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Fターム[5J023DC08]の内容

遅延要素を用いたフィルタ (1,075) | 利用形態 (192) | ノイズキャンセラ (38)

Fターム[5J023DC08]に分類される特許

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【課題】様々な環境下においても音声信号に含まれるノイズ成分を適切に低減することができるノイズ低減装置を提供することである。
【解決手段】本発明にかかるノイズ低減装置は、複数のマイクロフォン101〜103で収音された音にそれぞれ応じた複数の収音信号111〜113の位相差情報に基づき、複数の収音信号111〜113の中から第1の収音信号および当該第1の収音信号に含まれるノイズ成分を低減させるために用いられる第2の収音信号を決定する信号決定部116と、信号決定部116で決定された第1の収音信号に含まれるノイズ成分を第2の収音信号を用いて低減する適応フィルタと、を備える。 (もっと読む)


【課題】様々な環境下においても音声信号に含まれるノイズ成分を適切に低減することができるノイズ低減装置を提供することである。
【解決手段】本発明にかかるノイズ低減装置1は、マイクロフォン11、12の少なくとも一方で収音された音声に基づき音声区間を判定する音声区間判定器15と、収音信号21と収音信号22とに基づき音声の到来方向を検知する音声方向検知器16と、音声区間判定器15から出力された音声区間情報24および音声方向検知器16から出力された音声方向情報25に基づき、収音信号21と収音信号22とを用いてノイズ低減処理を実施する適応フィルタ18と、を備える。音声方向検知器16は、音声区間判定器15が音声区間と判定した場合に、音声の到来方向を検知する。 (もっと読む)


【課題】フィルタードX−LMSアルゴリズムを用いた能動騒音低減装置において、音響伝達特性と参照信号のレベルが変動する場合に、適応フィルタが発散するまでの利得余裕と位相余裕を把握してステップサイズパラメータの値を決定することは困難であった。
【解決手段】フィルタードX−LMSアルゴリズムを用いた能動騒音低減装置において、ステップサイズパラメータを逐次決定する決定部9を備え、参照信号と模擬音響伝達特性を基に常に最適なステップサイズパラメータを算出する構成とした。 (もっと読む)


【課題】実際の伝達関数の位相と推定伝達関数の位相とのずれの許容範囲を拡大することができる能動型振動騒音抑制装置を提供する。
【解決手段】前回更新された振幅フィルタ係数に対して、伝達関数の推定値および残留信号に基づき算出される振幅更新式の第一加減算項を加減算すると共に、正弦波制御信号に基づき算出される振幅更新式の第二加減算項を加減算することにより、正弦波制御信号の振幅フィルタ係数を更新する。 (もっと読む)


【課題】音場補正を行うディジタルフィルタの係数配列を少ない演算量で偶対称に設定できるディジタルフィルタの係数設定方法、係数設定装置、及び係数設定プログラム、並びにディジタルフィルタを用いた音場補正方法を提供する。
【解決手段】測定音を集音したマイクロフォンから出力される応答信号の信号値を標本化するステップS11と、測定音を出力したスピーカへ音声信号を出力するディジタルフィルタの基準係数を、基準信号値に設定するステップS04と、ディジタルフィルタが基準係数を用いて演算処理する音声信号よりも、所定時間だけ前の音声信号に対する演算処理で用いられる第1係数と、所定時間だけ後の音声信号に対する演算処理で用いられる第2係数とを、基準係数に設定された信号値の標本化時刻よりも所定時間だけ前又は後の時刻において標本化された信号値の反数(つまり、補正済歪信号)に設定するステップS05と、を有する。 (もっと読む)


【課題】LMSアルゴリズムの学習ステップサイズに誤差信号、入力信号及び出力信号の相関に関する値を導入して可変とし、高速処理及び高精度な実時間でのフィルタ処理を実現することができるディジタルフィルタ及びフィルタ係数更新方法を提供する。
【解決手段】適応ディジタルフィルタ(ADF)は、目標信号dt 及び出力信号yt の誤差信号et と、入力信号xt との相関係数の絶対値、又は、誤差信号et と、出力信号yt との相関係数の絶対値を求め、求めた絶対値とLMSアルゴリズムにおける学習ステップサイズとを乗算し、乗算結果を用いて入力信号xt に乗算するフィルタ係数ベクトルWt を更新する。 (もっと読む)


【課題】 車速連動型イコライザとアクティブノイズコントローラを同時に動作させたときにも、アクティブノイズコントローラによる車室内騒音の消音量を考慮した聴感上自然な車室内騒音に対するオーディオ信号の補償をすることができる車載用音響装置を提供する。
【解決手段】 車速に応じてオーディオ信号の特性を変更する車速連動型イコライザ101と、車室内騒音と相関の高いリファレンス信号から騒音抑圧信号を作り出して車室内騒音を抑圧するアクティブノイズコントローラ102と、消音量推定器103とを備え、消音量推定器103はアクティブノイズコントローラ102の出力信号から車室内騒音の抑圧量を推定し、その情報に基づいて車速連動型イコライザの特性を変更する。 (もっと読む)


