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国際特許分類[D01D5/096]の内容

国際特許分類[D01D5/096]に分類される特許

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【課題】力学特性に優れたポリアミド繊維を効率よく製造できる方法を提供する。
【解決手段】紡糸口金から溶融吐出された糸条を冷却固化して引取った後、巻き取る前に水分を付与するポリアミド繊維の製造方法において、吐出線速度Vp(m/min)と引取速度Vt(m/min)の関係が、10Vp≦Vt≦500Vpを満足し、実質的な水分付着率が0.1重量%から10.0重量%として得た未延伸繊維を延伸することを特徴するポリアミド繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】塗布ローラの位置を精度よく微調整可能にする、ガラスフィラメントへの集束剤塗布装置を提供する。
【解決手段】繊維製造装置1の集束剤塗布装置5は、ブッシングに形成された多数のノズルから溶融状の多数のフィラメントfを導出し、それらフィラメントfを複数のフィラメント群Fとなるように複数の集束ローラ6aで集束してストランドSを製造する繊維製造装置1に装備され、前記集束ローラ6aよりブッシング側において多数のフィラメントfに集束剤を塗布する装置5であり、共通のローラ軸13にその軸心方向に間隔を空けて装備され、複数群のフィラメントFに夫々集束剤を塗布する複数の集束剤塗布ローラ14と、集束剤を夫々貯溜し且つその集束剤を夫々の集束剤塗布ローラ14の外周面に塗布可能に配設された複数の集束剤供給トレイ16と、複数の集束剤供給トレイ16の下側に配置された共通の1つの回収トレイ17を備えている。 (もっと読む)


【課題】高圧流体を使用することなく、複数のフィラメント間に確実に油剤を拡散させる。
【解決手段】油剤拡散装置は、給油ノズルにより油剤が付着された糸条が巻き掛けられる回転体10を有している。回転体10は、対向配置され、一体固定された2つの円板11からなり、各円板11には、対向する面から突出し、周方向に等間隔に間隔をあけて配置された複数の突出部12とが形成されている。一方の円板11における複数の突出部12と他方の円板11における複数の突出部12は、周方向に関して交互に並んで配置されている。糸条が走行すると、回転体10が従動回転し、糸条の走行にともなう回転体10の回転により、糸条と突出部12との間欠的な接触が繰り返されることで、糸条Yは振動する。 (もっと読む)


【課題】織編物などの布帛にした際に、やわらかさ、しなやかさに加え、吸水・即乾性、マイルドな光沢性を与え、更には単糸繊度が細く、単糸内の凹度ばらつきが少なく、シワの発生や織編目の粗密感が少なく、且つ染色時の染めスジが発生しにくい異形断面ポリアミドマルチフィラメント、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、上記の目的を達成するため、以下の構成を採用する。すなわち、
(1)単糸繊度が0.1〜2.0dtex
(2)単糸内にある各凹部の凹度(ローバル度LB)がそれぞれ5〜50%
(3)単糸内にある各凹部の凹度バラツキ(変動係数CV%)が10%以下 (もっと読む)


