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国際特許分類[C23C2/26]の内容

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【課題】優れたプレス成形性を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】Fe-Zn合金めっき相を少なくとも鋼板の片面に有し、かつ、該Fe-Zn合金めっき相はめっき面に平坦部を有し、該平坦部表面には、Znを必須成分とする酸化物が平均厚さ10nm以上200nm以下形成されている。また、平坦部以外のめっき相表面には、平均粒径が5nm以上500 nm以下の微粒子状の酸化物が存在している。このように、平坦部以外のめっき相表面にも上記酸化物が存在することで、面圧の高い条件でも摩擦係数を小さく、そして、摺動抵抗を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】優れたプレス成形性を有する亜鉛系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき層を少なくとも鋼板の片面に有し、かつ、該亜鉛系めっき層表面には、1 mg/m2以上100 mg/m2以下のS、0.1 mg/m2以上500 mg/m2以下のZrが存在し、酸化層の平均厚さが10 nm以上200nm以下であり、Znを必須成分とする層が形成されている。例えば、13mg/m2のS、19mg/m2のZrを含み、酸化層の平均厚さが37 nmである層が形成された合金化溶融亜鉛めっき鋼板では、試料温度25℃(室温)における押付荷重400kgf、押付荷重1500kgfの時の摩擦係数はそれぞれ0.126、0.086である。 (もっと読む)


本発明は、特に、塗料付着性に優れた表面を有する硬化鋼材を製造する際の、陰極被膜のための仮保護膜を生成および除去するための方法であって、硬化性合金鋼からなる鋼板が予備酸化処理を施され、前記予備酸化処理の際に厚さ100nm〜1,000nmのFeO膜が形成され、続いて、溶融めっき処理が実施されて、厚さ5〜20μm、好ましくは7〜14μmの亜鉛膜がそれぞれの面に被着され、前記溶融めっき処理において前記溶融めっき処理の間に前記バリア膜のアルミニウム含有量が0.15g/m〜0.8g/m、好ましくは0.2g/m〜0.5g/mとなるように亜鉛浴中のアルミニウム含有量が、調整され、前記鋼板ないし前記鋼板から製造された鋼板部材は、続いて、オーステナイト化温度以上の温度に加熱処理され、続いて、限界硬化速度を超える速度にて冷却されることで硬化が行われ、さらに、前記溶融めっき処理のための亜鉛浴中に0.10重量%〜15重量%の量の酸素親和性元素が含まれており、前記酸素親和性元素は前記オーステナイト化中に、前記陰極保護膜の表面に前記酸素親和性元素の酸化物からなる薄い被膜を形成し、この酸化物被膜は、硬化処理後に、ドライアイス粒子を前記鋼板部材に噴射することによって除去されるように構成した方法に関する。
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【課題】本発明は、コンクリートあるいは地面に一部を埋め込まれて使用される場合に優れた防食特性を示す防錆防食被覆鋼材を提供する。
【解決手段】亜鉛めっきを施した鋼材上に、一層以上の塗装皮膜を少なくとも有する防錆防食被覆鋼材であって、前記亜鉛めっき層の一部が、η−亜鉛層を消失してなることを特徴とする防錆防食被覆鋼材である。これにより、コンクリートあるいは地面に一部埋め込まれて使用される被覆鋼材に優れた防食構造を形成することができるので、この防錆防食被覆鋼材を使用した構造物の寿命の延長が可能となる。 (もっと読む)


【課題】加熱炉内におけるめっきの垂れを防止する熱間プレス用Alめっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板表面にSi:1〜15%を含有するAl-Siめっき層を有し、その表面に下記の皮膜を有する。1)分子中にアミノ基を1つ含有するシランカップリング剤(A)と、グリシジル基を1つ含有するシランカップリング剤(B)を固形分質量比〔(A)/(B)〕で0.5〜1.7の割合で配合して得られる、特定の官能基を有する有機ケイ素化合物(W)と、2)チタン弗化水素酸またはジルコニウム弗化水素酸から選ばれる少なくとも1種のフルオロ化合物(X)と、3)りん酸(Y)と、4)バナジウム化合物(Z)からなる水系金属表面処理剤を塗布し乾燥して複合皮膜を形成し、且つ、その複合皮膜の各成分において、5)〔(X)/(W)〕、6)〔(Y)/(W)〕、7)〔(Z)/(W)〕、8)、〔{(X)+(Y)+(Z)}/(W)〕の各固形分質量比を特定の範囲とした。 (もっと読む)


