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国際特許分類[C07B37/06]の内容

国際特許分類[C07B37/06]に分類される特許

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【課題】 蒸留コストが増大したり、金属ナトリウムが浪費される虞がなく、しかも、有機ハロゲン化合物にアルカリ金属を反応させたときに生成されるアルカリ金属塩によって、送液が阻害される虞もほとんどなく円滑に行うことが可能な有機ハロゲン化合物の処理方法及びその処理装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、有機ハロゲン化合物が炭化水素系溶剤に溶け込んだ被処理液とアルカリ金属とを混合して、有機ハロゲン化合物とアルカリ金属とを反応槽にて反応させ、有機ハロゲン化合物を分解して、反応処理液とする反応工程と、該反応処理液を蒸留することなく水和槽に供給し、該水和槽にて反応処理液に水を添加し、反応により生成したハロゲン化アルカリ金属塩を水に抽出させる水和工程と、該水和工程を経た反応処理液から前記水を油水分離槽にて分離除去する油水分離工程と、該油水分離工程を経た反応処理液を蒸留槽にて蒸留し、前記炭化水素系溶剤を回収する蒸留工程とを備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】
アークプラズマによる有機ハロゲン化合物の分解処理において、フロンを分解処理する工
程で窒素酸化物が高濃度で発生してしまい、フロンガスを無害化しても窒素酸化物が発生
するのでは結果大気を汚染することになり、決して満足のいく分解処理が行われていなか
った。
【解決手段】
フロンをアークプラズマで分解処理後の排ガスにオゾンを供給することにより、排ガス中
のNOを酸化してNO2とした後、アルカリの水溶液で除去し、大気を汚染することなく
フロンを無害化することができる。 (もっと読む)


【課題】水性媒体中における含フッ素有機酸を過酸化水素及び/又はオゾンの存在下に分解する方法を提供する。
【解決手段】水性液体中に含まれる下記一般式(I)
R−(CF−Z (I)
(式中、Rは、ヘテロ原子を有していてもよくフッ素置換されていてもよい炭化水素基、F又はHを表し、nは、1〜12の整数を表し、Zは、−COOM又は−SOを表し、Mは、H、NH、Na又はKを表す。)で表される含フッ素有機酸化合物に対し過酸化水素及び/又はオゾンの存在下に分解処理を行うことよりなることを特徴とする上記含フッ素有機酸化合物の短鎖化方法。 (もっと読む)


【課題】 PCB含有油の無害化処理を促進するために、無害化の処理工程ならびにその処理装置が簡素で、処理設備の建設コストや運転コストが嵩張らず、取扱いの難しい触媒・薬剤を用いることなく、また高温処理を必要とせず、常温常圧下で環境負荷も小さく安全且つ効果的にPCB含有油を無害化処理できるようにする。
【解決手段】 PCB含有油を霧化または液滴化または蒸気化して、その霧化または液滴化または蒸気化されたPCB含有油を、無声放電作動中の無声放電空間内に流通させることにより、PCB含有油中のPCBを無害物質に転換する。即ち、無声放電空間での電子付与と脱離による酸化還元力を利用してPCBを無害物質に転換する。 (もっと読む)


PCBの無害化処理方法は、ポリ塩化ビフェニルを燃焼により酸化する一次酸化工程と、一次酸化工程によって発生したダイオキシン類を含みうる排ガスに、金属フタロシアニン誘導体を接触させ、酸素供給化合物を接触させて該排ガスを酸化する二次酸化工程とを有する。PCBの無害化処理装置は、PCBを含有する油を補助燃料により焼却する一次焼却炉10と、焼却炉10に閉鎖系で連結されており、金属フタロシアニン誘導体溶液の供給源、および酸素供給化合物溶液の供給源に繋がる二次酸化反応ユニット12を有する。
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【課題】 有機塩素化合物を効率的かつ確実に汚染土壌から分離するとともに無害化することのできる汚染土壌の処理装置および汚染土壌の処理方法を提供すること。
【解決手段】 汚染土壌から有機塩素化合物を分離する分離装置2と、分離された有機塩素化合物を無害化する無害化装置3とから汚染土壌の処理装置1を構成する。分離装置2内では、溶液W1内に界面活性剤または溶剤を混入させたり、超音波を発生させるなどして土粒子と有機塩素化合物の分離を促進させる。一方、無害化装置3内では溶液内で超音波を発生させることで有機塩素化合物の電気分解を促進させるものである。 (もっと読む)


【課題】 臭化メチル等のガス状ハロゲン化合物を無害化処理することができて地球環境への負荷を低減できると共に、処理コストを低減でき、処理設備の小型化も十分に可能な、ガス状ハロゲン化合物の処理方法及び処理装置を提供する。
【解決手段】 この発明の処理方法は、ガス状ハロゲン化合物を含むガス流を放電プラズマと接触させてハロゲン化合物を分解する分解処理工程と、前記分解処理で生成した分解生成物を含むガス流を、金属イオンを含有した薬液と接触させることによって前記ハロゲンと金属との塩を形成せしめるハロゲン固定工程とを包含することを特徴とする。この発明の処理装置1は、ガス状ハロゲン化合物を含むガス流を器内で発生させた放電プラズマと反応させる放電プラズマ反応器2と、前記放電プラズマ反応器で反応した後のガス流を、金属イオンを含有した薬液と接触させるスクラバー3とを備える。 (もっと読む)


【課題】 脱塩素化が困難なポリ塩化ビフェニール又はポリ塩化ビフェニールとハロゲン化芳香族化合物との混合物を、低温で脱塩素化して無害化することができ、より低コストで実用上可能な脱塩素化方法を提供すること。
【解決手段】 炭素結晶化合物又は金属担持炭素化合物等の触媒の存在下、ポリ塩化ビフェニールを50質量%以上含有する有機ハロゲン化合物と、沸点100℃以下のアルコールと、アルカリ化合物と、を含む反応系にマイクロ波を照射する有機ハロゲン化合物の脱塩素化方法であって、
(a)系中の反応開始時のアルコール比(有機ハロゲン化合物のモル数に対するアルコールのモル数の比)を5〜1000の範囲とし、かつ、
(b)系中の反応開始時のアルカリ比(アルコールのモル数に対するアルカリ化合物のモル数の比)を0.005〜0.1の範囲とし、
10〜80℃にて反応させる。 (もっと読む)


【課題】 金属ナトリウムにより、媒体油中でPCBを分解処理するPCBの化学処理方法であって、薬剤(SD)の使用量を少なくして経済的な処理を可能とし、又、PCBを確実、安定的に分解無害化することが可能な、より反応性の高い方法を提供する。
【解決手段】 金属ナトリウムを分散した媒体油中で、PCBを分解処理するPCBの化学処理方法であって、n−d−M環分析による、パラフィニックカーボンの分析値が40%以上であり、かつナフテニックカーボンの分析値が44%以下である媒体油を用いることを特徴とするPCBの化学処理方法。 (もっと読む)


【課題】光照射により有害物質を効率的に分解できるフラーレン複合体を提供する。
【解決手段】化学式Cnで表されるフラーレン(nを幾何学的に球状炭素化合物を形成し得る整数として)のうち少なくとも1種類と、アクリル系、メタクリル系、シリコーン系、ウレタン系樹脂のうち少なくとも1種類とからなる、フラーレン複合体。該複合体中に含まれるフラーレンの割合は、0.1wt%以上、1.0wt%以下が好ましい。フラーレンの他に、更に金属微粒子や金属酸化物半導体微粒子を含有させても良い。 (もっと読む)


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