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Fターム[5K102AB11]の内容

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Fターム[5K102AB11]に分類される特許

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【課題】
光通信量子暗号のデータ解読に対する安全性を一層強化し、多値強度変調による暗号の盗聴を防止する。
【解決手段】
第1の暗号鍵を用いて第1のRunning鍵を生成するための第1の擬似乱数発生部と、第1の擬似乱数発生部による第1のRunning鍵を用いて、送信するデータをビット単位の多値信号として生成する多値変調信号発生部と、第2の暗号鍵を用いて第2のRunning鍵を生成する第2の擬似乱数発生部と、第2の擬似乱数発生部による第2のRunning鍵を用いて、送信するデータの光搬送波の位相または周波数を変化させる第1の変調器と、第1の変調器によって位相又は周波数が変化された光搬送波を受けて、多値変調信号発生部より生成される多値信号により、光搬送波の光強度基底を変化させた光信号を生成する第2の変調器と、を有し、第2のRunning鍵によって光搬送波の周波数又は位相を経時的、かつランダムに変化させる。 (もっと読む)


【課題】光周波数の異なる2光子間の量子干渉測定を可能にする。
【解決手段】本発明の一実施形態による量子干渉装置は、光周波数の異なる2光子(1,2)のベル状態測定を行う。この量子干渉装置では、光周波数の異なる2光子の一方の光周波数を他方の光周波数に変換し、光周波数が一致した2光子(1’,2)のベル状態測定を行う。これにより、光周波数の異なる2光子間の量子干渉測定が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 正規受信者のビット誤り率(BER)が不正受信者のBERよりも小さい場合、両者の差を利用して安全に通信を行えることが原理的に可能である。この条件を満たす光送受信法を得ることが課題である。
【解決手段】 正規受信者にもビット誤りを生じさせるような揺らぎを伴ったキャリア光を用い、信号は誤り訂正符号化して送受信する。2n値(nは1以上の整数)の信号に対してn + 1以上の基底を用い、正規の送受信者は予め種鍵を共有した上で、それを用いて基底を選択した通信を行う。信号伝送では信号と乱数を伝送し、その乱数は次回の伝送基底選択に利用する。不正受信者は基底を知らないが、誤り訂正符号の復号化のために2n値判定をしなければならず、正規受信者よりもBERが大きくなる。正規受信者と不正受信者のBERに関する差は情報理論的に安全な情報量を与える。 (もっと読む)


【課題】本発明は偏光方向同期検出回路及び受信装置に関し,2つの偏光方向に変調された光信号を相対的に到来角度が変化しても角度変位成分を効率的に検出し,微弱光でも高精度に偏光軸方向を送信側の偏光基底軸に合わせることを目的とする。
【解決手段】受信した通信信号から抽出した同期信号を含む変調信号を制御信号として入力し,量子暗号信号の偏光方向に合わせた偏光変調信号を受信した光検出器により検出した信号を入力するスイッチを設け,スイッチは,光検出器の検出信号と,その検出信号の反転信号の何れか一方を前記制御信号により選択的に切替え,スイッチの出力をローパスフィルタを介して出力することにより,送信側と受信側の偏光軸の相対角度差(Δθ)が予め設定された所定の偏光角度より大きいと+レベル,所定の偏光角度と等しいと0レベル,0度から所定の偏光角度の範囲の場合は−レベルの信号を出力するよう構成する。 (もっと読む)


【課題】通常強度の古典光からの自然ラマン散乱クロストークを削減し、量子信号等の微弱光との多重化伝送を実現する。
【解決手段】相対的に光パワーが小さい状態の量子チャネル送信器110と光パワーが大きい状態の古典チャネル送信器120とを含む複数の通信チャネルを光伝送媒体である光ファイバ伝送路150に多重化して情報を伝送する光多重化通信システムにおいて、量子チャネル送信器110に係るチャネルと古典チャネル送信器120に係るチャネルとの伝送遅延時間差が、古典チャネル送信器120に係るチャネルの信号の繰り返し周期の1/2以下となるようにする変調手段130を、複数の通信チャネルのいずれかに備える。 (もっと読む)


量子鍵配送システムのための光受信機(100)が、基板(122)内に搭載または形成され、かつ基板内に形成された1つ以上の中空コア導波路(105、123)により光学的に結合される複数の光学構成要素(103、104、106、108、110、112、114、116、118)を含む。
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【課題】 正規利用者の持つべき装置が従来技術より簡単な装置構成で済む、量子暗号装置を提供することにある。
【解決手段】 量子ビットの情報担体となる光子を発生する光源と、前記光源にて発生した光子を複数の伝搬路にランダムに分岐する分岐カップラーと、前記複数の伝搬路のそれぞれについて伝搬する光子の有無を非破壊にて検出する光子数非破壊測定装置と、複数の伝搬路のうちの光子が通過した伝搬路に依存して非直交4状態に準備された2連光子パルスを単一の伝送路に送出する光子パルス状態準備手段と、を有する。 (もっと読む)


