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国際特許分類[H01F37/00]の内容

電気 (1,674,590) | 基本的電気素子 (808,144) | 磁石;インダクタンス;変成器;それらの磁気特性による材料の選択 (25,313) | グループ17/00に包含されない固定インダクタンス (1,076)

国際特許分類[H01F37/00]に分類される特許

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【課題】コイルの温度を精度良く検知できるリアクトルを提供する。
【解決手段】リアクトル1は、巻線2wを螺旋状に巻回した一対のコイル素子2a、2bを互いに横並びで接続したコイル2と、各コイル素子2a、2b内にそれぞれ配置される一対の内側コア部31、及びこれら内側コア部31を連結して閉磁路を形成する外側コア部32を有する磁性コア3と、コイル2の温度を測定する温度センサ7と、コイル2と磁性コア3との組合体10を収納するケース4と、ケース4に充填されて組合体10を封止する封止樹脂6とを具える。温度センサ7は、コイル素子2a(2b)におけるコイル素子2b(2a)との対向面側において、軸方向中心領域及び高さ方向中心領域に位置するコイル素子2aのターン間に設けられている。そして、封止樹脂6によりコイル素子2a(2b)に固定されている。 (もっと読む)


【課題】直流重畳特性の改善を実現できるリアクトル用コアとその製造方法およびリアクトルを提供する。
【解決手段】絶縁被膜で覆った金属磁性粒子を加圧成形してなるリアクトル用コアMで、前記金属磁性粒子が次の構成を備える。(1)平均粒径が1μm以上70μm以下であること。(2)粒径の標準偏差(σ)と平均粒径(μ)との比である変動係数Cv(σ/μ)が0.40以下であること。(3)円形度が0.8以上1.0以下であること。ここで、円形度は、無作為に抽出した1000個以上の金属磁性粒子について断面を顕微鏡で観察し、各金属磁性粒子の面積および外周長さを算出し、以下の式により求めた値の平均値である。
円形度=4π×金属磁性粒子の面積/金属磁性粒子の外周長さの2乗 (もっと読む)


【課題】設置対象に安定して固定できるリアクトルとその製造方法を提供する。
【解決手段】リアクトル1は、巻線2wを巻回してなるコイル2と、コイル2の内外に配置されて閉磁路を形成する磁性コア3とを有する組合体10を具える。さらに、この組合体10におけるリアクトル1の設置対象側に接合される金属製の放熱板4と、組合体10の外周の少なくとも一部を覆う絶縁性材料からなる外側樹脂部6とを具える。放熱板4は、組合体10の設置対象側面よりも大きく、組合体10との接合領域外に、設置対象にリアクトル1を固定するための固定部材を挿通させる挿通孔40hを有する。外側樹脂部6は、トランスファー成形、または射出成形により形成されている。 (もっと読む)


【課題】低損失で、磁気特性が低下し難いリアクトル、このリアクトルの部品に適したリアクトル用コア、このコアの材料に適した複合材料を提供する。
【解決手段】リアクトル1Aは、巻線2wを螺旋状に巻回してなる一つのコイル2と、コイル2の内外に配置されて閉磁路を形成する磁性コア3とを具える。磁性コア3は、コイル2内に配置される内側コア部31と、コイル2の外周を覆うように設けられた外側コア部32とを具える。外側コア部32は、磁性体粉末と樹脂との複合材料から構成されている。この複合材料の断面における気泡の最大径が300μm以下である。リアクトル1Aは、外側コア部32における気泡の最大径が300μm以下であることで、低損失で、磁気特性が低下し難い。 (もっと読む)


【課題】放熱性及び強度に優れるコイル成形体、このコイル成形体を具えるリアクトルを提供する。
【解決手段】コイル成形体1Aは、巻線10wを螺旋状に巻回してなるコイル10Aと、コイル10Aの外周を覆う樹脂モールド部2Aを具える。樹脂モールド部2Aは、熱伝導率が異なる複数の樹脂で構成され、コイル10Aの設置面10dを覆う放熱部20と、コイル10Aの残部を覆う補強部21とを具える。放熱部20の構成樹脂は、補強部21の構成樹脂よりも熱伝導率が高い。補強部21は、放熱部20よりも高強度であり、コイル10Aの形状を保持する。コイル成形体1Aは、放熱部20により放熱性に優れ、補強部21により機械的特性に優れる。コイル成形体1Aを具えるリアクトルは、放熱性に優れる上に、組立作業性に優れる。 (もっと読む)


