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国際特許分類[F28D20/02]の内容

国際特許分類[F28D20/02]に分類される特許

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【課題】耐久性に優れると共に、化学蓄熱システムとして十分に能力を発揮することが可能な化学蓄熱材成形体及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】水酸化物よりなる粉体の化学蓄熱材を用いて所望形状に成形してなる化学蓄熱材成形体である。化学蓄熱材は、表面を水とCO2とに接触、又は炭酸塩水溶液に接触させて炭酸化することにより形成した炭酸化膜を有することが好ましい。炭酸化膜は、成形の後に化学蓄熱材成形体を上記水とCO2とに接触、又は炭酸塩水溶液に接触させることにより形成してあることが好ましい。炭酸化膜は、成形を行う前に化学蓄熱材を水とCO2とに接触、又は炭酸塩水溶液に接触させることにより形成してあることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】4級アンモニウム化合物をゲストとし潜熱蓄熱性能を有する包接水和物であって、蓄熱密度が大きく熱輸送媒体として用いたときにも良好な流動性を保つことのできる包接水和物、該包接水和物の製造方法、該包接水和物の製造装置を得る。
【解決手段】潜熱蓄熱性能を有する包接水和物の製造装置であって、4級アンモニウム化合物と気体発生剤を含む水溶液から気体を発生させ、発生させた気体を前記水溶液に混合する気体発生混合器3と、前記気体が混合された前記水溶液を冷却して前記蓄熱性能が高められた包接水和物を生成する生成器5と、を備えることを特徴とする包接水和物の製造装置。 (もっと読む)


【課題】短時間で無駄なく蓄熱することが可能な蓄熱装置を提供する。
【解決手段】潜熱蓄熱材13と熱媒油14とを上下二層に分離した状態で収容する蓄熱タンク12と、その蓄熱タンク12内の潜熱蓄熱材層16中に熱媒油14を供給する供給管18と、蓄熱タンク12内の熱媒油層17から熱媒油14を回収する回収管19とを有し、供給管18から潜熱蓄熱材層16中に供給された熱媒油14を潜熱蓄熱材13に直接接触させて熱交換を行なう蓄熱装置6において、蓄熱タンク12の形状が、潜熱蓄熱材層16中の熱媒油14の通過しない領域22にある固相の潜熱蓄熱材13を、熱媒油14の通過する領域21に滑り落とすように傾斜した傾斜内面23を有する形状であり、その傾斜内面23に、固相の潜熱蓄熱材13との摩擦を低減する低摩擦皮膜24を設ける。 (もっと読む)


【課題】短時間で無駄なく蓄放熱することが可能な蓄熱装置を提供する。
【解決手段】潜熱蓄熱材13と熱媒油14とを上下二層に分離した状態で収容する蓄熱タンク12と、その蓄熱タンク12内の潜熱蓄熱材層16中に熱媒油14を供給する供給管18と、蓄熱タンク12内の熱媒油層17から熱媒油14を回収する回収管19とを有し、供給管18から潜熱蓄熱材層16中に供給された熱媒油14を潜熱蓄熱材13に直接接触させて熱交換を行なう蓄熱装置6において、蓄熱タンク12内に、供給管18から潜熱蓄熱材層16中に供給された熱媒油14と、その熱媒油14が通過しない領域22の潜熱蓄熱材13との間で熱交換を行なう伝熱板21を設ける。 (もっと読む)