【課題】光ファイバ用極低温温度制御装置において、金属の収縮による熱伝導性の悪化により、低温までうまく温度制御ができないという課題を解決する。
【解決手段】真空容器内において、冷却ユニットの液体ヘリウムにより直接あるいは間接的に冷却される金属の円柱型ホルダー(106)に、光ファイバ(301)を効率的に巻きつけるための溝(201)を設け、熱伝導媒質(真空用グリース)(202)でその溝を埋めた構造を有する。 (もっと読む)


【課題】変調器の個数を低減させて強度3値および位相4値の変調を可能にする新たな構成の光送信器およびそれに用いられる複合変調器の制御方法を提供する。
【解決手段】複合光変調器103は、2連パルスを位相変調および強度変調して送信する光送信器であって、入力2連パルスを第1経路および第2経路へ分岐させる分岐部131と、第1経路に設けられた第1光変調器132と、第2経路に直列に設けられた第2光変調器133および第3光変調器134と、第1経路を通過した2連パルスと第2経路を通過した2連パルスとを合波して出力2連パルスを生成する合波部135手段とを有する。制御部108はドライバ105を制御して、第1光変調器132および第2光変調器133をそれぞれ通過する2連パルスの間で相対的な強度変調あるいは相対的な位相変調のいずれかを実行させ、第3光変調器を通過する2連パルスの間で相対的な位相変調を実行させる。 (もっと読む)


【課題】 従来の情報通信装置では、干渉回路に光スイッチを入れ、この光スイッチのオン・オフによって受信側の干渉を制御するようにしているが、受信側で情報を判断するためには、多数のパルス光によるフォトンが必要である。
【解決手段】 送信部1はシングルモードレーザ発生器2にファイバ3を介して第1のカプラ4が接続され、第1のカプラ4に長尺の第1のファイバ5及び長尺の第2のファイバ6の一端がそれぞれ接続され、第2のファイバ6に移相器7が接続されて構成され、又、受信部8は第1のファイバ5及び第2のファイバ6の他端がそれぞれ接続された第2のカプラ9と、第2のカプラ9に接続された第1のパワーメータ10及び第2のパワーメータ11によって構成されている。 (もっと読む)


【課題】 光の強度が長距離光通信に適用できるほど強く、かつ受信器の構成が簡便で、さらに光ファイバの非線形光学効果に強い、安全な光通信システムを実現することが課題である。
【解決手段】 シード鍵から生成した乱数と情報信号によって多数の光の位相を用いて情報信号を送信する。このとき、位相の基準信号、いわゆるパイロットキャリア光もこの位相変調のかかった信号光とともに送信し、受信器でホモダイン受信を行い、送信器と同じシード鍵から同じ過程で生成した乱数を用いて元の情報信号を復調する。 (もっと読む)


【課題】実装が容易でビットエラーの少ない量子暗号通信技術を提供する。
【解決手段】本発明による量子暗号通信システムは、時間差τを有する2つの光の位相差を所定の位相値でランダムに変調して送信する送信機と、これら2つの光を受信し、その位相差を所定の位相値と符号が逆の位相値でランダムに変調し、時間差τで干渉させることによって、送信機における変調位相情報を検出する受信機とを備える。これら2つの光の強度および所定の位相値は、量子雑音による信号分布が部分的に重なるように設定される。受信機から変調位相情報を検出した時刻を送信機に伝えることによって、送信機で共通の変調位相情報を生成する。これにより、送信機と受信機の間で、第三者に盗聴されることなく、秘密鍵を共有することができる。 (もっと読む)


【課題】Y−00プロトコルを用いた秘密通信において、乱数発生器の分割による乱数発生速度の低減と、安全性の確保を両立させるデータ通信装置を提供する。
【解決手段】データ通信装置は、所定の鍵情報を用いて、略乱数的に値が変化する多値の乱数をそれぞれ発生する複数の乱数発生部111a〜111fと、予め用意した多値レベルの中から、複数の乱数発生部から出力される乱数の値の組合せである多値数列と情報データとに応じたレベルを選択し、当該選択したレベルを用いて所定の雑音レベルを有する雑音を含む多値変調信号を生成する多値信号変調部112とを備える。また、伝送される変調信号に重畳された雑音レベルの範囲内に複数の多値信号レベルが含まれ、これらの複数の多値信号レベルには、各々の乱数が取り得る全ての値が対応するように、信号点配置を設定する。 (もっと読む)


【課題】なりすまし盗聴を良好に判別可能な量子暗号通信システムおよび盗聴検知方法を提供すること。
【解決手段】送信機311は、時間間隔Tのパルスからなり、0またはπで位相変調され、4つ連続する時間位置に空パルスを含む、パルス当り平均1光子未満の光パルス列であって、4つの連続した空パルスを含む光パルス列324を受信機312に送信する。受信機312は、光パルス列324を受信し、分岐手段317にて分岐し、一方の光パルス列に時間間隔Tだけ遅延を施して合波し、位相差に応じて光子検出器319aまたは光子検出器319bにて光子を検出する。受信機312は、パルス4と、パルス5とが重なる時間スロットt4に対する、所定期間内の検出信号の数に基づいて、盗聴があったか否かを判断する。 (もっと読む)


