説明

国際特許分類[G01N23/08]の内容

国際特許分類[G01N23/08]の下位に属する分類

国際特許分類[G01N23/08]に分類される特許

11 - 20 / 29


【課題】X線吸収測定装置において、X線の吸収スペクトルを短時間で高精度に測定する。
【解決手段】測定制御部41の制御の下で、分光器10により単色化されたX線を試料1に入射させ、分光器10の角度変化に応じて試料1へのX線のエネルギーを変化させながら検出器21,22からの検出値を随時取得することで、試料1によるX線の吸収スペクトルが測定される。このとき、測定制御部41は、試料1へのX線のエネルギー変化に対する試料1のX線吸収量の変化率に応じて、モータコントローラ31を制御して分光器10の角度を変化させる際の角度変化速度、または、タイマカウンタ32のカウント値に基づく検出値の取得間隔の少なくとも一方を変化させながら、タイマカウンタ32を通じて検出値を取得する。 (もっと読む)


【課題】X線透過量から物体の質量を計量する技術を用いて、不定形の塊状となって搬送されている被計量物を計量して所定量を取り分けることを高速で行い、簡素で小型に構成される。
【解決手段】不定形の塊状となった被計量物2を搬送方向Yに一定の速度で搬送する搬送手段3と、搬送手段3により搬送されている被計量物2に対してX線を照射するX線発生源11と、X線発生源11と対向配置され、X線発生源11から照射され被計量物2を透過したX線を検出するX線センサ12と、この検出されたX線透過量に基づいて被計量物2の質量を連続的に計量し、この計量値が所定値に達したところで搬送手段3を搬送制御して被計量物2から計量後の被計量物2を取り分ける分離手段とを設ける。 (もっと読む)


【課題】共通電極の高抵抗化を抑制すると共に共通電極の剥がれを防止する。
【解決手段】放射線検出器1は、信号読出し基板2を備えている。信号読出し基板2は、画素電極7を有する画素ユニット4が基板3の前面3aに2次元マトリックス状に配列されて構成されている。信号読出し基板2の前面2aには、結晶性を有する光導電層17が形成されている。光導電層17の前面17aには、導電性を有するコンタクト補助層30が形成されている。コンタクト補助層30の前面30aには、共通電極18が形成されている。コンタクト補助層30の前面30aにおける単位領域当たりの表面積は、光導電層17の前面17aにおける単位領域当たりの表面積よりも小さくなっている。また、コンタクト補助層30は、前方から見て共通電極18を含み且つ光導電層17の前面17aに含まれるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】物品の質量検査と形状検査とを同一装置内で実現可能なX線検査装置を得る。
【解決手段】質量推定部40は、X線検出部8によって検出された透過X線のX線量に基づいて検査対象物12の質量を推定する。質量判定部41は、質量推定部40から入力されたデータS1に基づいて検査対象物12の質量の正常/異常を判定する。画像作成部42は、X線検出部8によって検出された透過X線のX線量に基づいてX線透過画像を作成する。形状判定部43は、検査対象物12の形状の正常/異常を判定する。不良判定部44は、質量判定部41及び形状判定部43による各判定結果の少なくとも一方が異常である場合に、検査対象物12が不良品であると判定する。 (もっと読む)


【課題】原子炉の停止を不要とし、経済性も高く、検査回数を増やすことやリアルタイム連続監視が可能で、より安全な原子炉運転を実現する。
【解決手段】基本的な構成は、フォトンカウンティング・イメージャーを用いて、配管外部からX線による放射線画像を計測、濃淡によって示される放射線強度情報から金属配管の厚みを検出、異常箇所の発見をするものである。
また、フォトンカウンティング動作のエネルギー弁別機能により、低エネルギーであることを利用して、背景雑音となる散乱線を除去する。 (もっと読む)


