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Fターム[5H105EE13]の内容

Fターム[5H105EE13]に分類される特許

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【課題】 交流電気車のパンタグラフ上昇時のサージ性過電圧を防止し得る装置及び方法を提供する。
【解決手段】 カギ着脱装置73を操作して集電舟を上昇させ、摺板がトロリ線に当接する前に降下用空気シリンダ装置72を操作して集電舟をいったん降下させるとともにカギ着脱装置73を操作してカギフック73aを天井ヒンジ55近傍に係合させた後、降下用空気シリンダ装置72のシリンダ72a内に圧縮空気が残存している期間内にカギ着脱装置73を再度操作して係合されたカギフック73aを外し、主ばね71の付勢力とシリンダ内残存空気のダンピング作用により摺板の上昇速度を規制し、摺板とトロリ線の当接により車体を伝搬するサージ性過電圧を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 電気鉄道におけるより一層の高速化を達成するための方法を提供する。
【解決手段】 鉄道車両における集電方法として、架空接触電線からの集電をするための集電装置を有し且つ第三軌条からの集電をするための集電装置をも有する鉄道車両において、通常停止すべき区域において停止しているとき及び車両が分岐器を通過するとき並びに車両が85メートル毎秒以下の速度で走行すべき区域において走行するときには、走行条件に応じて架空接触電線からの集電のほかに第三軌条からの集電を選択して行うことができ、85メートル毎秒を超えて走行することが可能な走行区間を走行する際においては専ら第三軌条から集電を行うという手段を講じる。 (もっと読む)


【課題】 架線と摺り板7bとの接触性を、この摺り板7bの長さ方向全体に亙って良好に保てる構造を実現する。
【解決手段】 車両の幅方向に分割された摺り板素子34a、34bにより構成される上記摺り板7bを、摺り板支持体9の上面に支持する。この摺り板支持体9を構成する中央支持部材12を、上記架線と上記摺り板7bとの接触に基づいて加わる荷重に基づき、長さ方向に亙り下方に向けて凹状に弾性変形するものとする。又、これと共に、この中央支持部材12の両端部を舟体3aに、各端部支持部材13、13を介して揺動自在に支持する。この結果、上記架線が上記摺り板7bの長さ方向両端部に位置する場合でも、上記中央支持部材12の弾性変形、並びに、この中央支持部材12の昇降に基づき、上記摺り板7bを上記架線の変動に追従させる事ができ、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】スティックスリップによる架線の波状摩耗を低減するとともに、カルマン渦の減少させ、前後、並びに上下振動の抑制と舟体からの騒音の低減を図ることができるパンタグラフ機構を提供する。
【解決手段】パンタグラフ機構において、パンタグラフの舟体7が架線9に対して斜交角度θを有するとともに、パンタグラフを、車両の進行方向に対して後方に向かって斜めに配置する。 (もっと読む)


【課題】 集電装置のすり板とトロリ線との間のしゅう動特性を低コストで改善して摩耗の低減を図ることができるしゅう動特性改善装置及びしゅう動特性改善方法を提供する。
【解決手段】 A方向に車両2が走行して、トロリ線6aに局部摩耗が発生する可能性のある通過区間Sの手前をこの車両2を通過すると、車両通過検出装置10が車両2の通過を検出する。この通過区間Sにすり板5aが進入するタイミングに合わせて制御装置11が供給装置9の気体噴射部9dに噴射動作開始を指令する。その結果、気体噴射部9dが粉体収容部9cに圧縮空気を噴射して、トロリ線6aのしゅう動部に向かって噴射口9aから粉体Pが噴射しこの粉体Pがトロリ線6aに付着する。その後、通過区間Sにすり板5aが進入するとこのすり板5aとトロリ線6aとの間のしゅう動部に粉体Pが供給されているため、これらの間の摩擦抵抗が低下しこれらの摩耗が低下する。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造によって集電装置の集電舟を任意に昇降動作させ回転動作させることができる集電舟の駆動装置を提供する。
【解決手段】 (A)に示すように、集電装置3を使用するときには、任意の動作パターンによって上昇用エアシリンダ14aが枠組6を上昇させるとともに回転用モータ16aが集電舟9をB2方向に回転させて、所定の押上げ力ですり板8がトロリ線1aと接触する。一方、(B)に示すように、集電装置3を折り畳むときには、任意の動作パターンによって下降用エアシリンダ14bが枠組6を下降させるとともに回転用モータ16aが集電舟9をB1方向に逆転させる。その結果、架線1と平行になるまで集電舟9が回転して、集電装置3が折り畳まれた状態になる。このため、気流の流れる方向と集電舟9の長さ方向とが略一致するため、集電舟9が気流の流れを乱さず集電舟9から発生する騒音が低減する。 (もっと読む)