【課題】保温性の高い蓄熱容器を提供することを課題とする。
【解決手段】外周面が断熱された容器31に蓄熱材を充填し、流体を外部から容器内へ導入する流体導入管14及び容器内の流体を外部へ導出する流体排出管11を備えてなる蓄熱容器10において、流体導入管及び排出管14、11を容器31の底部から容器内へ挿入し、容器31の底部から所定の高さまでは、流体導入管及び排出管14、11と蓄熱材との間に断熱層36を介在させたことを特徴とする。
【効果】保温時に、流体導入管及び排出管内には温度成層が発生する。容器の底部から所定の高さまでは、流体導入管及び排出管と蓄熱材との間に断熱層を介在させる。断熱層を介在させることで、流体導入管及び排出管内の熱が容器内に移動できなくなる。流体導入管及び排出管内の熱が容器内に移動できなくなるため、高い保温性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 過冷却に要する冷却熱量や、過冷却器に供給する熱媒水中の氷を融かすのに要する加熱量を低減する。
【解決手段】 氷蓄熱槽5側から予熱器6側に送られる第1の冷水W1と、予熱器6側から過冷却器3側に送られる第3の冷水W3との間で熱交換を行う熱回収熱交換器7を備える。0℃の第1の冷水W1が熱交換によって、0.4℃に温度上昇して予熱器6に送られるため、予熱器6によって冷水中の氷を融かすのに要する加熱量が低減可能となる。また、0.5℃の第3の冷水W3が熱交換によって、0.1℃に温度降下して過冷却器3に送られるため、冷水を−2℃まで過冷却するのに要する冷却熱量が低減可能となる。 (もっと読む)


【課題】粉体の化学蓄熱材を成形して成る化学蓄熱材成形体と壁体との間で良好な伝熱が行われる蓄熱装置、及び該蓄熱装置の製造方法を得る。
【解決手段】熱交換型蓄熱放熱装置10は、粉体化学蓄熱材12を組織化して成形され流路15を有する多孔質構造体の化学蓄熱材複合物成形体11と、化学蓄熱材複合物成形体11が挿入される蓄熱材収容部25を有する熱交換器本体20を備えて構成されている。熱交換器本体20の隔壁24と化学蓄熱材複合物成形体11との間には、化学蓄熱材複合物成形体11の粉体化学蓄熱材12よりも高密度の蓄熱材粒子42にて構成された伝熱層40が設けられている。 (もっと読む)


【課題】熱媒体への蓄熱剤の溶解を防止して、熱媒体が循環して流れる熱媒体循環経路の閉塞を防止すること。
【解決手段】熱媒油13との直接接触により熱の授受を行う蓄熱剤12を収容する蓄熱装置1と、熱利用設備200との間で熱交換するために配設される熱媒油循環経路6の閉塞防止方法である。この閉塞防止方法は、熱媒油循環経路6を循環する熱媒油13に溶解している蓄熱剤12の含有量を測定する蓄熱剤含有量測定工程と、蓄熱剤12の含有量の測定値が所定の値よりも高い場合、次回の蓄熱装置1から熱利用設備200への熱供給を、熱媒油13の温度を下げて行う熱供給工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】蓄熱材自体の製造コストを抑制し、蓄熱性能、放熱性能の向上をよくし、かつ安価な施工を実現することができる全面床吹き出し空調システムを提供する。
【解決手段】本発明の全面床吹き出し空調システムは、床スラブ1と、この床スラブ1上に設けられ吹出孔3bが形成されたフロアパネル3と、該床スラブ1と該フロアパネル3との間に配置される空気と直接熱交換が可能な板状潜熱蓄熱材10と、該板状潜熱蓄熱材10を支持する潜熱蓄熱材支持体15と、からなり、該板状潜熱蓄熱材10の両端には吊り下げ用穴部18が設けられ、該板状潜熱蓄熱材10は該吊り下げ用穴部13を利用して該潜熱蓄熱材支持体15によって該フロアパネル側から吊り下げられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】省スペース化を図りながら変形を防止することができる潜熱蓄熱剤を用いた信頼性の高い蓄熱装置を提供すること。
【解決手段】非蓄熱時には固体となり蓄熱時には液体となる潜熱蓄熱剤3を平板状に成型した蓄熱手段4と、前記蓄熱手段4を挟み込み保持している伝熱壁5と、前記伝熱壁5を通じて前記蓄熱手段4を加熱または冷却するための流体の流路である流体通路6と、前記蓄熱手段4と前記伝熱壁5と前記流体通路6とを帯状に締め付けて固定する固定手段8とを備え、前記固定手段8の内方で、かつ、前記伝熱壁5の前記蓄熱手段4に対向しない両端面に補強材7を配設する構成としたことを特徴とするもので、帯状の固定手段8で蓄熱装置を周囲より拘束した際、蓄熱装置の厚さ方向に加重を加えることによって蓄熱装置の変形を防止することができる。 (もっと読む)


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