【課題】検量線作成治具の構造上の性能に依存せず、より高精度の水量測定が可能な、また正確な検量線の作成も可能な水量測定装置を提供する。
【解決手段】燃料電池セル等の試料に放射線を照射したときの放射線透過量を計測し、放射線透過量と水量との検量線に基づいて試料内の水量を演算する演算・制御装置を備え、反応に伴い、生成する水の測定試料内での水量を測定する水量測定装置において、演算・制御装置は、試料につき、反応開始後の放射線透過量を反応開始前の放射線透過量で除算し(ステップS3)、その除算結果値に基づいて試料内の水量を演算して放射線検出系の感度ムラを低減し、検量線作成治具の構造上の性能に依存せずに高精度の水量測定を可能とした。放射線透過量は複数回の計測の平均値とし(ステップS1)、また、計測を試料内の水量や放射線強度の安定化後に実行して更に高精度の水量測定を可能とした。試料の計測時に計測されたデータに基づいて検量線を作成し(ステップS4)、高精度の水量測定を可能とした。 (もっと読む)


【課題】複数の種類が既知である元素及び/又は化合物から成る被測定物中の、各元素及び/又は各化合物の厚さ、又は含有量及び密度を短時間で且つ正確に求める。
【解決手段】X線2を被測定物3に透過させ透過X線をエネルギー弁別可能な検出器4で検出し、その検出信号により所定のエネルギーにおける実測X線強度を求めてデータ処理部6に与える。被測定物3の含有元素の吸収端波長が利用できる場合、吸収端前後の波長における質量吸収係数から求まる理論的な透過X線強度比と実測の透過X線強度比等を既知とし、元素の厚さを未知の値とする連立方程式を解くことで定量する。吸収端波長が利用できない場合には直接X線の測定結果も利用し、複数の波長における質量吸収係数から求まる理論的な透過X線と直接X線との強度比、及び実測の透過X線と直接X線との強度比を既知とし、各元素及び/又は各化合物の厚さを未知の値とする連立方程式を解くことで定量する。 (もっと読む)


【課題】X線管への印加電圧を高速で昇降でき、出力が変動するX線を高い周波数で連続的に発生することができるX線検査装置用のX線発生装置を提供する。
【解決手段】陰極12から熱電子を発生し印加電圧で加速して陽極14に衝突させX線を発生するX線管10と、印加電圧を一定周期の正弦波状に変動させて発生する変動電圧発生装置20とを備える。変動電圧発生装置20は、印加電圧の直流成分を発生させる直流高電圧回路22と、印加電圧の交流成分を発生させる交流高電圧回路24とを有する。直流高電圧回路22の−端子23aはX線管の陰極に接続され、直流高電圧回路の+端子23bは管電流検出抵抗22eを介して接地される。また、交流高電圧回路24は、1対の出力端子25a,25bを有し、その一方25aはX線管の陽極に接続され、他方25bは接地されている。 (もっと読む)


【課題】X線源から放出するX線を効率よく利用して、X線源の強度および波長特性不安定性に影響されることなく良好なスペクトルを取得する。
【解決手段】X線集光素子3により、X線源1から放出された広帯域X線2を集光してその一部を試料4へ照射し、X線結像素子6により、試料4を透過した透過光5Aと試料4を透過せずX線集光素子3から直接届いた直接光5Bの像を同時に転送し、波長分散素子7により、一次元空間情報を保ったままその転送像を波長分解し、二次元X線検出器9により、信号X線8Aと参照X線8Bのスペクトルを吸収スペクトルおよび参照スペクトルとして同時に取得する。 (もっと読む)


【課題】熱電対を利用して高炉炉底の耐火レンガの残厚を推定する方法において、耐火レンガ残存厚を一層高精度に推定できる高炉炉底管理方法を提供する。
【解決手段】宇宙線ミュオンを利用して耐火物と炉内との境界位置を判定する。境界位置の判定は、宇宙線ミュオンを計測する計測部12により高炉炉底2を透過して飛来する炉底透過の宇宙線ミュオン強度と、該炉底透過の宇宙線ミュオンの飛来方向の判別情報と、高炉を非透過の非透過宇宙線ミュオン強度とを一定時間蓄積し、該蓄積データに基づいて炉底の状態を炉底透過の宇宙線ミュオン強度と非透過宇宙線ミュオン強度との強度比で表し、該強度比に基づいて行う。この判定基準として高炉炉底耐火物内に配置された温度計測手段9a、9bにより計測した計測温度の変動から耐火物への付着物厚みの増減を推定し、短期的な炉内状況変動も管理する。 (もっと読む)


11 - 20 / 29