説明

国際特許分類[G01R33/3815]の内容

国際特許分類[G01R33/3815]に分類される特許

11 - 20 / 176


【課題】本発明の課題は、急速消磁時の輻射シールドの電磁力変形と撮像時の傾斜磁場コイルの漏れ磁場に起因する振動誤差磁場を同時に抑制することである。
【解決手段】超電導線を巻回した超電導コイルと、超電導コイルを少なくとも1つ内包する冷媒容器と、冷媒容器を覆う輻射シールドと、輻射シールドを覆う真空容器と、撮像空間に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイルから成る超電導磁石装置において、輻射シールドの周方向の一部を周囲より高抵抗の部材に置き換え、低抵抗部材との複合材として構成し、その高抵抗領域の位置が傾斜磁場コイルからの漏れ磁場が少ないX方向傾斜磁場軸とY方向傾斜磁場軸の中間方向であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】液体ヘリウム系への熱侵入量の増加を招くことなく、磁性体を強固に支持する。
【解決手段】超伝導磁石装置1は、撮像領域FOVを挟んで上下に対向配置され、磁場を発生する少なくとも一対のメインコイル11、およびメインコイル11と逆方向の磁場を発生する少なくとも一対のシールドコイル12と、メインコイル11およびシールドコイル12を液体ヘリウム中に収納する液体ヘリウム容器30と、液体ヘリウム容器30を内包して真空断熱する真空容器10A,10Bと、を有し、真空容器10A,10B内における液体ヘリウム容器30の外部に設けられた断熱材を介して、液体ヘリウム容器30に直接支持される磁性体を備え、磁性体の反撮像領域FOV側には、磁性体を所定の温度まで冷却するための冷却手段が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】マグネットの安定性の改善を達成するような改良型の支持構造をもつ超伝導マグネットを提供すること。
【解決手段】少なくとも1つの超伝導コイルと、該超伝導コイルに結合された少なくとも1つの支持部材と、これら超伝導コイルと支持部材の間にある少なくとも1つのコンプライアント界面と、を含むような超伝導マグネットについて記載している。超伝導コイルは半径方向を規定している。超伝導コイルは、半径方向と実質的に直交した軸方向で超伝導コイルを支持している。コンプライアント界面は、超伝導マグネットが付勢されたときに半径方向に移動するように構成されている。 (もっと読む)


本発明は、低雑音冷却装置を提供する。この冷却装置は、外部容器及び内部容器を含み、外部容器と内部容器との間は、真空状態の断熱層を形成し、内部容器は、液体冷媒を含むデュア、内部容器の内部に配置され、液体冷媒に浸る事前磁化コイル、液体冷媒に浸るピックアップコイル、及びピックアップコイルに電気的に連結され、液体冷媒に浸るSQUIDを含む。事前磁化コイルは、超伝導体で形成される。
(もっと読む)


【課題】開放構造の超電導磁石でもクライオクーラーの着脱作業が安全で容易に行うことができるメンテナンス方法を提供する。
【解決手段】超電導磁石103のクライオクーラー装着位置に対して所定位置に予め設定した線に沿ってクライオクーラー106を移動させ、クライオクーラー106を超電導磁石103から取り外しまたは取り付ける。例えば、超電導磁石103あるいは周辺部に取付けた軌道401と、クライオクーラー106を搭載し、軌道401に沿って移動する移動体407とを用いる。これにより、交換前後のクライオクーラー106の位置合わせを容易におこなうことができるとともに、超電導磁石103の磁場によるクライオクーラー106の引き寄せに対抗できる。 (もっと読む)


【課題】従来技術によれば、10K以下で運転される超電導磁石ではクエンチによる焼損からの保護はできるが、10K以上になると、クエンチによる焼損からの保護は困難、という課題がある。
【解決手段】当該超電導磁石は、超電導芯線と母材からなる超電導線材と、超電導線材を複数回巻き回された巻き枠を備え、超電導線材の間に金属部材が挿入され、金属部材と複数の超電導部材は、電気的及び熱的に接触している。金属部材が1つ以上のスリットにより巻き枠の周方向又は軸方向に対し複数に分割されてもよい。 (もっと読む)


