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国際特許分類[C10G3/00]の内容

国際特許分類[C10G3/00]に分類される特許

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ディーゼル燃料をバイオ成分原料から製造するための方法には、原料を水素化し、続いてZSM−48含有触媒を用いて接触脱ロウする工程が含まれる。水素化された原料は、脱ロウ工程へ直接カスケードされてもよいか、または水素化された原料は、中間分離を経ることができる。バイオ成分原料を処理して得られるディーゼル燃料は、優れたセタン価を示す。 (もっと読む)


【課題】水溶性タールの経時的な重合を抑制し、タールの燃料としての質を維持したまま該タールを回収するバイオマス液化物回収装置および回収方法を提供する。
【解決手段】バイオマスを急速熱分解して得られた熱分解生成物に含まれる液化物を回収する装置において、バイオマス液化物回収装置は、処理槽41に貯留されているタールにメタノールを添加する添加部42と、メタノールが添加された液化物を回収するタールタンク43とを備えている。 (もっと読む)


【課題】高級炭化水素油製造施設の外部から水素の供給を受けることなく、油脂を水素化分解し高級炭化水素油を製造する装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】油脂を水素化分解して高級炭化水素油を製造する装置1において、油脂を水素化分解して高級炭化水素油および低級炭化水素含有ガスを生成する水素化反応器11と、上記水素化反応器11で生成された低級炭化水素含有ガスに含まれる低級炭化水素を部分酸化して水素および一酸化炭素を生成する部分酸化炉31と、上記部分酸化炉31で生成された一酸化炭素を、外部から受ける水蒸気とシフト反応させて水素および二酸化炭素を生成するシフト反応器41とを備え、上記水素化反応器11は、上記シフト反応器41で生成された水素が供給されるようになっている。 (もっと読む)


植物油及び石油ディーゼルを共処理してハイブリッドバイオディーゼル組成物を得るための方法及びシステムである。幾つかの実施形態において、本発明は、植物油と石油ディーゼルの混合物を以下の二段階で共処理する方法/システムに指向し、その二段階とは、混合物を最初に水素化処理して硫黄減少ハイブリッド中間体を得て、その後にハイブリッド中間体を異性化ユニットで処理して部分的にバイオマス由来である低曇り点ハイブリッドディーゼル生成物を得る、というものである。少なくともそのような方法/システムの注目に値する利益は、水素化処理と異性化との段階間でH2S及びNH3の中間段階除去を必要としないことであり、そのような利益は硫黄及び窒素耐性異性化触媒により得られる。
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【課題】含酸素有機化合物及び非水溶性の含塩素化合物を含有する原料油を用いて炭化水素油を製造するに際し、副生する水溶性含塩素化合物による装置材料の腐食を防止することが可能な方法の提供。
【解決手段】水素の存在下、含酸素有機化合物及び非水溶性の含塩素化合物を含有する原料油と、特定の水素化触媒とを接触させて、含酸素有機化合物の水素化脱酸素により炭化水素油及び水蒸気の状態の水を生成させるとともに、非水溶性の含塩素化合物を水溶性の含塩素化合物に変換する。得られた反応生成物を水が水蒸気である状態に保ち、該反応生成物と、常圧における沸点が100℃以下でありかつ水溶性である含窒素ブレンステッド塩基化合物と、を接触させて被処理物を得る。得られた被処理物を、水蒸気の状態の水が液化する温度以下に冷却して、水溶性の含塩素化合物及び含窒素ブレンステッド塩基化合物を含有する水相を形成させた後、該水相を被処理油から分離して炭化水素油を含有する生成油を得る。 (もっと読む)


【課題】反応による発熱量の抑制、エネルギー損失の抑制、希釈媒の使用量の低減、ならびに装置機器の腐食の抑制の全てを達成可能な炭化水素油の製造方法の提供。
【解決手段】特定の触媒が充填された反応帯域8a、8b、8cを複数直列に配置し、反応帯域8a、8b、8cのそれぞれにおいて、水素圧力1MPa以上10MPa未満の条件下、動植物油に由来する含酸素炭化水素化合物を含有する、特定量の得られた炭化水素油のリサイクル油および特定量の含硫黄炭化水素化合物を含有する原料油を供給して水素化処理し、得られた被処理物からガス及び水を除去して炭化水素油を得る。上記複数の反応帯域のうち、最も上流側に配置された反応帯域8aの入口温度は150℃以上250℃以下、上流側から2番目以降の反応帯域8bの入口温度は水の凝縮温度以上、最も下流側に配置された反応帯域8cの出口温度は260℃以上360℃以下である。 (もっと読む)


