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Fターム[5J097GG04]の内容

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Fターム[5J097GG04]に分類される特許

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【課題】 通過帯域幅を広く保ちつつ挿入損失の劣化を低減し、かつ通過帯域の平坦性を向上できる優れた特性の弾性表面波装置及びそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 圧電基板1上に複数のIDT電極2〜7を配設し、複数のIDT電極2〜7のうち隣り合う2つのIDT電極3,4がそれぞれ、相手側の端部から一部分であって電極指ピッチが残りの部分の電極指ピッチと異なる第1の部分L2,L3と残りの部分であって電極指ピッチが一定な第2の部分L1,L4とで構成され、第1の部分L2,L3の電極指ピッチの平均値が第2の部分L1,L4の電極指ピッチより短く、第1の部分L2,L3の電極指ピッチが隣り合う2つのIDT電極3,4の境界に向かって短くなっており、境界上が電極指ピッチの極小部Bであり、極小部Bの両側の第1の部分L2,L3にそれぞれ電極指ピッチの極大部Cを有する。 (もっと読む)


【課題】リップルを低減しつつ、挿入損失劣化を低減し、通過帯域幅が広く、優れた弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子Aにおいて、電極群21の少なくとも一端に位置するIDT電極32の電極指ピッチは、当該電極群21の他のIDT電極31及び分離電極61の平均電極指ピッチより狭い。中間電極45の電極指ピッチは、当該分離電極61の両側に隣接する電極群21,22の端部に位置するIDT電極32,33の電極指ピッチより広い。弾性表面波素子Aに縦続接続される弾性表面波素子Bも同様の構造を有する。 (もっと読む)


【課題】 溶融性金属材料に対するバリアメタルとして、充分に機能する電極層を含んだ結合用電極を有しつつ、この電極に生じる膜応力を緩和すること。
【解決手段】 弾性表面波素子は、圧電基板1上に形成された励振電極と、実装基板と接続されるための結合用電極Eとを含む。結合用電極Eは、圧電基板1に形成された下地電極2と、密着電極層3及びバリアメタル電極層4が積層されている中間層7とを備えている。バリアメタル電極層4は、不純物含有層4Bを少なくとも1層含む。結合用電極Eは、励振電極の外周を取り囲む位置に形成されている環状電極11や、励振電極に接続されている配線電極12である。圧電基板1、下地電極2、密着電極層3、バリアメタル電極層4、のうちの少なくとも1つの表面は、ボンバード処理を施して粗面化している。これにより、各層に生じる膜応力による反りを抑制することができる。 (もっと読む)


表面波で作動する変換器を提示する。変換器は複数のセルに分けられる。このセルの長さは実質的に波長である。この変換器は第2のセルタイプのセルと、第1のセルタイプの少なくとも1つのセルを含む。ここでこの第2のセルタイプのセルはSPUDTセルであり、100%の励起強度を有する。第1のセルタイプのセルは少なくとも4つの励起中心を有する。ここで、隣接する2つの、異なった極性を有する電極指の間に励起中心が配置されており、ここで第1のセルタイプのセルは最大で30%の励起強度を有する。
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【課題】 電極に含まれる各層の接合強度及び環状電極と圧電基板との接合強度を向上し、かつ、電極の腐食を抑制すること。
【解決手段】 弾性表面波装置は、回路基板と、回路基板上にワイヤレスボンディング方式で実装した弾性表面波素子とを有している。弾性表面波素子は、圧電基板1の主面1aに形成された励振電極と、圧電基板1の主面1aに形成され、励振電極の外周を取り囲む位置に形成されている環状電極11とを有している。環状電極11は、圧電基板1の主面1aに、Alを主成分とする金属材料で形成されている下地層12と、下地層12を覆う位置に形成されている密着電極層13と、密着電極層13上に形成されているバリアメタル電極層14とを含んでいる。また、環状電極11の周縁の主面1a上には、保護膜10が形成されており、保護膜10は、密着電極層13より厚く形成されている。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波共振子あるいはフィルタなどの弾性表面波デバイスにおいて、損失を最小化し、急峻性を向上させることを目的とするものである。
【解決手段】漏洩表面弾性波を励起することが可能なカット角で切り出された圧電基板1上に櫛型電極や反射器を設け、従来LSAWとして利用されていたSAWの音速を低減させ、前記圧電基板を伝播する遅い横波の速度よりも遅くしたSAWを利用することにより、従来LSAWとして利用されていたSAWを伝播損失の発生しないRSAWとして利用し、従来のLSAWを利用したSAWフィルタやSAW共振子と比較し、挿入損失が少なく、かつ急峻特性が向上したSAWフィルタやSAW共振子を得る。 (もっと読む)


