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国際特許分類[C02F1/22]の内容

国際特許分類[C02F1/22]に分類される特許

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【課題】より溶質の取り込みが少ない氷結晶を形成する凍結濃縮装置を提供すること。
【解決手段】凍結濃縮装置100は、被濃縮液を冷却し被濃縮液中の水分を凍結させて当該被濃縮液を濃縮する凍結器1と、微細気泡を発生し被濃縮液に供給する微細気泡発生手段2と、を備える。微細気泡発生手段2により被濃縮液に供給された微細気泡が、被濃縮液中の水分が氷結晶を形成する際の核となることにより、過冷却状態の発生を抑制することができる。したがって、過冷却状態からの解放時の急速凍結の発生を抑制できることから、溶質の取り込みが少ない氷結晶を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】より溶質の取り込みが少ない氷結晶を形成することができる界面前進凍結濃縮装置を提供すること。
【解決手段】凍結濃縮装置100は、所定方向に移動する被処理液を、冷ブラインによって冷却される凍結板16に接触させることで冷却し被処理液中の水分を凍結させて当該被処理液を濃縮する凍結タンク10と、凍結タンク10内の被処理液を一定方向に移動させる移動手段である撹拌機13と、撹拌機13による被処理液の移動方向を変更する変更手段である制御部20と、を備える。凍結タンク10内を移動する被処理液の移動方向を制御部20に従い撹拌機13によって変更することにより、被処理液中に含まれる溶質の移動方向が変更され、この結果、デンドライト氷同士の間の溶質の滞留を減少させることができ、氷結晶中への溶質の取り込みを減少させることができる。 (もっと読む)


【課題】人、動物および植物に淡水は非常に貴重な存在であるが、今後、地球温暖化により淡水は少なく、塩分濃度の濃い海水や深層水からできる限りの塩分を取りのぞき淡水化して人間が飲めて、植物も育てることの出来る水の作り方を提供する。
【解決手段】海水や深層水をビニール袋に入れて冷凍庫で一度氷にしてその氷をザクザクになるまで溶かして水分を吹き飛ばすと淡水に近い氷だけが残る。残った氷を溶かすとほとんど淡水に近く飲む事ができる。しかし、まだ微量の塩分があるので、もう一度同じことを繰り返すとほとんど淡水と同じ水ができる。 (もっと読む)


【課題】冷却排水処理装置において、冷却水循環ラインを流れる冷却水の温度を低下させることで冷却水量を低減して排水処理コストの低減を可能とする。
【解決手段】循環ポンプ12により冷却水を循環する冷却水循環ライン11と、製造された飲料水を供給する飲料水供給ライン13と、冷却水循環ライン11の冷却水により飲料水を充填する容器を洗浄冷却すると共にこの容器に飲料水を充填する飲料水処理装置19を設け、冷却水循環ライン11に、冷却水を常温まで冷却する冷却塔23を設けると共に、この冷却塔23より冷却水循環方向の下流側に冷却水を常温以下に冷却する熱交換器24(ブライン冷凍機26)を設ける。 (もっと読む)


【課題】駆動動力を抑制する一方、淡水製造能力をアップすることができる天然ガスハイドレート分解ガス及び淡水併給設備を提供する。
【解決手段】NGH再ガス化装置1と、海水淡水化装置3と、冷凍装置5より成る。NGH再ガス化装置1を、ガス化槽11と、ガス化槽内の水噴霧ノズル12と、ガス化槽外の加熱器兼冷媒凝縮器53と、この三者を連通する淡水循環路14により構成する。海水淡水化装置3を、海水を結晶化する結晶缶兼蒸発器51と、結晶缶兼蒸発器で出来た氷スラリーを脱水後、氷を洗浄する脱水兼洗浄塔31と、氷から冷熱回収する熱回収器32により構成する。冷凍装置5を、冷媒蒸気を圧縮する圧縮機52と、圧縮された高圧過熱蒸気で淡水循環路内の循環水に加熱する加熱器兼冷媒凝縮器53と、液化した高圧の冷媒を減圧する膨張弁54と、減圧された冷媒を蒸発させて海水を結晶化する結晶缶兼蒸発器51により構成する。 (もっと読む)


【課題】 再利用水の水質を確保するとともに、コスト低減を図ることができる凍結濃縮型排水処理装置を提供する。
【解決手段】 排水から氷と濃縮排水とを生成する氷生成部3と、氷生成部3から氷を搬送する搬送部4と、搬送された氷を溶かし回収水を生成する回収部6と、搬送部4に搬送される氷に排水および処理水の一方または両方をかける散水部5と、が設けられたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 従来、凍結濃縮(特に原液溶質濃度1%以上の処理)の装置は、数時間・数日間単位の断続的運転が困難、氷生成部単位容積当たりの原液処理量が少ない、また濃縮液への溶質回収率が低いという問題点を持っていた。
【解決手段】 本発明の装置は、氷生成部が高濃度濃縮液を含む非流動(氷・液)混合物を生成し、また分離部が高分離効率、多量処理を可能とする均し機、高精度掻き取り機および吸引筒等からなり、上記問題点を解決した。 (もっと読む)


金属、熱可塑性樹脂、または他の物質のいくつかの異なる層から作られた多孔性抑制パネルに基づく脱塩装置が、ガスハイドレートの成長を制御する高性能な熱交換器として使用される。処理対象水中に液体ハイドレート形成物質を注入した後にガスハイドレートが生成される。この液体ハイドレート形成物質はまた、ハイドレート形成点付近まで海水を冷却し、かつ、多孔性抑制パネルを冷却するべく必要な冷蔵のすべてを実行するためにも使用される。多孔性抑制部上にハイドレートが形成し、多孔性抑制部を通ってハイドレートが解離する。複合抑制パネルはまた、例えば溶解水の除去が必要とされる気体雰囲気内で使用することもできる。
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【課題】発電設備における発電サイクルの熱効率を向上させることができるとともに各機器の動力を低減させることができ、さらに十分に精製された淡水を得ることができる淡水化発電プラントを提供する。
【解決手段】淡水化発電プラントは発電設備1および淡水化設備2から構成されている。発電設備1は、外部から第1の海水が導入されるボイラー11と、発電を行うためのタービン13と、凝縮器14とを有している。この発電設備1において発電用媒体がボイラー11、タービン13および凝縮器14を順に循環移動するようになっている。淡水化設備2は、第1の海水よりも温度が低い第2の海水を凝縮器14に送る海水ポンプ19と、凝縮器14から第2の海水が送られる逆浸透膜装置22とを有している。逆浸透膜装置22は、凝縮器14から送られる第2の海水から淡水を逆浸透膜により分離するようになっている。 (もっと読む)


本発明は脱塩方法および冷凍結晶化技術を使用したシステムに関し、冷凍温度のソースとして圧縮空気エネルギーを使用することを含む。ターボ・エキスパンダーにより圧縮空気が解放されたときに、冷却空気が副生物として生成され、該冷却空気が結晶化室に導入される。海水小滴のスプレー雲が室へ射出され、室壁の熱交換器で予め冷却され、循環され、室内の冷却空気に暴露される。小滴のサイズは変化することができるが、好ましくは相対温度、スプレーおよび冷却空気の流れおよびスピードとともに予め決定され、冷却空気内を小滴が循環される時に、および室の底に沈降するときに、それらが共晶温度よりも若干高い温度であるようにする。この方法により、室の底に形成された氷/雪塊は、凍結された氷晶からなり、残余は塩水ブラインであり、それは塊を流れ落ちることができ、側面から、または塊の中の通路又は空間を通って排出されることができる。
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