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国際特許分類[G01N5/04]の内容

国際特許分類[G01N5/04]に分類される特許

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【課題】スラグをはじめとする試料の水和膨張性を、安価な設備で簡易に測定するための、試料の水和度を評価する方法及び水和度の評価装置を提供する。
【解決手段】粉状の試料の付着水分を乾燥除去して秤量し、該試料を水分が存在する環境で100℃以上の温度に保持し、その後該試料の付着水分を乾燥除去して秤量し、処理前後の秤量値の差に基づいて試料の水和度を評価する方法である。これにより、試料の水和余力を評価できる。また、粉状の試料を水分が存在する環境で100℃以上の温度に保持し、該試料の付着水分を乾燥除去した後、該試料に熱を加えて昇温中又は昇温前後における質量変化量を測定することにより試料の水和度を評価する方法である。これにより、試料の水和能力を評価できる。 (もっと読む)


【課題】電気機器における非破壊試験による熱劣化診断は困難である。
【解決手段】電気機器絶縁層の熱劣化度を診断するものであって、TG−DTA装置から得られる絶縁材料の重量変化時における熱重量減少曲線の第一次重量減少量と第二次重量減少量の比率からマスターカーブを作成し、このマスターカーブに前記電気機器より採取された試料のTG−DTAによる分析結果と照らし合わせて熱劣化度を判断するものにおいて、
前記電気機器絶縁層から採取した絶縁材料に対して、予めワニス除去処理を施したものである。 (もっと読む)


【課題】電気機器の外観に損傷を与えず、試料を容易に採取する。
【解決手段】TG−DTAから得られる絶縁材料の重量変化時の熱重量減少曲線の積分曲線の第一次重量減少量と第二次重量減少量の積分減量カーブを微分値に変換して微分ピークとした後、微分多重ピーク分割処理し、第二次重量減少ピーク面積値を第一次重量減少ピーク面積値で除して重量減量比を算出し、この重量減量比をTG−DTAの指標値として従来手法で得られた重量減少率との相関を取ってマスターカーブを作成し、このマスターカーブと電気機器から採取された試料のTG−DTAによる測定、分析結果とを照合する。そして、電気機器のTG−DTAによる一次導体1近傍の測定対象部位に機器モールド時に試料採取用の絶縁材料2を設ける。 (もっと読む)


【課題】試料の温度を監視又は制御しながら揮発分含有量を判定する器具。
【解決手段】揮発分含有量を求めようとする試料を入れるキャビティと、マイクロ波をキャビティに導入するための第1供給源と、第1供給源により導入された周波数とは異なる周波数の放射熱をキャビティに導入するための第2供給源と、キャビティ内で試料の重量を測定するための分析用の秤と、試料の温度を測定するための温度センサとプロセッサからなり、各周波数のマイクロ波と放射エネルギーのキャビティ内への導入を、温度センサが測定した温度に応じて制御し、第1供給源からのマイクロ波と第2供給源からの放射熱に対し、プロセッサが秤上の試料の重量変化に基づいて試料の揮発分含有量を判定することができるほど十分に乾燥させるまで、試料の温度を制御する。 (もっと読む)


【課題】熱膨張補正により測定した重量データを正確に補正できるようにした。
【解決手段】差動型熱天秤装置1は、サンプル側及びリファレンス側のそれぞれに天秤ビーム10、20が設けられ、天秤ビーム10、20の各々の先端にサンプル又はリファレンス物質を収容する容器を載せ、天秤ビーム10、20のサンプル側とリファレンス側との重量差を測定するものであり、サンプル側及びリファレンス側のそれぞれの天秤ビーム10、20における熱膨張に伴う重量変化分を計算し、天秤ビーム10、20毎に測定したそれぞれの重量データを補正する第一補正手段と、補正したサンプル側及びリファレンス側の重量データ同士の差を算出する第二補正手段とを有している。 (もっと読む)


