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国際特許分類[C07C69/58]の内容

国際特許分類[C07C69/58]に分類される特許

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本発明は、バイオ燃料の製造に多重周波数超音波エネルギーを用いる超音波装置及び処理である。この超音波装置は、反応物質流体を収納する処理タンクと処理タンクと連結した少なくとも2つのグループの超音波振動子とを具備し、各超音波振動子のグループは相異なる調波周波数を有する。植物油又は脂肪酸をエステル交換により脂肪酸アルキルエステルを生成する処理には、植物油又は脂肪酸をこの処理タンクに入れ、このタンク中の反応物質流体に、15kHzから1.5MHzの範囲の2つの別の周波数で超音波エネルギーを照射するステップが含まれる。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つのエーテル基、少なくとも1つのエステル基、少なくとも1つのアミノ基または少なくとも1つのウレタン基を有する化合物、好ましくは少なくとも1つのエステル基を有する化合物を調製するための方法であって、a1)グリセロールが触媒の存在下で水素化され、グリセロールが多くとも95%まで反応され、1,2−プロパンジオール相が得られる方法によって1,2−プロパンジオールを調製する工程と、a2)この1,2−プロパンジオール相を少なくとも1つの活性水素原子、少なくとも1つのエポキシド基、少なくとも1つのエステル基または少なくとも1つのイソシアネート基を有する化合物と反応させる工程と、を含む方法、ならびに、この方法を用いて得ることができ、かつ少なくとも1つのエーテル基、少なくとも1つのエステル基または少なくとも1つのウレタン基を含む化合物、化学製品におけるこの化合物の使用、化学製品、エマルションを調製するための方法およびこの方法を使用して得ることができるエマルション、化粧品配合物および化粧品配合物を調製するための方法、プラスチック材料組成物およびその調製、掘削用組成物およびその調製に関する。 (もっと読む)


【課題】FAMEが酸化されて重合物が形成されたものを精製する方法を提供しようとする。
【解決手段】脂肪酸メチルエステルを熱酸化して熱酸化された脂肪酸メチルエステルを得るステップ、該熱酸化された脂肪酸メチルエステルと無極性溶媒とを混合して混合液を得るステップ、該混合液を静置して下相の沈殿物と上相の液とに相分離せしめ、該上相の液を分離して該液から前記無極性溶媒を蒸発させるステップとを含む脂肪酸メチルエステルの精製方法である。前記脂肪酸メチルエステルの精製方法においては、前記溶液中の酸化劣化し重合物が形成された脂肪酸メチルエステルの混合比率が5〜15vol%であり得る。
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【課題】油脂類とアルコール類とのエステル交換反応において用いる固体触媒の活性の低下を抑制することができる脂肪酸アルキルエステルおよび/またはグリセリンの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る脂肪酸アルキルエステルおよび/またはグリセリンの製造方法は、油脂類とアルコール類とを固体触媒の存在下において反応させる反応工程の前に、油脂類および/またはアルコール類の溶存酸素濃度を低減させる溶存酸素濃度低減工程を含むことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】原料油脂からバイオディーゼル油を製造するのに適した固体触媒並びに、当該固体触媒の製造方法を提供する。
【解決手段】この固体触媒は、特定の塩基強度及び塩基量を有した酸化カルシウム、又は当該酸化カルシウムを水和して得られた水酸化カルシウムを原料とし、当該原料をグリセリンのメタノール溶液と加熱還流下で反応させて得られたカルシウムジグリセロキシド、又は、上記原料をメタノールと加熱還流下で反応させて得られたカルシウムメトキシドであり、このカルシウムメトキシドの表面積は40m/g以上である。又、本発明の固体触媒は、担体物質の表面に、カルシウムジグリセロキシド又はカルシウムメトキシドが被覆されたものでもあり、これらの担持型触媒は、炭酸ガス化合法による炭酸カルシウムの固定化や、酢酸カルシウム等の含浸・固定化を行った後で焼成を行うことで得られる。 (もっと読む)


飽和及び不飽和脂肪酸又は飽和及び不飽和脂肪酸アルキルエステルの混合物を、飽和脂肪酸又は飽和脂肪酸アルキルエステルで富化された第1画分と、不飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸アルキルエステルで富化された第2画分とに分離するための方法である。脂肪酸を分離する場合、本方法は、(a)長鎖飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸との混合物を鹸化することにより遊離脂肪酸を生成し、(b)この遊離脂肪酸を尿素と錯化させ、(c)尿素と錯化させた遊離脂肪酸を飽和遊離脂肪酸が富化された第1画分と、不飽和遊離脂肪酸が富化された第2画分に分離する工程を含む。脂肪酸アルキルエステルを分離する場合、本方法は、(i)脂肪酸アルキルエステルを尿素と錯化させ、(ii)尿素と錯化させた脂肪酸アルキルエステルを飽和脂肪酸アルキルエステルを富化させた第1画分と、不飽和脂肪酸アルキルエステルを富化させた第2画分とに分離することを含む。 (もっと読む)


