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Fターム[5J108FF05]の内容

圧電・機械振動子、遅延・フィルタ回路 (44,500) | 電極 (2,795) | 励振電極 (1,099) | 材料 (411)

Fターム[5J108FF05]に分類される特許

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【課題】共振子がUWB用フィルタ用途に必要な電気機械結合係数および機械的品質係数の両方を満足するBAW共振装置を提供する。
【解決手段】支持基板1の一表面側に下部電極31と圧電層32と上部電極33とを有する共振子3を備え、下部電極31および上部電極33が圧電層32の圧電材料よりも機械的品質係数の大きな電極材料により形成されている。共振子3は、下部電極31と上部電極33とで一対の電極層を構成し、上部電極33における圧電層32側とは反対側に絶縁体層34が積層され、上部電極33の厚さをt、絶縁体層34の厚さをt、n次モード(n≧2)の共振周波数における上部電極33および絶縁体層34それぞれの媒質中の弾性波の波長をそれぞれλ,λとするとき、{(n−1)/2}≦(t/λ+t/λ)≦{(n−0.5)/2}を満足するように各厚さt,tが設定されている。 (もっと読む)


【課題】 キャビティ内の気密を確実に維持すると共に、圧電振動片と外部電極との安定した導通性を確保すること。
【解決手段】 ベース基板2と、キャビティ用の凹部3aが形成され、凹部をベース基板に対向させた状態でベース基板に接合されたリッド基板3と、両基板間に形成されたキャビティ内で、ベース基板の上面に接合された圧電振動片4と、ベース基板の下面に形成された一対の外部電極38、39と、ベース基板を貫通するように形成され、一対の外部電極にそれぞれ電気的に接続された一対の貫通電極32、33と、ベース基板の上面に形成され、圧電振動片に一対の貫通電極をそれぞれ電気的に接続させる引き回し電極36、37と、を備え、貫通電極が、貫通孔30、31の内面に成膜された電極膜32a、33aと、貫通孔を塞ぐように、電極膜を間に挟んで貫通孔の内面に固着されたガラス体32b、33bと、で形成される圧電振動子1を提供する。 (もっと読む)


【課題】プリント基板などからの応力に耐えることができる電子部品を提供する。
【解決手段】電子部品1aでは、ベース2と蓋5によって気密封止された空洞部9が形成されており、空洞部9内で、水晶振動子6が支持部7によりベース2の上面に保持されている。ベース2は、ガラスで構成されており、ベース2の底面には導電性樹脂などで構成された応力緩和層3が全面に形成されている。水晶振動子6の電極と導通する外部電極8と外部電極4は、それぞれ、ベース2と応力緩和層3の側面を経由して応力緩和層3の底面に至っている。このように構成された電子部品1aは、応力緩和層3の底面部分に形成された外部電極8と外部電極4をプリント基板にはんだ付けなどして表面実装される。 (もっと読む)


【課題】 研磨工程において、ウエハに割れや欠けといった破損が生じてしまうのを防止したキャリアと、このキャリアを用いてなる研磨装置及び研磨方法を提供する。
【解決手段】 ウエハSの両面を研磨して、ウエハSの厚みを所定の厚みに調整するウエハ研磨装置において、ウエハSを収容し保持するためのキャリア41である。ウエハSを収容する、開口形状が略角形状の保持孔41bを有している。保持孔41bの角部には、角部を形成する二本の直線部L1、L2の交点Pとその近傍において、保持孔41bの内側に向かって凹形状となる第1湾曲部41cが形成され、第1湾曲部41cの両側には、それぞれ対応する直線部より保持孔41bの内側に膨出することなく、保持孔41bの内側に向かって凸形状となる第2湾曲部41dが形成されている。 (もっと読む)


