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Fターム[5J106GG02]の内容

発信器の安定化、同期、周波数シンセサイザ (26,591) | 制御対象 (2,074) | 発振回路、VCO (652) | 原子発振器 (61)

Fターム[5J106GG02]に分類される特許

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【課題】専用の電源を不要として、小型化と省エネを実現した原子発振器を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る原子発振器100は、アルカリ金属原子(Na、Rb、Cs)が封入された原子セル3と、アルカリ金属原子に電磁誘起透過現象を発現させるための共鳴光2を照射する半導体レーザー(光源)1と、原子セル3を透過した透過光(共鳴光対)4を検出する光検出手段5と、アルカリ金属原子が発する蛍光6の強度に応じた電力を発電する太陽電池(発電手段)7と、太陽電池7から供給された電力によってアルカリ金属原子に与える磁場を発生するコイル(磁場発生手段)8と、光検出手段5で検知した信号を同期制御する制御手段9と、を備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】磁気量子数mF=0におけるEIT信号のピーク値を高くした原子発振器を提供する。
【解決手段】本発明の原子発振器100は、アルカリ金属原子に電磁誘起透過現象を発現させるための第1の共鳴光、及び第2の共鳴光を発生する半導体レーザー(光源)1と、半導体レーザー1から発生した共鳴光1aを円偏光するλ/4波長板2と、アルカリ金属原子が封入された原子セル3と、原子セル3から出射した共鳴光3aの強度を検出する光検出手段5と、アルカリ金属原子に所定の強度の直流磁場を与える直流磁場発生手段4と、直流磁場の強度に応じた所定の周波数の交流磁場をアルカリ金属原子に与える交流磁場発生手段8と、光検出手段5から出力された共鳴光の中心波長を制御する中心波長制御手段9と、アルカリ金属原子にEIT現象を発現させるように、第1の共鳴光と第2の共鳴光との周波数差を制御する制御手段10と、を備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】安定度の高い原子発振器を提供する。
【解決手段】アルカリ金属が封入されたアルカリ金属セルと、前記アルカリ金属セルにレーザ光を照射する光源と、前記アルカリ金属セルを透過した光を検出する光検出器と、を有する原子発振器において、前記アルカリ金属セルは、一方の面から他方の面に貫通する開口部が形成された基板の他方の面にガラス基板が接合された一方の部材と、一方の面から他方の面に貫通する開口部が形成された基板の他方の面にガラス基板が接合された他方の部材と、前記一方の部材における基板の一方の面と、前記他方の部材における基板の一方の面とを直接接合することにより、前記一方の部材の開口部及び前記他方の部材の開口部により形成されるセル内部と、前記セル内部に封入されるアルカリ金属原料と、を有するものであることを特徴とする原子発振器を提供することにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】周波数精度を向上させることができるガスセルユニットおよび原子発振器を提供すること。
【解決手段】本発明のガスセルユニット2は、ガス状のアルカリ金属原子を封入したガスセル21と、ガスセル21を加熱するヒーター22と、ガスセル21を介してヒーター22に対向して設けられ、ガスセル21を加熱するヒーター23とを有し、ヒーター22は、通電により発熱する発熱抵抗体222を備え、ヒーター23は、発熱抵抗体222に流れる電流の方向と同方向に電流が流れ、通電により発熱する発熱抵抗体232を備え、発熱抵抗体222と発熱抵抗体232との間にて、発熱抵抗体222への通電に伴って生じる磁場と、発熱抵抗体232への通電に伴って生じる磁場とを互いに相殺または緩和させる。 (もっと読む)