【課題】航空機の座席などにおいて利用者の言葉や利用者が使用する音響装置から発する音などに起因するエコーを抑制できるとともに、周囲の騒音を効果的に低減する。
【解決手段】騒音を検知する複数の騒音源マイクM1〜M4と、騒音源マイクM1〜M4により検知された騒音を制御空間の制御中心において打ち消すための制御音信号を生成させる適応デジタルフィルタ332と、適応デジタルフィルタ332のフィルタ係数を算出するフィルタ係数算出部333と、制御音信号に基づいて制御音を出力するスピーカ340とを備えた騒音低減装置であって、複数の騒音源マイクM1〜M4を制御空間またはその近傍に配置し、フィルタ係数算出部333は複数の騒音源マイクM1〜M4のそれぞれに対して利用者の口元と騒音源マイクM1〜M4との距離d1〜d4に係わる制御係数k1〜k4を設定して検出値の重み付けを行い、制御音を生成する。 (もっと読む)


【課題】入力音声から精度よく雑音を除去することを課題とする。
【解決手段】除去部は、主に第2の音声が入力される第2の入力部から取得した第2の信号に基づいて更新されるフィルタ係数を用いて、主に第1の音声が入力される第1の入力部から取得した第1の信号から前記第2の音声の成分を除去する。混入検知部は、第1の信号と第2の信号との間の相関性を示す相関値が所定の閾値を超えるものと判定し、第1の信号の出力レベルと第2の信号の出力レベルとの差が所定の閾値を超えるものと判定した場合には、第2の信号に第1の音声成分が混入している旨を検知する。制御部は、混入検知部により第2の信号に第1の音声の成分が含まれている旨が検知された場合に、フィルタ係数の更新を停止するように制御する。 (もっと読む)


【課題】低コストで処理遅延の短い適応等化器を得る。
【解決手段】適応等化器100において、第1のサンプリング周波数は第2のサンプリング数より高い値に設定する。第1および第2の入力信号は、第1および第2のA/D変換部101,102によって第1のサンプリング周波数でA/D変換され、第1および第2のSRC部103によって第2のサンプリング周波数にサンプリング変換される。適応化学習処理部107が第2のサンプリング周波数で適応フィルタ係数列の学習同定を行い、係数変換処理部109が適応フィルタ係数列を第1のサンプリング周波数用に変換する。フィルタ処理部110がこの適応フィルタ係数列を用いて、第1のサンプリング周波数で第1の入力信号をフィルタリングして出力信号を生成する。 (もっと読む)


【課題】 雑音抑制効果と計算コストの低減の両立を図ることができる能動騒音制御システムを提供する。
【解決手段】 本発明の能動騒音抑制(ANC)システムは、到来する雑音を観測する雑音参照センサ1と、制御エリアにおける誤差を観測する誤差観測センサ2と、雑音参照センサ1の観測信号にフィルタ係数を掛けて出力する適応フィルタ3と、適応フィルタ3の出力値に基づいて、雑音を打ち消す二次音源を制御エリアに出力するスピーカ4と、両センサ1,2の観測信号に基づいて、誤差が最小となるようにフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新部5とを備える。また、フィルタ長探索部6が、適応フィルタ3のフィルタ長の変化が適応フィルタ3の利得Pに及ぼす影響を考慮して、適応フィルタ3に必要なフィルタ長を動的に探索する。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータの制御指令信号から加速度検出信号までの伝達特性を測定する際に、測定信号のS/N比改善と、テスト信号による乗員の不快感低減を両立させる。
【解決手段】伝達特性測定部42は、アクチュエータへの制御指令信号から加速度センサの加速度検出信号までの伝達特性を測定する際に、先ず一つのアクチュエータにテスト信号を供給して、該アクチュエータの制御指令信号から加速度検出信号までの伝達特性を測定し、次に、まだ伝達特性を測定していないアクチュエータにテスト信号を供給して伝達特性を測定するときに、既に伝達特性を取得したアクチュエータがテスト信号による構造物内騒音を打ち消す波動を発生するように制御する。 (もっと読む)


【課題】アクティブノイズコントロールシステムにおける相殺的に干渉する音波の生成において効率を高めること。
【解決手段】アクティブノイズコントロールシステムであって、該システムは、複数の適応フィルターを備え、該複数の適応フィルターは、それぞれ望ましくない音響を表す同じ入力信号を受け取り、かつ、それぞれの更新信号を受け取るように構成され、該複数の適応フィルターは、該同じ入力信号に基づいてそれぞれの複数の出力信号を生成するように構成され、該それぞれの複数の出力信号の各々は、該それぞれの更新信号に基づいて独立に調整され、該それぞれの複数の出力信号のうちの少なくとも一つは、該望ましくない音響と相殺的に干渉するためにスピーカーを駆動して音波を作るように構成されたアンチノイズ信号である、システム。 (もっと読む)