【課題】安全性の確保およびノイズ成分の抑制を共に達成可能な、光通信システムにおける光強度設定方法および光通信装置、それを用いた量子暗号鍵配布システムを提供する。
【解決手段】送信器10と受信器20とが光伝送路30で接続され、送信器10が受信器20から到達した光信号を折り返すことで情報送信を行う。受信器20は通常光モードで光パルスを送信器10へ送信し、送信器10がモニタ101で到達した光信号の光強度IAinをモニタする。減衰量制御部102は、光強度IAinから固定減衰量ATFIXを減算し、折り返す光信号の光強度IAoutを設定値ITARGETまで減衰させるために必要な可変減衰量ATを決定する。微弱光モードにおいて、可変減衰器103は可変減衰量ATに設定され、受信器20の2値減衰器200は固定減衰量ATFIXに設定される。 (もっと読む)


【課題】 光信号のセキュリティを十分に確保することにある。
【解決手段】 符号化情報保持手段1と、符号化情報保持手段1から読み出した符号化情報を分割し、出力する分割手段3と、各分割符号化情報に従ってそれぞれスイッチング動作を行って所定レベルの駆動電圧を生成し出力する第1及び第2のスイッチング手段5a,5bと、各光信号の光軸が交差するような位置に配置され、各スイッチング手段5a,5bで生成された駆動電圧を受けて対応する分割符号化情報を光信号に変換し、空間上に伝送する第1及び第2の発光デバイス6a,6bと、第1及び第2の発光デバイスから伝送される光信号の重なり合う交差位置に配置され、両発光デバイスから伝送される光信号を同時に受信し、分割前の符号化情報に復号化する受光デバイス7とを設けた光通信システムである。 (もっと読む)


【課題】 偏光コーディングされた量子情報を、一旦位相コーディングに変換することで、安定なファイバー伝送を実現する。
【解決手段】 単一光子の偏光自由度に量子情報が符号化された光パルス信号に対し、偏光ビームスプリッタ1、2を用いて偏光に応じて時間差のついた2つの光パルス信号に分割し、そのうちの片方の光パルス信号の偏光を変調コントローラ10により制御された偏光回転素子3で回転させることにより、偏光自由度に符号化されていた量子情報をパルスの時間自由度へと転写する。その後、この量子情報を2分割された光パルス信号としてファイバー伝送し、伝送先で上記と逆の手順により再び偏光自由度に符号化された情報として復元する。 (もっと読む)


【課題】 アンチスクイズド光を用いたセキュア光通信において、安全性を維持するために信号が確定しない状態で、電気的な手法により中継することが課題である。
【解決手段】 送信基底とは無関係に、局発光の位相を基準に信号光の位相を測定し、中継機内のアンチスクイズド光源からの出力光をその測定した位相で変調する。中継機で知りえる情報は局発光の位相を基準にした信号光の相対位相のみであり、また信号光のアンチスクイーズ分の揺らぎを持った情報なので、中継機内の情報を仮に盗聴されたとしても、容易に情報が解読されることはない。 (もっと読む)


【課題】ビット誤りとは異なる方法で、なりすまし盗聴を判別する量子通信システムを提供する。
【解決手段】ゼロまたはπで位相変調された一定の時間間隔Tの光パルス列をパルス当り平均1光子未満で、少なくとも2つ以上連続する光子数ゼロのパルスを含む光パルス列として送信する送信機300と、光パルス列を受信し、長経路316および短経路317の光パルス列に分岐し、長経路316の光パルス列を一定の時間間隔Tだけ遅延させた後、分岐した光パルス列を合波する合波カップラ312を含む受信機310と、送信機300と受信機310の間で光パルス列を伝送する伝送路320を備えた量子通信システムであって、合波カップラ312により合波された光パルス列は、光子数ゼロのパルスを少なくとも1つ以上含み、その存在により盗聴の有無を検出できる量子通信システム。 (もっと読む)


【課題】
アンチスクイズド光を利用した光通信を実現するためには十分な強度のアンチスクイーズを長期信頼性ある部品のみで容易に実現する方法を発明しなければならない。
【解決手段】
長期信頼性のある光通信用の部品のみでアンチスクイズド光生成系を構築する。連続発振するLD光を強度変調器でパルス化し、光アンプで増幅する。増幅されたパルス光は光ファイバ1での高次ソリトン圧縮効果で短パルス化高ピーク強度化され、光ファイバ2の伝播を通して位相方向に揺らぎが拡大される。光アンプにより初期揺らぎが増幅されているので位相方向に拡大される揺らぎはその分だけ大きくなり、十分なアンチスクイーズ強度を得る。 (もっと読む)


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