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国際特許分類[F02F5/00]の内容

国際特許分類[F02F5/00]に分類される特許

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本発明は、CrN層と、Me(C)層と、DLC層とを内側から外側に有するコーティングを備えた、好ましくは鋳鉄または鋼鉄製のスライド素子、特にピストンリングであって、DLC層が、金属を含まないかまたは金属含有下部構造と金属を含まないDLC上部層とから構成されている、スライド素子に関する。本発明はさらに、このようなスライド素子と鉄系かみ合い作動素子との組み合わせに関する。 (もっと読む)


本発明は、多部分ピストンリング(1)に関するものであり、このピストンリングは、継ぎ手領域(4)を設けた少なくとも単一部分のバネ担体(8)、及びバネ担体の内周面の領域内に設けた溝(9)内に置かれた少なくとも単一部品のバネ要素(3)を具え、バネ担体の肉厚(a)は、バネ担体の端部(5,6)の継ぎ手に面する領域内、及びバネ担体の背後領域(7)内で、ほぼ均一に設計されている。背面領域と継ぎ手の端部との間にポケット(2’,2”)が設けられ、このポケットは、少なくとも60°の円周領域(β)にわたって延在し、バネ担体の肉厚の局所的低減(a-b)によって作製される。
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【課題】低回転・高負圧状態においてオイル消費を低減することができる組合せオイルリング及びその組付構造を提供する。
【解決手段】径方向外方X1に外周端6,7が突出する上下2つのレール部1,2を連結部3で連結したオイルリング本体11と、その連結部3の径方向内方中央の内周溝4に配置されてオイルリング本体11を径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなり、ピストンの外周に設けられたリング溝に装着される組合せオイルリング10において、張力比が0.05〜0.3N/mmであり、オイルリング本体11の径方向幅a1が軸方向幅h1の0.7〜0.9倍であり、レール部1,2の内周端8,9と内周溝4の径方向底部4’とで構成される内周溝4の深さd1が径方向幅a1の0.35〜0.50倍であり、コイルエキスパンダ12の直径d2が内周溝4の深さd1の2倍未満であるように構成する。 (もっと読む)


【課題】オイル消費量を増大させることなく、且つシリンダボア内壁面に対する摩擦力を低下させることができ、更に、エンジンの高速回転域においてもシリンダボア内壁面への攻撃性を低減させることができる内燃機関用オイルリングを提供する。
【解決手段】オイルリング本体の第1レール及び第2レールは、オイルリング本体の軸方向断面におけるレール外周面の断面形状が曲線部と直線部とからなり、当該直線部は、オイルリングの上面側又は下面側のいずれか一方に向かうに従い、当該オイルリング本体の軸側に向かって傾斜し、当該直線部の傾斜先端に曲線部を備えること特徴とする内燃機関用オイルリングを採用する。 (もっと読む)


