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国際特許分類[B21F35/00]の内容

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【課題】ばね線材間の摺動性の低下を長期間に亘って防止することができる渦巻きばねを提供する。
【解決手段】 本願の渦巻きばね2は、帯状のばね線材10を渦巻き状に成形した渦巻きばね2であって、帯状のばね線材10の少なくとも外側の面の全面に亘って打痕16が形成されている。そして、少なくともその打痕16が形成されている外側の面上に潤滑被膜18が形成されている。このため、ばね線材10と潤滑被膜18との密着性が向上し、潤滑被膜18がばね線材10から剥離することを防止でき、長期間に亘って摺動性を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】従来より良品率を向上させることが可能なばね成形機及びその制御用プログラムの提供を目的とする。
【解決手段】本発明のばね成形機10は、フィードバック制御の補正ゲインを乗じる対象を、連続した一定複数個平均の偏差ΔLとしたので、各コイルばね91毎の実測コイル長のばらつきや突発的な異常値によるフィードバック制御への影響が抑えられる。これにより、従来より確実に補正ゲインとして適した値(Kc)を選定することができると共に、その選定後の補正ゲイン(Kc)でコイルばね91を量産したときも、突発的な異常による不良品多数発生等の従来の問題点が解消され、良品率が向上する。 (もっと読む)


【課題】ばね巻き機用のNC制御プログラムに対する補正を効率的に行うことができるようする。
【解決手段】製造された螺旋ばねの実際の形状を測定して、実際のばねデータを決定するステップと、実際のばねデータと公称ばねデータとを比較して、少なくとも1つのばね形状パラメータのために螺旋ばねの実際の形状と予め決定された公称形状との間の偏差を表す偏差データを決定するステップと、偏差が所定の公差限界外にある場合に、偏差データを解釈して補正データを作成するステップと、次の螺旋ばねを製造するための補正データに基づいて、工具の少なくとも1つの作動運動を変更するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】第1と第2の成形ツールを簡素な演算処理で位置制御することが可能であると共に、マニュアル操作にて第1と第2の成形ツールの位置の調整を容易に行うことが可能なコイルばね製造装置及びコイルばね製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るコイルばね製造装置は、第1と第2の成形ツール21,22を駆動する第1と第2のスライド駆動軸を第3スライド駆動軸によって上下動可能としている。そして、第1と第2の衝合点21P,22Pから延びた第1と第2の衝合基準線V1,V2の交点を原点10Pとし、その原点10Pから第1衝合点21Pまでの第1衝合距離L1と、第2衝合点22Pまでの第2衝合距離L2と、線材供給始点12Pまでの距離に線材90の半径を加算した供給始点距離L3とが互いに同一になるように位置制御を行っている。 (もっと読む)


【課題】成形工具ユニットを調整する自由度を高めることができるコイルばね製造機の成形装置を提供する。
【解決手段】第1軸駆動手段20は基台10に設けられている第1のアクチュエータ21と、第1のアクチュエータにより駆動回転される第1のウォームギヤ22と、第1のウォームギヤに螺合する第1の摺動台座23とを備えており、第2軸駆動手段30は第1の摺動台座に設けられている第2のアクチュエータ31と、第2のアクチュエータにより駆動回転される第2のウォームギヤ32と、第2のウォームギヤに螺合するとともに第1の摺動台座に対して直線移動可能な第2の摺動台座33とを備えており、一対の成形工具ユニット40は第1軸駆動手段および第2軸駆動手段を介して基台に対して個別に縦方向および横方向に二次元移動可能となっており、この一対の成形工具ユニットを調整する自由度を高めている。 (もっと読む)


【課題】コイル径の小さいコイルばねの両端を回転させてねじれ変形を与えることにより、コイル径を更に小さくした形状記憶合金コイルばねを製造する。即ち、コイル径は小さく、線径/コイル径(d/D)の値は大きい形状記憶合金コイルばねを製造する。
【解決手段】形状記憶合金コイルばねの製造は、コイルばね10を製造する段階と、前記コイルばね10の両端を2つのグリップ20、30で固定し、2つのグリップ20、30を互いに反対方向に回転させてねじれ変形を与えコイル径を縮小する縮径段階と、前記縮径段階を経たコイルばね10に形状記憶熱処理を行う熱処理段階とを含む。 (もっと読む)


