説明

国際特許分類[G01N30/72]の内容

国際特許分類[G01N30/72]に分類される特許

141 - 150 / 493


【課題】目的成分由来の小さなピークを残し、クロマトグラムに重畳したバックグラウンドノイズを適切に除去する。
【解決手段】長さの相違する同種の2本のカラム4A、4Bを用いて目的試料をそれぞれGC/MS分析し、クロマトグラム作成部61でそれぞれマスクロマトグラムを作成する。保持指標換算部62はこれらの時間軸をn−アルカンを基準物質とした保持指標に換算した保持指標ベースのマスクロマトグラムに変換する。その2つのクロマトグラム上では同一成分由来のピークはほぼ同じ位置に現れ、ランダム性のノイズによるピークは同一位置には生じない。そこで、2つのクロマトグラムデータをf(t)、g(t)として適宜の重み関数を設定した重み付け畳み込み演算処理を行うことで、目的成分由来のピークを抽出し、ノイズピークを除去する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、ペプチド・タンパク質の修飾又はサブユニット構造差異の検出が可能な新規のプロテオーム解析法を提供することにある。
【解決手段】細胞抽出液から、分子量50kDa以上のタンパク質を分離・回収し、2次元液体クロマトグラフィ(2D−LC)により分画した。得られたタンパク質の各画分をMALDI−TOF−MS型質量分析計により分析し、タンパク質の同定を行った。このプロテオーム解析によって得られたデータから修飾タンパク質検出のためのマイニング方法を検討し、各タンパク質の2D−LCの溶出位置(マッピング情報)と質量分析により検出・同定したペプチドイオンのトータルスペクトラで量的な重みを加えて3次元化した。この結果、ビメンチン及び熱ショックタンパク質について、複数の溶出ピークが検出されることを見い出し、本発明を完成するに至った。 (もっと読む)


【課題】MS/MS分析のためのプリカーサの選択の自動的に行うとともにその選択の精度を上げ、未知成分の同定の効率化と精度向上とを図る。
【解決手段】目的試料に対する1回目のLC/MS分析により、m/z、強度、時間の3次元データを収集し(S1、S2)、分析終了後に予め設定されたm/z範囲のデータを用いてマスクロマトグラムを作成する(S3)。そのマスクロマトグラムに対しピーク検出を行い、ピークに対応するm/zを含むピーク情報を収集する(S4、S5)。ピーク強度が所定の閾値以上のものを抽出し、同一成分に由来するとみなせるピークを除いて、プリカーサイオンリストを作成するとともに、同一時間に出現する複数のピークに対応した成分のMS/MS分析を実行できるようにスケジュールを設定する(S7)。このスケジュールに従い目的試料に対して1回以上のLC/MS/MS分析を実行し、それにより得られたデータに基づいて成分同定を実行する(S8〜S11)。 (もっと読む)


【課題】 物質の構造に関する情報の取得効率を向上し、測定及び物質同定の時間を短縮することのできる質量分析方法を提供する。
【解決手段】 イオントラップ型質量分析装置を用いた質量分析システムにおいて、試料をイオン源でイオン化し、イオントラップ内に蓄積した全イオンに対し、高周波電圧を印加しない低フラグメント化スペクトルと、質量電荷比に依存した周波数をもつ高周波電圧を印加した高フラグメント化スペクトルを取得し、両スペクトルを比較することで、解離しやすい物質を探索することを特徴とする質量分析方法を開示する。 (もっと読む)


【課題】PGD産生のバイオマーカーとなり得る新規なPGD代謝物を提供する。また、生体試料に含まれるPGD代謝物の検出方法及び測定方法、該PGD代謝物を検出及び/又は測定するPGD関連疾患の診断方法、並びにPGD代謝物を検出するための診断用キットを提供する。
【解決手段】生体試料を、逆相カラムを用い、溶離液として水系溶媒と水溶性有機溶媒との混液を用い、プロスタグランジンD2を標品として、液体クロマトグラフ質量分析のネガティブイオンモードによる分析に付す。 (もっと読む)