【課題】帯域外減衰量が大きく、低損失の性能的に優れた弾性表面波フィルタを提供する。
【解決手段】第1の入力電極6aと第1の出力電極6bとを対向して構成した第1の櫛型状電極と、その櫛型状電極の両側にそれぞれ配置した第1の反射器5aとを備えた第1の多電極弾性表面波フィルタ2aと、第2の入力電極4aと第2の出力電極4bとを対向して構成した第2の櫛型状電極と、その櫛型状電極の両側にそれぞれ配置した第2の反射器5bを備えた第2の多電極弾性表面波フィルタ2bとを、同一の圧電基板1上に、各多電極弾性表面波フィルタ2a,2bの櫛型状電極と反射器が弾性表面波伝搬方向Xに沿って設けられた弾性表面波フィルタにおいて、第1の多電極弾性表面波フィルタ2aと第2の多電極弾性表面波フィルタ2bが弾性表面波伝搬方向Xに沿って配置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 FSK通信を行う際に、周波数帯の切り替えに伴う出力位相の不連続が生じ無いSAW共振子を提供する。
【解決手段】 上記目的を達成するためのSAW共振子100は、圧電基板12における弾性表面波の伝播方向に沿って設けた一対の櫛型電極20aa,20abからなるIDT16aと、前記IDT16aに対して並列に配置した一対の櫛型電極20ba,20bbからなるIDT16bと、前記IDT16aの櫛型電極20aa,20abと前記IDT16bの櫛型電極20ba,bbとを相互に切り替え接続する切替手段60を有し、前記IDT16aの電極指24の交差部の幅a1と、前記IDT16bの電極指24の交差部の幅a2と、各IDT16a,16bの交差部間の距離bとの和をBとしたときに、Bを7λ≦B≦33λの範囲に設定することを特徴とする(但し、λは弾性表面波の波長)。 (もっと読む)


【課題】添加物を含む圧電基板を用いたSAW装置についてより適切な基板カット角を示し、電気特性を向上させる。
【解決手段】単結晶圧電基板(例えばLiTaO3,LiNbO3)と、この圧電基板の表面に設けたAlを主成分とする材料により形成されたIDTとを備えたSAW装置で、圧電基板は、添加物(例えばFe、Mn、Cu、Ti)を含みかつX軸を中心にY軸からZ軸方向に42°〜48°(より好ましくは46°±0.3°)の範囲の角度で回転させた方位を有する。IDTは、規格化膜厚h/λ(h:電極厚、λ:電極間隔)を7〜11%とする。 (もっと読む)


【課題】 インピーダンスを大きくせずに横モードによるスプリアスを低減できるようにする。
【解決手段】 弾性表面波素子片10は、圧電基板12の中央部にすだれ状電極からなる入力用IDT14と出力用IDT16とが弾性表面波の伝播方向に設けてある。入力用IDT14を構成している櫛型電極18aの各電極指22は、弾性表面波の伝播方向に直交した直線部22a、22bと、直線部22a、22b間に「く」の字状に屈曲して形成した接続部22cとからなる。各直線部22a、22bは、ほぼ同一の直線上に配置されている。IDT14、16を形成する他の櫛型電極18b、20a、20bの電極指24、26、28のそれぞれも同様に形成してある。 (もっと読む)


【課題】
小型であり、かつ通過帯域外スプリアスが効果的に抑圧されているフィルタ特性の良好な端面反射型の縦結合型SAWフィルタを得る。
【解決手段】
圧電基板2上に、IDT3,4を形成してなり、対向2端面2a,2b間でSHタイプの表面波を反射させている端面反射型の縦結合型SAWフィルタ1において、対向2端面2a,2b間の距離に起因するスプリアスの現れる位置を、第1,第2のIDT3,4の周波数特性の減衰極に近接させることにより、対向2端面間の距離に起因するスプリアスを抑圧してなるSAWフィルタ1。 (もっと読む)


【課題】 取り出し電極と陽極接合部の金属とを短絡させることなく、封止内部の気密性に対する信頼性や取り出し電極及び外部電極間の導通に対する信頼性を向上させることができる圧電振動装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 接合電極25及び引出し電極23間を電極間接続部27で接続して形成し、接合電極25と周縁ガラス膜33とを陽極接合するとともに、引出し電極23と貫通孔ガラス膜34とを陽極接合し、陽極接合後に、電極間接続部27を切断する。 (もっと読む)


【課題】 タンタル酸リチウム基板において、従来よりも適切なカット面及び弾性表面波伝搬方向を見出し、これによって高性能の弾性表面波素子を提供する。
【解決手段】 タンタル酸リチウムからなる圧電基板については、該圧電基板のカット面及び弾性表面波伝搬方向を、オイラー角表示で(φ,θ,ψ)及びこれと実質的に等価な範囲とするとき、0°≦φ≦87°,80°≦θ≦120°,0°≦ψ≦44°に設定する。 (もっと読む)


