【課題】安全機構をユニット化しなくても、移動棚の設置現場において容易に安全バーを取り付け、取り外すことも容易な構造にして、メンテナンスを容易にした移動棚およびその安全機構を得る。
【解決手段】移動棚１の基台をなす台枠２と、台枠２の前面に固定された安全バー保持部材１２と、台枠２の前面に沿って横方向に伸びるとともに安全バー保持部材１２に揺動可能に掛け止められていて外力が加わることによって揺動する安全バー３０と、安全バー３０が安全バー保持部材１２による掛け止め部から脱落しないように安全バー３０の移動を規制する安全バー押さえ部材４０と、安全バー保持部材１２に固定され安全バー３０が外力で揺動することにより作動して移動棚の移動を停止させるためのアクチュエータを作動させるスイッチ２０と、を備えている。 （もっと読む）

【課題】レールレス移動ラックにおいて侵入検知センサの光軸はずれを抑制すること。
【解決手段】移動ラックには隣り合う他のラックとの間への障害物の侵入を投光部２７１で出射された光が受光部２７２で受光されているか否かによって検出する侵入検知センサ２７が設けられている。侵入検知センサ２７は回転モータ２９により回動可能に設けられ、回転モータ２９は投光部２７１から出射された光が受光部２７２に入射するように台車の姿勢に対応して制御盤によって制御される。 （もっと読む）

【課題】本発明は、簡単な操作で、走行経路方向とは直角な方向の幅ずれを解消できる移動棚設備を提供することを目的とする。
【解決手段】各移動棚１１の操作パネル４０に、移動棚１１を走行経路方向と直角な左右方向の一方向に予め設定された幅、移動を指令するＨＰ移動押釦スイッチ５４と、移動棚１１を前記左右方向の他方向に予め設定された幅、移動を指令するＯＰ移動押釦スイッチ５５を設け、前記ＨＰ移動押釦スイッチ５４が操作されると、予め設定された、一方向の走行軌跡に沿うように各駆動モータの回転速度を制御し、予め設定された幅移動させ、ＯＰ移動押釦スイッチ５５が操作されると、予め設定された、前記他方向の走行軌跡に沿うように各駆動モータの回転速度を制御し、予め設定された幅移動させる構成とする。 （もっと読む）

【課題】本発明は、シートレール状の被検出体を使用せずに、移動棚の幅ずれ制御を実行できる移動棚設備を提供することを目的とする。
【解決手段】床面の各移動棚の停止位置に、被検出体としてマグネットを設け、各移動棚に、前記マグネットを検出する磁気センサを設け、移動棚１１が走行を停止すると磁気センサによりマグネットを検出し、検出した磁気感度が、前回の走行停止時に検出した磁気感度より所定値以上変化していると、すなわち所定値より大きい幅ずれを検出すると、この幅ずれを解消する移動棚の走行軌跡を求め、次の走行時に、前記走行軌跡に沿うように各駆動モータの回転速度を制御する構成とする。 （もっと読む）

【課題】位置検出のため特別な移動をさせることなく常に各単位棚の現在位置を正確に検出することができる設置が簡単な移動棚の棚位置検出装置を供する。
【解決手段】移動する全ての単位棚方向にレーザ光を出射できる位置にレーザスキャナＳが設置され、移動する各単位棚Ａ２，Ａ３，…にレーザスキャナＳのレーザ光を入射方向に反射するレーザ光反射器Ｒ２，Ｒ３，…が設置され、レーザスキャナＳに対する各レーザ光反射器Ｒ２，Ｒ３，…は、単位棚とともに移動しても常にレーザスキャナＳの走査角度範囲にあって、走査による検出順序が常に同じになるような位置関係に配置され、演算手段11，12，13が、レーザスキャナＳにより検出した各レーザ光反射器Ｒ２，Ｒ３，…のレーザスキャナＳからの距離と方位角の少なくも１つを入力して各単位棚Ａ２，Ａ３，…の位置を算出する移動棚の棚位置検出装置。 （もっと読む）

