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国際特許分類[G01V9/02]の内容

国際特許分類[G01V9/02]に分類される特許

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【課題】 簡便な手法により熟練者でなくても短時間の計測で地下水の水みちの存在とその地表面からの深度を算出でき、且つ、計測精度が良好で、周辺環境へ与える負荷が小さい地下水検層法、及びその地下水検層法に用いられる感知器並びに測定装置を提供する。
【解決手段】 感知器2を所定の速度でもってボーリング孔内に下降させ、第1の温度センサ(22)と第2の温度センサ(23)とで感知した発熱体(21)の温度及び感知器2周囲の水温を同時に所定時間毎に計測し、発熱体の温度が水温と線形関係にある平衡温度の要素と地下水の水みちからの水流の影響による変化温度の要素とからなるものであることと平衡温度が水温と線形関係にあることを利用して、発熱体温度と、該温度と同時に計測した水温とからその計測深度毎に変化温度を算出し、変化温度が急激に変化している計測深度を探し出すことにより地下水の水みちが存在する深度を求める。 (もっと読む)


【課題】表層の地下水位を正確に求めることができ、安全率の精度が高い斜面の表層崩壊の安全率計算装置および計算方法を提供する。
【解決手段】まず安全率計算装置は、表層データを複数の領域データに分割し、領域データごとの動水勾配を求め、水の流出方向を動水勾配の正負から求める。
この時、隣接する領域データ間で流出方向が交差する場合は、交差する領域の境界に沢を設ける。
次に、領域データごとに、動水勾配、水の流出方向および降雨量をもとにして水の流入量と流出量を求め、流入量と流出量をもとにして平均飽和度を求める。
ここで、平均飽和度が一定値より大きい場合は、平均飽和度と地下水位比の関係を示す近似式に平均飽和度を代入して領域データ内の地下水位を求め、一定値以下の場合は、地下水位を0とする。
最後に、求めた地下水位から領域データ内の安全率を求める。 (もっと読む)


【課題】本発明は、固液界面反応の評価を精度よく行うことができる固液界面反応評価装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、トレーサ物質を含む溶液を流通させるように評価対象物3(固相)の表面に沿うように形成された流路5と、前記流路5を通過した前記溶液中の前記トレーサ物質の濃度変化を測定する放射線計測装置(濃度測定手段)とを備える固液界面反応評価装置A1において、前記流路5内における前記溶液の圧力を制御するバルブ6(圧力制御手段)を更に備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、地下環境が有する核種の閉じ込め能力を、短時間で正しく評価することができる地下環境評価装置を提供することにある。
【解決手段】本発明の地下環境評価装置A1は、地下の岩盤3の表面に沿うように形成された薄層流路4と、前記薄層流路4にトレーサを含有する第1液を供給する第1液供給部と、前記薄層流路4にトレーサを含有しない第2液を供給する第2液供給部と、前記薄層流路4の出口でのトレーサの濃度を測定する濃度測定手段7とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】空間的な整合性を保ちながら、局所的な動水勾配を取得できる地下水流動評価方法を提供すること。
【解決手段】地盤1にボーリング孔3を削孔し、適切な長さのコア5を得る。また、原位置における地下水流速を取得する。次に、流速制御による透水試験装置7の三軸試験セル25内にコア5を設置し、コア5に側圧を印加して地圧相当の拘束圧σcで拘束する。その後、コア5への注水の流速を原位置で取得した地下水流速と同条件となるように制御しつつ、シリンジポンプ本体9の注水ポンプ17aから注水配管21を介して三軸試験セル25内のコア5に注水し、コア5からの排水を排水配管23を介して排水ポンプ17bに還流させて、コアの注水側と排水側の差圧を計測する。そして、計測した差圧をコア5の供試体長27で除することにより動水勾配を、コア5に与えた地下水流速を動水勾配で除することにより透水係数を取得する。 (もっと読む)


【課題】短時間かつ低コストで、しかも高精度に地下水の流れ状態を推定できるようにする。
【解決手段】先端外周面に掘進用の螺旋羽根101aが設けられた鋼管101内に、芯管03に巻回された被覆ニクロム線(ヒーター102)、芯管103内に設けられた発泡スチロール等の断熱材104、鋼管101内表面の一定高さ位置に等間隔で配設された8個の温度センサ105等が設けられている。ある測定点(ある熱電対)における温度変化ΔTが最も大きく、それに対向する他の測定点(熱電対)における温度変化ΔTが最も小さくなっている場合、地下水流向は、上記ある測定点が下流に位置し、上記他の測定点が上流に位置するものと推定される。 (もっと読む)


【課題】 地下水流の流動を阻害することにより発生する地盤の性状変化、水質変化、及び構造物の不安定化などの環境影響を回避し、地下構造物築造の実施工過程において調査を伴いかつ実態の把握を可能とした施工方法を提供すること。
【解決手段】 ニューマチックケーソン工法の施工過程において、作業室内で地下水流の実態及び性状を調査し、仮設井戸及び付帯設備の設置により一旦地下水流を地上部経由で切り廻し、本設井戸及び通水路の設置により地下水流の流水路を変更させた上で、仮設井戸を撤去する。 (もっと読む)


【課題】地震予知や温泉・地下水観測等のために、地下水及び地下ガスの継続的な監視を行うことを可能にする、地中の気液混合流体の観測装置を提供する。
【解決手段】掘削孔内より水とガスとの混合流体を汲み上げる揚水手段CPと、揚水手段CPにより汲み上げられた水とガスとを分離する気液分離手段CYと、気液分離手段CYにより分離された水の量を測定する水量測定手段FMと、水質を測定する水質測定手段WMと、気液分離手段CYにより分離されたガスの分析測定手段QMSと、水量測定手段FMと水質測定手段WMとガスの分析測定手段QMSによる測定データを記録する記録手段RC1,RC2,RC3とを備えている。 (もっと読む)


【課題】地下水の流向及び流速によって絶えず動きが把握できるような目印となる「ひも、棒」などを、ボーリング孔内で複雑な挙動を示す地下水流向流速を把握でき、ボーリング孔に設置するタイプの地下水流向流速計について、ボーリング孔の軸心線に地下水流向流速計の軸心線をあわせて設置しなくとも測定できる地下水流動測定装置を提供する。
【解決手段】ボーリング孔と、地下水の流向流速計と、取付部材とを備え、地下水の流向流速計の軸心線とボーリング孔の軸心線とを一致させての設置を要しない地下水の流向流速測定装置であり、地下水の流向流速計は、地下水の流向流速計の軸心線をボーリング孔の軸心線上に一致させての設置でなくとも、地下水の正確な流向流速が測定可能とされたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】1箇所または複数箇所以上の地下水流の監視を遠隔操作により簡単かつ低コストでしかも長期間にわたり観測できるようにする。
【解決手段】地下掘削孔内に設置された流速流向計と、該流速流向計を遠隔操作可能な観測操作部と、該観測操作部の観測データを管理するサーバーとからなる。これにより特定箇所のみならず、監視が必要とされる複数の地域における地下水流の監視を無人で同時的に、しかも長期間にわたり継続しておこなうことができるために、低コストでしかも正確かつ効率的に、また遠隔操作が可能となる。 (もっと読む)


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