【課題】周波数安定度の高い原子発振器を得ることが可能な光学モジュールを提供する。
【解決手段】光学モジュール2は、量子干渉効果を利用する原子発振器1の光学モジュールであって、中心波長を有する基本波Fと、互いに異なる波長を有する第1側帯波W1及び第2側帯波W2と、を含む第1光L1を発生させる光源10と、第1光L1から第1側帯波W1及び第2側帯波W2を選択し、第2光L2として射出する波長選択手段20と、アルカリ金属ガスを封入し、第2光L2が照射されるガスセル30と、ガスセル30を透過した第2光L2の強度を検出する光検出手段40と、を含み、波長選択手段20は、エタロン20aと、エタロンの温度を制御するための温度制御手段20bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】環境温度に関わらず、ガスセルおよび光出射部を所定温度範囲に保つことができ、安定して所望の特性を発揮することのできる原子発振器を提供すること。
【解決手段】原子発振器1は、ガスセル2、ガスセル2を温調する第1の温度可変部41、光出射部5および光出射部5を温調する第2の温度可変部42を収納する第1のパッケージ6と、第1のパッケージ6を温調する第3の温度可変部43と、温調部41〜43の駆動を制御する制御部8とを有する。第1の温度可変部41がガスセル2を所定温度Taに温調することができるとともに、第2の温度可変部42が光出射部5を所定温度Tbに温調することができる環境温度の下限値をTLとし、上限値をTHとしたとき、制御部8は、環境温度がTLより低いかTHより高い場合に、第3の温度可変部43を駆動し、第1のパッケージ6の温度をTL以上、TH以下に維持するよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】周波数精度を向上させることができるガスセルユニット、原子発振器および電子装置を提供すること。
【解決手段】本発明のガスセルユニット2は、ガス状のアルカリ金属原子を封入したガスセル21と、ガスセル21を加熱するヒーター22と、ガスセル21を介してヒーター22に対向して設けられ、ガスセル21を加熱するヒーター23とを有し、ヒーター22、23は、それぞれ、互いに対向して設けられ、通電により発熱するとともに、その通電に伴って生じた磁場を互いに相殺させる第1発熱抵抗体および第2発熱抵抗体を備える。 (もっと読む)


【課題】周波数安定度の高い原子発振器を得ることが可能な原子発振器用の光学モジュールを提供する。
【解決手段】光学モジュール2は、量子干渉効果を利用する原子発振器用の光学モジュールであって、所定の波長を有する基本波F、当該基本波Fの側帯波W1,W2、を含む光L1を出射する光源10と、光源10からの光L1が入射し、当該入射した光L1のうち側帯波W1,W2を透過させる波長選択部20と、アルカリ金属ガスを封入し、波長選択部20を透過した光が照射されるガスセル30と、ガスセル30に照射された光のうちガスセル30を透過した光の強度を検出する光検出部40と、を含み、
波長選択部20は、ファイバーブラッググレーティング20aと、ファイバーブラッググレーティングの温度を制御する温度制御部20bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】 優れた特性を発揮することのできる原子発振器および原子発振器の製造方法を提供すること。
【解決手段】原子発振器1は、ガス状の金属原子を封入したガスセル3が収納された第1パッケージ21と、ガスセル3中の金属原子を励起する励起光LLを出射する光出射部6が収納された第2パッケージ22と、少なくとも1つの光学部品8が設けられた第3パッケージ23とを有している。また、第2パッケージ22の一方側に第3パッケージ23が固定され、第3パッケージ23の第2パッケージ22と反対側に第1パッケージ21が固定されている。光出射部6から出射した励起光LLが、光学部品8を通過したのちガスセル3内に入射するよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】周波数安定度の高い原子発振器を得ることが可能な原子発振器用の光学モジュールを提供する。
【解決手段】光学モジュール2は、量子干渉効果を利用する原子発振器用の光学モジュールであって、所定の波長を有する基本波F、当該基本波Fの側帯波W1,W2、を含む光L1を出射する光源10と、光源10からの光L1が入射し、当該入射した光L1のうち側帯波W1,W2を透過させる波長選択部20と、アルカリ金属ガスを封入し、波長選択部20を透過した光が照射されるガスセル30と、ガスセル30に照射された光のうちガスセル30を透過した光の強度を検出する光検出部40と、を含み、波長選択部20は、ファイバーブラッググレーティング20aと、ファイバーブラッググレーティング20aに電圧を印加する電圧印加部20bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】回路構成を単純化して部品コストを低減すると共に、回路の小型化を実現したルビジウム原子発振器を提供する。
【解決手段】このルビジウム原子発振器50は、ルビジウム原子の共振周波数により励振する光マイクロ波ユニット(OMU)1と、OMU1を透過した光の強度を検出する光検出部2と、Amp3に現れる周波数誤差信号の位相を検波する位相検波器4と、位相検波器4の出力信号を積分するループフィルタ5と、ループフィルタ5の電圧に基づいて所定の周波数を発振する電圧制御水晶発振器(VCXO)6と、マイクロ波の位相を低周波により変調する発振回路7と、VCXO6の発振信号をマイクロ波に逓倍する位相変調逓倍部8と、を備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属原子に対するEIT現象の発現効率を高めることができる量子干渉装置及び量子干渉方法を提供すること。
【解決手段】光源10は、互いに周波数が異なる複数の第1の光と互いに周波数が異なる複数の第2の光とを発生させてアルカリ金属原子20に照射する。光検出部30は、アルカリ金属原子を透過した光の強度を検出する。制御部40は、光検出部が検出した光の強度に基づいて、第1の光の各々と第2の光の各々との周波数差が1/2の第1の基底準位と第2の基底準位とのエネルギー差に相当する周波数にそれぞれ一致するように制御し、かつ、第1の光の各々の波長が1/2のいずれかの励起準位又はその近傍の準位と第1の基底準位とのエネルギー差に相当する波長と一致するように制御するとともに、第2の光の各々の波長が当該励起準位又はその近傍の準位と第2の基底準位とのエネルギー差に相当する波長と一致するように制御する。 (もっと読む)