【課題】比較的低コストで、線材との摺接面における耐摩耗性が比較的高い線材加工具を提供する。
【解決手段】線材と摺接して該線材を変形させる線材加工具であって、土台部15A,16Aと、前記線材と摺接される摺接面を備える摺接部15B,16Bとを備え、前記摺接部15B,16Bは、前記土台部15A,16Aに比べて高い耐摩耗性を有し、かつ、前記土台部15A,16Aは、前記摺接部15B,16Bに比べて高い曲げ強度を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】疲労強度をさらに向上させることができるコイルばねの製造方法を提供する。
【解決手段】ばね素線に2段階のショットピーニング(第1のショットピーニング工程と第2のショットピーニング工程)が行なわれる。第1のショットピーニング工程では、第1のショットが第1の投射速度でばね素線に投射され、高い運動エネルギーによって表面から深い位置まで圧縮残留応力が生じる。第2のショットピーニング工程では、第2のショットが第1のショットよりも遅い第2の投射速度で投射される。第2のショットの運動エネルギーは第1のショットの運動エネルギーよりも小さい。第2のショットピーニング工程では、低い運動エネルギーによって、表面に近い部分の圧縮残留応力が増加する。 (もっと読む)


本発明は、コイルバネの製造時、同一の強度を有しながらもコイルバネの重量を大幅に減らすと同時に、環境に優しくコイルバネを製造することができ、一つのコイルバネ材料を使用して様々な材料径を有するコイルバネを製造することができるヘリコイド絞り圧延機を利用したコイルバネの製造方法に関する。
本発明の一つの特徴に従ったヘリコイド絞り圧延機を利用したコイルバネの製造方法は、フリーストレイテナーによって直線状に矯正されたコイルバネ材料を表面処理装置へ供給し、コイルバネ材料の外面にショットブラスティング処理又はスカーフィング処理をする表面処理ステップ;表面処理されたコイルバネ材料を第一の加熱装置へ供給し、所定温度まで加熱する第一次加熱ステップ;第一次加熱されたコイルバネ材料をヘリコイド絞り圧延機の複数の上部圧延ローラーと下部圧延ローラーとの間に連続的に供給し、製造されるコイルバネの材料径と同一になるようにコイルバネ材料を連続的に圧延して直径を減少させる断面減少圧延ステップ;材料径が減少されたコイルバネ材料の直径を直径測定装置によって測定し、長さ測定装置によって長さを測定した後、切断装置を利用して前記コイルバネ材料を必要な長さに切断する切断ステップ;切断されたコイルバネ材料を第二の加熱装置へ供給して前記断面減少圧延ステップと材料切断ステップとを行いながら低下したコイルバネ材料の温度を補償するために所定温度まで再加熱する第二次加熱ステップ;第二次加熱されたコイルバネ材料をコイリングマシンによってコイルバネ形態に成形するコイルバネ成形ステップ;及び成形されたコイルバネを油焼き入れ処理した後、焼き戻し処理をする熱処理ステップ;を含む。
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【課題】耐久性を高める上で有効な残留応力を有する圧縮コイルばねを提供する。
【解決手段】コイルばねの材料をA変態点以下の温度で芯金に巻付けることにより、降伏応力を越える曲げ変形を与える。またこの曲げ変形を与えると同時に、材料に引張およびねじりの少なくとも一方の荷重を与えることにより、塑性加工(コイリング)を行なう。コイリング後に前記荷重が除荷される。このばねは、曲げ外側に圧縮残留応力が残留し、曲げ外側の表面から材料中心に向って圧縮残留応力が減少している。また曲げ外側の表面と材料中心との間に圧縮残留応力から引張残留応力に変化する応力変化部が存在する。この応力変化部と材料中心との間に、引張残留応力が最大となる引張応力ピーク部が存在し、この引張応力ピーク部から曲げ内側に向って、引張応力が減少する。曲げ内側の表面には、曲げ外側の圧縮残留応力よりも絶対値が小さい引張残留応力または圧縮残留応力が残留している。 (もっと読む)


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