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国際特許分類[C10G3/00]の内容

国際特許分類[C10G3/00]に分類される特許

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本発明は、脂質材料を含有する原料油を水素化処理する工程を含む、脱ロウ処理されたおよび/または水素異性化された燃料組成物の製造に関する。本燃料組成物は、ジェット燃料またはディーゼル燃料などの様々な最終用途向けに燃料を究極的に調整することができる高品質燃料組成物である。 (もっと読む)


【課題】動植物油脂由来の成分を含むことから優れたライフサイクル特性を有しつつも低温特性に優れる航空燃料油基材を、高い収率で製造することが可能な航空燃料油基材の製造方法を提供すること。
【解決手段】動植物油脂に由来する含酸素炭化水素化合物を含有する原料油を、脱水素及び水素化機能を有し、周期律表第6A族金属、第8族金属及び非結晶性固体酸性物質を含む第1の二元機能触媒に水素共存下で接触させることによって、前記原料油を水素化処理して第1の生成油を得る第一工程と、第1の生成油を、脱水素及び水素化機能を有し、周期律表第8族金属及び結晶性固体酸性物質を含む第2の二元機能触媒に水素共存下で接触させることによって、第1の生成油を水素化異性化して航空燃料油基材を含む第2の生成油を得る第二工程と、を有する、航空燃料油基材の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、流体の炭化水素生成物についての組成物および方法に関し、特には、触媒熱分解を介した流体の炭化水素生成物についての組成物および方法に関する。いくつかの実施形態は、触媒熱分解を介した特定の芳香族生成物(例えば、ベンゼン、トルエン、ナフタレン、キシレンなど)の製造方法に関する。いくつかのそのような方法は、固体の炭化水素原料と異種混合の熱分解触媒成分との混合物を含んでいる組成物の使用を含み得る。いくつかの実施形態において、ある生成物の収率および/または選択性を向上させるために、オレフィン成分は反応器へ同時供給され、かつ/あるいは生成物流から分離され、かつ当該反応器に再循環される。また、本書において望ましい方法は、特殊化した触媒の使用を含み得る。例えば、いくつかの場合において、ゼオライト触媒が用いられ得る。いくつかの例において、当該触媒は、ある生成物の収率および/または選択性を向上させ得る、同定されたある範囲における粒径によって特徴付けられる。
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【課題】航空燃料油基材収率が高く、低温性能に優れた動植物油由来の航空燃料油基材の製造方法を提供する。
【解決手段】水素の存在下、異なる脂肪酸組成を有する2種類以上の動植物油脂の混合物、及び含硫黄炭化水素化合物を含有する原料油を水素化処理する第一の工程と、第一の工程で得られた水素化処理油を水素の存在下、水素化異性化処理する第二の工程とを含み、前記動植物油脂の混合物において、炭素数9〜15の脂肪酸炭素鎖を持つ各脂肪酸組成の合計量が50〜70質量%であり、炭素数9〜15の脂肪酸炭素鎖を持つ脂肪酸組成合計量を100としたときの炭素数11、炭素数13、炭素数15の脂肪酸炭素鎖を持つ各脂肪酸組成の割合が10〜60であることを特徴とする航空燃料油基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】常圧下反応、小規模処理を可能とし、水やグリセリン等の副生成物を発生しない軽油製造システムおよび軽油製造方法を提供することにある。
【解決手段】軽油製造システムは、軽油の製造原料を予熱して原料液を得る予熱器11と、予熱されて得られた原料液を触媒で反応する、固体触媒が充填された固定式触媒反応塔12と、固定式触媒反応塔12で反応して得られた分解油を分留し第1分留油を得る第1分留塔13と、第1分留塔で得られた第1分留油を、第1分留塔の分留温度範囲よりも低い分留温度範囲で分留し第2分留油を得る第2分留塔14と、第2分留塔14で得られた第2分留油を冷却して軽油を得る冷却塔15とを有する。 (もっと読む)


バイオ成分原材料が、水素供給源としてFCCオフガスを用いて水素処理され得る。水性ガスシフト触媒および/または使用済みの水素処理触媒などの比較的低コストの触媒が、このプロセスのための水素添加触媒として用いられ得る。水素処理は、比較的低価値の製油所ストリームを用いることによって、バイオ成分原料のオレフィン飽和および/または脱酸素を可能にし得る。
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燃料(ディーゼル燃料またはジェット燃料など)を、植物油または脂肪酸誘導体を水素化することによって調製するための方法であって、これは、化石燃料を処理するための既存設備へ適用されてもよい。当該方法は、組合わされた含酸素原料ストリーム(FAMEなど)および炭化水素原料ストリームを、含酸素原料ストリーム中のエステルの86wt%以下が炭化水素へ転化されるまで、水素化するのに原料供給する工程、並びに任意に、更に、生成物ストリームを、少なくとも第二の水素化反応域内で、燃料として用いるのに適切な炭化水素ストリームを除去および分離する前に、含酸素原料ストリーム中のエステルの少なくとも90wt%が炭化水素へ転化されるまで水素化する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】食肉加工後に残渣物として残る牛脂や豚脂などの動物性油脂を原料として、低温乃至常温域で固化せず、低粘度で流動性を保持するクリーンな燃料を得ることのできる燃料化方法および燃料化システムを提供する。
【解決手段】動物性油脂原料Mを破砕装置1により破砕し、破砕後の動物性油脂原料Mを熱処理乾燥装置2内で加熱および攪拌して、液状の一次油成分と残渣物および水に分解し、熱分解後の一次油成分と残渣物および水の混合物Mを遠心分離装置4に投入して、一次油成分と残渣物および水を遠心分離し、遠心分離後の一次油成分Oをろ過して取り出し、分離ろ過後の一次油成分と過熱蒸気6を熱分解槽7に投入して、300〜400℃で加熱および攪拌して、一次油成分から還元反応により軽質油ガスGを生成し、生成した軽質油ガスを凝縮器9で冷却して凝縮し、液状の軽質油を得る。 (もっと読む)


触媒は、少なくとも金属成分、および補助成分として少なくとも非金属性伝導性成分を含む。金属成分は、概して、周期表のVIb族、VIIb族またはVIIIb族の1以上の金属を含有する。補助成分は、例えば、黒鉛のような伝導性炭素材料、伝導性ポリマーまたは伝導性金属酸化物である。好ましくは、それは、疎水性であるか疎水性にされている。触媒を、植物油のような生物供給原料の水素化処理に用いて、鉱油からの慣用的な燃料に匹敵する脂肪族炭化水素である燃料を生産する。 (もっと読む)


バイオマスから高炭素含量生成物を製造するための方法において、バイオマス油が、分解反応容器に添加される。バイオマス油は、バイオマス油を分解するのに十分な時間をかけて、ほぼ真空の条件から約20,700kPaまでの範囲の圧力で、約100℃〜約800℃の範囲の温度に加熱される。分解されたバイオマス油からタールが分離される。タールは、少なくとも約50重量%の炭素を含有する高炭素含量生成物になるまでタールを減少させるのに十分な時間をかけて、ほぼ真空の条件から約20,700kPaまでの範囲の圧力で、約200℃〜約1500℃の範囲の温度に加熱される。
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