【課題】 振動やうなりを防止し、巻線作業を容易とすることで生産性に優れた線輪部品を提供すること。
【解決手段】 U字状の中空容器の形状を有する、第1の型片111と第2の型片112の嵌合部131、132を、巻き線が巻回されたコイル103の内側において嵌合して、外周にコイル103が配置された平面視が略横長環状の型110を形成する。型110の開口部121、122から、少なくとも磁性粉末よりなる磁性体101が注型され、平面視が略横長環状の磁性体101にコイル103が配置された構成となっている。 (もっと読む)


【課題】外装体の成形金型が磁性体コアを噛み込むことを防止して生産性を向上すること。
【解決手段】平角銅線をエッジワイズに巻回したコイル電極12に、一対の磁性体コア16を組み込んでコイル部品本体17を形成し、このコイル部品本体17の周囲を樹脂からなる外装体19で被覆したコイル部品の製造方法において、外装体19を形成する工程は、コイル部品本体17の巻回軸を上下方向にして成形金型24に入れてモールドするものであり、成形金型24は、コイル部品本体17の磁性体コア16の下端からコイル電極12の上端の高さまで挿入可能な下型キャビティー25と、残部を挿入可能な上型キャビティー27とからなり、下型キャビティー25の側壁面31に、凸条34を磁性体コア16の突合せ面40よりも高い位置から底面まで複数個設けたものである。 (もっと読む)


【課題】インダクタンスや直流重畳特性の低下を招くことなく、巻線からの放熱性を高める。
【解決手段】軟磁性粉と結合材を主に含有するコンポジット磁性体2と、前記コンポジット磁性体に少なくとも一部が埋設された巻線1と、前記巻線表面の少なくとも一部に近接する伝熱軟磁性体3を備え、前記伝熱軟磁性体は前記コンポジット磁性体外部への放熱経路と接続され、前記伝熱軟磁性体は、前記コンポジット磁性体よりも熱伝導率が高い線輪部品とする。 (もっと読む)


【課題】一対のJ字型鉄心を用いるリアクトルを冷却する際に、磁気ギャップから冷却器への振動伝播を抑制することである。
【解決手段】リアクトル10は、J字型鉄心を対向させて環状形状とするリアクトルコア12と、これに配置される一対のコイル50,52を含む。リアクトル10の4方の隅部に設けられる4つの保持ステイ部について、第1ギャップ部40に近い保持ステイ部64と第2ギャップ部42に近い保持ステイ部62の剛性を、第1ギャップ部40に遠い保持ステイ部60と第2ギャップ部42に遠い保持ステイ部66の剛性よりも小さくする。冷却器80に接触するように配置される一対のコイル50,52の共通の冷却面82の側には、第1ギャップ部40に遠い保持ステイ部60と第2ギャップ部42に遠い保持ステイ部66を配置する。 (もっと読む)


【課題】ハイブリッド車両の制御装置において、リアクトルの熱伝達用油脂の不足を適切に検出することである。
【解決手段】ハイブリッド車両の制御システム10は、駆動源12と駆動回路20の動作を全体として制御する制御装置40と、制御装置40に接続される記憶部52を含んで構成される。駆動回路20に含まれるリアクトル部22は、筐体24とリアクトル26との間の接触面に熱伝達用油脂であるシリコングリース28が塗布される。制御装置40は、冷媒温度θ1を取得する冷媒温度取得部42と、リアクトル温度θ2を取得するリアクトル温度取得部44と、リアクトル部22の電流値Iを取得する電流値取得部46と、冷媒温度θ1、リアクトル温度θ2、電流値Iに基づき、シリコングリース28が不足状態か否かを判断してその結果を出力する状態出力部48を含んで構成される。 (もっと読む)


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