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国際特許分類[B22D11/128]の内容

国際特許分類[B22D11/128]に分類される特許

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【課題】未凝固圧下技術を適用した連続鋳造において、引抜き速度等が変化した場合でも中心偏析が抑制された鋼を製造することができる鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】未凝固部を有する鋳片を圧下するとともに、圧下位置の鋳造方向上流側で電磁攪拌装置を用いて未凝固部の溶鋼を流動させて攪拌する鋼の連続鋳造方法であって、電磁攪拌装置によって形成された一方の鋳片短辺側から他方に向かう一方向攪拌流動を、所定の方向保持時間T0毎に反転させるとともに、下記(1)式で表される溶鋼の平均流速Uを8.6cm/s以上とし、時間T0と全幅移動時間T(T=W/U、W:鋳片の未凝固部の幅)との比の値T0/Tが1.0≦T0/T≦4.0を満足するように溶鋼の流動を制御することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。U=A(HF)n…(1) Hは鋳片の未凝固部の厚さ[m]、Fは鋳片横断面の中心におけるローレンツ力密度[N/m3]、Aおよびnは装置によって定まる定数である。 (もっと読む)


【課題】 ピンチロールが配置されたロールセグメント方式の軽圧下帯を用いて鋳片を軽圧下する方法において、鋳造中のロールセグメントの負荷荷重に基づいてピンチロールの圧力を適正な値に設定し、これにより適正な条件で軽圧下を行う。
【解決手段】 本発明の軽圧下制御方法は、少なくとも一対のピンチロール21と複数対の圧下ロール6とが組み込まれたロールセグメント15から構成される軽圧下帯を用いて、凝固末期の鋳片10を凝固収縮量相当の圧下量で圧下するにあたり、ロールセグメントの上流側部位と下流側部位との少なくとも2箇所の部位で、ロールセグメントに働く負荷荷重を測定し、測定した負荷荷重に基づき該ロールセグメントに配置された各ロールに負荷させるべき軽圧下荷重を求め、求めた軽圧下荷重のうちで前記ピンチロールに負荷させるべき軽圧下荷重と該ピンチロールによる荷重とが同等になるように、該ピンチロールの押し付け圧力を設定する。 (もっと読む)


【課題】 鋳片の中心偏析の低減を目的として、ピンチロールが配置されたロールセグメント方式の軽圧下帯を用いて鋳片を軽圧下する方法において、ピンチロールの鋳造方向前後の軽圧下ロールの負荷荷重に基づいてピンチロールの圧力を適正な値に設定し、これにより、適正な条件で軽圧下を行う。
【解決手段】 本発明の軽圧下制御方法は、少なくとも一対のピンチロール21と複数対の圧下ロール6とが組み込まれたロールセグメント15から構成される軽圧下帯を用いて、凝固末期の鋳片10を凝固収縮量相当の圧下量で圧下するにあたり、前記ピンチロールの上流側及び下流側に隣り合って配置される圧下ロールに働く負荷荷重を測定し、測定した負荷荷重に基づいて前記ピンチロールの押し付け圧力を設定する。 (もっと読む)


【課題】クレーターエンド形状が幅方向の両端部で延びたときにも、中心偏析やセンターポロシティの少ない内部品質の良好な鋳片を得ることができる鋼の連続鋳造方法および連続鋳造設備を提供すること。
【解決手段】鋳片の凝固末期に、鋳片を挟持するロールの開度を徐々に狭めて、鋳片を軽圧下しつつ引き抜く軽圧下帯を配置した連続鋳造設備を用いて鋳片を連続鋳造するにあたり、軽圧下帯の上流側部分に、幅方向中央部のロール径が両端部のロール径よりも大きい凸ロールを配置し、鋳片が軽圧下帯に達する前に鋳片表面の幅方向温度分布を測定し、幅方向中央位置の温度が幅方向両端部の温度よりも所定温度低い場合に、前記凸ロールにより板厚中央部を中心とした軽圧下を行う。 (もっと読む)


【課題】クレーターエンド形状によらず、中心偏析やセンターポロシティの少ない内部品質の良好な鋳片を得ることができる鋼の連続鋳造方法および連続鋳造設備を提供すること。
【解決手段】鋳片の凝固末期に、鋳片を挟持するロールの開度を徐々に狭めて、鋳片を軽圧下しつつ引き抜く軽圧下帯を配置した連続鋳造設備を用いて鋳片を連続鋳造するにあたり、鋳片のクレーターエンド形状を求め、このクレーターエンド形状が平坦でない場合に、そのクレーターエンド形状に応じて、前記軽圧下帯の上流側部分で、鋳片の幅方向中央部および幅方向両端部のいずれかを優先して軽圧下を行う。 (もっと読む)