【課題】光検出器で吸収される光のレベルを高めてS/Nを改善した原子発振器を提供す
る。
【解決手段】この原子発振器50は大きく分けると、アルカリ金属原子と該アルカリ金属
原子の同位体とを混合した気体を封入したセル2と、可干渉性(コヒーレント性)を有し
、1つの中心周波数に対して2つの異なる周波数成分を有する第1の共鳴光対と第2の共
鳴光対を含む複数の光を気体に照射する光源(LD)1と、気体を透過した光の強度に応
じた検出信号を生成する光検出部(PD)3と、検出信号の強度に基づいて、アルカリ金
属原子に電磁誘起透過現象(以下、EIT現象と呼ぶ)を生起させるように第1の共鳴光
対の周波数を制御すると共に、アルカリ金属原子の同位体にEIT現象を生起させるよう
に、第2の共鳴光対の周波数を制御する周波数制御部12と、を備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】小型化を図りつつ、容易に製造することができる加熱装置、ガスセルユニットお
よび原子発振器を提供すること。
【解決手段】本発明の加熱装置22は、ガス状のアルカリ金属原子を封入したガスセル2
1を加熱する装置であって、基板221と、基板221上に設けられ、通電により発熱す
る発熱体222a、222b、222c、222dとを有する。この加熱装置22におい
て、基板221は、プリント配線基板であり、発熱体222a、222b、222c、2
22dは、基板221上に実装された抵抗器である。 (もっと読む)


【課題】バッファガスの圧力に影響され難いイオントラップ型周波数標準器及び出力周波数安定化方法を提供することを目的とする。
【解決手段】イオントラップ型周波数標準器301は、容器17内の水銀イオン102を光ポンピングして基底状態の下準位へ集める光ポンピング手段15と、電磁波を照射して、基底状態の下準位に集まった水銀イオン103を上準位へ遷移させる電磁波照射手段13と、水銀イオン103が光ポンピング手段15により再び励起状態を経由して基底状態となる際に放射される蛍光23の光強度を測定する受光手段14と、蛍光23の光強度が最大となるように電磁波の周波数を調整する制御手段と、電磁波照射手段13が照射する電磁波の周波数を出力周波数として出力する出力手段と、バッファガスとして、圧力が変動しても出力周波数を一定に保つ混合比の複数のガスを容器17に供給するガス供給手段25と、を備える。 (もっと読む)