【課題】シリンダの内周面に対するピストンリングの接触圧をピストンリングに加わる燃焼ガスの圧力に応じて適正に保ちつつ、燃焼室の気密性を確保することが可能な内燃機関を提供する。
【解決手段】ピストンリング25aを第1、第2リング25a1,25a2により構成し、燃焼ガスGの圧力により第2リング25a2がピストンの中心に向かって動くと、第1リング25a1がシリンダ2の内周面に向かって動くようにした。これにより、シリンダ2の内周面に対するピストンリング25a(第1リング25a1)の接触圧をピストンリング25aに加わる燃焼ガスGの圧力に応じて適正に保ちつつ、燃焼室の気密性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】低回転・高負圧状態においてオイル消費を低減する内燃機関用組合せオイルリングの組付構造を提供する。
【解決手段】径方向外方X1に突出する上下2つのレール部1,2を連結部3で連結したオイルリング本体11と、その連結部3の径方向内方中央に形成された内周溝4に配置されて前記オイルリング本体11を径方向外方X1に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなる組合せオイルリング10を、リング溝21に装着してシリンダ内に組み付けた組付構造50において、組合せオイルリング10の張力をシリンダ内径で除した張力比が0.05〜0.3N/mmの範囲であり、リング溝下面の径方向外周端部に設けられた面取部24又は下側レール部下面の径方向外周端部に設けられた切欠部を有し、リング溝下面22と下側レール部1との径方向の当接長さb2を、リング溝上面23と上側レール部2との径方向の当接長さb1の60〜98%とする。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つの作動面にコーティングを有している、ピストンリングのような摺動要素に関し、このコーティングは接着層(10)と、金属を含有する、好ましくはタングステンを含有するDLC層(12)と、金属を含まないDLC層(14)と、を内側から外側へ備え、金属を含まないDLC層の厚さの、金属を含有するDLC層の厚さに対する比が0.7〜1.5の範囲であり、及び/又は、コーティングの厚さ全体に対する比が0.4〜0.6の範囲であることを特徴とする。
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【課題】鋳鉄をエキシマレーザによりアブレーション加工して表層部の黒鉛を分解除去し、その部分に陥没部を無数に形成させ摺動面を形成する方法は、装置価額が高価なエキシマレーザを使用しなければならず、汎用性が乏しい。また、黒鉛ブロック、窒化ケイ素部品などの難切削材の加工は切削工具による切削・除去加工が困難であり、その加工速度が非常に制限される。
【解決手段】本発明は、球状黒鉛鋳鉄や可鍛鋳鉄などの表面をより波長の長いレーザで加熱しつつ、反応ガスをノズルで供給し、表層部の黒鉛を炭素と酸素又は二酸化炭素(CO2)との反応させ、ガス化して除去し、陥没部を多数形成させる。この処理表面が摺動部品の摺動特性を改善できる。またカーボンブラックや窒化ケイ素などの難切削材料の切削・成形加工を反応ガスを用いて溝掘り加工、彫刻加工などの除去・成形加工をするレーザ反応加工を解決手段として提案している。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のピストンリングとシリンダボアとの間隙を拡大させる腐食の進行度を推定するピストンリング・シリンダボア間隙腐食進行度推定方法、その装置、及びこの装置を利用して間隙拡大に適切に対処するための内燃機関運転制限装置。
【解決手段】燃料中のアルコール濃度が硫酸濃度と連動していることからアルコール濃度を検出して(S104)間隙腐食促進係数Kaを算出している(S106)。この間隙腐食促進係数Kaと内燃機関運転履歴「SPD・Ta」との2つの要因に基づいて腐食の進行度(腐食促進レベル換算車両走行距離積算値Da)を積算している(S108,S110)。このように腐食の進行度(Da)を得ることができ、前記間隙が腐食に伴って拡大した状態を推定できる。そしてこの腐食の進行度(Da)に基づいて最高速度制限値SPDmaxを低下(S112)することにより適切に対処することができるようになる。 (もっと読む)


【課題】水等の酸化源を含有する炭化水素系燃料中における摩擦により、被摩擦面に、耐摩耗性に優れており且つ摩擦時における相手材の摩耗を抑制することができる酸化物被膜が形成可能なセラミックス等を提供する。
【解決手段】本セラミックスは、組成式[MαSi6−βAlβδ8−β]〔M;任意の1種又は2種以上の金属元素、0≦α≦1.2、0.6≦β≦3、0.6≦δ≦4、0.085≦β/(α+6)≦0.5〕で表されるものであり、水等の酸化源を含有する炭化水素系燃料中における摩擦により、被摩擦面に、組成式[MαSi6−βAlβγ]〔M;任意の1種又は2種以上の金属元素、0≦α≦1.2、0.6≦β≦3、10.5≦γ≦12.2、0.085≦β/(α+6)≦0.5〕で表される酸化物被膜を形成可能である。 (もっと読む)


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