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国際特許分類[C22B5/10]の内容

国際特許分類[C22B5/10]に分類される特許

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【課題】亜鉛浸出残渣中の金属有価物の分離
【解決手段】本発明は、Fe含有亜鉛浸出残渣、特に中性及び弱酸性浸出残渣中の金属の分離に関する。本方法は:−Zn浸出残渣に加えて、少なくとも5質量%の炭素及び2乃至10質量%のSを含む凝集物を製造する工程;−前記凝集物を固定床中、1250℃を超える温度でヒューミングし、それにより、還元Fe含有相とZn含有ヒュームを製造する工程;及び、−前記Zn含有ヒュームを抽出する工程、を含む。高S含量のフィードは、溶融相を生成することなく、比較的高い運転温度を可能にする。これは迅速な還元とヒューミング反応速度を保証し、固定床炉などの小型技術の使用を可能にする。 (もっと読む)


【課題】 ロータリーキルン内での原料の付着を抑えて安定操業が図られ、効率よくフェロニッケルを得ることができるフェロニッケルの製錬方法を提供する。
【解決手段】 酸化ニッケル鉱石をMg♯(=Mg/(Fe+Mg)モル比)の値で5種類に分け、複数種類の酸化ニッケル鉱石の配合率を変えて配合パターンを6種類に設定し、さらに、配合パターンの種類別に、ロータリーキルンへの鉱石装入量を規定して、ロータリーキルン内での原料の付着が起こりにくいようにする。 (もっと読む)


【課題】 金属含有スラッジから金属を回収する改善された方法の提供。
【解決手段】 この課題は、液化された金属含有スラッジを少なくとも一つのアーク炉(1,2)において加熱することによって、金属含有スラッジから金属を採取する方法において、金属含有スラッジを交流式−または直流式電気炉として形成された第一の炉(1)で加熱しそして第一の炉からの溶融物を直流式電気炉として形成された第二の炉(2)に導入することを特徴とする、上記方法によって解決される。
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【課題】 鉄の品位低下を防止すると共に高亜鉛濃度のダストを回収可能とする。
【解決手段】 炉2内に供給する亜鉛含有酸化鉄に対して、還元材として効果的であると共に還元に必要な熱量を発生する廃棄物であるASR、家電シュレッダーダスト、廃プラスチック、廃棄物から得られるRDF、RPFのうちの少なくとも一つを炉2内に供給し、加熱処理することで亜鉛含有酸化鉄から亜鉛を還元して分離すると共に酸化鉄を還元して金属鉄を得、この時、炉2の還元温度を800〜1080°Cとすることで、融点が1083°Cの銅が溶融し鉄に付着するということを防止して鉄の品位低下を防止すると共に、亜鉛含有酸化鉄から分離した亜鉛を揮発させて微粒径のダストとして飛散させ、酸化亜鉛として亜鉛が濃縮した高亜鉛濃度のダストとして回収可能とする。 (もっと読む)


