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国際特許分類[F16C7/00]の内容

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国際特許分類[F16C7/00]に分類される特許

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【課題】2サイクル内燃機関における潤滑油消費量を減少させる。
【解決手段】ピストン1が往復動するシリンダ2の内壁面に、ピストン1自体によって開閉される吸気ポート3が開口形成され、シリンダ2の頂部に排気弁4を備える。吸気ポート3には、潤滑油が浸透可能な多孔質部材6が配置され、その背部の潤滑油回収室7と機械式過給機5入口側とを接続した管路15の途中にオイルセパレータ8が設けられる。ピストン1の下降時に掻き落とされて吸気ポート3内に入った潤滑油は、吸気ポート3が閉塞されている間に、過給機5から圧送される新気とともに多孔質部材6を通して潤滑油回収室7へと浸透し、回収される。従って、次に吸気ポート3が開いたときに燃焼室24内に持ち出される潤滑油の量が減少する。 (もっと読む)


【課題】 制御リンク9からの入力により制御軸7が不用意に回転することを防止する。
【解決手段】 ピストンとクランクピンとを複数のリンク3,4で連係し、一方のロアリンク4と制御軸7とを制御リンク9により連結し、制御軸7の回転位置を変更することにより機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構において、駆動モータ18により回転位置が変更・保持される偏心円筒状の偏心スリーブ14を設ける。この偏心スリーブ14に、シリンダブロック23のスリーブ軸受部11Aに回転可能に嵌合するスリーブ外筒面と、制御軸7の偏心ジャーナル部13が回転可能に嵌合するスリーブ内筒面と、を形成し、このスリーブ内筒面をスリーブ外筒面に対して偏心させる。
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【課題】ボルト33先端が噛み合うロアリンクアッパ31の雌ねじ部35の上端開口35a付近における応力集中を緩和し、信頼性、耐久性を高める。
【解決手段】複リンク式ピストンクランク機構を構成するロアリンク4は、クランクピンへの組立性のために、クランクピン軸受部21の中心を通る分割面24に沿って、ロアリンクアッパ31とロアリンクロア32とに分割構成され、一対のボルト33によって締結される。雌ねじ部35の両側に一対のリブ41が設けられるとともに、リブ41間の平面45に上端開口35aが開口する。平面45のクランクピン側に溝状の凹部46が設けられており、これにより応力伝達経路が下方へ迂回するため、上端開口35aに近いねじ谷底での応力集中が緩和される。 (もっと読む)


【課題】雌ねじ部41のボルト33先端と噛み合う部分での応力集中を回避する。
【解決手段】複リンク式ピストンクランク機構を構成するロアリンク4は、クランクピンへの組立性のために、クランクピン軸受部21の中心を通る分割面24に沿って、ロアリンクアッパ31とロアリンクロア32とに分割構成される。両者を締結する一方のボルト33は、ロアリンクアッパ31の雌ねじ部41に螺合するが、雌ねじ部41は貫通孔とならず、クランクピンから加わるモーメントによりボルト33先端が噛み合う部分の谷底に応力集中が生じやすい。本発明では、モーメントによる応力集中が生じやすい雌ねじ部41の周方向の一部つまりクランクピンと反対側の部分で、小径の切削工具によりねじ山を部分的に除去する。これにより、疲労破壊の起点となる切欠が存在しなくなるとともにボルト33から荷重を受けないため、雌ねじ部41の耐久性が向上する。 (もっと読む)


【課題】 吸気バルブを極端に遅閉じすることなく、膨張行程の時間およびストロークを増加させることが可能なエンジンを提供する。
【解決手段】 シリンダ軸線L1に対するオフセット量を変更可能なガイド部材24に摺動自在に案内されるスライダ26と、ピストン15と、クランクシャフト16とを第1、第2コネクティングロッド17,18で接続し、クランクシャフト16の半分の回転数で回転するコントロールシャフト28でガイド部材24を揺動させるので、膨張行程の時間およびストロークと、吸気行程の時間およびストロークとを別個に設定することができ、これにより吸気バルブ22を極端に遅閉じする必要を無くして吸気の吹き返しを防止しながら、膨張行程の時間を増加させて熱効率を高めるとともに膨張行程のストロークを増加させて膨張比を大きく確保することができる。 (もっと読む)


