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国際特許分類[C08J5/14]の内容

国際特許分類[C08J5/14]に分類される特許

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【課題】機械的強度が高く、油の透液性も良好な摩擦紙およびその製造方法を提供する。
【解決手段】芳香族ポリアミドファイブリットからなる摩擦紙であって、該摩擦紙はフェノール樹脂を含み、該摩擦紙の目付が100〜500g/mであり、該摩擦紙の横断面において、表面から0.1mmにおける、両方の外層の樹脂含有量がいずれも30〜50重量%であり、両方の外層で挟まれた中間層の樹脂含有量が15〜25重量%であることを特徴とする摩擦紙とする。また、上記の摩擦紙を製造するため、芳香族ポリアミドファイブリットを抄紙して紙状物とし、これに25℃における粘度が5〜200mPa・sのフェノール樹脂またはフェノール樹脂含有溶液を、該紙状物の重量を基準としてフェノール樹脂重量が20〜45重量%となるよう含浸し、温度150〜170℃、面圧42〜59kg/cmで熱プレスする。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材及びその製造方法において、摩擦面に充填材を多く分布させることによって確実に正勾配性のμ−V特性を得ることができ、ジャダー現象を低減できること。
【解決手段】桝状の容器10の底部に網11を張ったものを平板12で塞いで、この容器に大きさ5μm〜20μmの気泡3を含有させた水2を満たす。次に、気泡3を含有させた水2に繊維材料4及び充填材5を添加して、攪拌する。そして、所定時間静置することによって、繊維材料4は上方へ移動し、充填材5は下方へ移動して偏在した状態となる。そこで、平板12を外して底部から脱水することによって、底部の網11の面に充填材5が偏在し、その上に繊維材料4が堆積した基材前駆体6が得られる。この基材前駆体に熱硬化性樹脂を含浸して加熱硬化させることによって、充填材4が脱落することも目詰まりを起こすこともなく、湿式摩擦材用の摩擦材基材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】実用上充分な生産性を確保しつつ、優れた作動性および耐久性を有するポリオキシメチレン製スライド部品を提供する。
【解決手段】ポリオキシメチレン製スライド部品は、オキシメチレン樹脂組成物を用いて形成される部材Iと、部材Iに接する相手材IIとを含むスライド部品であって、オキシメチレン樹脂組成物が、ポリオキシメチレンAを90質量%以上、脂肪酸エステルBを0.5〜2.5質量%含み、相手材IIが、ポリオキシメチレン樹脂以外の樹脂を用いて形成され、ロックウェル硬度Mスケールで50〜110である。なお、スライド部品評価装置によって、オキシメチレン樹脂組成物を用いる部材IであるスライドピンIaと相手材IIであるガイド部IIbとを具備させ、スライド部品の作動性および耐久性の評価を行った。 (もっと読む)


【課題】粗研磨後の研磨対象物の端部形状をハネ形状とすることで、仕上げ研磨後の研磨対象物を端部も含めて平坦にすることができる研磨パッドおよび該研磨パッドを用いたガラス基板半導体の製造方法を提供すること。
【解決手段】熱硬化性ポリウレタン発泡体からなる研磨層を有する研磨パッドにおいて、熱硬化性ポリウレタン発泡体の、水に24時間浸漬後のアスカーC硬度値を60秒値で82以下とし、かつ周波数1.6Hzにおける引張貯蔵弾性率E’(30℃)の値を下記式(1):
Y<5X−150 (1)
(式(1)中、Yは引張貯蔵弾性率E’(MPa)、Xは水に24時間浸漬後のアスカーC硬度値(60秒値))を満たすように調整する。 (もっと読む)


【課題】微細で均一な気泡を有し、研磨速度が大きい研磨パッドの製造方法、及び該製造方法により得られる研磨パッドを提供する。
【解決手段】イソシアネート化合物、活性水素含有化合物、及びシリコン系界面活性剤を含有する気泡分散ウレタン組成物を機械発泡法により調製する工程、モールド内に気泡分散ウレタン組成物を注入する工程、気泡分散ウレタン組成物を硬化させることにより熱硬化性ポリウレタン発泡体ブロックを作製する工程、及び熱硬化性ポリウレタン発泡体ブロックを切断して熱硬化性ポリウレタン発泡体シートを作製する工程を含む研磨パッドの製造方法において、前記活性水素含有化合物は、平均水酸基価が260〜400mgKOH/gであり、前記気泡分散ウレタン組成物は、融解点が70〜110℃かつ水酸基又はウレタン基を有する蓄熱剤を活性水素含有化合物100重量部に対して10〜40重量部含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】均質性や平滑性に優れながら、耐久性に優れる研磨パッド用素材の製造方法を提供すること。
【解決手段】開口部を有する高分子弾性体からなる多孔層の表面に、高分子弾性体の溶剤を塗布し乾燥することを特徴とする研磨パッド用素材の製造方法。さらには、表面に塗布する溶剤が有機溶剤であることや、溶剤の塗布方法がグラビアロール処理であること、高分子弾性体からなる多孔層が、湿式凝固法によるものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】柔軟性に優れながら、耐久性にも優れる研磨パッド用素材の製造方法を提供すること。
【解決手段】開口部を有する高分子弾性体からなる多孔層の表面に、高分子弾性体の架橋剤を含む処理液を塗布することを特徴とする研磨パッド用素材の製造方法。さらには、架橋剤がイソシアネート系であることや、処理液の塗布方法がグラビアロール処理であること、高分子弾性体からなる多孔層が、湿式凝固法によるものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 エアーボイドのない品質のよい研磨パッドを作製するために用いられるタンク、該タンクを用いた研磨パッドの製造方法、及び該製造方法により得られる研磨パッドを提供することを目的とする。
【解決手段】 樹脂組成物を収容するためのタンクにおいて、前記タンクは、2つ以上の胴体部材を連結部を介して枠状に連結することで構成されており、少なくとも1箇所の連結部には、隣り合う胴体部材同士を両開き可能に連結する開閉部材が設けられており、他の少なくとも1箇所の連結部には、隣り合う胴体部材同士を開き戸状に連結する連結部材が設けられていることを特徴とするタンク。 (もっと読む)


【課題】クッション性を確保し被研磨物の平坦性精度を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式凝固法により、ウレア結合によるハードセグメントの含有率HSCが8〜40%のポリウレタンポリウレア樹脂で形成された樹脂シート2を備えている。樹脂シート2では、研磨面Spを有し、内部に厚み方向に縦長の多数のセル3が形成されている。樹脂シート2の厚みtに対して縦長方向の長さが50%以上の大セル3aは、長さの1/2を超える長さ分で研磨面Spから離れた位置に最大孔径Aを有している。樹脂シート2では、研磨面Spから厚みtの5%分内側にセル3で形成された開孔の平均孔径Bに対する最大孔径Aの比A/Bの単位面積あたりの平均値が5〜20の範囲に調整されている。樹脂シート2の硬度が高まり、研磨圧で大セル3aが変形する。 (もっと読む)


【課題】 生産性を向上させるとともに良好な研磨面を得ることのできる研磨パッドを提供することである。
【解決手段】 被加工物を研磨する研磨パッドであって、ポリウレタンと該ポリウレタン中に混入された砥粒とを少なくとも含み、70℃における損失弾性率(E´´)/貯蔵弾性率(E´)で表される値(tanδ)が0.1〜0.3の範囲内であることを特徴とする。 (もっと読む)


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