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国際特許分類[C07B37/06]の内容

国際特許分類[C07B37/06]に分類される特許

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【課題】
反応管内の温度に応じて含ハロゲン化合物を含む被処理ガスを可変定量して供給できるとともに、ガス化した含ハロゲン化合物が再液化することなく、安定して反応管内に供給することができる分解処理装置に対する被処理ガスの送出方法及び分解処理装置を提供する。
【解決手段】
分解処理装置10は、反応管20内の温度に応じて、反応管20に対し液体の含ハロゲン化合物をガス化した被処理ガスを可変定量可能に送出するチュービングポンプ78を備え、分圧設定装置90がチュービングポンプ78と反応管20の間の管路84に設けられている。 (もっと読む)


【課題】アルカリ性物質を高沸点炭化水素油に添加して粉砕分散させたアルカリスラリーをハロゲン化有機化合物と混合・加熱し脱ハロゲン化を行うに際して、該アルカリスラリーを凝集し難いものとするハロゲン化有機化合物の分解処理方法を提供すること。
【解決手段】ハロゲン化有機化合物中のハロゲンを、高沸点炭化水素油に溶解させた状態で、アルカリ性物質の存在下で加熱することにより脱ハロゲン化するハロゲン化有機化合物の分解処理方法。アルカリ性物質を前記高沸点炭化水素油に添加して粉砕分散させたアルカリスラリーを用いて脱ハロゲン化を行う。その際、油溶性で且つ親水基が非陽イオン性であるステアリン酸等の両親媒性化合物を、アルカリ性物質の凝集防止剤として添加する。 (もっと読む)


【課題】メンテナンス頻度を低減させ得る有機ハロゲン汚染物無害化処理設備ならびに処理効率の低下を抑制させ得る有機ハロゲン汚染物無害化処理方法の提供を課題としている。
【解決手段】有機ハロゲン化合物を含有する気体に曝露される作業空間を有し、前記作業空間を照明する光源を有しており、有機ハロゲン化合物に汚染された汚染物が前記作業空間において無害化処理される有機ハロゲン汚染物無害化処理設備であって、前記光源から照射される光から380nm以下の波長の光を90%以上除去して前記作業空間を照明させ得るように紫外線除去機構がさらに備えられていることを特徴とする有機ハロゲン汚染物無害化処理設備などを提供する。 (もっと読む)


ブライン溶液を、電気化学的処理、塩素化分解または他の化学的酸化処理、炭素吸着、抽出、生物学的処理および結晶化処理から選択される少なくとも2つの精製処理に供することを含み;精製されたブラインの有機含有量が、精製されたブラインの工業プロセスにおける意義を可能にするのに十分に低い、ブラインの有機含有量を低減させるための方法および装置である。 (もっと読む)


【課題】有機ハロゲン化合物の濃度のバラツキにより有機ハロゲン化合物の分解効率が低下したり、有機ハロゲン化合物の分解生成物であるハロゲン化水素により触媒や装置材質が腐蝕する問題があった。
【解決手段】有機ハロゲン化合物又は有機ハロゲン化合物を含む被処理物の投入量を調整する投入量調整装置5と、有機ハロゲン化合物を分解する分解装置1と、有機ハロゲン化合物の分解で生成するハロゲン化水素を吸収するハロゲン化水素吸収装置2と、ハロゲン化水素を吸収する工程で生じる溶液のpHを測定するpH測定器3と、ハロゲン化水素吸収装置へアルカリ性溶液を投入するアルカリ投入装置6と、ハロゲン化水素を吸収する工程のpH変動値もしくはアルカリ添加量から有機ハロゲン化合物又は被処理物の投入速度を調整する制御装置4を具備することを特徴とする有機ハロゲン化合物の処理装置。 (もっと読む)