【課題】音声などのように時々刻々とパワー及びスペクトルが変動するような信号に対しても、またノイズ存在下においても収束度合いの判定を安定して行うことができる適応等化器、適応等化方法および記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】通信機器や音声信号処理装置等に用いられる適応等化器であって、等化対象となる伝達関数を推定する伝達関数推定手段と、等化処理を行うフィルタ手段と、伝達関数推定手段における推定結果に基づきフィルタ手段の係数値を更新するフィルタ係数更新手段と、フィルタ手段のフィルタ係数群のうち指定の任意数あるいは全てのフィルタ係数の持つ係数電力和を計算するフィルタ係数電力演算手段と、フィルタ係数電力演算手段の演算結果に基づきフィルタ手段の収束度合いを判定する収束度判定手段とを有し、フィルタ係数の更新進行状況を直接検出して収束度判定に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】動的に変化する装置や環境においても適切なタップの係数更新を行い、適応フィルタの係数更新の計算量を削減でき、適応速度の低下を抑制することができるようにする。
【解決手段】係数更新手段40は、雑音抑圧信号を用いて適応フィルタのフィルタ係数を更新する。ピークタップ位置導出手段90は、雑音源と参照入力端子2および音声入力端子1との相対的位置関係により、フィルタ係数がピーク値となるタップを示すピークタップ位置を導出する。 区間分類手段41は、ピークタップ位置を利用して、フィルタ係数に対応するタップ位置の区間を分類する。係数更新手段40は、区間分類手段41によって分類された区間毎に、区間に対応するフィルタ係数の更新頻度を制御する。 (もっと読む)


【課題】消音用スピーカ12への供給信号を生成する消音信号生成用FIRフィルタ75aの係数を適格化して、メインスピーカ11の背面からの音を打ち消す。
【解決手段】メインスピーカ11−消音用スピーカ12間に配置したマイクロホン16を配置する。デジタル入力点22からメインスピーカ11とマイクロホン16とを経由する信号経路を模擬したFIRフィルタ52aを確定する。消音信号生成用FIRフィルタ75aから消音用スピーカ12とマイクロホン16とを経由する信号経路を模擬したFIRフィルタ60aを確定する。デジタル入力点22と加算器63の±入力点との間にFIRフィルタ52aと、FIRフィルタ75,60aとの縦続接続とをそれぞれ介在させる。加算器63の出力を誤差信号に使って、FIRフィルタ75の各段の係数を求めて、それらを消音信号生成用FIRフィルタ75aの各段の係数を確定する。 (もっと読む)


【課題】AR係数の推定を必要としないシンプルで雑音抑圧能力が高い、カルマンフィルタに基づく雑音抑圧装置および雑音抑圧方法を提供する。
【解決手段】雑音抑圧処理部150は、AR係数を用いないカルマンフィルタを内蔵している。従来手法が線形予測を用いてAR係数を推定した後、その結果を用いてカルマンフィルタを実行することで雑音抑圧を実現しているのに対し、本手法では、カルマンフィルタのみを用いて雑音抑圧を実現するべく、信号源からのクリアな信号のみを用いて状態方程式を構成し、そのクリアな信号と付加雑音信号を用いて観測方程式を構成することで、高い雑音抑圧を実現している。 (もっと読む)


本発明は、ポストフィルタと、音声デコーダで再構成された音声の知覚品質を改善するポストフィルタに関連するポストフィルタ制御部とに関する。ポストフィルタ制御部は、デコーダで再構成された音声信号の定常性を測定する手段と、測定された定常性に基づいて、ポストフィルタ制御パラメータに対する係数を決定する手段と、ポストフィルタが決定された係数をポストフィルタ制御パラメータに適用することによって再構成された音声の信号を処理して改善された音声の信号を得ることができるように、決定された係数をポストフィルタに送信する手段とを有する。
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【課題】 特性が未知である複数の伝搬路が組み合わされることによって構成されるマルチチャンネル系を適応フィルタを用いて同定しようとするとき、未知系が残響特性を有し、送出される信号が有色成分を示すような場合は、未知系の推定が遅延化してしまう。
【解決手段】 マルチチャンネルシステム同定装置は、各入力チャンネルから各出力チャンネルに至るインパルス応答をそれぞれ模擬するFIRフィルタを適応アルゴリズムによって更新する。この更新において、参照信号の相関成分を低減させたベクトルを用いる。 (もっと読む)


【課題】アクティブノイズコントロールシステムに使用する適応フィルタをアナログ電子回路により実現する場合のノイズ、オフセットに対する耐性を高め高精度な動作を実現するための回路構成を提供する。
【解決手段】本発明の回路は階層型ニューラルネットワーク構造の完全差動型の回路構成を備えるアナログ電子回路からなる適応フィルタである。この回路は乗算回路に完全差動型ワイドレンジギルバート乗算器を用いており、同時に積分回路に完全差動型積分器を用いている。 (もっと読む)


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