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国際特許分類[E04B1/36]の内容

国際特許分類[E04B1/36]に分類される特許

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【課題】コンクリート造の壁付き柱を一体化断面として断面性能を合理的かつ有効に利用して断面曲げ耐力を大幅に増大させる。大地震や強風によって衝撃的な引張力や曲げモーメントを受けても、PC鋼材や鉄筋が弾性範囲内に維持されるようにして、建造物のひび割れや損壊を防止する。
【解決手段】コンクリート造の壁付き柱1は、柱部2とその両側に設けられた壁部3とから構成して一体となった異形断面を有する部材であり、PC鋼材8、10を挿通させて配置し、PC鋼材に緊張導入力を与えて緊張定着させ制震プレストレスを付与した壁付き柱が形成されることにより、大地震や強風によりPC鋼材に掛かる引張力が最大となる時でも降伏しない弾性範囲内に納まるように設計でき、柱部および壁部に配置されたPC鋼材に掛かる最大引張力がほぼ同じになり、壁部と柱部とを一体化したことで断面曲げ耐力を大幅に増大させ、建造物のひび割れや損壊を防止できる。 (もっと読む)


【課題】支承体を用いた横滑り地盤免震構造およびその工法は、改良底盤基礎上の底盤基礎コンクリートと建物ベタ基礎間に、肉薄の支承体を定間隔で配置する簡単な施工とし、短期間での工程で低価格に施工できる地盤免震工法(地盤の動きを建物の基礎に伝えにくくする工法)を提供する。
【解決手段】支承体を用いた耐風地盤免震構造は、地表地盤から掘り下げられた底盤地盤層22と、底盤地盤層22上に一面に形成された底盤基礎20と、底盤基礎20上に固定され、上面にテフロン(登録商標)シートが貼装された所定数の支承体10と、底盤基礎20上の所定数の支承体間を充填する中間層と、下端鏡面仕上げステンレスが下面に貼装され、該ステンレスの下端が支承体10の前記テフロン(登録商標)シートに当接するように、略前記地表地盤の高さまで構築された建物ベタ基礎30と、を含む。 (もっと読む)


【課題】耐火性能を低下させることなく、耐火被覆材の覆いを簡単に外す構成とすることで、点検作業の効率化を図ることができる。
【解決手段】上部柱4Aと下部柱4Bとの間に鋼板とゴムシートを交互に積層させた積層ゴム2を配置させた免震装置において、積層ゴム2の側面周囲に上下方向に所定の間隔をもって配置される複数のリング部材11と、リング部材11同士を上下方向に連結する圧縮ばね部材12と、リング部材11の外周側で積層ゴム2の周囲を覆うようにして配置され、固定ボルトによってリング部材11に係止される変形性を有する耐火ブランケット5とを備え、最上部に位置するリング部材11を上部柱4Aに、および最下部に位置するリング部材11を下部柱4Bにそれぞれ当接させるようにした。 (もっと読む)


【課題】支承の小型化及びこれを載置部する下部構造のコンパクト化を図ることができる支承構造を提供する。
【解決手段】2つの築造物間に架設される長尺構造物を支持する支承構造。前記構造物の一方の端部に配設される水平面内回転可能な第1可動支承1と、前記構造物の他方の端部に配設され、当該構造物の長手方向に移動可能な第2可動支承2とを備えている。 (もっと読む)


【課題】積層ゴム免震より、安く、耐久性があり、高い免震性能が得られる免震装置の開発が求められた。
【解決手段】滑り面部により構成される免震・滑り支承と、重力復元またバネ等により構成される復元装置と、地震力及び風等による引抜き力を防止する引抜き防止装置と、風揺れを防止する固定ピン装置とで構成することにより、課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】球形弾性部材の中央側面部に導体物質材を巻きつけ、巻きつけた導体物質材の4側面に、下方向に向けたブラケットを設けた免震装置を提供する。
【解決手段】1本のバネ線などの弾性部材を、シャフト4を軸に、ループ状に巻いて球形にする。球形弾性部材2の中央側面部に銅などの導体物質材3を巻きつける。巻きつけた導体物質材の4側面に、下方向に向けたブラケット5を設けた事を特徴とする。球形弾性部材の中心から出ている上方シャフトの上に、揺れては困る物体を置く。 (もっと読む)


【課題】戸建住宅用免震装置を設置する戸建住宅建築に関し、初期投資が高額であると共に、免震装置の機能を維持するための維持費が必要となり、戸建住宅用免震装置付き戸建住宅の普及が進んでいない。
【解決手段】戸建住宅のべた基礎と地盤の間にバラスト(砕石や砂利)を厚さ250mm以上敷き詰めた戸建住宅用簡易免震(バラスト)工法のため、免震装置の設置に建設基準法で義務化されている構造解析(動的解析)が不要となり、初期投資の設計費の低減が図られ、免震機構としてバラスト(砕石や砂利)を使用するため、初期投資の免震装置が不要となると共に、免震装置のような機械式構造を有しないため定期保守等の維持費も発生しない廉価な戸建住宅用簡易免震(バラスト)工法である。また、本発明の戸建住宅用簡易免震(バラスト)工法と耐震技術や制震技術を組合せることにより地震に対し、より安全性の高い戸建住宅を提供できる。 (もっと読む)


【課題】積層弾性体の変形測定時に変形量の測定が容易な積層支持体と、この積層支持体を用いた変形測定方法を得る。
【解決手段】積層支持体12の積層弾性体16は、金属板18とゴム板20とを張り合わされ、これらの外側端面を周囲から被覆する被覆ゴム22を有する。被覆ゴム22の外周面には、LED26が取り付けられている。積層弾性体16がせん断変形した状態で、LED26を発光させて撮影し、変形量を測定する。 (もっと読む)


【課題】建造物における柱や壁等の鉛直構造部材について、大地震や強風によって衝撃的な引張力や曲げモーメントを受けても、PC鋼材や鉄筋が線形復元力の範囲内に維持されるようにしてひび割れや損壊を防止する。
【解決手段】鉛直構造部材を使用して構築された建造物であって、該建造物の基礎から最上層まで各階層に構築される鉛直構造部材の断面において、断面核10a内および断面核外に制震PC鋼材18,16を挿通させて配置し、少なくとも断面核10a内に配設された制震PC鋼材18を前記基礎から最上層まで全長にわたって連通した状態で配置し、断面核10a内と断面核外に配置されたPC鋼材18,16にそれぞれ異なる緊張導入力を与えて緊張定着し、鉛直構造部材の断面耐力を増大させて地震時の部材安全余裕度を大幅に増すと共に、制震水平力Prの効果による制震ダンパー性能を発揮させる。 (もっと読む)


【課題】地震時に基礎下に滑りを生じさせて建物を免震する基礎下免震構造において、免震時に建物が回転運動するのを効果的に抑制することができる基礎下免震構造を提供する。
【解決手段】建物のコンクリート基礎1が発泡樹脂板4を介して地盤2上に支承されると共に、該発泡樹脂板4と地盤基礎3との間に、重ね合わせ状態にした上下の滑りシート5,5が介設され、地震による横揺れによって上下の滑りシート5,5間に滑りを生じて建物が免震されるようになされている。 (もっと読む)


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