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国際特許分類[G01N21/73]の内容

国際特許分類[G01N21/73]に分類される特許

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【課題】ICP分析装置に装着されているプラズマトーチの種類を自動的に識別する。
【解決手段】プラズマ点灯時の反射電力が最小となるように誘導コイルのインピーダンスと電力供給部の出力インピーダンスとを整合させるインピーダンス調整部と、プラズマトーチの種類毎に整合時の設定値が保存された設定値記憶部と、前記インピーダンス調整部による整合時の設定値と前記設定値記憶部に保存されている標準設定値とに基づきICP分析装置に装着されているプラズマトーチの種類を識別する識別手段と、を備えたICP分析装置とする。トーチの溶損やトーチ周辺部の損傷を自動的に未然に防止するためには、制御部に対して設定されているトーチの種類と実際に装着されているトーチとが異なっている場合に、誘導コイルへの電力供給が停止する構成とするのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、二酸化ケイ素含有化合物及びポリビニルピロリドンを含有する組成物中の二酸化ケイ素とN−ビニル−2−ピロリドン重合物の簡便な分離方法、及び二酸化ケイ素含有化合物とN−ビニル−2−ピロリドン重合物を含有する組成物中に含まれる二酸化ケイ素の、N−ビニル−2−ピロリドン重合物の妨害を受けることのない定量方法を提供する。
【解決手段】本発明は、二酸化ケイ素含有化合物及びN−ビニル−2−ピロリドン重合物を含有する組成物をメタノール及び/又はメタノール・水混合溶媒で洗浄する、二酸化ケイ素とN−ビニル−2−ピロリドン重合物の分離方法、及び当該分離方法により二酸化ケイ素とN−ビニル−2−ピロリドン重合物を分離した後、二酸化ケイ素含有化合物を含有する試料中の二酸化ケイ素含有化合物を、分析試料として溶解した二酸化ケイ素を使用する分析手段を用いて定量化する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】ICP分析装置に装着されているプラズマトーチの種類と該分析装置に設定されているプラズマトーチの種類が同一であるか否かを自動的に判定する。
【解決手段】トーチの種類毎に、インピーダンス調整部の標準設定値及び標準設定値における反射電力値を記憶部に保存しておく。インピーダンス調整部の設定値を前記標準設定値としたときに得られる反射電力値と、記憶部に保存されている反射電力値とを比較することにより、ICP分析装置に設定されているトーチの種類とICP分析装置に装着されているトーチの種類とが同一であるか否かを判定する。インピーダンス調整部の標準設定値を所定範囲で変動させたときに得られる反射電力値の変化に基づき演算を行った値からトーチの判定を行ってもよい。トーチの溶損を確実に防止するためには、設定されているトーチと装着されているトーチが異なる場合に、誘導コイルへの電力供給が自動的に停止する構成とするのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】ICP発光分析装置においてプラズマに試料を導入する際に、試料の導入に伴って誘導コイル側のインピーダンスが大きく変化し、高周波電源側のインピーダンスと、誘導コイル側のインピーダンス整合が外れ、結果としてプラズマを維持できなくなってしまうことがあった。
【解決手段】電力供給部と、誘導コイルのインピーダンスと電力供給部の出力インピーダンスとを整合させるインピーダンス調整部と、電力供給部及び前記インピーダンス調整部を制御する制御部と、試料がプラズマ中へ導入された時に、前記電力供給部より出力される誘導コイルへの入射電力を所定量増加させる入射電力調節部とを備えるICP用高周波電源装置とする。この構成により、プラズマの試料導入時に、インピーダンスの整合が大きく外れることがなくなり、プラズマの点灯を確実に維持したまま試料をプラズマへ導入することができる。 (もっと読む)


【課題】 キャピラリーチューブをメイクアップガスチューブと同心に安定かつ容易に保持するとともにメイクアップガスをスムーズに流し、かつキャピラリーチューブ先端部の軸方向の位置を容易に調整することが可能な誘導結合プラズマトーチの提供。
【解決手段】 気体状の試料を導入するキャピラリーチューブ(4)を包囲するようにして受容し、前記キャピラリーチューブとの間の空間にメイクアップガスを通過させるメイクアップガスチューブ(3)と、前記メイクアップガスチューブを外部から加熱する筒状体と、前記筒状体を支持するトーチ本体(7、8)とを含み、前記筒状体の先端側に、前記メイクアップガスを通過可能にしつつ前記キャピラリーチューブを径方向に位置決めする位置決め部材(15)が設けられた誘導結合プラズマトーチ組立体において、前記位置決め部材が前記筒状体の先端部分に対して固定されている。 (もっと読む)


【課題】エシェル型のICP発光分光分析装置において、温度変化により光学系の光学素子の位置や姿勢が微妙にズレると検出器の二次元検出面上で分光画像が移動しピーク形状が大きく変化してしまう。
【解決手段】バックグランド測定時にAr同定処理部22は、プラズマトーチ2に常時供給されているアルゴンの発光による分光画像を検出器14の検出面上で捉え、その分光画像に基づく画素位置と強度情報とを基準情報記憶部23に格納しておく。試料測定中にもAr同定処理部22はアルゴンの発光による分光画像を検出器14の検出面上で捉え、結像ズレ算出部24は基準情報記憶部23に保存されている情報と現時点での分光画像の情報とから位置ズレの大きさと方向とを算出し、駆動制御部19を介して圧電アクチュエータ34、36を駆動してテレメータ鏡13の角度を微調整する。これにより、二次元検出面上での分光画像の位置をほぼ同一個所に維持する。 (もっと読む)


本発明は、次のような校正用の標準セットに関する。すなわちこの標準セットは、少なくとも3つの校正標準を含み、これらの校正標準は、元素Cd、Cr、Pb、HgおよびBrを含む熱可塑性ポリマーからなる成形体から構成される。この場合、これら3つの校正標準のいずれにおいても、CrとPbとHgとBrとCdの比が異なる。本発明は、これら校正標準を製造する方法と、X線蛍光分析のためにこれら校正標準を使用することにも関する。 (もっと読む)


【課題】珪素化合物の化学構造や形態に由来する感度差を補正し、ICP発光分析の発光強度を一定化して精度よく珪素量を定量する手法を提供することを課題とする。
【解決手段】有機珪素化合物を含有する溶液中の珪素の含有量を測定するに際し、有機珪素化合物を含有する溶液を予め弗化水素で処理した後に誘導結合プラズマ発光分析装置に導入することにより珪素の含有量を測定する。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属が酸化物の形態で一部揮散するのを防止できるタングステンブロンズ中のアルカリ金属を定量する方法を提供する。
【解決手段】アルカリ金属を含有するタングステンブロンズの試料にアルカリ溶液を加え、マイクロ波加熱分解法により試料を加熱分解し、その後、アルカリ金属を定量する。マイクロ波加熱分解法により試料を加熱する温度を200°C以下に制御することが好ましい。また、アルカリ溶液が水酸化アルカリ溶液または炭酸アルカリ溶液であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ウエットプロセス用被処理物搭載用治具、ICP分析用スプレーチャンバー等の耐食性及び液体が残留しにくい性質が要求される装置用の材料の提供。
【解決手段】耐食性及び液体が残留しにくい性質が要求される装置の少なくとも表面を表面粗さ(Ra)が10μm以下のガラス状カーボンで構成する。装置がウエットプロセス用被処理物搭載用治具である場合には、接液面の純度を灰分で50ppm以下及び表面粗さ(Ra)を0.1μm以下とし、装置がICP分析用スプレーチャンバーである場合には、(Ra)を0.1〜10μmとする。 (もっと読む)


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