【目的】管材の空孔形状を非円形断面とし、曲げ加工時において破損の問題を生じることなく、曲げ加工がし易い自転車用管材を提供する。
【構成】空孔２０を有する長管状の管体１０として形成された自転車用管材において、上記空孔２０に、対向する２つの点１１，１２によって区分けされる第１側部と第２側部とを設け、これら第１側部および第２側部の肉厚を、上記対向した２つの点１１，１２の部分における肉厚よりも厚く形成した。 （もっと読む）

【目的】長円状のチューブ挿入孔の短径方向の少なくとも一方の側縁に、チューブと平行状に突出するガイド片を有するろう付用金属パイプを、複雑形状の穿孔型を不要とし管壁の圧潰や変形を生じることなく製造できるようにする。
【構成】帯状成形素板（30）の一部を断面円弧状に曲げ成形して円弧部（39）を形成する。帯状成形素板（30）には、チューブ挿入孔の両端部予定部位において少なくとも１対の肉薄の押込み部（31）を予め形成しておくのが良い。次に、円弧部（39）におけるチューブ挿入孔形成予定部位を内方膨出状に絞り加工する。次に、膨出部（42）の短径方向の少なくとも一側部が残存する状態で穿孔加工を実施して、チューブ挿入孔（５）を穿設する。次に円弧部（39）を除く非円弧部（40）（40）を曲げ成形して両側縁衝き合わせ状のパイプに成形する。 （もっと読む）

【目的】 パイプ素材とポンチとの摺動面の摩擦抵抗を減少させてパイプ素材へポンチをスムーズに圧入させる。
【構成】 パイプ素材１を押圧してその長手方向に平面部２を形成し、ラック型４を平面部２の外面に位置させ、次いで、パイプ素材１のポンチ７圧入側に対向する方向あるいはポンチ圧入側方向よりパイプ素材１内に圧油を供給するとともに、パイプ素材１の内部にパイプ素材１の内径より小なる外径と平面部２に対応する平面部６の形成されたポンチ７を圧入し、パイプ素材１とポンチ７との間の摺動面に圧油を侵入させて潤滑し、摩擦抵抗を減少させてパイプ素材１の平面部２にラック歯型８を形成させる。 （もっと読む）

【構成】 側面に切欠孔13を有する角パイプ12を、金属板体17をロール成形することにより製造する角パイプの製造方法において、前記金属板体17に予め前記切欠孔13を設けておき、その金属板体17を所定のロールフラワに従って平板状態から直接角形断面形状にロール成形した後、その金属板体17の板端間を突合せ溶接して角形断面を閉塞する。
【効果】 ロール成形機5 が一台で済むので設備コストを低減化できると共に、切欠孔13の位置ずれ等を生ずることなくロール成形できるので、製品精度の高い角パイプ12を極めて簡便に製造することができる。 （もっと読む）