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国際特許分類[G10K11/178]の内容

国際特許分類[G10K11/178]に分類される特許

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出力される音声信号(O)を調整する音声調整装置(190)が、あるノイズレベルを生じる環境ノイズのノイズレベル(NM)を評価するよう構成されるノイズ特性化ユニット(106,112)と、その後段でそのノイズレベル(NM)に応じて、音量利得(GV)で音声信号(O)の音量を増幅する音量増幅ユニット(140)とを含む。音声調整装置(190)は、低音又は高音ノイズ周波数のノイズ帯域における環境ノイズの追加的なノイズレベル(NL,NH)を評価するよう構成されて有される追加的なノイズ特性化ユニット(108,114)(110,116)と、この追加的なノイズレベルに基づき、追加的な利得(GB,GT)で、音声信号(O)の低又は高音声周波数の音声帯域に対応するノイズ帯域における周波数成分の振幅を増幅する追加的な増幅ユニット(150,152)とを含む。結果は、ノイズの多い環境における音声が、ノイズがない又はノイズが減少された環境であるかのように実質的に聞こえるようにすることを達成する簡単な装置となる。
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【課題】 航空機エンジンなど騒音源となる振動体に貼り付けてそれら振動体の振動および音波輻射を抑制する分布式振動吸収器を提供する。
【解決手段】 振動輻射および音波輻射の抑制のための能動型/受動型振動吸収器は二つの層を主要な層として備える。第1の層は、主平面と垂直な方向の動きを許容するように、小さい単位面積あたりの剛性を備える。第2の層はマス層である。これら二つの層を組み合わせて、振動抑制対象の主構造物の共振周波数に近い共振周波数を有する構成にする。これら二層の組合せ構成の動的振舞によって能動型/受動型振動吸収器が構成されるが、上記第1の層はその主平面と垂直な方向の動きを誘発するように電気的に駆動できる。この第1の層がもたらす特性が上記マス層の動きを誘発したり変化させたりして、それによってこの能動型/受動型振動吸収システムの動的特性を改善する。この能動型/受動型振動吸収器は複数のマス層と複数の弾性層とを互いに重ね合わせて構成することもできる。また、各マス層は一枚の連続した形状のものでもセグメント化したものでも構成でき、各マス層のそれらセグメント化部分の厚さおよび形状は多様であり得る。 (もっと読む)


【課題】エンジンノイズ等のみならずロードノイズ等のノイズ低減が可能なノイズ低減装置を提供する。
【解決手段】予め複数の参照信号パターンが記憶された参照信号パターンメモリ18から、ナビゲーション地図情報19に基づいて特定の参照信号パターンを読み出して参照信号発生部12に出力する。尚、参照信号パターンメモリ18に記憶する参照信号パターンは、車両を実際に1度走行させることにより記憶させ、2度目以降の走行時に使用してもよい。 (もっと読む)



【課題】 収束速度がいっそう向上している周期性信号の適応制御方法を提供すること。
【解決手段】 観測点24に加わる周期性信号f(n)には、角振動数ωk の抑制すべき特定成分が含まれている。適応信号発生アルゴリズム11は、振幅ak(n)および位相φk (n)の正弦波信号が合成されてなる適応信号y(n)を発生させ、伝達特性G(23)を介して相殺信号z(n)として観測点24に加え、周期性信号f(n)の上記特定成分と相殺させて誤差信号e(n)を抑制する。適応係数ベクトル更新アルゴリズム12は、二乗誤差ではなく四乗誤差を評価関数として勾配法により導出されており、上記振幅および位相を調整する。同調整は最小二乗法ではなく最小四乗法に則って行われるので、誤差信号e(n)の大きい範囲で収束速度が向上し、速やかに誤差信号e(n)が抑制される。 (もっと読む)


【課題】 小型、低コストで車室内騒音の消音に対して追従性が良く、空間内における広い周波数領域の騒音に対応して十分な騒音低減効果を得られる車室内騒音低減装置を提供する。
【解決手段】 車室内騒音低減装置は、車室内1での騒音制御点6近傍の騒音特性と相関関係となる周波数が発生する制御点6よりも上流側に配置され、この周波数を検出する車室内騒音検出手段2と、車室内1に向けて騒音と逆位相音を制御点6近傍で発生させる音波出力手段7と、音波出力手段7の近傍に設置され車室内1の残留騒音を検出して誤差信号Errorを出力する誤差信号検出手段4と、車室内騒音検出手段2からの参照信号Refと誤差信号検出手段4からの誤差信号Errorを基に、誤差信号Errorが最小となるように逆位相音を制御する適応フィルタ22を有する制御手段14とを備えている。 (もっと読む)


【目的】 制御対象システムの伝達特性の変化に対応し、特に位相遅れの大きな変化にも対応して追随し、周期性信号の影響を抑制しすることができる周期性信号の適応制御方法を提供することを目的とする。
【構成】 周期性信号d(n)に同期した1次の基本正弦波およびまたは該基本正弦波のM次(2≦M)までの高調波信号からなる適応信号を逆位相で加える周期性信号の適応制御方法1であって、時刻nにおいて周期性信号d(n)の一次角振動数ωに基づいて適応信号y(n)を発生させる適応信号発生アルゴリズム12と、適応信号y(n)の各次数(次数k=1,・,M)の正弦波の振幅akおよび位相φk 、制御対象システムの伝達特性23の位相遅れに関する収束安定係数Gk p ハットを成分とする適応係数ベクトルW(n)を、周期性信号の影響を除去すべき観測点で検知された誤差信号e(n)に基づき該時刻nの経過毎に更新する適応係数ベクトル更新アルゴリズム11とを有する。 (もっと読む)



【目的】 周期性信号のサンプリング周期の上昇に伴う演算精度の低下をもたらすことなく、システムの信号除去特性を向上させる。
【構成】 振幅ak、位相φk、角周波数ωの正弦波出力について、瞬間二乗平均誤差Jを求め、これを振幅ak及び位相φkの関数であるフィルタ係数Wi(n)により偏微分して勾配ベクトル▽n を求める。そして、フィルタ係数Wi(n)からステップサイズパラメータμと勾配ベクトル▽n との積をひく。これによりフィルタ係数の更新式が得られる。この更新式の振幅ak及び位相φkにより正弦波出力が決定される。これにより、基本周期のみから演算が可能であり、フィルタ係数及び参照信号生成のための畳み込み演算も不要になる。また、サンプリング周期が一定のため、周波数の上昇により、演算時間が短くなることもない。 (もっと読む)


【目的】 フィルタ処理における計算量を大幅に軽減できた車両の振動制御装置及び方法を提案する。
【構成】 車両振動を低減するための制御振動をスピーカから発生し、車両振動を示す振動信号をマイクにより検出することにより、周期的な車両振動を低減する車両の振動制御方法において、エンジンの基本振動数ωを検出し、検出された基本振動数の高調波成分(ω,2ω…Nω)のフーリエ級数に基づいて、車両振動を低減するための制御振動をスピーカから発生し、このスピーカと前記マイクの周波数伝達関数(hcn,hsn)とに基づいて、各高調波成分についての前記フーリエ級数の振幅成分(fcn,fsn)を更新することを特徴とする。 (もっと読む)


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