【課題】エステル化反応時間が短く省エネルギー性や生産性に優れるとともに、耐加水分解性に優れ、長期使用性及び長期保存性に優れているため、圧延油,切削油,さび止め添加剤,プレス加工油,自動車エンジンオイル基油,難燃性作動油基油,ギヤ油,金属加工油,酸化防止剤,油性向上剤,粘度指数向上剤,流動点降下剤,クリーム基剤,光沢剤,保湿剤,湿潤・浸透剤,乳化剤,増粘剤,軟こう基剤,抗菌剤,乳化剤,レベリング剤,たれ防止剤,ブラッシング剤,ブロッキング剤,可塑剤,湿潤剤,消泡剤,乳化・分散剤等の様々な工業分野にて幅広く使用することができ汎用性にも優れるエステル化合物を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のエステル化合物は、CH(CHCH(OH)CHCH(CH)(CHCHで表される7−ヒドロキシ−9−メチルペンタデカンと有機カルボン酸から得られた構成を備える。 (もっと読む)


【課題】表面変性剤としてのペルフルオロアルキル基で置換されたフェノール誘導体を提供すること。
【解決手段】本発明は、
(a)酸化、熱又は光誘発分解を受け易い有機材料、及び
(b)少なくとも1種の、式(I)
【化1】


(式中、一般記号は請求項1で定義した通りであり、
特に、基R、R又はRの少なくとも1種は−CH−CH(CH)−S(O)p−R12、−CH−CH−CH−S(O)−R12、−CH−CH(R11
−CH−R12又は−CH−CH=CH−R12を表し、
11は水素原子又はハロゲン原子を表し、
12は1価のペルフルオロ化アルキル又はアルケニル鎖の、4ないし20個の完全にフッ素化された炭素原子を有する直線状の又は枝分かれした有機基、−CHCH(CFmCFを表し、
mは3ないし12を表し、及び
pは0、1又は2を表す。)で表される化合物を含む組成物に関する。

式(I)で表される化合物は、有機材料、例えば合成ポリマー、のための表面エネルギーの減少剤として有用である。そのような減少した表面エネルギーを有するポリマーは、“易洗浄性”、“自浄性”“抗汚染性”“防汚染性”“落書き抵抗性”“耐油性”“耐溶剤性”“耐薬品性”“自己潤滑性”“耐引掻性”“低吸湿性”“耐吸塵性”“スリップ性”及び“疎水性表面”、ならびにたんぱく質及び微生物、例えば細菌、真菌類及び藻類、に対する抗接着性を有する。
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【課題】植物に由来の油脂等の性状を問わず、原料油脂とアルコールからバイオディーゼル油(BDF)を効率良く製造できる方法を提供する。
【解決手段】固体酸粒状物が充填された第1反応器内に、原料油脂とアルコールとを導入して反応させ、原料油脂中の遊離脂肪酸を脂肪酸エステルに変換し(工程A)、この反応混合物を、モレキュラーシーブが充填された充填塔内に導入して副生成物の水を除去し(工程B)、水を除去した液とアルコールとを、15以上の塩基強度(H_)を有し、かつ、0.1mmol/g以上の塩基量を有した酸化カルシウムからなる固体塩基触媒が充填された第2反応器内に導入して、原料油脂の主成分であるトリアシルグリセリドとアルコールのエステル交換反応によりBDFを生成する(工程C)。これら一連の操作を常圧下で50〜80℃の温度にて実施し、工程Cの反応生成物より余剰のアルコールと副生グリセリンを分離除去し、BDFを取り出す。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法で、酸価および粘度が低いディーゼルエンジン用燃料を製造する方法を提供する。
【解決手段】ROH(Rは、炭素数1〜24の飽和または不飽和の脂肪族基を示す。)で示されるアルコールと動物油および/または植物油とを、温度150〜600℃、圧力2〜100MPaで反応させて脂肪酸モノエステル化物反応液を得る第一工程、前記脂肪酸モノエステル化物反応液からグリセリン、前記アルコールおよび水を除去して脂肪酸モノエステル画分を得る第二工程、カチオン交換樹脂の存在下に前記脂肪酸モノエステル画分と前記アルコールとを接触および反応させる第三工程、および前記第三工程で得た反応液を蒸留して、脂肪酸モノエステル化物を得る第四工程とからなる。酸価の低いディーゼルエンジン用燃料を製造することができる。 (もっと読む)


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