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国際特許分類[F02F5/00]の内容

国際特許分類[F02F5/00]に分類される特許

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【課題】本件発明の課題は、長期に渡ってピストンリングに対するアルミ凝着防止の効果を維持することができ、アルミ凝着防止に係るコストを低減することのできるピストンリング及びピストンリングの製造方法を提供することである。
【解決手段】上述の課題を解決するために、シリンダと摺動する外周摺動面、ピストンリング溝と接する上下面、及び内周面を備え、自己潤滑性粒子、又は、硬質の炭化物粒子から成る硬質粒子が分散粒子120として鋼中に分散する鋼材から成り、その上下面110において、当該鋼材の表面から当該分散粒子を突出させたピストンリング100を採用した。 (もっと読む)


【課題】複数のピストンリング本体を連続加工でき、ピストンリング本体がシリンダボアに対する高い追随性を有するピストンリング本体製造方法の提供。
【解決手段】素材2に対して引き抜きによる塑性加工工程(塑性加工装置8)、スリット形成工程(スリット形成装置12)、通油孔形成工程(通油孔形成装置14)、曲げ加工工程(巻き取りロール6)、切断加工工程を連続して実行するのでピストンリング本体の生産性が高い。スリット形成工程により形成されるスリット形状は台形であるので曲げ加工工程で各種の曲率を適用してもスリットの開口部が閉じない。このため曲げ加工工程での曲率の自由度が高く、径の異なる各種のシリンダボアに適合しやすい。特にスリットの形状は曲げ加工工程後に両内面が略平行となるので、適度でかつ十分な密度のスリットをピストンリング本体の内周側に形成する設計が可能となる。このためシリンダボアに対する追随性が高い。 (もっと読む)


【課題】MoDTCが摩擦低減剤として添加された潤滑油中であっても、低摩擦性及び耐摩耗性のいずれの性質にも優れた硬質皮膜を有するピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリング基材1と、ピストンリング基材1の少なくとも外周摺動面上に設けられる硬質皮膜3とを有し、その硬質皮膜3が、10〜26原子%のCと、18〜28原子%のFeと、35〜65原子%のNとを含有するように構成したピストンリング10により、上記課題を解決した。ピストンリング基材1には、予め窒化処理をして窒化層6を形成したり、硬質皮膜3の下地膜2としてCr−N膜又はCr−B−N膜を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】オイル消費量を低減でき、かつ、ピストンへの組み付け性にも優れる組合せピストンリングを提供する。
【解決手段】合口を有する樹脂製リング7と金属製リング6とを備える組合せピストンリング5において、樹脂製リング7の上の燃焼室側に金属製リング6が配置され、前記樹脂製リング7は合口端部の上面に突出部10を有し、金属製リング6の合口隙間に前記突出部10が配置され、前記樹脂製リング7はシリンダ1装着時に合口が閉じられる。 (もっと読む)


【課題】オイル消費量を低減できるピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリング5は合口11を有する樹脂製リングであって、外周面6にはテーパ面7とテーパ面7の下側に軸方向平行面8があり、下面9には内周側と外周側を貫通する半径方向溝10が周方向に間隔を置いて複数形成され、前記軸方向平行面8の軸方向幅Wが前記半径方向溝10の軸方向深さDよりも大きく、シリンダ1装着時にリング合口11が閉じられる。外周下部にアンダカット部を有し、アンダカット部の軸方向幅が前記溝の軸方向深さよりも大きいことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダ内壁面との往復動摩擦を低減させるとともに、当該低減効果を維持することができるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンのリング溝に装着され、シリンダライナあるいはシリンダの内壁面と摺動する内燃機関用ピストンリングであって、ピストンリングの外周摺動面のうち、ピストンリングのバレル幅領域には、微小な凹部が複数形成されており、バレル幅領域において凹部が形成されていない凹部非形成領域の面積が、凹部形成前のバレル幅領域の全面積を100%としたときの20〜85%の範囲内であり、バレル幅領域の軸方向切断面のすべてには、凹部非形成領域が存在している。 (もっと読む)


【課題】シリンダ・ピストン摺動構造及び該ピストン・シリンダ摺動構造において、シリンダの表面あらさを適正にし、ピストンリングの耐摩耗性を改善することにより、シリンダ、ピストン間の相対的なフリクションを低減する。
【解決手段】スカート3aを有するピストン3と、ピストン3を潤滑油を介して摺動自在にかつ往復動自在に収容するシリンダ2と、ピストン3の外周面に円周方向に沿って張設されるピストンリング5、6、7とを備えたシリンダ・ピストン摺動構造において、シリンダ2は筒形に形成され、ピストンリング5、6、7はシリンダ2の内面2aに潤滑油を介して相対的に摺動し得るリング状に形成されており、シリンダ2のピストンリング5、6、7との摺動面が鏡面に形成され、ピストンリング5、6、7の摺動面には非晶質硬質炭素皮膜11が形成される。 (もっと読む)


【課題】オイル消費量を低減でき、組付性も優れるピストンリングを提供する。
【解決手段】合口17を有する樹脂製リング12と金属製リング13が一体成形されたピストンリング10であって、前記金属製リング13が樹脂製リング12の合口17付近を除く外周面14の凹溝15に一体配置し、前記樹脂製リング12の外周面14が前記金属製リング13の部分において前記金属製リング13の外周面18よりも内周側で、金属製リング13の軸方向幅が外周に向かって小さくされた部分に配置している。前記樹脂製リング12の背面に樹脂製リング12を半径方向外方に押圧するコイルエキスパンダ11を有している。 (もっと読む)


【課題】オイルリングのシリンダ内壁面における余分なオイルを掻き落とす機能とシリンダ内壁面に適度な油膜を形成する機能とを十分に発揮し、当該オイルリングの薄幅化によっても製造コストを増大させず、ピストンのオイルリング溝内におけるオイルリングの周方向への回転を確実に防止可能な回転防止用2ピースオイルリング及びそれを用いた2ピースオイルリングの回転防止構造を提供する。
【解決手段】オイルリング本体における下側レールは、内周側の合口部を含むその近傍を切り欠いて形成した切り欠き領域を備え、当該コイルエキスパンダは、その一端側のみに曲げ加工を施して形成した係止部を備え、当該係止部の少なくとも一部分が、当該下側レールの切り欠き領域に配置され、且つ、その先端側をピストンに設けられるドレン孔又はスリット溝に挿入配置して当該オイルリング本体と当該ピストンとを係止する回転防止用2ピースオイルリングを採用する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と耐スカッフ性に優れ、かつ相手攻撃性の低い溶射積層皮膜が密着性よく形成されてなるピストンリングを提供する。
【解決手段】Mo粉末とNi基自溶性合金粉末とCu又はCu合金粉末とを少なくとも含む混合粉末を溶射してなる溶射下地層3と、Cuを含有する溶射表面層とをその順で摺動面に形成したピストンリングであって、その溶射下地層3は、50〜80質量%のMoと、1〜12質量%のCu又はCu合金と、残部:Ni基自溶性合金とを少なくとも含有し、溶射下地層3の摺動面に現れるCu又はCu合金相の面積率が0.5〜15%であり、溶射表面層は、70〜100質量%のCuを含有するようにして上記課題を解決した。 (もっと読む)


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