【課題】含酸素有機化合物及び非水溶性の含塩素化合物を含有する原料油を用いて炭化水素油を製造するに際し、原料油に含まれる含塩素化合物に起因する反応装置の腐食の抑制、並びに、得られる生成油中の酸素分及び塩素分の低減が可能な方法を提供すること。
【解決手段】含酸素有機化合物及び非水溶性の含塩素化合物を含有する原料油と、多孔性無機酸化物並びに第IA族、第IIA族及び第IB族から選ばれる少なくとも1種以上の金属を含んで構成される吸着剤と、を接触させて、非水溶性の含塩素化合物を吸着剤に吸着させて脱塩素油を得る。次に、水素の存在下、脱塩素油と、多孔性無機酸化物を含有する担体並びに該担体上に担持された周期律表第VIA族及び第VIII族から選ばれる少なくとも1種以上の金属を含んで構成される水素化触媒と、を接触させて、含酸素有機化合物の水素化脱酸素により炭化水素油及び水を含有する反応生成物を得る。得られた反応生成物から水を分離し、炭化水素油を含有する生成油を得る。 (もっと読む)


本発明は水性液相及び/又は蒸気相中に水と、C1+1+炭化水素を含む水溶性酸素化炭化水素を準備する段階と;Hを準備する段階と;前記液相及び/又は蒸気相中で酸素化炭化水素を脱酸素触媒の存在下に脱酸素温度及び脱酸素圧力にてHと接触反応させ、C1+1−3炭化水素を含む酸素化物を反応流中に生成する段階と;前記液相及び/又は蒸気相中で酸素化物を縮合触媒の存在下に縮合温度及び縮合圧力にて接触反応させ、C4+化合物を生成する段階を含む方法により製造される水溶性酸素化炭化水素から誘導される少なくとも1種のC4+化合物を含む成分の蒸留留分を含有する液体燃料組成物を提供し、前記C4+化合物はC4+アルコール、C4+ケトン、C4+アルカン、C4+アルケン、C5+シクロアルカン、C5+シクロアルケン、アリール、縮合アリール、及びその混合物から構成される群から選択されるメンバーを含み、前記液体燃料組成物は15℃〜70℃の範囲の初期沸点(IP123)と、最大230℃の最終沸点(IP123)と、85〜110の範囲のRON(ASTM D2699)と、75〜100の範囲のMON(ASTM D2700)を有するガソリン組成物;130℃〜230℃の範囲の初期沸点(IP123)と、最大410℃の最終沸点(IP123)と、35〜120の範囲のセタン価(ASTM D613)を有するディーゼル燃料組成物;及び80〜150℃の範囲の初期沸点と、200〜320℃の範囲の最終沸点と、0.8〜10mm/sの範囲の−20℃における粘度(ASTM D445)を有するケロシン組成物から選択される。 (もっと読む)


【課題】未加工植物油または予備精製段階に予備的に付された油、動物脂肪、または、こうした再生可能な源からの仕込原料から優れた品質のディーゼル燃料ベースを高い収率で得ることを可能にする方法を提供する。
【解決手段】該方法は、a)仕込原料を水添脱水素化機能を有し、かつ無定形担体を含む固定床触媒の存在下に水素化処理する段階、b)段階a)からの流出物から、水素、ガスおよび少なくとも1種の炭化水素含有ベースを分離する段階、c)段階b)からの前記炭化水素含有ベースの少なくとも一部を少なくとも1種の第VIII族金属および/または少なくとも1種の第VIB族金属と、少なくとも1種の一次元10MRゼオライトモレキュラーシーブとを含み固定床水素化異性化選択的触媒の存在下に、水素化異性化する段階、d)段階c)からの流出物から、水素、ガスおよび少なくとも1種のディーゼル燃料ベースを分離する段階、を包含する。 (もっと読む)


【課題】中間の気液分離を伴わずに再生可能な源からの仕込原料を処理して、優れた品質のディーゼル燃料ベースを製造する方法を提供する。
【解決手段】用いられる仕込原料は、未加工植物油または予備精製段階に事前に付された油、動物脂肪、またはこのような仕込原料の混合物であり、a)水素化処理する段階、b)炭化水素含有ベースを分離する段階、c)窒素化合物を除去する段階、d)水素化異性化する段階、e)ディーゼル燃料ベースを分離する段階から構成される、高いディーゼル燃料ベースの収率がこのような仕込原料から得られることを可能にする方法。 (もっと読む)


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