【課題】例えば半導体素子製造用の各種基板を収容する荷を一時的に保管する保管庫を複数組み合わせてなる保管庫セットおいて、軌道に沿った小さいスペースにも配置可能であり、メンテナンスが容易であり、簡単な構成により効率良く荷を出入庫する。
【解決手段】保管庫セット１０ｘを構成する複数の保管庫１０は夫々、荷を水平一方向及び鉛直方向に往復移動可能な駆動手段と、該駆動手段により移動される荷を収容又は載置可能な棚部分を、鉛直方向に複数段に渡って段毎に水平一方向に一又は複数有する棚と、軌道に対する位置決めを行う位置決め手段とを備える。複数の保管庫は夫々、位置決めされることで水平一方向が揃うように相互に隣接して配列された状態をとり、該状態で相互から独立しての水平一方向への移動を相互に妨げない外形を有する。 （もっと読む）

【課題】配線コスト及び配線スペースを小さくできる移動棚設備の障害物検出装置を提供する。
【解決手段】移動可能な棚３₁〜３₃を配置した移動棚設備の各棚間に形成される作業空間５₁〜５₄に存在する障害物を検出する障害物検出装置において、障害物検出装置は、隣り合う棚間に光信号の経路を有するように形成された複数の障害物検出センサ６₁₁〜６_1n及び７₁₁〜７_1nを備え、複数の障害物検出センサは、作業空間内に障害物１５が存在しない状態において障害物検出センサ間の電気信号と障害物検出センサが有する経路の光信号とが交互に連続して伝達されるように、直列に接続されて隣り合う棚に配置され、複数の障害物検出センサのうち少なくとも１つの経路が遮光されることによって作業空間内における障害物の存在を検出する。 （もっと読む）

【課題】移動が禁止された移動棚をより確実に停止させた状態に保つこと。
【解決手段】形成された通路１４（３）に隣設する移動棚１０（３）、１０（４）の移動が禁止された状態で、移動を禁止された移動棚１０（３）、１０（４）に隣設する移動棚１０（２）を、移動を禁止された移動棚１０（３）に向けて移動させる場合に、非接触近接検知部２６からの出力に基づいて、移動を禁止された移動棚１０（３）の隣の移動棚１０（２）を、移動を禁止された移動棚１０（３）に接触する前に停止させる。 （もっと読む）

【課題】床面上に配設されたレールおよびスロープ部の撤去を容易に行い得る床部の形成方法を提供する。
【解決手段】床面１上にシリコンの離形材１１を塗布した後、所定厚さのシート状レール２を配設するとともに、レール２から所定距離はなれた位置に所定幅の端部プレート１３を配設し、レール２と端部プレート１３との間における離形材１１の上面に金網１４を配置し、この端部プレート１３とレール２との間に、当該レール２から離れるにしたがってその上面が下位となるように傾斜されたスロープ部１７を樹脂モルタルにより形成する方法である。 （もっと読む）

【課題】設置床面の耐荷重性を気にすることなく移動棚の設置可能な新たな移動棚ユニットを提供する。
【解決手段】本発明の移動棚ユニットは、走行方向Ｘと交差する連方向Ｙに少なくとも２つの車輪７と支柱９Ａを備えた移動棚５と、走行方向に延設されていて設置床面１Ａに間隔をおいて設置されることで移動棚の車輪を案内するレール部１１と、レール部の間に敷き詰めることで設置床面１上に第２のフロア４Ａを形成する複数のフロア部４と、レール部１１と設置床面１との間に介装された荷重分散手段１４とを備え、連方向Ｙにおける前記車輪芯のピッチＰ２と支柱芯ピッチＰ３とレール部芯ピッチＰ４を５００ｍｍ〜１０００ｍｍで同一ピッチとし、走行方向Ｘにおける荷重分散手段１４の中心ピッチＰ５を２５０ｍｍ〜５００ｍｍとした。 （もっと読む）