説明

国際特許分類[G01N30/12]の内容

国際特許分類[G01N30/12]に分類される特許

1 - 10 / 36


【課題】樹脂中の添加剤の定量分析において、添加剤を樹脂中に含有させた樹脂の標準試料を用いることなく、樹脂中に含有する添加剤を定量する。
【解決手段】樹脂中に含有する添加剤を熱脱着−ガスクロマトグラフ質量分析によって定量する定量方法であり、分析試料に含有され定量分析対象である添加剤と同種の添加剤および樹脂を含有する標準試料を作成し、作成した標準試料を用いて分析試料に含有される添加剤を定量する。標準添加試料作成工程と、標準添加試料分析工程と、検量線作成工程と、分析試料分析工程と、定量工程の各工程を備え、標準添加試料作成工程、標準添加試料分析工程および検量線作成工程によって、分析試料に含有する添加剤や樹脂の種類に合わせて標準添加試料を作成し、標準添加試料を用いて樹脂中の添加剤の分析に用いる検量線を作成する。分析試料分析工程および定量工程によって、前記工程で作成した検量線を用いて分析試料に含有される添加剤を定量する。 (もっと読む)


【課題】ガスクロマトグラフ用のヘリウム保存装置を提供する。
【解決手段】ガスクロマトグラフシステムにおいてヘリウムガスを保存するための装置は、分析分離の大部分の際、ヘリウムがキャリアガスとして使用され、補助の非ヘリウムガスが入口を加圧するのに使用され、セプタムパージ及びスプリットベントフローを提供することを特徴とする。注入期間に先立って、同軸ヘリウムフローがカラム入口に形成され、この同軸ヘリウムフローはカラムフローよりも少ない。注入及び試料移送期間の後、同軸ヘリウムフローが形成され、このフローはカラムフローよりも多い。 (もっと読む)


【課題】従来測定が困難であったスラリー状、スラッジ状又はペースト状物質のモニタリングをオンラインで、正確に行うことができるモニタリング方法及び装置を提供すること。
【解決手段】被測定成分として揮発性成分を含有するスラリー状、スラッジ状又はペースト状の物質を、該被測定成分を全量気化する気化室1に一定量注入し、加熱して、気化した該被測定成分を各成分に分離し、検出することを特徴とするモニタリング方法、及び、気化室1と、カラムオーブン2と、TCD検出器3を備えたガスクロマトグラフ装置からなるモニタリング装置であって、気化室1は、ヒータ12、キャリアガス導入流路13、カラムに接続されているキャリアガス送出流路14、試料導入流路15を備え、該試料導入流路15から導入した一定量のスラリー状、スラッジ状又はペースト状物質を加熱し、揮発性成分を気化させ、カラムオーブン2へ送ることを特徴とするモニタリング装置。 (もっと読む)


【課題】ヘッドスペースガスサンプラにおいて、オーブン内の熱が、動力伝達用二重軸を伝導して軸を支持する軸受の精度および寿命の劣化を惹起する。
【解決手段】ヘッドスペースガスサンプラにおけるオーブン1内部への動力伝達用の二重軸構造において、第一の中空軸4に2箇所以上の開孔4a、4bを備えるとともに第二の軸5の外側に螺旋状の突起5aを形成する。前記第二の軸5が回転すると螺旋状の突起5aに誘導されて前記二軸間に存在する空気に流れが発生し、その流れにつれて前記第一の中空軸4に開孔した一方の孔より外部の空気が吸い込まれ、二重軸の内側に位置する第二の軸5を伝わってくる熱を奪いながら他方の孔を経て外部へと放出される。この空気の循環により、常に外部の冷たい空気が軸5を冷却するので軸受12の温度上昇を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】ヘッドスペース分析のために加熱されて高温となった試料容器に作業者が触れてしまうことを極力防止する。
【解決手段】バイアル搬送装置10は、バイアルトレイ20及びオーブン30間であってこれらよりも下方に位置し、搬送用格納部12と冷却用格納部13を有する搬送用アーム14、バイアルトレイ20とオーブン30に対してバイアル21を出し入れするバイアル上下動機構15を備えている。駆動モータ16により搬送用アーム14は回転駆動され、これにより送用格納部12及び冷却用格納部13並びに上下動機構15はバイアルトレイ20或いはオーブン30側に移動される。オーブン30内の高温のバイアル21は冷却用格納部13に格納された後、冷却時間Tが経過するまで保持され、冷却時間Tの経過後、搬送用アーム14によって冷却用格納部13がバイアルトレイ20の下部に移動され、上下動機構15によりバイアルトレイ20に戻される。 (もっと読む)