磁気共鳴撮像(MRI)装置に使用する超電導磁石を冷却するとき、2段の冷凍機42は、作動ガス(例えばヘリウム、水素等)を約25Kに冷却するための第1段の冷却器52を用いる。この作動ガスは、磁石20が約25Kになるまで、対流によって配管システムを移動する。磁石20がひとたび25Kに達したら、ガス流は止まり、第2段の冷却器54は磁石20をさらに約4Kに冷却する。
(もっと読む)


遮蔽され、電磁的に非対称であり、ストレスの低い磁石を用いて患者側の近傍に良好なサイズのイメージング領域を形成する磁気共鳴システムが提供されている。磁石は2層構造となっている。一次層では、磁石は、その2つの端部に少なくとも2つの最強コイル(端部側コイル)を有しており、これらの端部側コイルでは、同一方向に向けて電流が流れる。磁石は、端部側コイルの近くに、その端部側コイルとは反対の方向に向けて電流が流れる少なくとも1つのコイルを有するようになっていてもよい。磁石には、一次層の中央領域に複数(4〜7)の小さなサイズのコイル(大きな端部側コイルに比べ)が用いられており、これらのコイルはイメージング領域の中心に対して非対称に配置されている。磁石は、複数(1〜5)の遮蔽コイルによって保護されており、これらの遮蔽コイルには、電流が、一次層の端部側コイルの方向とは反対の方向に向けて流れている。従来のショートボア磁石と比較して、本発明の磁石は、イメージング領域が著しく拡大されたアクセス可能なイメージング領域を提供し、たとえば体の一部のイメージングまたは全身のイメージングに用いることができる。
(もっと読む)


【課題】単純な冷媒送達システムを有する冷却システムを提供する。
【解決手段】超伝導マグネット(78)を冷却するため、クライオスタットの冷却経路内にクライオスタット外部にある入力部分から気体を導入する。冷却経路内の熱交換器はクライオスタット外部にある冷凍機(86)によって冷却される。熱交換器からの低温気体または液体冷媒は接続チューブを通ってマグネット冷却チューブまで流れる。低温気体を高温気体に、又は液体冷媒をボイルオフ気体にすることによって超伝導マグネットからの熱が除去される。高温気体の再冷却またはボイルオフ気体の再凝縮を行い超伝導マグネットを超伝導温度までさらに冷却するために、高温気体またはボイルオフ気体を熱交換器に戻すように送達させる。超伝導マグネットを超伝導温度未満に維持するために閉ループとなった冷却経路を形成するように入力部分が閉じられる。 (もっと読む)


【課題】 超電導磁石の消磁や励磁回数を少なくして、超電導磁石のクエンチの防止および液体ヘリウムなどの寒剤の消費低減を図り、かつシミング調整工数の低減を可能にする。
【解決手段】 円筒状の超電導磁石3により、被検体が配置される円柱状ボア6に均一な静磁場を発生し、前記円柱状ボア6の内周軸方向に前記静磁場の均一度を調整する磁性体シムを収納したシムトレイによる磁場調整手段を備える。この磁場調整手段は、所要の磁性体シム量を収納した複数の第1シムトレイ1aと、この第1シムトレイ1aの磁性体シム量よりも少ない磁性体シム量を収納した複数の第2シムトレイ1bと、を備え、これらのシムトレイを前記円柱状ボア6の軸中心より、ほぼ同一径の位置に、前記超電導磁石3の周方向に任意の角度間隔に配置する。そして、前記第1のシムトレイ1aを取り付け、前記超電導磁石3を励磁して静磁場の粗調整を行い、この励磁状態を保ったままで、前記第2シムトレイ1bを取り付けて静磁場の微調整を行う。 (もっと読む)


11 - 20 / 176