説明

国際特許分類[C07C37/84]の内容

国際特許分類[C07C37/84]に分類される特許

1 - 10 / 60


【課題】本発明は、ビスフェノールAの晶析被処理液への磨耗粉の混入や異物の溶出等を防止できて、高品質のビスフェノールAの製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ビスフェノールAを製造する際に、ビスフェノールAを含む結晶を生成させる晶出機の冷却面に付着した結晶を掻き取るためのスクレーパーとして、シラン架橋高密度ポリエチレン樹脂、或いはポリフッ化ビニリデン樹脂から成る掻き取り片を有するものを用いる。 (もっと読む)


【課題】取扱性、作業性などに優れた6,6−(9−フルオレニリデン)−ジ(2−ナフトール)の新規な結晶多形体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】6,6−(9−フルオレニリデン)−ジ(2−ナフトール)の結晶多形体であって、粉末X線回折パターンにおいて、(1)16.78°、19.18°、19.58°に回折ピークを有する結晶多形体α、及び(2)17.84°、19.92°、22.92°に回折ピークを有する結晶多形体βは、嵩密度が高く、滑り性に優れるため、取扱性や作業性が向上する。 (もっと読む)


【課題】効率的にp−ヨードフェノールを製造できるp−ヨードフェノールの製造方法を提供する。
【解決手段】フェノールと一塩化ヨウ素水溶液とを反応させる。このように反応させる際には、一塩化ヨウ素水溶液の一塩化ヨウ素が、フェノール1モルに対して0.5モル〜1.5モルであることにより、目的物以外の副生成物の発生を抑制できるので好ましい。また、反応に際して、反応溶媒として水と混和しない有機溶媒を用いることにより、目的物以外の副生成物を有機溶媒により抽出できるので好ましい。さらに、有機溶媒としては、炭素数6〜10の脂肪族炭化水素、炭素数4〜6の脂肪族酢酸エステル類、炭素数4〜8の脂肪族エーテル類のいずれかが好ましい。そして、反応終了後は、反応液を室温付近まで冷却することによりp−ヨードフェノールを単離することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高耐熱性、高架橋性、高屈折率、高透明性、低線膨張率などの優れた特性を効率よく付与するのに有用な化合物を提供する。
【解決手段】酸触媒の存在下で、フルオレノン類と、ヒドロキシル基を有する縮合多環式炭化水素とを反応させ、下記式(1)で表されるフルオレン骨格を有する化合物を得る。


(式中、環ZおよびZは縮合多環式炭化水素環、R1a、R1bおよびRは同一又は異なって置換基を示す。k1およびk2は同一又は異なって0〜4の整数を示し、mは0又は1以上の整数、nは1以上の整数を示す。)
上記式(1)で表される代表的な化合物には、9,9−ビス[(ポリ)ヒドロキシナフチル]フルオレン類などが含まれる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高純度ビスフェノールA製造プロセスの連続晶析工程における製造装置内壁への結晶の付着、特に晶析塔入口流路の内壁における結晶の付着の進行を、連続運転中に、晶析工程の運転や製品の品質に影響を与えることなく抑制し、安定した運転を長期間継続可能とするビスフェノールAの製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】晶析塔と、該晶析塔から晶析液の一部を抜き出して、該晶析塔に循環させるための再循環流路がある晶析工程において、該再循環流路中の流量を一定時間増加させる。 (もっと読む)


【課題】 タール分等の不純物の含有量の少ない高純度のヒドロキシビニルナフタレンを工業的に効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】 本発明のヒドロキシビニルナフタレン化合物の製造方法は、ナフタレン環にヒドロキシル基とビニル基とを有する粗ヒドロキシビニルナフタレン化合物を、フェノール系ラジカル捕捉剤の存在下、45℃以上の温度で活性炭処理に付して精製する工程を含む。活性炭処理はアルコールと水の混合溶媒中で行うのが好ましい。活性炭処理後、晶析操作によりヒドロキシビニルナフタレン化合物を単離する工程を有していてもよい。ヒドロキシビニルナフタレンビニル化合物として2−ヒドロキシ−6−ビニルナフタレンが挙げられる。 (もっと読む)


【課題】環境負荷が低減され工業的な実施に好適であり、且つ高純度で色相が良好なフルオレン誘導体の製造法を提供する。
【解決手段】酸触媒存在下、フルオレノンと式(I)で表される化合物とを反応させて、式(II)で表されるフルオレン誘導体を製造する方法において、反応終了後、フルオレン誘導体を含む混合液にアルカリを添加した後、添加したアルカリおよびアルカリの反応物を除去することなく、濃縮により未反応の式(I)で表される化合物を分離する事を特徴とするフルオレン誘導体の製造法。


(もっと読む)


【課題】 本発明は、工業的な実施に好適な9,9−ビスクレゾールフルオレンの製造方法、即ち、塩酸とチオール類を触媒として、一定の品質を維持し、着色の少ない高純度な9,9−ビスクレゾールフルオレンを、短時間で効率よく製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 チオール類および塩酸の共存下、フルオレノンとクレゾールとを反応させ、9,9−ビスクレゾールフルオレンを製造する方法において、フルオレノンとクレゾールの割合がフルオレノン/クレゾール=1/6.5〜1/13(重量比)であり、且つ、チオール類と塩酸中の塩化水素の割合がチオール類/塩化水素=1/3.2〜1/8(重量比)である9,9−ビスクレゾールフルオレンの製造方法。 (もっと読む)


【課題】高純度で、しかも工業的に、簡易に、特に溶媒回収が容易であり、高収率で得ら
れる9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレンの製造方法を提供する。
【解決手段】9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン類の脂肪族ケトン付加
物を、該脂肪族ケトン溶媒又は該脂肪族ケトンと水の混合溶媒の存在下に、前記付加物が
分解する温度以上に昇温して前記付加物を分解及び溶解した後、冷却し、析出した脂肪族
ケトン付加物を分離し、精製脂肪族ケトン付加物を得る。その後、精製脂肪族ケトン付加物より該脂肪族ケトンを乾燥除去して9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン類を製造する。 (もっと読む)


【課題】発酵液や果実廃液等の多価フェノール含有液から、多価フェノールを選択的に回収できる多価フェノール回収方法を提供すること。
【解決手段】導電性電着基材上に多価フェノールを析出する電着工程と、該導電性電着基材上に析出した多価フェノールを分離する分離工程とを有する多価フェノール含有液からの多価フェノール回収方法であって、前記導電性電着基材として、導電性の炭素基材を用い、アルカリ条件下において多価フェノールを析出することを特徴とし、好ましくは、前記分離工程で分離された多価フェノールを精製する精製工程を有する多価フェノール含有液からの多価フェノール回収方法。 (もっと読む)


1 - 10 / 60