説明

国際特許分類[G01V9/02]の内容

国際特許分類[G01V9/02]に分類される特許

11 - 20 / 48


【課題】 斜面の土中水分量と地下水位を測定することで斜面崩壊の発生を予知する斜面崩壊予知システムにおいて、設置作業やメンテナンス作業の負担を増すことなく、単一の装置で土中水分量と地下水位の両方を測定可能とする手段を提供する。
【解決手段】 本発明に係る土中水分水位検出装置3は、一端が密封され他端が開口された管状の部材で土中21に埋め込まれる超音波導波管6、及び超音波導波管6の密封側に設けられる超音波送受信素子を有する検出器5と、反射波32の最大振幅に基づいて土中水分量を検出する一方、超音波30の送信から反射波32の受信までに要する伝播時間に基づいて地下水位面33の位置を検出する制御部25と、を備えるものである。また、斜面崩壊予知システム1は、土中水分水位検出装置3が斜面2に設置され、制御部25が、反射波32の最大振幅及び伝播時間に基づいて、斜面2が崩壊する旨の警報を発するものである。 (もっと読む)


【課題】ボーリング孔内の試験区間における試験装置周囲の空隙をごく僅かにすることを可能とする。
【解決手段】柱状のパッカー芯部材としてのパッカー芯金2と、該パッカー芯金2の外周面を覆い軸心方向の両端寄りの部分がパッカー芯金2に固定される筒状のパッカーラバー4と、を有し、パッカー芯金2の軸心方向の片端面からパッカー芯金2の外周面へと通じる通路2aによってパッカー拡張ラインを形成し、該パッカー拡張ラインを利用して拡張圧をかけ拡張させてパッカーラバー4を試錐孔21の孔壁21a周面に押し当てて両ピストン3A,3B周囲の水密性を確保して試験区間を形成すると共に試験ラインを介して水理試験を実施するようにした。 (もっと読む)


【目的】低流速域に対応させる、例えば長い浮きセンサで形成した測定体であって、前記低流速域での反応を敏感に取得できる地下水流動装置であっても、その測定体で同時に流れの速い、すなわち高流速の地下水流速も計測できる測定可能流速の範囲を大幅に改善させた地下水流動装置を提供することを目的とする。
【構成】地下水内での被撮像物の揺動状態を撮像手段で撮影し、被撮像物の撮影像から地下水の流速と流向を連続かつ長時間測定可能な地下水流動測定装置であり、装置本体内には、上部側に収納された撮像手段と、下側に設けられ地下水が通過する測定部とを有し、測定部底面からは揺動可能な測定体が鉛直方向に延出して立設され、測定体の頂部には地下水の遅い流速が計測可能な標点が形成されると共に、測定体の基部から頂部に亘っては、地下水の速い流速が計測可能な標点が間隔をあけて形成され、複数の標点が被撮像物とされた、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】地盤内を伝播する地下ガス体の流動を正確且つ早期に検知することができる地下ガス体の流動検知方法を提供することにある。
【解決手段】地盤2内を伝播するガス体の流動状況を検知する、地下ガス体Cの流動検知方法であって、前記地盤2内に、内部が地下水6で満たされる穴部3を設け、前記穴部3の長手方向に、温度分解能が0.01度以上0.1度以下で、距離分解能が0.05m以上0.25m以下の分布型温度計を用いた計測部11を延在させ、前記計測部11を用いて、前記地下水6の温度分布を同時計測し、前記地下水6の温度分布の位置変化及び時間変化から、前記地下ガス体Cの流動状況を把握することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な操作及び装置構成により、地盤の地下水位を正確に能率よく測定できる方法を提供する。
【解決手段】長さ方向所定間隔置きに内外を透通する横穴11を設けた中空ロッド1を地盤Gの所定深さまで垂直に貫入させたのち、電気抵抗の変化を検出する機能を備えた計測器4Aに接続した計測用絶縁ケーブル3Aを中空ロッド1内に挿入し、絶縁ケーブル3Aの先端側の電極部31aが中空ロッド1内に浸入した地下水Wの水面WFに達した際の電極間の電気抵抗の変化を検出し、検出時の絶縁ケーブル3Aの挿入長さから地下水位WLを測定する。 (もっと読む)