【課題】 通過帯域幅を広く保ちつつ挿入損失の劣化を低減し、かつ通過帯域の平坦性を向上できる優れた特性の弾性表面波装置およびそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 圧電基板1上に、圧電基板1上を伝搬する弾性表面波の伝搬方向に沿って、伝搬方向に直交する方向に長い電極指を多数本有する複数のIDT電極2〜7を配設してなるとともに、複数のIDT電極2〜7のうち隣り合う2つのIDT電極がそれぞれ、相手側の端部から一部分であって電極指ピッチが残りの部分の電極指ピッチと異なる第1の部分と、残りの部分であって電極指ピッチが一定な第2の部分とで構成され、第1の部分の電極指ピッチの平均値が第2の部分の電極指ピッチより短く形成されているとともに第1の部分の電極指ピッチが隣り合う2つのIDT電極の境界に向かって短くなっており、2つの第1の部分における電極指ピッチの最小部が境界から外れた片方側にある。 (もっと読む)


平衡−不平衡変換機能を有し、平衡度を改善することができる弾性表面波フィルタおよびそれを有する通信機を提供する。 第1くし型電極部503、中央くし型電極部504及び第2くし型電極部505と、それらを挟む第1,第2リフレクタ506、507とを有する縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部501、中央くし型電極部504の一方のくし歯状電極に、弾性表面波の伝搬方向に沿って互いに略対称に2分割してなる第1,第2の分割くし歯状電極516、517が設けられている。第1,第2分割くし歯状電極516、517の間には、表面波伝搬方向と直交する方向に想定した仮想中心軸Aを間に挟んだ一方側と他方側において、各くし型電極部503、504、505および各リフレクタ506、507の内の少なくとも1つの設計パラメータが異ならされている。
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【課題】 通過帯域幅を広く保ちつつ挿入損失の劣化を低減し、かつ通過帯域の平坦性を向上できる弾性表面波装置及び通信装置を提供すること。
【解決手段】 圧電基板1上に、圧電基板1上を伝搬する弾性表面波の伝搬方向に沿って、伝搬方向に直交する方向に長い電極指を多数本有する複数のIDT電極2〜4,5〜7を配設してなるとともに、複数のIDT電極2〜4のうち隣り合う2つのIDT電極3,4がそれぞれ、相手側の端部から一部分で電極指ピッチが変化する第1の部分L2,L3と残りの部分で電極指ピッチが一定な第2の部分L1,L4とで構成され、第1の部分L2,L3の電極指ピッチの平均値が第2の部分L1,L4の電極指ピッチより短く形成されているとともに第1の部分L2,L3の電極指ピッチが隣り合う2つのIDT電極3,4の境界に向かって短くなっており、2つの第1の部分L2,L3で電極指ピッチの極小部Cを複数備えている。 (もっと読む)


【課題】無線通信機器へ実装した後において、無線通信機器のケースなどによる減衰特性の影響を受けない高周波フィルタ部品を提供する。
【解決手段】圧電基板30の一面には、弾性表面波素子が形成され、回路基板20の表面にフェースダウン実装される。圧電基板30の、弾性表面波素子のIDT電極等が形成された面とは反対の面に導体膜34が形成され、前記導体膜34は、回路基板20に設けられた接地用の導体パッド42にワイヤ31で接続されている。 (もっと読む)


【課題】圧電基板上にIDT電極と反射電極とを配置した弾性表面波デバイスにおいて、低損失で帯域内偏差の小さい通過特性を実現することを目的とする
【解決手段】IDT電極2の内部、及びIDT電極1、2の外側に反射電極4を配置する。反射電極4は弾性表面波の伝搬方向に沿って浮き電極O1、S1、O2、S2を順次配置し、浮き電極O1、O2を開放型グレーティングとして機能させ、浮き電極S1、S2は互いに電気的に接続して短絡型グレーティングとして機能させた構造とする。 (もっと読む)


本発明は電気音響構成素子に関する。ここでこの電気音響構成素子は、2つの基板の間に配置された層システムを含む。この層システムは、ガイド音響体積波を励振させる電気音響構造体を有する。ここでこの電気音響構造体上には中空空間は設けられていない。この層システムは圧電層と少なくとも1つの金属層と平坦化層を含む。この平坦化層は、自身のすぐ上に配置された基板に向かって平坦な境界面を有している。この種の構成素子はコスト的に有利に、2つのウェハをダイレクトウェハボンディングすることによって製造される。電気音響構成素子構造体は電気的に、垂直な電気的接続部によって、構成素子の外部コンタクトと接続されている。
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【課題】電気機械結合係数が大きく、周波数温度特性が良いとともに、特に耐電力性が高く、大きな電力を印加しても電極が劣化しない複合圧電基板を提供する。
【解決手段】圧電基板と支持基板とを貼り合せて形成された複合圧電基板であって、前記圧電基板の表面には弾性表面波を励振するための金属電極が形成されており、該金属電極の厚さは、漏洩弾性表面波の波長で規格化した値で0.04以上であり、前記支持基板と前記圧電基板とは接着剤を介して又は直接的に接合されたものであることを特徴とする複合圧電基板。 (もっと読む)


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