【課題】幅振動を利用する圧電共振子において、矩形状の圧電振動部のノード点近傍に矩形の支持部を連結した場合、支持部の寸法によってはノード点近傍の振動が支持部に伝わり、振動漏れが発生し、共振特性に劣化が生じる。そこで、支持部の寸法を規定し、振動漏れによる共振特性の劣化を低減した圧電共振子を提供する。
【解決手段】圧電共振子1において、圧電振動部3を支持するノード点N近傍に連結された支持部4a、4bの幅寸法aと圧電振動部3の幅寸法bは0.015≦a/b≦0.200、圧電振動部3の長さ寸法dと幅寸法bは、d=1.5b、支持部4a、4bの長さ寸法cは、利用する振動の波長をλとすると、7×10-3λ≦c≦190×10-3λとすることで、振動漏れによる共振特性の劣化を低減している。 (もっと読む)


【課題】 一対の振動腕(31)の根元(321)に段差または溝を生じさせない音叉型の圧電振動片を有する圧電フレーム(50)を提供する。
【解決手段】 圧電フレーム(50)は、基部(39)から第1方向に延びる少なくとも一対の振動腕(31)を有しこの一対の振動腕(31)に第1励振電極(35)及び第2励振電極(36)を有する音叉型圧電振動片(30)と、この一対の振動腕(31)の間から第1方向に延びる第1支持部(23)と、この第1支持部と接続し音叉型圧電振動片を囲む外枠部(51)と、第1励振電極(35)及び第2励振電極(36)にそれぞれ導通し、外枠部(51)に形成された第1接続電極(33)及び第2接続電極(34)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 支持腕(40)の軸長さ(SL)を伸ばすことで振動漏れなどの影響を少なくする圧電振動片(20)を提供する。
【解決手段】 パッケージ(PKG1)に実装される圧電振動片(20)は、圧電材料により形成され、所定の幅で一端側から他端側へ所定方向に伸びる基部(29)と、基部の一端側から所定方向に伸びる少なくとも一対の振動腕(21)と、基部の一端側から他端側の間で幅の方向に延長され且つ振動腕の外側において所定方向に伸びる支持腕(40)と、実装のために支持腕の先端に形成された接着領域(26)と、を備え、支持腕の先端は振動腕の先端の位置よりも延びておらず、且つ支持腕の軸長さ(SL)は振動腕の基部から先端までの長さよりも伸びる。 (もっと読む)


【課題】 圧電振動素子の大きさの影響を受けずに製造を容易とする。
【解決手段】 容器体10内に設けられた搭載パッド14と圧電振動素子20の励振電極22と接続する引回しパターン23とが接合され、蓋体30で容器体10を気密封止した圧電振動子100であって、圧電振動素子20の引回しパターン23が、圧電振動素子20の端部側で向かい合うように圧電振動素子20の両主面にのみ形成され、圧電振動素子20の端部側で向かい合うように形成された引回しパターン23を電気的に接続する側面金属膜Kが圧電振動素子20の側面に別途設けられて構成されている。 (もっと読む)


【課題】 ベース基板用ウエハとリッド基板用ウエハとを全面に亘って均一に接合することができ、キャビティ内を確実に封止したうえで、スルーホールを利用して外部電極と圧電振動片との導通を図ることができる圧電振動子を効率良く製造すること。
【解決手段】 ベース基板用ウエハを貫通するスルーホール35、36をキャビティC用の凹部の外側に開口が開くように形成する工程と、ベース基板用ウエハの上面に、凹部の周囲を囲む接合層30と、凹部内に収まる一対のマウント層と、接合層と一対のマウント層とを電気的に繋げる一対の引き出し電極層33、34と、を同一の導電性材料によりパターニングする工程と、両ウエハを陽極接合した後、スルーホール36の開口と接合層との間における引き出し電極層34の一部(S2領域)に対してレーザ光を照射して引き出し電極層34を途中で分断する工程と、を備えている圧電振動子1の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】特性検査端子の面積特に高さを大きくして測定用プローブの接触を確実にした表面実装発振器を提供する。
【解決手段】底壁1aと枠壁1bとからなるとともに内壁段部を有して凹状とした積層セラミックからなる容器本体1と、前記容器本体1の内底面に固着されたICチップ2と、前記内壁段部に励振電極から引出電極の延出した外周部が固着された水晶片3と、前記容器本体1の外側面に設けられて上下左右に内周端面を有する窪みからなる水晶振動子用の特性検査端子7(ab)とを有する表面実装用の水晶発振器において、前記容器本体1の底壁1aは外底面から一層目と二層目との二層構造とし、前記特性検査端子7(ab)は前記底壁1aの二層目と前記枠壁1bとからなる前記容器本体1の外側面に形成された構成とする。 (もっと読む)