【課題】カーボンブラックと分散剤と有機溶剤を含む組成物中のカーボンブラックの定量について、精確な分析値を得ることができる定量分析法を提供する。
【解決手段】カーボンブラックと分散剤と有機溶剤を含む組成物のカーボンブラックの定量方法として、カーボンブラックと分散剤と有機溶剤を含む組成物の重量を秤量(W1)したのち、秤量した当該組成物を減圧乾燥して、当該組成物中の有機溶剤を揮散除去し、得られた乾燥物の重量を秤量(W2)し、秤量した乾燥物と、当該組成物に使用されている分散剤単体を有機元素分析法で、当該乾燥物中の炭素(C1)および水素(H1)ならびに分散剤単体の炭素(C2)および水素(H2)の含有率(wt)をそれぞれ算出し、当該乾燥物中の分散剤由来の炭素(C3)の含有率、当該乾燥物中のカーボンブラック由来の炭素(C4)の含有率を算出して、これらをもとにカーボンブラックの含有率(C5)を算出する。 (もっと読む)


【課題】プラスチックが亜臨界流体により分解される水酸化アルミニウムを含有している場合におけるプラスチックの分解率を正確に算出する。
【解決手段】プラスチックを分解する条件に合わせて水酸化アルミニウム単体を亜臨界流体を用いて分解処理し、水酸化アルミニウム単体の重量の減少量を測定し、水酸化アルミニウムを分解処理することにより得られた残渣を水酸化アルミニウムがベーマイトに変化し、且つ、プラスチックが分解する温度以上の温度で加熱処理し、残渣の重量の減少量を測定し、水酸化アルミニウムを含有するプラスチックを亜臨界流体を用いて分解処理し、プラスチックの重量の減少量を測定し、水酸化アルミニウムを含有するプラスチックを分解処理することにより得られた残渣をプラスチックが分解する温度以上の温度で加熱処理し、残渣の重量の減少量を測定し、4つの工程により測定された4つの減少量を用いてプラスチックの分解率を算出する。 (もっと読む)


【課題】吹付け耐火材、スレート板などの材料に含まれるアスベストを、簡易に定性・定量分析することが可能で、しかも少量混在するアスベストの分析にも適用可能である、アスベストの簡易分析方法を提供すること。
【解決手段】試料となる繊維状物質を含む材料を熱重量分析に付してその微分熱重量曲線を解析し、それにより得られる解析結果に基づいて前記材料中のアスベスト種を決定して定性分析すると共に、予め求めておいたアスベスト量とピーク特性との相関を用いて、材料中のアスベスト含有量を定量分析することにより、アスベストの分析を簡易に行う。試料を希釈した塩酸や酢酸の水溶液で前処理し、炭酸ガスによる妨害ピークを除去した後に熱重量分析に付すこともできる。 (もっと読む)


【課題】試料に照射する輻射エネルギの分布を改善し、試料から水分を離脱させる脱水能力が損なわれることがないようにする。
【解決手段】重量計測式水分量測定のための測定装置10は、少なくとも1つの輻射エネルギ放出機構11と、計量セル43と、この計量セルと連結可能な試料載置部材60とを備えている。輻射エネルギ放出機構は、荷重方向に関して試料の上方及び/または下方に配設される。輻射エネルギ放出機構と試料との間に、回転可能に支持された伝熱機構60が配設されており、輻射エネルギ放出機構の輻射エネルギの少なくとも一部を吸収することができ、また、その吸収した輻射エネルギを、輻射熱の形態の輻射エネルギとして、この伝熱機構の少なくとも1つの輻射エネルギ放出面12を介して試料へ受渡すことができ、また回転可能であることから、試料の表面の全域にその輻射エネルギを照射することができる。 (もっと読む)


【課題】測定装置の運転中に含有水蒸気濃度が上昇する気体を、試料と前記輻射エネルギ放出面との間の空間から排除する。
【解決手段】本発明に係る重量計測式水分量測定のための測定装置10は、少なくとも1つの輻射エネルギ放出機構11と、計量セル43と、この計量セルと連結可能な試料載置部材60とを備えている。試料載置部材は、この試料載置部材に試料62を載置することと、この試料載置部材から試料を除去することとが可能に構成されている。輻射エネルギ放出機構は輻射エネルギ放出面12を有しており、この輻射エネルギ放出面は、試料に対向して試料の表面の略々全域に均一強度の輻射エネルギを照射するようにしてある。この測定装置は、この測定装置の運転中に含有水蒸気濃度が上昇する気体を、試料と前記輻射エネルギ放出面との間の空間から排除するための排除機構を備えている。 (もっと読む)


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