本発明は、マルチフィラメントヤーンを溶融紡糸し延伸し巻き取りFDY糸を形成する方法ならびにこの方法を実施する装置に関する。先ず、熱可塑性の溶融物から多数のフィラメントが押し出され、熱可塑性材料のガラス転移温度を下回る温度に冷却され、最大で8%の水含有率を有する準備処理油が供給され、フィラメントがまとめられ、フィラメント束が形成される。次いで、被駆動のゴデットローラの選択的に加熱されるガイド被覆体においてフィラメント束を1重に部分的に巻き掛けることにより、フィラメント束は、1200m/minを上回る引取速度で引き取られる。延伸し次いで弛緩するために、フィラメント束は、3500m/minを上回る延伸速度で、被駆動のゴデットローラの加熱された別のガイド被覆体の周りに1重に部分的に巻き掛けてガイドされる。このために本発明による装置は、被駆動の複数のゴデットローラを有する2つのゴデット群を備え、第1のゴデット群は、フィラメント束を、引き取りかつ/または加熱するために1重に部分的に巻き掛けてガイドし、第2のゴデット群は、フィラメント束を、延伸するために1重に部分的に巻き掛けてガイドする。
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【課題】 硬質粒子を含有する繊維を案内する繊維ガイドの耐摩耗性を改善し寿命を伸ばす。
【解決手段】 接糸部がアルミナを65〜96質量%およびジルコニアを4〜35質量%含有する焼結体からなり、該焼結体におけるアルミナの平均粒径およびジルコニアの平均粒径が1.2μm以下であることを特徴とする繊維ガイドである。焼結体の結晶粒界に亀裂が発生してもこの亀裂の進展が抑えられて脱落しにくくなり、接糸部の耐摩耗性を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】極細合成繊維を溶融紡糸にて製造するに際して、1口金での多糸条取りが可能で、かつ糸条間での品質バラツキが小さく、操業性、操作性の面からも安定した多糸条からなる極細合成繊維の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂を溶融し、紡糸口金から環状に吐出された総糸条数が3糸条以上の糸条Y群を、環状冷却装置を用いて該吐出糸条群の外周側から中心側に向け環状冷却する製造方法。下記(A)〜(D)の条件を満足する。(A)吐出孔2は1列で環状もしくは複数列で同心円上に配列されていること。(B)上記配列は分割帯により分割されていること。(C)上記分割された配列内の吐出孔を含む領域(紡糸エリア)内の任意の点から鉛直下流線上にて、該吐出孔から吐出される糸条Yが各々油剤付与されること。(D)上記糸条は、前記鉛直下流線上に対して、直交あるいは略直交でかつ同方向に向かって油剤付与されること。 (もっと読む)


【課題】環状に配置された紡糸孔から吐出された複数本の熱可塑性重合体フィラメントに、均一に紡糸油剤を塗布できる油剤塗布装置の提供。
【解決手段】環状に配置された複数の紡糸孔を備えた紡糸口金の下流側で、紡糸孔から吐出された複数のフィラメントの内側に配置される、径の異なる少なくとも2枚のプレート(A),(B)を備えた油剤塗布装置であって、フィラメント走行方向に関して下流側に径の大きなプレート(A)8を、上流側に径の小さなプレート(B)10を、その面方向における少なくとも一部にて互いに間隙を介するように、かつ、プレート(A)の外周が複数のフィラメントの内側に接し、プレート(B)が複数のフィラメントと非接触状態を保つように配置してなり、前記間隙は、フィラメント走行方向の厚みが、プレート(A),(B)の中心から遠ざかるにしたがい大きくなり、前記間隙に油剤12を満たす油剤供給手段を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】トウに油剤を均一に付与することができ、また、油剤付与中に単繊維に毛羽や糸切れが生じることを低減できる油剤付与装置および油剤付与方法を目的とする。
【解決手段】複数の繊維からなるトウZに油剤を付与する油剤付与装置であって、一定方向に走行するトウZの幅を規制する堰12と、トウZに油剤を付与する油剤付与手段と、前記油剤付与手段によりトウZに吸収された油剤を絞り出す絞りローラ16とを有することを特徴とする油剤付与装置1。複数の繊維からなるトウに油剤を付与する油剤付与方法であって、一定方向に走行する前記トウの幅を堰により規制する工程と、前記トウに油剤を付与する工程と、前記トウに吸収された油剤を絞り出す工程とを含む油剤付与方法。 (もっと読む)


【課題】ループや毛羽の発生がなくて紡糸操業性が良好であり、また延伸仮撚工程の通過性もよく、さらに、製編織して得られる布帛にドライ感やふくらみ感を付与できる異型異繊度混繊糸を、高速紡糸で製造できる溶融紡糸方法と溶融紡糸装置を提供する。
【解決手段】太繊度糸群と細繊度糸群とを含有し、混繊糸全体に対する太繊度糸群の単糸数の割合が5〜50%で、細繊度糸群の単糸数の割合が20〜70%であり、かつ、太繊度糸の一部ないし全部の断面形状が実質的に直線状の偏平幹部と突起部とを持つ非回転対称形状の異型異繊度混繊糸を溶融紡糸する際、同一の紡糸口金1から溶融紡糸した熱可塑性フィラメント群を環状冷却装置2で冷却した後、紡糸糸条を囲繞しかつ特定式を満足する整流カバー3中を流下させ、次いで特定式を満足するオイリング装置4で油剤を付与した後、引取速度2500〜4000m/分で引取る異型異繊度混繊糸の溶融紡糸方法。 (もっと読む)


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