【課題】 昼夜を問わずより正確にパンタグラフのすり板の溶損量を推定できるパンタグラフのすり板の溶損量推定方法及び装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る溶損量推定装置は、受光部31(メタリック相光受光部31M、ガス相光受光部31G)、処理部32、積算部33、溶損量推定部34を備えている。受光部31のメタリック相光受光部31Mでは200〜400nm程度のメタリック相光を受光し、ガス相光受光部31Gでは500nm付近のメタリック相光を受光する。そして、メタリック相光受光部31Mの受光開始信号から、ガス相光受光部31Gの受光開始信号までを処理部32で受信し、受光部31のメタリック相光受光部31Mのみの受光時間を積算部33で積算した後、溶損量推定部34でメタリック相光についてのみ着目した溶損量の推定を行う。そのため、パンタグラフのすり板の構成材料(母材)についてのみ着目した溶損量の推定を実現でき、より正確な溶損量の推定値を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】パンタグラフ周辺部の障害物を非接触で、高速、かつ、安全に画像処理にて検出する。
【解決手段】左右2台のカメラ1,2でパンタグラフ周辺部を撮像し、画像設定手段10、検査対象範囲外削除手段20、パンタグラフ部分削除手段30、トロリ部分削除手段40、背景部分を黒、それ以外を白とするマスク画像を作成するマスク画像作成手段50と、マスク画像の黒部分の画像データを削除した左右のマスク処理画像を作成するマスク処理画像作成手段60と、左画像又は右画像の何れか一方についての塊特徴を抽出する塊抽出手段70と、輪郭線の三次元位置データの平均を塊特徴の三次元位置として求めるステレオ計測手段80と、塊特徴の三次元位置とパンタグラフの特徴の三次元位置とを比較し、近接度合いの高いものを支障物として選択するパンタグラフ近接検査手段90と、支障物の三次元データを設定する支障物検出データ設定手段100とから構成する。 (もっと読む)


【課題】 集電舟からの空気の排出方向を調整可能な簡単な構造によって集電装置に作用する揚力を調整することができる集電装置の揚力調整構造を提供する。
【解決手段】 集電装置全体として組み上げた状態で風洞試験を実施する場合には、集電舟単体で風洞試験を実施する場合に比べて、他の部品と干渉して流れ場が変化するため、集電装置に作用する揚力を適正値に調整する必要がある。このため、複数の空気排出口11にそれぞれ装着された各排出方向調整部13の回転角度θ1を調整して、各空気排出口11からの空気の排出方向を調整する必要がある。例えば、集電舟8を下降させる方向の揚力が集電装置に作用するときには、排出方向調整部13の回転角度θ1を調整して噴射口13bを下方に向け、集電舟8から下方に空気が排出するように調整される。その結果、集電舟8を下降させる方向の揚力が低下して、集電装置に作用する揚力が適正値に調整される。 (もっと読む)


【課題】 高周波電源設備の電力供給能力を有効に活用することができる搬送システムを提供する。
【解決手段】 上位コントローラ6からの運行指令により、運行制御装置5は、搬送車の昇降動作を指示する際に、記憶部53に記憶してある換算情報(532)に基づいて、各搬送車で消費する消費電力の合計を合計搬送車換算値として算出し、算出した合計搬送車換算値と許容電力に対応する許容換算値とを比較する。合計搬送車換算値が許容換算値よりも小さい場合には、運行制御装置5は、搬送車へ昇行指示する。合計搬送車換算値が許容換算値よりも小さくない場合には、運行制御装置5は、搬送車へ昇行指示を行わない。 (もっと読む)