【課題】装置の損傷を引き起こすことなく、キャリアガス使用量と電力消費量を十分に削減した省エネモードを実現する。
【解決手段】省エネモードの実行が指示されると(S1)、省エネモードに対応して定められている制御パラメータを用いて省エネモード移行後(温度低下時)のカラム流量が計算され、その流量が装置構成で決まる許容上限を超えている場合には(S3,S4)、カラム入口圧を下げて再指令する注意喚起を表示する(S11)。計算した流量が許容上限以内であれば、その時点の入口圧を目標とした圧力一定制御を実行する(S5、S6)。カラムオーブンのヒータオフによりカラム流量は次第に増加するが、許容上限に収まるので検出器の損傷を回避することができる。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素回収システムの循環吸収液の二酸化炭素含有量を速やかに測定できる測定装置、測定方法、及びびこのような測定装置を備える二酸化炭素回収システムの提供。
【解決手段】測定装置は、無機ガスが溶け込んだ有機溶液を気化し、キャリアガスと共に放出する気化部2と、気化部2から放出されたガスが供給され、第1の温度において、有機ガスを保持すると共に無機ガスを通過させ、前記第1の温度より高い第2の温度において、保持している有機ガスを放出する有機ガス保持部3と、有機ガス保持部3を通過した前記無機ガスに含まれる無機成分を分離して放出する無機ガス分離部5と、有機ガス保持部3から放出された前記有機ガスに含まれる有機成分を分離して放出する有機ガス分離部6と、無機ガス分離部5から放出された前記無機成分及び有機ガス分離部6から放出された前記有機成分を検知する検知部7と、を備える。 (もっと読む)


【課題】厚い断熱材を用いなくても高い断熱性を確保することができる試料加熱装置を提供する。
【解決手段】分析試料を加熱するためのオーブンとオーブンの周囲を覆う断熱材の間に、熱伝導率の低い空気の層を断熱層として形成する。これにより、従来よりも高い断熱性を確保することができる。空気から成る断熱層は薄くても十分な断熱効果が得られるため、従来の装置よりも断熱材を薄くすることができ、装置を小型化することができる。 (もっと読む)


分析用のサンプルの調製に使用するための方法及びサンプル保持アセンブリが記載されている。公知の技術では、蒸発器を使用するサンプルの濃縮に続き、濃縮溶液が、ピペットを使用して分析装置と適合性があるより小さなバイアルに人間の手によって移送される。このことは、サンプルの損失をもたらし、クロス汚染の危険性がある。本発明の方法を使用すると、サンプルがバイアル内に直接濃縮される。本方法は、一方の端部で開放し、他方の端部で閉鎖している濃縮管(4)にサンプルを収集するステップを含み、閉鎖端は選択的に開放できる。バイアル(8)は開放端に結合され、管は反転され、閉鎖端は開放され、次に、濃縮サンプルがバイアルに閉じ込められるまで、開放端部を介してサンプルから溶剤が蒸発される。本発明の方法に使用するためのサンプル保持アセンブリも記載されている。サンプル保持アセンブリは、濃縮管(4)と、バイアル(8)を管の開放端に結合して管とバイアルとの間の流路を規定するためのアダプター装置(6、106)とを備える。
(もっと読む)


【課題】気化体積が大きい溶媒を含む試料と高沸点成分を主成分とする試料の両者を再現性よく測定する。
【解決手段】気化体積が大きい溶媒を含む試料を分析する場合に、ハウジング1とヒータブロック22の間の上方に設けられた空隙が、ヒータの熱をインサート2上部に伝わり難くすることで、気化する試料の体積がインサート2内部の体積を超えることを防ぐことが可能になり、気化体積が大きい溶媒を含む試料を再現性よく分析できる。一方、高沸点成分を主成分とする試料を測定する場合、空隙に熱伝導スペーサ32を装着して分析を行うことで、空隙の部分のヒータブロック22とハウジング1間の熱伝導がよくなり、高沸点成分を主成分とする試料の高沸点成分の気化を促進することができ、高沸点成分を主成分とする試料を再現性よく分析することができる。 (もっと読む)


1 - 10 / 36