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国際特許分類[C21C1/10]の内容

国際特許分類[C21C1/10]に分類される特許

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【課題】 精錬炉や精錬容器に収容された溶融金属を精錬するに当たり、溶精錬炉や精錬容器に被せて使用される上蓋への地金やスラグの付着を効率良く防止する。
【解決手段】 精錬炉または精錬容器6に収容された溶融金属15を精錬する際に前記精錬炉または精錬容器に被せて使用される金属製上蓋11への地金またはスラグの付着を防止する方法であって、前記溶融金属の精錬終了後、吹き付けノズル17から上蓋に冷却水を噴霧して上蓋を冷却し、次いで、吹き付けノズル17から上蓋に離型剤を噴霧して該上蓋の表面に離型剤の被覆層を形成する。離型剤の被覆層によって地金またはスラグの付着が防止される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、球状黒鉛の球状化率の高い低酸素及び低硫黄の薄肉球状黒鉛鋳鉄又一般産業用鋳鉄部品に適用することができる肉厚が2.5〜1.5mmの薄肉球状黒鉛鋳鉄を提供する。また、公知のアーク式電気炉によるエレクトロスラグ炉を利用し、酸素(O)及び硫黄(S)の組成を制御することにより球状黒鉛の球状化率の高い薄肉球状黒鉛鋳鉄を容易に製造することができる球状黒鉛鋳鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る球状黒鉛鋳鉄は、酸素(O)及び硫黄(S)の組成がそれぞれ質量%で、O:25ppm以下、S:0.004〜0.015%含まれてなる。そして、本発明に係る球状黒鉛鋳鉄の製造方法は、低酸素・低硫黄の球状黒鉛鋳の製造方法において、先ず溶湯を低酸素及び低硫黄化し、次に硫黄を添加するとともに球状化処理を行い、所定の組成の球状黒鉛鋳鉄を製造することによって実施される。 (もっと読む)


【課題】安全かつ安定して球状黒鉛鋳鉄またはCV黒鉛鋳鉄を製造することができる黒鉛球状化剤及び黒鉛球状化方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム基合金の、粒径が1mm〜10mmである細粒と、鋼または鋳鉄の、粒径が1mm〜10mmである細粒とを、混合し、圧縮成形した黒鉛球状化剤である。 (もっと読む)


【課題】熱処理を行なわない鋳放し状態において、高強度、高い伸びを有し、機械的性質がロバストな球状黒鉛鋳鉄、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】化学成分が質量%で、C:3.4〜4.0%、Si:2.4〜2.8%、Mn:0.2〜0.5%、Cu:0.4〜0.65%、Ni:1.0〜2.5%、Mg:0.02〜0.05%、S:0.005〜0.02%、残部Fe及び不可避の不純物からなる球状黒鉛鋳鉄、及びその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】効率の悪い真空脱酸装置を使用することなく、大気中で鋳鉄溶湯中の効率的な溶存酸素と硫黄の低下を可能とし、その結果、鋳造する時に硬くて脆いセメンタイトの晶出を抑制可能な高靭性薄肉球状黒鉛鋳鉄の製造方法の提供。
【解決手段】大気中で鋳鉄溶湯に脱酸剤と溶剤を共添加して、鋳鉄溶湯中の酸素を3massppm以下に、硫黄を0.01%以下に低下させる脱酸及び脱硫処理を行った後、該脱酸及び脱硫処理した溶湯に球状化剤を添加して球状化処理することを特徴とする薄肉球状黒鉛鋳鉄の製造方法。 (もっと読む)


【課題】焼入れ前(鋳放し状態)の良好な被削性と、焼入れ処理時の良好な焼入れ性とを併せ持った球状黒鉛鋳鉄を提供する。
【解決手段】FCD450相当の球状黒鉛鋳鉄の溶湯に銅(Cu)及びニッケル(Ni)を添加することにより得られる球状黒鉛鋳鉄である。この球状黒鉛鋳鉄は少なくとも、Cuの含有量が0.2〜0.4質量%であり、Niの含有量が0.4〜0.8質量%であり、FCD600相当の機械的性質を有する。更に、この球状黒鉛鋳鉄は基地組織の大部分がパーライト及びフェライトで構成され、球状黒鉛を除いた基地組織の面積割合においてパーライトが50〜90%を占めている。 (もっと読む)


【課題】チャンキー黒鉛の発生を抑制して黒鉛の球状化を良好に行うことが可能な黒鉛球状化剤を提供する。
【解決手段】本発明の黒鉛球状化剤は、珪素、マグネシウム、カルシウム、及び希土類元素を含有する黒鉛球状化剤であって、黒鉛球状化剤全体に対して、希土類元素を0.6〜3.0質量%、及びカルシウムを1.3〜4.0質量%含み、且つ希土類元素中に占めるランタンの割合が50質量%以上である。 (もっと読む)


【課題】従来の鋳造設備を利用しながら、強度が高く、制振性、溶接性、焼き入れ性、加工性に優れたプレス金型用鋳鉄を提供する。
【解決手段】金属組織中の黒鉛球状化率が30〜70%であって、酸素含有量5〜20ppm(質量比)、パーライト率60〜100%、S含有量0.03%(質量比)以下のプレス金型用鋳鉄であり、質量比で、C含有量3〜4%、Si含有量1.5〜2.5%、Mn含有量0.5〜1.0%、Cr含有量0.2〜1.0%、Cu含有量0.2〜1.0%である。このプレス金型用鋳鉄の製造工程は、溶解炉10における作業工程と、取鍋20における作業工程と、鋳型30における作業工程とに分けられ、これらの作業工程は一部並行しながら進められる。 (もっと読む)


【課題】溶解材料中にBの混入によって引き起こされるパーライト球状黒鉛鋳鉄のフェライト化による強度低下という問題を、強力なパーライト化促進元素であるSnを添加することなく、鋳鉄溶湯中からBを取り除くことによって、生産効率を落とさず解決する鋳鉄溶湯中のほう素の除去方法を提供すること。
【解決手段】本発明の鋳鉄溶湯中のほう素の除去方法は、鋳鉄溶湯中に50ppm以下のBが含まれているとき、酸化鉄を鋳鉄溶湯中に添加することで、鋳鉄溶湯中のBを除去することとした。 (もっと読む)


【課題】球状黒鉛鋳鉄用又はコンパクト・バーミキュラー鋳鉄を得るための溶融鋳鉄を溶製するにあたり、黒鉛球状化剤の添加に先だって脱硫処理を施すと共に脱酸処理をも施すことにより、黒鉛球状化剤の添加歩留まりを向上することができる溶融鋳鉄の溶製方法を提供する。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄又はコンパクト・バーミキュラー鋳鉄を得るための溶融鋳鉄の溶製方法である。鉄源原料を溶解させて得られる溶湯1に、脱硫作用と脱酸作用とを併せ持つ脱酸・脱硫剤2を添加した後、金属Mg及びMg合金のうち少なくとも一種を含む黒鉛球状化剤を添加する。これにより、脱酸・脱硫剤2を添加することで硫黄含有量及び酸素含有量が低減された溶湯1中に、黒鉛球状化剤を添加すると、黒鉛球状化剤におけるマグネシウムと硫黄との結合が抑制される共に酸素との結合も抑制される。また黒鉛球状化剤の添加時にMgの攪拌力により脱硫効率が更に助長される。 (もっと読む)


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