【課題】 集電装置のすり板と電車線との間に作用する接触力を簡単な構造によって制御することができる集電装置の接触力制御構造を提供する。
【解決手段】 (A)に示すように、接触力Cが増加してすり板7に対して集電舟8が上昇すると、加圧部18が集電舟8と一体となって上昇し、加圧部18と加圧部17との間で流路16が圧縮されて流路16の断面積が減少する。その結果、集電舟8に作用する揚力Lが低下して接触力Cが低下する。一方、(B)に示すように、接触力Cが減少してすり板7に対して集電舟8が下降すると、加圧部18が集電舟8と一体となって下降し、加圧部18と加圧部17との間隔が広くなり流路16の断面積が増加する。その結果、集電舟8に作用する揚力Lが増加して、接触力Cが増加し接触力Cが略一定に保たれる。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフの大型化や複雑化等を引き起こすことなく、舟体のトロリ線への追随性能等を向上することができるパンタグラフ等を提供する。
【解決手段】 本発明のパンタグラフ1は、前後の舟体3、4の質量が異なる、あるいは、復元バネ10FL、10FR、10RL、10RRのバネ定数が左右、前後及び左右、又は、全て異なる等のようにしたことで、いずれかの舟体3、4がトロリ線に接触しているような状態を維持できる。そのため、パンタグラフの追随性能が向上する。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造によって集電舟から発生する騒音を低減することができる集電舟の騒音低減構造を提供する。
【解決手段】 騒音低減部11は、空気排出口9aから空気が排出するときに発生する騒音を低減する部分である。翼状十字板13は、空気排出口9aを4つに分割する十字状の平板であり流路9c内に配置されている。線状部材14,15は、空気排出口9aと交差する部材であり、翼状十字板13の下流側の端部に互いに平行に配置されている。流路9c内を上流側から下流側に向かって空気が流れると、空気排出口9aから噴出する空気の速度勾配が緩和される。その結果、例えば、空気排出口9aから空気を噴出して集電舟に作用する揚力を制御する揚力制御構造をこの集電舟が備えるときに、この空気排出口9aから発生する騒音を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 車体断面積を大きく増加させることなく遮音効果を高めることのできる、車両用集電装置の遮音板を提供する。
【解決手段】 パンタグラフの側方の車体屋根Trに取り付けられ、車体Tの長手方向に所定長さ延在してパンタグラフから発生する騒音を遮蔽するパンタグラフ遮音板2の構成として、車体Tの長手方向と直交する断面における、車体屋根Trとの取付部分の近傍位置に、内側から外側に向けて窪む下側窪み部2H1を、長手方向に延在するように形成するとともに、上端部の近傍位置に、外側から内側に向けて窪む上側窪み部2H2を長手方向に延在するように形成するような構成とした。 (もっと読む)


【課題】 高速走行する鉄道車両の集電装置において、架線高さの変位への追従性を向上させるために、集電子とカバーのように異なる周波数で駆動する部材の相貫部を低抵抗・低騒音で、水密性を保持して変形できる集電装置用可動カバー構造を提供する。
【解決手段】 本発明の集電装置用可動カバー構造は、複数に分割された環状平板の下面を弾性体により固着連結することで、通常は水平面を維持し、集電子が集電装置の最高作用高さ寸法まで上方に変位する場合、可動カバーが上方に凸の階段状に変位し、その外形包絡面が楕円錐形に変形し、その環状平板相互間には横向のV字状の環状凹面を形成することで騒音低減を図る。集電子が下方に変位する場合、カバー内に要する空間は可動カバーが下方に変位する分のみあるため、摺動パッキン構造の場合に比較して集電装置の折畳み高さを低くすることが出来る。 (もっと読む)


【課題】 高速走行する鉄道車両の集電装置において、接触力検出装置を組み込んだ舟体を提供する。
【解決手段】 接触力検出装置付舟体3は、複数に分割されたすり板2を支持する複数の微動バネ機構4の下面に弾性体5を設置し、接触力による弾性体5のたわみを光検出器13と演算装置14を用いて検出することで、架線との接触力と架線の位置を高電位部において検出する。 (もっと読む)


【課題】 集電子が絶縁トロリー線間を乗り移るのを容易にする。
【解決手段】 移動機器に揺動自在に取り付けられたばね付アーム8と、ばね付アーム8の先端部に支持されたクレビス受9と、シャフト10を有し、そのシャフト10がクレビス受9に摺動自在且つ回転自在に支持されたクレビス11と、クレビス11に首振自在に支持され絶縁トロリー線4に押し付けられる集電子12とを備えた絶縁トロリー線用集電装置において、ばね付アーム8の揺動を所定の範囲内に制限するための揺動制限手段21、23と、集電子12が絶縁トロリー線4から離脱したときにそのクレビス11の回転を制限するための回転制限手段27、28、29と、集電子12が絶縁トロリー線4から離脱したときにその集電子12の首振を制限するための首振制限手段35とを備える。 (もっと読む)


複合集電装置は、摩擦学的に許容可能なマトリックス内に埋め込まれた金属メッシュを備える。

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