【課題】イオン導入管の入口端に対するイオン化プローブからの噴霧流の中心軸の角度(噴霧角)の調整を可能とするとともに、そのためにハウジングに形成した開口を有効に活用する。
【解決手段】イオン化室2を内部に形成するハウジング23は、噴霧角が45°、90°になるような位置にプローブ装着開口24、25を有する。両プローブ装着開口24、25にはイオン化プローブ20の装着が可能であるとともに、イオン化室2内を透視するための透明窓を有する窓部材30の装着も可能である。そこで、いずれか一方のプローブ装着開口24、25にイオン化プローブ20を装着したとき、使用しない他方のプローブ装着開口に窓部材を取り付ける。それにより、その窓部材30の透明窓を通してイオン導入管30の入口端30a付近の汚れ状況などを確認することができる。 (もっと読む)


【課題】微量の試料で塗膜の劣化度評価が可能なこと、および劣化による塗膜の組成変化を直接に分析することにより、高い精度で塗膜の状態を評価可能な劣化度評価方法を提供をする。
【解決手段】熱分解ガスクロマトグラフィー質量分析法により、塗膜中の樹脂を構成するモノマー成分と造膜助剤を同時に分析し、その組成比から塗膜の劣化度を推定することを特徴とする塗膜の劣化度評価方法であり、劣化した塗膜の成分を直接分析することが出来るため精度の高い劣化度評価方法となるものである。 (もっと読む)


【課題】ペプチドやタンパク質のアミノ酸配列を質量分析法によって解析する際に、ラベル化を行うことにより、b系列のみを強く検出するようにしたアミノ酸配列解析方法を提供することを目的とする。また、液体クロマトグラフ質量分析計を用いてジペプチド等の親水性物質を解析する際に、ジペプチドを確実にカラム中に保持させることができるアミノ酸配列解析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ペプチド又はタンパク質のN末端に、6−アミノキノリル−N−ヒドロキシスクシンイミジルカルバメートを反応させてラベル化し、該ラベル化したペプチド又はタンパク質のアミノ酸配列を質量分析法によって決定するアミノ酸配列解析方法からなる。 (もっと読む)


本発明は、化合物のリスク分類のための毒物学的評価の分野に関する。具体的には、肝臓毒性を診断する方法に関する。また、化合物が被験体において肝臓毒性誘導能があるかどうかを判定する方法、及び肝臓毒性の治療用薬物の同定方法にも関する。さらに本発明は、少なくとも5つの代謝物質の特性値を含むデータ集合、該データ集合を含むデータ記憶媒体、並びに肝臓毒性を診断するためのシステム及びデバイスに関する。最後に、本発明は、被験体において肝臓毒性を診断するための診断用デバイス又は組成物の製造のための、代謝物質群又はそれらの測定手段の使用に関する。各性別について、異なるメタボロームパターン、すなわち異なるアナライトセットを開示する。肝臓毒性マーカーは、主に、遊離脂肪酸から選択されるが、様々なホスファリジルコリン、ヒドロキシフェニルピルビン酸、α-トコフェロール、コレステロール、ミオ-イノシトール-2-一リン酸、4-ヒドロキシスフィンガニン、セラミド(d18:1, C24:1)、セラミド(d18:2, C24:0)、スフィンゴミエリン(d18:1, C16:0)、1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスファチジル-L-セリン、18:1リゾホスファチジルコリン、コエンザイムQ9、グルコース、グリセロール、グリセロールリン酸、リン酸塩、5-メトキシスフィンゴシン、エリトロスフィンゴシン、トレオニン、ジアシルグリセリド及びトリアシルグリセリドも含む。 (もっと読む)


本明細書に記載のいくつかの実施形態は、マイクロ流体素子を含むクロマトグラフィーシステムに向けられる。マイクロ流体素子は切換弁に流体連結されて、クロマトグラフィーシステム内の流体の流れを選択的に制御し得る。いくつかの実施例では、マイクロ流体素子は、システム内の流体の流れをさらに制御し得る充填チャンバ、バイパス制限器または他の特徴を含み得る。当該素子を用いた方法、および所望の流量を提供するための長さおよび径の計算方法も記載される。
(もっと読む)


141 - 150 / 493