【課題】増強された近接周波数阻止特性を有し、所望周波数又は周波数範囲を阻止する為にフィルタ減衰特性を調整する様に設計され得る音響共振子フィルタの提供。
【解決手段】帯域通過フィルタは、入力端子505及び出力端子555と、第1、第2の音響共振子510,520と、音響結合層530とを含む。第1の音響共振子510は、第1、第2の電極512,514とこれら第1及び第2の電極間の圧電層516とを含む。第1の音響共振子の第1の電極は入力端子に接続され、第2の音響共振子520は、第1、第2の電極522,524と、これら第1及び第2の電極間の圧電層526とを含む。音響結合は、第1の音響共振子の第2の電極と第2の音響共振子の第1の電極間に与えられ、出力端子は第2の音響共振子の第2の電極に接続される。入力端子と出力端子間にはコンデンサ550が延びる構成で、フィルタの周波数応答は少なくとも2つの伝送ゼロを含む。 (もっと読む)


【課題】周波数特性をほとんど劣化させることなく、共振周波数を精緻に設定できる圧電振動装置の共振周波数調整方法と、その製造方法とを提供する。
【解決手段】圧電振動装置101の共振周波数調整方法は、支持状態変更プロセスを行い、支持部24A,24Bによる振動部20の支持状態を変更して、即ち、振動部20ではなく支持部24A,24Bに対して形状の変更などを加えて振動部20の共振周波数を調整する。振動部20は、AlN層14に励振電極13,15が配されたものである。支持部24A,24Bは、振動部20を基板11との間にクリアランス41を設けて支持するものである。これにより、振動部20の振動に基づく、圧電振動装置101の共振周波数を微調整する。 (もっと読む)


【課題】バルク弾性波の基板への漏洩パスを最小限に抑圧することが可能なエネルギー閉じ込め構造が実現できる薄膜圧電バルク波共振器と、それを用いた高周波フィルタおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】圧電薄膜と前記圧電薄膜の少なくとも一部を挟んで存在する第一の金属電極膜と第二の金属電極膜とを含む積層構造を具備し、第一の金属電極膜は、第二の金属電極膜と対向する電極面に分散して形成され、積層構造に対応する位置の基板上に空隙部を有する薄膜圧電バルク波共振器において、圧電薄膜、第一の金属電極膜および、第二の金属電極膜は、第一の金属電極膜と電気的に接続する配線電極の領域および第二の金属電極膜と電気的に接続する配線電極の領域以外は、絶縁基板と接触せず中空に保持されており、積層構造を支持するために空隙部に支柱を設置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧電薄膜を用いた圧電振動装置であって、圧電振動部の反りが生じ難い圧電振動装置を提供する。
【解決手段】圧電薄膜4を有する圧電振動部3が基体2の上面から浮かされて配置されており、該圧電振動部3において、圧電薄膜4に積層されている、圧電薄膜以外の材料からなる付加膜8を有し、該付加膜8が、圧電薄膜4に積層されていない部分である非被覆部8cを有する、圧電振動装置1。 (もっと読む)


