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国際特許分類[C04B7/19]の内容

国際特許分類[C04B7/19]に分類される特許

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【課題】中性化が進みやすいような環境条件においても長期の耐久性を有する構造物部材とすることができる、耐中性化性および耐塩害性に優れた鉄筋を有する水和硬化体を提供すること。
【解決手段】鉄筋を内部に有する水和硬化体が、少なくとも製鋼スラグと高炉スラグ微粉末とを含有し、前記製鋼スラグのCaO/SiO2が質量比で1.5以上および/またはCaO濃度が25質量%以上であり、前記鉄筋が表面にFeとPとVとを含む酸化物層を有することを特徴とする耐中性化性および耐塩害性に優れた鉄筋を有する水和硬化体を用いる。または前記鉄筋が表面にシランカップリング剤層を有することを特徴とする耐中性化性および耐塩害性に優れた鉄筋を有する水和硬化体を用いる。 (もっと読む)


【課題】 無機系弾性ひび割れ注入材であっても、微細なひび割れにも注入が可能で、低温時でも十分な弾性を有し、常温での付着強度も良好な無機系弾性ひび割れ注入材を提供する。
【解決手段】 無機系弾性ひび割れ注入材は、セメントと高炉スラグ微粉末からなる最大粒径が20μm以下に分級された水硬性材料100質量部、最大粒径が20μm以下に分級された水硬性を有しない無機系充填材10〜80質量部、ガラス転移温度が−50〜−20℃の高弾性ポリマーディスパージョンであって含有されるポリマー固形分に換算して25〜50質量部、高性能減水剤0.5〜3.0質量部、水溶性セルロース誘導体0.05〜0.5質量部および亜硝酸アルカリ金属塩および/または亜硝酸アルカリ土類金属塩1〜5質量部含む注入材である。 (もっと読む)


【課題】分散性及び分散保持性に優れ、微小な地盤の粒子間隙、岩盤の亀裂などに容易に注入することができる超微粒子注入材組成物を提供する。
【解決手段】高炉スラグ及び石膏を含む粒径16μm以上の粒子量が10体積%以下である超微粒子セメントと、下記一般式(1)とアクリル酸又はその塩あるいは該酸の二重結合炭素に結合する水素原子がメチル基、カルボキシル基又はその塩あるいはカルボキシメチル基又はその塩で置換された単量体との共重合体とからなる超微粒子注入材組成物。


(式中、Rは、水素原子又は炭化水素基を表し、Rは、水素原子又はメチル基を表す。AOは、オキシアルキレン基を表す。p、q、rは、整数である。)で表される単量体に由来する繰り返し単位。 (もっと読む)


【課題】 ポルトランドセメントを主要硬化成分とする急硬性の水硬組成物であって、使用するポルトランドセメントにポルトランドセメントとして許容される規格範囲内での品質性状の変動差があっても、その影響が水硬組成物の水和反応活性や硬化性に現れ難く、安定した急硬性状を有する水硬組成物を提供する。
【解決手段】 ポルトランドセメント、スラグ粉末及び表面に水和物層を有するカルシウムアルミネート粒を含有してなる急硬性水硬組成物。 (もっと読む)


【課題】 中性化が進みやすい環境下においても、鉄筋の腐食を抑制し、長期間の耐久性を有する構造部材として利用することのできる水和硬化体を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための水和硬化体は、鉄筋を内部に有する水和硬化体であって、該水和硬化体は、製鋼スラグ及び高炉スラグ微粉末と、更に、ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメント及び消石灰の群から選択された1種または2種以上とを、下記の(1)式を満足する範囲で水と混合し、得られた混合物を硬化したものである。但し、(1)式において、Pは、混合物中におけるポルトランドセメントの含有量(kg/m3 )、Bは、混合物中における高炉セメントの含有量(kg/m3 )、Fは、混合物中におけるフライアッシュセメントの含有量(kg/m3 )、CHは、混合物中における消石灰の含有量(kg/m3 )である。
P+0.6×B+0.85×F+CH≧55 …(1) (もっと読む)


【課題】 施工現場での掘削土を使用せず、しかも掘削孔の掘削土と置換する際に、掘削孔周辺の土砂が混入する恐れが少なく、空掘り部を形成した場合にも周辺の土砂あるいは落下土が混入する恐れが少なくなるという性能を発揮できる置換コラム用の填充材を提供することであり、特に置換コラムが硬化し、5N/mm程度以上の一軸圧縮強度発現後であっても頭部整形が可能な置換コラム用の填充材を提供する。
【解決手段】 セメントと、フライアッシュまたは高炉スラグ粉末の配合比がセメント1重量部に対しフライアッシュまたは高炉スラグ粉末が3乃至20重量部であり、該配合比で加水混合された状態でのテーブルフロー値が150〜330mmである置換コラム用填充材。 (もっと読む)


【課題】耐爆裂性に優れ、実強度で30N/mm2以上を発現するために強度設計も容易で、また、セメント硬化体の内在水分の影響を受けにくい耐爆裂性セメント硬化体を提供する。
【解決手段】セメント硬化体の一部あるいは全部を炭酸化処理したセメント硬化体において、セメントとエトリンガイト生成系混和材とを含有することを特徴とする耐爆裂性セメント硬化体であり、また、そのセメント硬化体の製造方法である。この耐爆裂性セメント硬化体は、セメントが、高炉セメントであること、エトリンガイト生成系混和材が、膨張材、急硬材、高強度材から選ばれる1種以上であること、水/結合材比が35〜60%の範囲で調整されること、繊維長が3mm以下の有機繊維を含有することができる。 (もっと読む)


【課題】高い強度が得られ、従来の地盤注入材のように簡単な設備で細かい注入管を用いて施工でき、しかも安価なグラウト材を提供すること。
【解決手段】硬化発現材の懸濁液からなるA液と、水ガラスとスラグの混合液からなるB液とを組み合わせ、しかもA液における硬化発現材中のセメント及びスラグとB液中のスラグの総和を特定の範囲に限定するとともに、B液中の水ガラスが施工に必要な時間内にはスラグと反応しないように少なくする。骨材を使うことなく、ホモゲル強度が5N/mm2 以上の高い強度を得ることが可能となる。さらに、水ガラスの使用量を少なくしたことにより、アルカリ溶脱による地盤の汚染を極力抑えることができ、かつ耐久性を高めることができ、コスト的にも安価に供給することができる。 (もっと読む)


【課題】 流動性および強度発現性がともに優れるセメントクリンカーおよびセメント組成物を提供する。
【解決手段】 クリンカーの水硬性鉱物量に対してボーグ式算定のC2S量が30〜70質量%であり、クリンカーに対して全アルカリ量が0.35〜0.90質量%であり、全アルカリ量に対する水溶性アルカリ量の質量比が0.5以下である、ポルトランドセメントクリンカーである。 (もっと読む)


【課題】金属アルミニウムを含有するセメント組成物における硬化時の異常膨張を、簡便にかつ有効に抑制でき、しかも、アルカリ金属の塩及び/又はアルカリ土類金属の塩の使用量を少なくすることが可能なセメント組成物用膨張抑制剤、及び金属アルミニウムを含有する焼却灰やスラグを多く含みながら硬化の際の膨張が少ないセメント組成物を提供すること。
【解決手段】本発明の金属アルミニウムを含有するセメント組成物用膨張抑制剤は、シリカ質微粉末と、アルカリ金属の塩及び/又はアルカリ土類金属の塩とを併用したことを特徴とし、本発明のセメント組成物は、該膨張抑制剤と、金属アルミニウムを含む、スラグ及び/又は灰と、セメントとを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


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