本発明は、板金部材を製造するための方法であって、熱延又は冷延鋼帯が溶融浸漬めっき又は電解めっきされ、めっきされた熱延又は冷延鋼帯はフレキシブルロール圧延処理され、フレキシブルロール圧延処理中、異なるロール圧力によって、鋼帯が肉厚の異なる板金となるようにフレキシブルロール圧延され、めっき時に、前記フレキシブルロール圧延後の板金肉厚に対応して、また、前記フレキシブルロール圧延時のロール圧力に対応して、異なる厚さのめっき層が形成され、その際、ロール圧力に応じ、ロール圧力の高まりが予測されると、めっき層厚さを厚く形成する処理、又は前記めっき層に対して、前フレキシブルロール圧延の前又は後に所望の放射率又は熱吸収率を付与するための機械的又は化学的表面処理、あるいはその両方の処理が施される。
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【課題】 めっき線の表面を耐熱材でしごき取った際に発生した表面欠陥をライン上で除去するバイトを、溶融めっき線の通材中に交換することができる、表面欠陥除去装置及び方法を提供する。
【解決手段】 U字スリットを有するバイトを組み合わせて形成された穴を溶融めっき線が通過する際に、溶融めっき線の表面欠陥をバイトによって除去する方法。本体は溶融めっき線の通材方向と垂直な方向に移動可能であり、バイトのU字スリットを設けたことにより、溶融めっき線の通材中のバイトの交換が可能になる。 (もっと読む)


本発明は、非常に高い強度を有する最終製品を熱機械的成形する方法であって、(全て重量%で)0.04%<炭素<0.5%、0.5%<マンガン<3.5%、ケイ素<1.0%、0.01%<クロム<1%、チタン<0.2%、アルミニウム<2.0%、リン<0.1%、窒素<0.015%N、硫黄<0.05%、ホウ素<0.015%、不可避不純物、残部鉄を含んでなり、亜鉛合金被覆層で被覆されており、該亜鉛合金が、Mg0.3〜4.0%及びAl0.05〜6.0%、所望により一種以上の追加元素0.2%以下、不可避不純物、残部亜鉛からなる、被覆され、熱間圧延及び/または冷間圧延された鋼ストリップまたはシートを用意する工程、該鋼シートを切断し、鋼シートブランクを得る工程、該鋼シートブランクを、最終的な特性を有する最終的な製品に熱機械的成形する工程を含んでなる、方法に関する。 (もっと読む)


【課題】銅製の線材の表面に錫メッキ層を形成した内部導体を有する同軸ケーブルにおいて、表皮効果による高周波信号の減衰を抑える。
【解決手段】内部導体を絶縁体、外部導体およびシースで順に覆った同軸ケーブルであって、上記内部導体が、銅製の線材22の表面に、平均厚0.5〜0.6μmの錫メッキ層を有する。この錫メッキ層は、溶融メッキ法で形成され、溶融錫61に浸漬した後、ダイス62のダイス穴63を通過させる。そして、錫メッキ層に対して、ダイス62による目付制御と表面の平滑化を行い、表面が滑らかな錫メッキ層を形成する。 (もっと読む)


【課題】成形荷重が高く型かじりが生じやすい材料においても優れたプレス成形性を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板に溶融亜鉛めっきを施し、さらに加熱処理により合金化し、調質圧延を施した後、酸性溶液に接触させ、接触終了後1〜120秒放置した後、水洗を行うことにより、亜鉛めっき鋼板表面に10nm以上のZn系酸化物層を形成させる際に、前記酸性溶液中にSnイオンを含有させる。以上により、めっき鋼板表面に、平均厚さが10nm以上であり、かつ、Snを主体成分とする金属粒子およびZnを必須成分として含む酸化物層が形成され、課題が解決される。また、前記酸性溶液中には、Snの硫酸塩、硝酸塩、塩化物、リン酸塩のうち、少なくとも1種類以上をSnイオン濃度として0.1〜50g/lの範囲で含有することが好ましい。 (もっと読む)


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