【課題】Q値を向上でき且つ低コストで電気機械結合係数を向上させることが可能な共振装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】共振装置は、支持基板1の一表面側に第1の導電性薄膜からなる下部電極31と圧電層32と第2の導電性薄膜からなる上部電極33とを有する共振子3を備えている。共振子3は、圧電層32が円柱状に形成され、下部電極31および上部電極33それぞれが、コイルばね状(円錐コイルばね状)のばね形状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】特性を悪化させずに基板の振動領域の厚さを薄くして高周波化に対応させる。
【解決手段】水晶振動片2では、ATカット水晶片からなる基板20と、基板20に積層した堤部21と、基板20と堤部21との間に介在させて基板20と堤部21との接合補強を行う、軟質の金属材料からなる接合部22と、が設けられている。堤部21と接合部22とが当該水晶振動片2の壁面23として構成されるとともに、基板20が当該水晶振動片2の台部として構成され、かつ、壁面23および台部により当該水晶振動片2の一主面201に凹部27が形成されている。また、凹部27の内底面を含む基板20の両主面201,202に一対の励振電極36が対向して形成されている。 (もっと読む)


【課題】単体でバンドエリミネーション機能を有するフィルタ素子を提供する。
【解決手段】一対の支持部15によって梁部16を介して中空に保持された振動部16と、所定の間隙を介して振動部16と対向配置された入力電極11および出力電極12とを備える。振動部16は、単一構造からなり、入力電極11に交流信号が印加されると、ねじれ振動により生じる共振モードと、たわみ振動により生じる共振モードとにより振動する。ねじれ振動により生じる共振モードは、共振周波数fと、共振周波数fよりも大きな周波数の反共振周波数fとを有し、たわみ振動により生じる共振モードは、共振周波数fよりも大きな周波数の共振周波数fと、共振周波数fよりも小さく、かつ共振周波数fよりも大きな周波数の反共振周波数fとを有する。 (もっと読む)


【課題】他軸感度を低減した圧電振動片、これを実装した圧電振動子および加速度センサを提供する。
【解決手段】第1の方向に延び、片持ち支持された振動腕14と、前記振動腕を片持ち支持する基部12と、前記振動腕14を前記第1の方向に垂直な第2の方向に屈曲振動させる第1の側面電極膜36、第2の側面電極膜38、第1の内面電極膜40、第2の内面電極膜42、底面電極膜44、第1の励振電極膜46、第2の励振電極膜48、第3の励振電極膜50、引出し電極膜52、接続電極膜54を有する圧電振動片であって、前記振動腕に、前記第1及び第2の方向に垂直な第3の方向の曲げに対する剛性の調整部を備えることを特徴とする圧電振動片である。前記調整部は、前記振動腕の前記第3の方向を向く面の基部側から前記振動腕14の自由端方向に沿って設けられた溝26であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉛を含有せず、キュリー温度が高く、かつ優れた圧電特性を備えた圧電体膜の製造方法、および圧電素子を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る圧電素子の製造方法は、Bi、Ti、Ba、Sr、およびNdを含有するゾル状前駆体溶液を調製する工程と、前記ゾル状前駆体溶液を焼成して、一般式Bi4−xNdTi12−(Ba1−ySr)BiTi15(式中のxは0.1〜1.5の数であり、yは0.2〜0.8の数である。)からなる粒子を作製する工程と、前記粒子を含有するペーストを調製する工程と、前記ペーストと前記ゾル状前駆体溶液とを混合して、混合ペーストを調製する工程と、前記混合ペーストを塗布した後、乾燥および焼成する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】Q値を向上させることが可能な共振装置を提供する。
【解決手段】共振装置は、支持基板1と、支持基板1の一表面側に形成された下部電極31と、下部電極31における支持基板1側とは反対側に形成された圧電層32と、圧電層32における下部電極31側とは反対側に形成された上部電極33とを備える。圧電層32における下部電極31側とは反対側に当該圧電層32のうち上部電極33に接する共振領域32aの面積を規定する開孔部4aを有する絶縁膜4が形成され、上部電極33が圧電層32の共振領域32a上と絶縁膜4上とに跨って形成され、上部電極33のうち絶縁膜4上に形成されて共振領域32aの周囲領域に重なる周囲電極部分33bに他の部位に比べてばね定数の小さな撓み領域33dが形成されている。 (もっと読む)


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