【課題】
半導体や液晶製造工場から排出されるフッ素化合物を低ランニングコスト,高分解性能で処理できる方法を提供する。
【解決手段】
フッ素化合物を含む被処理ガスを分解するフッ素化合物含有ガスの処理方法であって、前記被処理ガスより酸性ガスまたは固形物の少なくともいずれかを除去する湿式除去工程と、被処理ガス中のフッ素化合物を触媒で分解するフッ素化合物分解工程とを有し、前記湿式除去前の被処理ガスに、もしくは前記湿式除去された被処理ガスに炭化水素を供給する炭化水素供給工程を有するフッ素化合物含有ガスの処理方法とする。つまり、フッ素化合物を触媒式分解法で処理する際、メタン,エチレンに代表される炭化水素を添加し、同時に処理することで低温活性が向上し、また、炭化水素の燃焼熱を利用することで昇温に必要なエネルギーを削減することができるためランイングコストの低減に繋がる。 (もっと読む)


【課題】PCB含有絶縁油封入機器の無害化は、PCB含有絶縁油と機器容器を分離したうえで、各々についてPCBの処理を行っているが、大掛かりな処理プラントが必要であり、含有PCBが低濃度の場合でも処理の際に手間とコストがかかる。
【解決手段】低濃度PCB含有絶縁油を機器容器から抜き出さずに、そのままの状態で機器外部からガンマ線を照射して、PCBを脱塩素分解する。PCB濃度を法定基準値以下にまで低減させれば、一般産業廃棄物として取り扱うことができるようになるため、PCB含有絶縁油封入機器を処理プラントで大掛かりに処理することが不要となる。 (もっと読む)


【課題】ハロゲンを含む有機物等の分解時の分解効率の向上をはかるとともに、反応管自体の耐久性を向上させるようにした有機化合物の分解処理方法及びその装置を提供することを目的とする。
【解決手段】有機化合物を過熱蒸気の雰囲気中の反応管41内で分解処理する方法及び装置において、反応管41の素材として、ニッケル及び鉄を一定量含有するニッケル基合金を使用し、分解及び腐食反応によって、反応管内部の素材中から鉄を反応助材として作用させて離脱させることにより、反応管41内部において触媒としてのニッケルの表面積を拡大させて分解処理を行うようにした有機化合物の分解処理方法とその装置を基本手段としている。 (もっと読む)


【課題】化学兵器用薬剤であるマスタード、ルイサイト、クロロアセトフェノンなどの有機塩素化合物を分解して無害化する際に、効率的な分解・無害化処理が可能となるように、分解生成物を迅速に検出して分解反応の進行の程度を把握するためのモニター方法と反応制御方法を提供することである。
【解決手段】上記の有機塩素化合物をアルカリ水溶液で分解、またはアルカリ水溶液に酸化剤を混合して分解する分解反応の過程で、分解反応溶液中の塩素イオン濃度と全塩素濃度をイオン電極法や蛍光X線法などの分析手段により分析して、(塩素イオン濃度/全塩素濃度)×100で表される分解率S(%)を評価することにより分解反応の進行状況をリアルタイムにモニタリングして把握し、分解反応を制御するようにしたのである。それにより、分解反応時間や分解反応温度などの反応条件の設定を的確に行えるようになる。 (もっと読む)


【課題】電気機器のPCBなど有害物質含有絶縁油を無害化し、絶縁油の再使用を可能にした。
【解決手段】PCB含有絶縁油を変圧器から密閉系に送出する手順(S1)と、その密閉系の途中で絶縁油を、絶縁油と混和しない極性溶媒で洗浄し、PCBを極性溶媒に溶解し抽出する手順(S2)で、変圧器本体内の細部に付着したPCBも極性溶媒に抽出されてくる。その後、PCBが抽出された極性溶媒に、無極性で極性溶媒と混和しない溶媒に接触させ、極性溶媒中のPCBを無極性溶媒に移動させる手順(S3)と、この無極性溶媒を、エタノールなどのアルコールに投入する手順(S4)と、その溶媒を撹拌しながら低圧水銀ランプで紫外線を照射する手順(S6)で、PCBを分解させる。その際、アルコール中には金属カルシウムまたは金属マグネシウムを適量添加する手順(S5)を用いる。
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