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国際特許分類[G01N21/73]の内容

国際特許分類[G01N21/73]に分類される特許

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【課題】 固体試料に含まれる6価クロム量を正確に測定できる前処理方法、及び、その前処理方法を用いた6価クロムの定量方法を提供する。
【解決手段】 鉄板の表面に亜鉛でメッキを行い、亜鉛メッキ面にクロメート処理が施された試料1を、濃度1%の水酸化ナトリウム水溶液2を収容した容器3内に入れる(a)。この容器3をホットプレート4上に載置し、60℃〜70℃で2時間加熱する(b)。この加熱処理中に、試料1に含まれる6価クロムが水酸化ナトリウム水溶液2に溶出する。加熱処理後、室温で放冷して試料溶液5を得る(c)。吸光光度法、ICP発光法または原子吸光法により、試料溶液5内の6価クロム量を測定して、試料1に含まれる6価クロムを定量する。 (もっと読む)


【課題】 ネブライザにより試料液が噴霧されるチャンバのドレン溜まりに滞留するドレン液を水素化物の発生のために活用することにより、簡素な構成でありながら霧化試料と気化試料とを併せて生成することを可能としたICP発光分析用の試料導入装置を提供する。
【解決手段】 サイクロンチャンバ1の内部に試料液Sをネブライザ2により噴霧し、霧化成分をサイクロンチャンバ1の天面の送出口11を経て送出すると共に、ドレン液を底部のドレン溜まり13に回収する構成とした試料導入装置において、サイクロンチャンバ1の内部のドレン溜まり13の上位置に、ドレン液を一旦滞留する中間溜まり16を設け、この中間溜まり16に塩酸導入管17により塩酸を導入し、またドレン溜まり13に水素化剤導入管19により水素化剤を導入して、ドレン溜まり13の内部において、中間溜まり16から流下するドレン液と塩酸との混合液と水素剤とを反応させて水素化物を発生させる。 (もっと読む)


【課題】 試料の排水面から測定位置までの間におけるトレーサー溶液の分散現象を考慮することなく測定することができ、さらに、トレーサー溶液のフラッシング機構を設けることなく、低流量でトレーサー溶液を試料に供給することにより、正確な測定結果を得ることができるトレーサー試験装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 トレーサー試験装置1であって、岩石試料50の注水面51にトレーサー溶液を供給可能な供給槽10と、岩石試料50の排水面52に接して配置される測定槽20とを備え、岩石試料50の注水面51に供給されたトレーサー溶液が、排水面52から測定槽20に流入するように構成されていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 面倒な化学的前処理を必要とすることなく気体中の微量金属元素を高感度で精度よくかつ迅速に定量できるとともに、環境にやさしい気体中の微量物質の定量分析方法、その定量分析装置、そのサンプリング方法およびそのサンプリング装置を提供すること。
【解決手段】 気体Aに含まれる微量物質Mを捕集体2によって捕集し、微量物質Mを捕集した捕集体2を不活性ガス中で高温に加熱して捕集した微量物質Mを気化させ、この気化により生じた気体Gをプラズマ化した後分析することにより、前記微量物質Mの濃度を求めるようにした。 (もっと読む)


【課題】 キャピラリーチューブなどを取り外すことなく、GC分析等と溶液分析を同一のトーチで実現することが可能な誘導結合プラズマトーチの提供。
【解決手段】 誘導結合プラズマトーチのインジェクターチューブは、霧化された溶液試料等を誘導結合プラズマに導入するための外側インジェクターチューブ11と、外側インジェクターチューブに一体的且つ同心状に収容され、気体状分子を誘導結合プラズマに導入するための内側インジェクターチューブ12とを含む。内側インジェクターチューブは、メイクアップガスを流すことができ、かつ気体状分子とキャリアガスとを一緒に流すためのキャピラリーチューブ4を有する。気体状試料を分析する際の試料導入には内側インジェクターチューブ12が使用され、エアロゾル試料を分析する際の試料導入には外側インジェクターチューブ11が使用される。 (もっと読む)


【課題】 試液から水素化物は定常的に安定して分離させる。
【解決手段】 ICP発光分析装置は水素化物発生装置を内部に組み込んでおり、プラズマトーチに直接的に水素化物発生装置の気液分離容器21を接続する。気液分離容器21は、逆L字状の導入管23の管先端23cを容器本体22の傾斜した内壁面22dに対向配置し、導入管23から流出する試液を内壁面22dに衝突させて水素化物を試液から安定的に分離させると共に、試液が容器本体22の内壁を伝って静かに流れ落ちるようにして測定分析の安定化を図る。 (もっと読む)


スペクトロメータはプラズマトーチ(12)と、トーチ内部に正常なプラズマ(P)を発生するための誘導コイル(40)とを有している。トーチ(12)は外管(20)及び内管(22)を有している。プラズマ(50)が正常プラズマ状態からトロイダル状又は不完全なプラズマ形状(52)にくずれると、フォトダイオード(70)が形状の変化を検出するので、プラズマトーチは、プラズマ形状(52)がトーチの外管(20)を溶融することを防止するべく停止することができる。
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【目的】 レーザ照射による固体照射の気化または励起反応を利用する高周波誘導結合プラズマ発光分光分析装置や高周波誘導結合プラズマ質量分析装置に用いられるレーザ照射セルの改良技術を提供する。
【構成】 固体試料1を収納したセル本体14と窓部13とから照射セル2を、試料1を保持する試料ホルダ15で着脱自在に支持し、セル本体14の下面がレーザ光LBの最適照射面の位置となるように調整するステージ17を備えるように構成することにより、試料形状の制約を削減し、試料交換時の試料照射面位置の再調整を不要とし、レーザ光焦点位置に対する試料照射面の位置決めを迅速かつ正確にし、さらに窓部の破損および汚染を抑制することを可能にする。 (もっと読む)



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