【課題】鋳片の中心線をストランド中心線に一致させ、かつ、多種の断面サイズの鋳片にも対応可能な鋳片センタリング装置を備える連続鋳造設備を提供する。
【解決手段】引抜矯正装置2の上流側と下流側の近傍に鋳片センタリング装置A,Bが設置され、鋳片センタリング装置A,Bは、鋳片Sの両側を挟む一対のロール23a,23bと、一対のロール23a,23bをストランド中心線Cを挟んで対称に開閉動作させるロール間隔調整手段30とを備えている。鋳片Sの両側を一対のロール23a,23bで挟んで加圧することで、鋳片Sの中心線をストランド中心線Cに一致させることができる。多種の断面サイズの鋳片Sにも対応することができる。短時間で効率的にセンタリングすることができ、鋳片Sに加わる力を小さくでき、装置の機械的強度を頑強にしなくてもよい。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造設備における軽圧下装置のロール交換において、ロール交換装置を簡素化することにより、設備費が安く、ロール交換が簡単、かつ、短時間で行うことができる軽圧下装置のロール交換方法と装置を提供する。
【解決手段】垂直曲げ型又は湾曲型連続鋳造機の円弧部を含むモールド下流において、スタンド内に配置され、鋳片を挟み込むように上下に対向する軽圧下装置のロール交換装置であって、スタンド内のロールのロール軸と平行方向にハウジング外に延伸するロール受け台車用レール6Aと、前記ロール受け台車用レール6Aに沿って移動し、交換対象ロール又は新ロールを載置するロール受け台車7と、前記ロール受け台車用レールの傾動角度を前記交換ロールの傾動角度に調整可能な傾動架台8とを有することを特徴とする軽圧下装置のロール交換装置。 (もっと読む)


【課題】爪磨耗量の測定と入力に要する労力と時間とを省く方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造設備のダミーバーに搭載されたカニ挟み式センサーを具え、新品の爪で1回目に測定したロール間距離の測定値の軌跡を操業条件とともに記憶する新品爪軌跡記憶手段と、1回目と同一の操業条件において爪を交換せずに2回目以降に測定したロール間距離の測定値の軌跡を記憶する磨耗爪軌跡記憶手段と、記憶した軌跡を、新品爪軌跡記憶手段が記憶したロール間距離の測定値の軌跡に相似するように補正し、磨耗爪軌跡記憶手段が記憶したロール間距離の測定値の補正前の最小値と補正後の最小値との差を求めて爪磨耗補正値とする爪磨耗補正値演算手段と、磨耗爪軌跡記憶手段が記憶したロール間距離の測定値の最小値をその爪磨耗補正値で補正した値をロール間隔測定値として出力するロール間隔測定値出力手段とを有することを特徴とする連続鋳造設備のロール間隔測定装置。 (もっと読む)


【課題】 鋼の連続鋳造鋳片の中心部に発生する中心偏析を低減する。
【解決手段】 鋳片10に圧下力を付与するための軽圧下帯14を備えた連続鋳造機1を用い、少なくとも鋳片の厚み中心部の固相率が0.3の時点から0.7の時点に至るまで鋳片を圧下しながら連続鋳造するにあたり、鋳片の厚み中心部の固相率が0.3の時点から0.7の時点に至るまでのロール間バルジング量の平均値B(mm)を非定常伝熱凝固計算によって求めると共に、鋳片の厚み中心部の固相率が0.3の時点から0.7の時点に至るまでの圧下量を実測し、実測した圧下量に基づいて厚み中心部の固相率が0.3の時点から0.7の時点に至るまでの有効圧下速度A(mm/min)を計算によって求め、計算によって求めた有効圧下速度Aと前記平均値Bとの比(A/B、単位:1/min)を鋳片の断面毎に求め、求めた比(A/B)の値が8.0以上となるように鋳造条件を調整する。 (もっと読む)


【課題】鋳片から受ける反力を軽減しつつポロシティー減少させることができるとともに、鋳造方向の下流に進むにつれて上ロールと下ロールとの面間距離を簡易に小さくすることができる。
【解決手段】連続鋳造機の水平経路部に設置されたロールスタンドは、上フレーム11aと、下フレーム11bと、6対のロール対を有している。上フレーム11aに取り付けられたロール412,414,416には、凸部43b,43d,43fが取り付けられている。ロール412,414,416には、それぞれ凸部が2個ずつ取り付けられている。凸部43b,43d,43fは、それぞれ、ロール412,414,416の一端から130mm以上離れた位置に設けられている。凸部43b,43d,43fの外径は、これらの順に大きくなっている。 (もっと読む)


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