説明

国際特許分類[C07C27/12]の内容

国際特許分類[C07C27/12]の下位に属する分類

国際特許分類[C07C27/12]に分類される特許

31 - 40 / 84


【課題】無溶媒下や非極性溶媒中の酸化反応であっても、温和な条件下で有機化合物が円滑に酸化され、目的の酸化生成物を高い収率で得ることができるとともに、酸化条件下で分解されにくく、効率よく回収再利用できる触媒を提供する。
【解決手段】下記式(I)
【化1】


[式中、Xは酸素原子又は−OR基(Rは水素原子又はヒドロキシル基の保護基を示す)を示す]で表される骨格を環の構成要素として含み、且つ分子内に少なくとも1つのフッ素化置換基又はフッ素化非芳香族性環を有している窒素原子含有環状化合物で構成された触媒。前記フッ素化置換基として、フッ素化アルキル基、フッ素化シクロアルキル基、フッ素化アルコキシ基、フッ素原子含有基で置換されたオキシカルボニル基、フッ素化アシル基及びフッ素化アシルオキシ基から選択された基が挙げられる。 (もっと読む)


本発明は、オレフィンの接触気相酸化のための中空形材を含む混合酸化物触媒および有機材料からなる担体上で層としての施与およびこの有機材料の除去によって触媒を製造する方法に関する。アルデヒドおよびカルボン酸への反応は、異なる量比での不活性ガスの存在で高められた温度および圧力で前記触媒の存在で空気または酸素を用いて行なわれる。 (もっと読む)


【課題】シクロアルカンを良好な転化率で酸化して、シクロアルカノール及び/又はシクロアルカノンを良好な選択率で製造しうる方法を提供すること。
【解決手段】セリウム、ジルコニウム及びビスマスを含む酸化物の存在下、シクロアルカンを分子状酸素により酸化することによりシクロアルカノール及び/又はシクロアルカノンを製造する。前記酸化物としては、担体に担持されているのが好ましく、また、かかる担体としては、アルミナが好ましく、中でもランタンを含むアルミナがより好ましい。 (もっと読む)


本発明はクメンヒドロペルオキシドを分解してフェノールおよびアセトンを生成する方法を提供する。本発明の方法は(1)クメンヒドロペルオキシドを含有するプロセス流(21)を反応容器(40)に導入する工程;(2)前記反応容器(40)に触媒粒子を含有する触媒流を導入する工程(前記触媒粒子は内側コアを有し、前記内側コアに外層が結合しており、前記外層はNH−TPDによって測定して、酸性物質の粉末形態の使用に基づいて150〜550℃で触媒1グラム当たり0.36mmol以上のNHの酸性度レベルを有する酸性物質を含む);(3)前記プロセス流(21)を前記触媒粒子と接触させて生成物流を形成する工程;および(4)前記生成物流の一部を反応容器(40)から取り出し、フェノールおよびアセトン生成物を回収する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】シクロアルカンを良好な転化率で酸化して、シクロアルカノール及び/又はシクロアルカノンを良好な選択率で製造しうる方法を提供すること。
【解決手段】周期表8族及び/又は9族の元素を含有し、リン原子の含有量がケイ素原子に対し0〜4モル%であるメソポーラスシリカの存在下、25〜140℃で、シクロアルカンを酸素で酸化することによりシクロアルカノール及び/又はシクロアルカノンを製造する。前記元素としてはコバルトが好ましく、前記メソポーラスシリカとしてはMCM−41型が好ましい。 (もっと読む)


【課題】クメンの酸化反応生成物と酸とを酸分解反応器に連続的に供給して酸化反応生成物を酸分解する際の、酸分解反応器の運転の安定化および増産に対処し得る様に改良されたフェノールの製造方法を提供する。
【解決手段】クメンの酸化反応生成物と酸とを酸分解反応器に連続的に供給して酸化反応生成物を酸分解するフェノールの製造方法であって、酸分解反応器内の酸分解反応混合物の液面の高さを酸分解反応器の高さに対して0.20〜0.33の範囲とし、酸分解反応により発生する反応熱を酸分解反応混合物を蒸発させることにより蒸発潜熱として除去し、その際の蒸気流の線速度を1.7m/s以下の範囲とするフェノールの製造方法。 (もっと読む)


本発明は、新規触媒系の存在下、極めて穏やかな条件下における高い転化率及び選択率でのクメンのヒドロペルオキシドへの好気性酸化、及びそれに続く該ヒドロペルオキシドのフェノール及びアセトンへの酸分解を含む、フェノールの調製方法に関する。 (もっと読む)


アルキル芳香族化合物を対応するヒドロパーオキシドに酸化する方法において、一般式(I)のアルキル芳香族化合物(R1とR2はそれぞれ、1から4炭素をもつアルキル基を表し、R1とR2は結合して4から10炭素原子をもつ環状の基を形成してもよく、該環状基は任意に置換されても良く、R3は水素、1から4炭素原子をもつ1以上のアルキル基、又はシクロヘキシル基を表す)をtert-ブチルヒドロパーオキシドを含む触媒の存在下、かつ、他の触媒の不存在下、酸素と接触し、一般式(II)のヒドロパーオキシド(II)(R1、R2とR3は式(I)と同一の意味をもつ)を生成する。当該ヒドロパーオキシドは、次にフェノールと一般式R1COCH2R2(III) (R1とR2は式(I)と同一の意味をもつ)のケトンへ変換されることができる。



(もっと読む)


置換芳香族供給材料を、置換芳香族供給材料の芳香族カルボン酸誘導体を含む酸化生成物に転化させるための触媒組成物は、パラジウム成分、アンチモン成分及び/又はビスマス成分、及び第4、5、6、又は14族の金属又はメタロイド成分の1種類以上を含む組み合わせを含む。置換芳香族供給材料を酸化する方法は、かかる触媒組成物の存在下において、供給材料を液体反応混合物中で酸素と接触させることを含む。 (もっと読む)


【解決手段】本発明は、
a)クメンを酸化して、クメンヒドロペルオキシドを含有する酸化生成物を形成すること;
b)該酸化生成物を酸性触媒を用いて分解して、フェノール、アセトンおよび不純物を含有する分解生成物を形成すること;
c)該分解生成物を塩基性水性媒体で中和および洗浄して、中和分解生成物を得ること;
d)該中和分解生成物を少なくとも1つの蒸留工程によって、少なくともフェノール含有分画とヒドロキシアセトンを含む水性分画とに分離すること;
e)該水性分画を塩基の存在下で酸化剤で処理して、ヒドロキシアセトンを減少した塩基性水性媒体を得ること;
f)該塩基性水性媒体の少なくとも一部を、中和および洗浄工程c)にリサイクルすること;および
g)工程d)で得られる該フェノール含有分画からフェノールを回収すること
を含む、フェノールの製造方法に関する。 (もっと読む)


31 - 40 / 84