【課題】従来よりも周波数精度を向上させることができる原子発振器を提供する。
【解決手段】磁場発生部40は、アルカリ金属原子20の第1基底準位と第2基底準位にゼーマン分裂を生じさせる磁場を発生させる。周波数制御部50は、光検出部30の検出信号32に基づいて、光源10が出射する第1の光と第2の光が、順に、複数の所定の磁気量子数の各々に対応する第1基底準位と第2基底準位の間で遷移を引き起こす共鳴光対となるように、所定の切り替えタイミングで第1の光及び第2の光の少なくとも一方の周波数を切り替える。磁場制御部60は、検出信号32に基づいて、第1の光と第2の光が、所定の磁気量子数の各々に対応する共鳴光対となるときの第1基底準位と第2基底準位のエネルギー差を特定可能なプロファイル情報を順に取得し、アルカリ金属原子20にかかる磁場の強度が一定になるように磁場発生部40が発生させる磁場の強度を制御する。 (もっと読む)


【課題】回路部分の小型化や省電力化が容易な原子発振器を提供する。
【解決手段】原子発振器1は、アルカリ金属原子に共鳴光対を照射することにより生じる電磁誘起透過現象を利用する原子発振器であって、光源10、気体状のアルカリ金属原子20、光検出部30、周波数制御部40を含む。光源10は、可干渉性を有し、周波数が異なる第1の光と第2の光を含む複数の光を発生させて、アルカリ金属原子20に照射する。光検出部30は、アルカリ金属原子20を透過した複数の光22を受け取り、当該複数の光22の干渉により得られる所定の周波数のビート信号を含む検出信号32を生成する。周波数制御部40は、検出信号32に含まれる所定の周波数のビート信号に基づいて、第1の光と第2の光がアルカリ金属原子20に電磁誘起透過現象を起こさせる共鳴光対となるように、第1の光及び第2の光の少なくとも一方の周波数制御を行う。 (もっと読む)


【課題】製造工程を短縮してユニットコストの低減を図ることができる原子発振器を提供
する。
【解決手段】この原子発振器50は、半導体基板上に形成された受光部を有する受光素子
(PD)6と、受光素子6上に積層され、受光部の上部に開口部8aを有する空洞8bが
形成されたセル層8と、空洞8bに封入された気体状のアルカリ金属原子5と、開口部8
aを閉止するカバーガラス(透明部材)4と、カバーガラス4を介してアルカリ金属原子
5に共鳴光を出射する発光素子(VCSEL)1と、を備えて構成されている。尚、受光
素子(PD)6には電極7が備えられ、カバーガラス4上には発光素子1用の電極3が形
成されている。そして発光素子1のバンプ2を介して発光素子1用の電極3と接続される
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【課題】アセンブリの容易さ、実装面積の低減化、及び耐振動性に優れた原子発振器を提
供する。
【解決手段】この物理パッケージ20は、外部接続用のリード端子8を有するリードフレ
ーム(支持部材)6と、ペルチェ素子5と、アルカリ金属原子に電磁誘起透過現象を発生
させる共鳴光対を生成するための半導体レーザー(光源)1と、アルカリ金属原子を封入
したセル3と、アルカリ金属原子を透過した共鳴光対を検出するPD(光検出手段)4と
、ペルチェ素子5の温度を検知するサーミスタ(温度検知素子)2と、を備え、リードフ
レーム6にペルチェ素子5を搭載し、ペルチェ素子5の上にサーミスタ2と、半導体レー
ザー1、セル3、及びPD4を横並びに併設すると共に、リードフレーム6上に搭載した
全ての部品の露出面を樹脂(封止部材)7により覆う構成とした。 (もっと読む)


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