【課題】ボーキサイト鉱石と赤泥残渣からのアルミナ、イルメナイトからの二酸化チタンの無廃棄物抽出方法を提供する。
【解決手段】C飽和鋳鉄合金の融点より高温で酸化鉄を還元して金属鉄と、高C鉄合金とAlおよびTi金属酸化物に富むスラグを生成し、炭酸アルカリで処理してアルミン酸アルカリおよびチタン酸塩を形成する。アルミニウムアルカリを水浸出により分離し、CO2 吹き込みによりアルミナ水酸化物を沈殿させる。水浸出の残渣を硫酸で処理し、TiO2 を加水分解ルートにより沈殿させる。金属のほとんどを回収し、pH4〜5で、土壌調整に使用できるケイ酸質残渣を生成する。炭酸アルカリの存在下で酸化的焙焼を行い、焙焼物の水浸出を行い、TiO2 をpH4未満の調節条件下で選択的に沈殿させ、TiO2 に富む酸化物をチタニア鉄鉱石/残渣物質から選択的に分離する方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】 ニッケルめっき汚泥からニッケルを回収率80%以上で回収でき、それを有用資源としてリサイクルするシステムを開発する。
【解決手段】 回収されたニッケルめっき汚泥を加熱して含有水分を低減する乾燥段階、得られた乾燥ニッケルめっき汚泥を高温加熱して酸化させ酸化ニッケルを含有する塊状物とする酸化段階、得られた塊状物を、粉砕後、炭素源とともに加熱して予備還元を行う予備還元段階、得られた予備還元生成物を、炭素源とともに加熱・溶解する溶融還元段階、および溶融還元された金属ニッケルを回収する回収段階とを行う。
前記予備還元生成物の加熱・溶融に際して、貝殻粉を投入して脱燐および脱硫を併せて行ってもよい。
また、前記乾燥段階を経て得られたニッケルめっき汚泥を集積し、一定量貯蔵されてから、前記酸化段階以降の処理を連続して行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】ニッケル、コバルトを含む金属水酸化物または金属炭酸化物を使用した乾式製錬によるフェロニッケル製造において、環境問題と経済性の問題とを解決する。
【解決手段】あらかじめ硫黄と塩素とを除去したニッケルを含む金属水酸化物206を使用することにより、排ガス216中のSOとClガスの濃度を増大させることなく操業することができる。したがって排ガス処理設備を新たに設置する必要がなく、設備に投資する費用を低減することができる。 (もっと読む)


アルミニウムの製造に用いられる炭素熱還元炉のアンダーフローへ炭素材料を供給するために、中空の隔壁(4)が用いられる。隔壁(4)は、低温コンパートメント(2)と高温コンパートメント(3)に分割するようになし、低温コンパートメント(2)では、酸化アルミニウムが炭素と反応して炭化アルミニウムが生成され、高温コンパートメント(3)では、炭化アルミニウムと残りの酸化アルミニウムが反応して、アルミニウムと一酸化炭素が生成される。
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【課題】溶融した粉体状金属酸化物にカーボンを接触させて還元金属を回収するに際し、副次的に発生する高温のCOガスで含水金属酸化物を乾燥させる。
【解決手段】バーナー12から粉体状の金属酸化物と燃料と酸素とを炉中に供給し、酸素支援下に燃焼させた高温の火炎中で金属酸化物を溶融させ、この溶融した金属酸化物をカーボンと反応させて還元金属を回収する金属還元炉10において、金属酸化物とカーボンとの還元反応により生じたCOガスの供給を還元炉から受け、酸素存在下に燃焼させてCOガスをCO2ガスに転換させる燃焼装置28と、燃焼装置からの高温のCO2ガスおよび金属還元炉へ供給する前の粉体状金属酸化物の供給を受け、内部で両者を接触攪拌させて金属酸化物を乾燥させる乾燥装置34と、乾燥装置からの金属酸化物と廃ガスとを分離させ、分離後の乾燥状態にある粉体状金属酸化物を所要の貯留部32へ供給する分離装置50とから構成した。 (もっと読む)


本発明は結晶水を含まない酸化ニッケル鉱を高炉でニッケル鉄に精錬する方法を提供する。原石を破砕して篩にかけ、鉱粉から焼結鉱を作り、焼結鉱、コークス、石灰石/生石灰、白雲石および蛍石を配合し高炉で精錬してニッケル鉄を得る。添加剤と焼結鉱の重量比は蛍石0.3〜8%、白雲石0〜8%、石灰石/生石灰4〜35%とする。現有技術と比べ、本発明で提供するニッケル鉄精錬プロセスでは、蛍石と焼結鉱の比率がクロムの炉温への影響を小さくし、フッ素含有量が多すぎて坩堝が焼き切れる等の事故の発生を防ぐことができる。白雲石中に含まれるマグネシウムは、ニッケルクロム鉱中のクロムによって溶鉄流動性が悪くなる問題を解決できる。石灰石はアルカリ度を提供するだけでなく、前述の2種類の添加剤のバランスをとることができる。本発明が提供する高炉精錬法はコストが安く、原料回収率が高い。 (もっと読む)


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