【課題】軸受面の油膜を確実に形成して第1連結ピン12の焼き付きや過度の摩耗を防止し、第1連結ピン12や軸受孔24,27の軸方向寸法の短縮を可能とする。
【解決手段】複リンク式ピストン−クランク機構を構成するロアリンク13とアッパリンク11とが第1連結ピン12によって揺動可能に連結される。第1連結ピン12は単純な円筒面を有し、アッパリンク11のピン軸受孔27およびロアリンク13の一対のピン軸受孔24に、それぞれ回転可能に嵌合する。第1連結ピン12は両端部分に軸方向に沿った偏心穴28を有し、その重心が中心から偏心している。従って、第1連結ピン12自体の位置が楕円形の運動軌跡に沿って運動すると、回転モーメントが発生して第1連結ピン12が軸受孔内で自転し、くさび効果により、油膜が形成される。 (もっと読む)


ピストン機構は、クランクケース(4)と、3つのクランクピン(48,50,51)を備えたクランク軸(7)と、吸気開口部(14)および排気開口部(15)を有する作動チャンバ(10,11,12,13)を規定するダイバージングピストン(5,6)を有するシリンダ(1)と、2つの接続部材(27,28)を含み、接続部材のうち一方は中間のクランクピン(48)と協働し、他方は2つの外側クランクピン(50,51)と協働する。シリンダ(1)の本体には、案内チャネル(16、17)が設けられ、その中に連接棒(19,20)が、交互の順序で配置され、その基部で、一方(27)または他方(28)の接続部材に装着され、2つの同期群の連接棒を構成する。案内チャネル(16,17)は、シリンダのキャビティへの出口を備えたシリンダの作動表面の貫通切欠き(18)を備え、シリンダのキャビティに臨む同期群の連接棒の面(21)は、作動表面の可動部を形成する。ピストン(5,6)は、ピストンの周縁部によって一方(19)または他方(20)の同期群の連接棒の側面(21)に順に装着され、相互に離間し、相互に挿入された2つの可動剛体、すなわち、反対方向へ移動する、接続部材−同期群の連接棒−ピストンを形成する。この構成は、シリンダのキャビティにおいて、いくつかのダイバージングピストン(5,6)の配置を可能にし、ダイバージングピストン間に作動チャンバ(10,11,12,13)を形成し、作動チャンバ内で、異なる行程の独立した作動サイクルが同時に実施される。
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【課題】
中実鋼棒や厚肉鋼管を使用しているラテラルリンクの連結ロッドにおいて、薄肉鋼管を使用することで重量とコストの低減を図るとともに、強度低下に対しては通常のものよりも大径のものを採用するとともに、端部を増厚肉することで対応した。
【解決手段】
所定の太さの中実鋼棒又は厚肉鋼管で構成される連結ロッドの両端にリングを溶着し、リングの内部に防振ゴムを装填したラテラルリンクにおいて、連結ロッドを、所定の太さのものよりも大径のものの両端を塑性加工によって増厚肉した薄肉鋼管で構成したことを特徴とするラテラルリンク。 (もっと読む)


【課題】 Pbフリーで、疲労特性に優れた高強度コンロッドを製造する際に好適に用いることのできるコンロッド用鋼、および該コンロッド用鋼を用いて得られる被削性(特に、工具寿命)および疲労特性に優れた高強度コンロッド用素材、並びに前記コンロッド用素材を製造する方法を提供する。
【解決手段】 本発明のコンロッド用鋼は、質量%で(以下同じ)、C:0.15〜0.30%、Si:0.35%以下(0%を含まない)、Mn:0.8〜1.6%、S:0.16〜0.3%、V:0.22〜0.35%、Cr:0.3%以下(0%を含まない)、N:0.015%以下(0%を含まない)、およびAl:0.03%以下(0%を含まない)を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなるところに特徴がある。 (もっと読む)


【課題】 燃焼荷重等に起因する摺動抵抗の増加や、耐久性・シール性の低下を軽減・回避する。
【解決手段】
油圧アクチュエータ30は、可変圧縮比機構の制御軸7の一端に固定される内部ロータ31と、この内部ロータ31を回転可能に収容する外部ケース32と、を有し、両者31,32の間に液密に画成される油圧室36,37への供給油圧を制御することにより、制御軸7の回転角度を変更・制御する。外部ケース32は、その二面幅スリット39に機関本体側の支持ピン40がスライド可能に嵌合することにより、制御軸周りに回転することなく、制御軸7に直交する所定の移動許容方向L1に移動可能な状態で、機関本体側へ支持されている。
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