電導ケーブル100の常温被覆部2は、常温側電気絶縁層23の内側で、かつ断熱管13の外側に配置され、異常時電流を分担する常電導の分流導体22を備える。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの超電導線材を1本ずつ単独で端末から引出した際に、各超電導線材に対して、作業性が良好で確実に通電電流値や磁場の影響を測定でき、しかも、健全性も確認できる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】複数の超電導線材をフォーマの周囲に螺旋状に巻き付けて超電導導体層12を形成した超電導ケーブルの端末構造である。超電導導体層12は、軸方向端部の所定長さに亘って超電導線材の巻きが解かれ、これら超電導線材の巻きが解かれた部分のフォーマ側に、フォーマ軸方向端面に向けて拡がる傾斜面(31a,32a,33a,34a)を有する線材間隔拡大用絶縁部3(第一絶縁部31〜第四絶縁部34)を設けて、この線材間隔拡大用絶縁部3(第一絶縁部31〜第四絶縁部34)の傾斜面(31a,32a,33a,34a)に各超電導線材を沿わして、これら超電導線材の軸方向端部の間隔を広げる。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブル同士を接続する際、接続部においてサイズをできるだけ小さくできる超電導ケーブルをおよびその接続部を提供する。
【解決手段】中心側からフォーマ11と、超電導導体層12と、絶縁層13とを有する超電導ケーブル100であって、フォーマ11は、中心側に設けられ、ステンレス鋼からなる中心側フォーマ11aと、この中心側フォーマ11aの外周に設けられ、銅、アルミニウム、銅合金、およびアルミニウム合金から選ばれる1種以上の金属からなる外側フォーマ11bとを備える。中心側フォーマ11a同士が、互いの外径が等しくなるように突き合わされて固定され、外側フォーマ11b同士も互いの外径が等しくなるように突き合わされて接合されて、超電導導体層12同士が接続される。 (もっと読む)


【課題】大電流が通電される場合でも、磁場による臨界電流の低下を低減できる超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル(超電導機器)1は、希土類元素を含む酸化物からなる超電導相を基板上に具えた超電導線材を巻回してなる内側超電導層12及び外側超電導層14を具える。内側超電導層12は、通電時、超電導線材に加わる主たる磁場の向きが当該超電導線材の長手方向に平行するように形成された軸方向磁場印加層である。各超電導層12,14を構成する超電導線材の巻回方向は同一方向であり、かつ両超電導層12,14では巻回方向が異なる。内側超電導層12を構成する各超電導線材層のピッチは、外側が内側よりも小さい。この構成により、内側超電導層12を構成する超電導線材には、通電時、軸方向磁場が印加され、平行磁場の印加による臨界電流の低下を低減できる。 (もっと読む)


【課題】3個の相導体(1,2,3)を含む超伝導ケーブルと、上記3個の相導体を囲むクライオスタット(KR)とを有する伝送システムが提供される。
【解決手段】ここで、上記クライオスタット(KR)は、冷媒が通る空間を取り囲むものである。上記の3個の相導体(1,2,3)に対して1つの共通の中性導体(11)が設けられており、該中性導体は、常伝導材料から成っており、絶縁の施された円形導体として構成されており、上記クライオスタット(KR)の外側に、かつ、その傍らに配置されている。上記クライオスタット(KR)は、周面側が閉じている断熱されたカバーから成っている。 (もっと読む)


【課題】超伝導ケーブル(1)を、室温にある通常伝導ケーブルと接続するための装置が提供される。
【解決手段】ここで、上記装置は、熱絶縁(6)によって囲まれる導体(5)を有するブッシング(D)を備えている。超伝導ケーブルの導体(1)は、ブッシング(D)の導体(5)の一端と接続され、その他端には通常伝導ケーブルが接続可能である。ブッシング(D)の導体(5)への接続のために用いられる超伝導ケーブル(1)の末端には、電界制御に使用される電極(4)が取り付けられている。少なくとも電極(4)の範囲内には、これを囲むクライオスタットが設けられている。このクライオスタットは、無真空の熱絶縁を備えた電気絶縁材からなる、周面側が閉鎖されているカバーとして構成される。ブッシング(D)側の、クライオスタットのカバーの末端が、装置の運転状態において高電圧電位に置かれる一方、カバーの他端は接地電位に接続されている。 (もっと読む)


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