【課題】切羽上の湧水を特定することで地下水の状態を精度良く評価することができる。
【解決手段】本発明に係る地下水状態評価システム1は、切羽Fから放射される熱赤外線を検知し、熱赤外線の強度を解析して温度分布情報を求める赤外線カメラ3と、切羽Fを反射した近赤外線を検知し、近赤外線の強度を解析して切羽F上における近赤外線の強度分布情報を求める近赤外線カメラ5と、赤外線カメラ3によって求められた温度分布情報と近赤外線カメラ5によって求められた強度分布情報とに基づいて、切羽F上に生じている湧水を特定して地下水の状態を評価する演算装置7と、を備えた地下水状態評価システム1であり、切羽F上の湧水を精度良く特定することができるようになり、その結果、地下水の状態を精度良く評価できるようになる。 (もっと読む)


【課題】トレーサ粒子と地下水との密度差の影響を受けにくい地下水の鉛直流速測定方法及び装置を提供する。
【解決手段】地下水Gの測定域内に、平面上の直線又は曲線区間22を含む流路の両端にその平面と垂直な一対の開口24、26が反対向きに設けられた管路20を開口軸Aが鉛直向きとなるように配置し、管路20内にトレーサ粒子Sを流入させて直線又は曲線区間22中に浮遊するトレーサ粒子Sの水平流速Vh´を計測し、その水平流速Vh´の計測値から測定域内の鉛直流速Vpを算出する。好ましくは、両端の開口軸Aと垂直な一対の平行な平面上の直線区間22a、22bとその間の折り返し区間23とを含むU字形管路を用いる。 (もっと読む)


【課題】地下水起源解析方法、地下水起源解析システム、地下水起源解析プログラム、記録媒体、降雨涵養量演算方法及び降雨涵養量演算部を提供する。
【解決手段】流出量演算部36における地形計測部361は、地形データから対象地域を複数の流域に分割し、分割された流域において地形計測を行う。統計処理部362は、地形計測結果から水の流れ易さとの間に相関を有する複数の因子を抽出する。流出指標判定部363は、複数の因子から分割された流域の流出指標を算出する。流出量推定部364は、流域の一部の流域の流出指標と実測された流出量との相関から回帰式を導出し、導出された回帰式と分割された流域の流出指標から分割された流域の流出量を算出する。降雨涵養量演算部32aは、算出された流出量に基づいて降雨涵養量を算出する。 (もっと読む)


【課題】地下水移行経路並びに移行時間の精度高める地下水起源解析方法、地下水起源解析システム、地下水起源解析プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】地下水起源解析方法は、複数地点の水のイオン濃度情報、酸化還元性を示す水質情報及び含有される同位体比の情報を、水の特長を示す複数の指標に基づいて判定した結果を該指標を座標軸とする空間に配置される点として示し、該点間の距離に応じて地下水起源を判定することとする。 (もっと読む)


【課題】十分に高い精度のデータを効率的に取得できるトレーサ試験方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係るトレーサ試験方法は、ボーリング孔1内に設置されたパッカー2a,2bによって形成される試験区間Zと地上設備とを連通する連通管3と、試験区間Zの近傍に設けられて連通管3の流路を開閉する開閉バルブ5とを備えるトレーサ試験装置10を用いて行うものであって、開閉バルブ5を閉じた状態において、開閉バルブ5よりも上方の連通管3内をトレーサ液8で満たす充填工程と、充填工程後に開閉バルブ5を開き、試験区間Zから地盤にトレーサ液8を注入する注入工程とを備える。 (もっと読む)


11 - 20 / 48