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国際特許分類[H01J49/42]の内容

電気 (1,674,590) | 基本的電気素子 (808,144) | 電子管または放電ランプ (32,215) | 粒子分光器または粒子分離管 (1,755) | 質量分光器または質量分離管 (888) | 動的分光器 (671) | 走行安定型分光器,例.単極,四重極,多重極;ファービトロン (323)

国際特許分類[H01J49/42]に分類される特許

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【課題】本発明は、イオントラップの特徴である3回以上のMS分析において、衝突誘起解離で生成する低質量数域の解離イオン(フラグメントイオン)を検出することを目的とする。
【解決手段】本発明は、試料をイオン化するイオン源と、前記イオン源にて生成されたイオンから捕捉選択した目的のイオンを衝突誘起解離させるイオントラップ部と、前記イオントラップ部での衝突誘起解離により生成されたフラグメントイオンを取り込んで衝突誘起解離をする多重極のイオン衝突部と、前記イオン衝突部での衝突誘起解離で生成したフラグメントイオンの質量分離をする質量分析部とを有することを特徴とする。
これにより、イオントラップ部で衝突誘起解離したフラグメントイオンを捕捉選択後、多重極のイオン衝突部で衝突誘起解離するので、生成した低質量数域イオンがカットオフの影響を受けず低質量数域のフラグメントイオンの検出が可能になる。 (もっと読む)


【課題】質量分析計の分解能を上げること
【解決手段】二連イオントラップ質量分析計は、それぞれ比較的高い圧力と低い圧力に維持された、隣接する第1の二次元イオントラップと第2の二次元イオントラップとを含む。高圧が有利な機能(冷却およびフラグメント化)は第1のトラップ内で実行でき、低圧が有利な機能(アイソレート化および分析スキャン)は第2のトラップ内で実行できる。ポンピング制限を行い、2つのトラップの間に差圧を維持できるようにする小さい開口部を有するプレートレンズを通して、第1のトラップと第2のトラップの間でイオンを移動させることができる。この二連イオントラップ質量分析計の差圧環境によって、イオン捕捉およびフラグメント化効率を損なうことなく、高分解能の分析スキャンモードを使用することが可能となる。 (もっと読む)


イオントラップを有する質量分析計システムを操作する方法が提供される。本方法は、第1の群の前駆イオンおよび第1の複数のフラグメントのうちの少なくとも1つ内の選択された特徴を符号化することを備え、第1の複数のフラグメントイオンは、第1の選択された特徴を有し、他のイオンは、第1の選択された特徴を欠くように、符号化操作は、他のイオンには適用されずに、第1の群の前駆イオンおよび第1の複数のフラグメントのうちの少なくとも1つに適用される。 (もっと読む)


【課題】イオンを解離するための、化学構造に敏感ではない方法および装置を提供する。
【解決手段】イオントラップにて前駆イオンを励起する方法において、四重極場と多重極場とを含む非線形トラップ場にてイオンが捕捉される。四重極場は、トラップ振幅およびトラップ周波数にて高周波(RF)トラップ電圧をイオントラップに加えることによって生成される。補足振幅および補足周波数にて補足の交流(AC)電圧がイオントラップに加えられる。補足振幅は十分低いのでイオントラップからのイオンの排出を防ぎ、補足周波数はオフセット量だけイオンの永年周波数とは異なる。イオンが、補足の場と共鳴することなく衝突誘起解離(CID)を受けるのに十分なエネルギーを補足の電場から吸収するように、イオントラップの1つ以上の操作パラメータを調整する。 (もっと読む)


【課題】全圧測定手段を用いることなく、圧力が高い雰囲気下において測定される分圧を良好な値に補正できる、特定ガスの分圧検出方法を提供する。
【解決手段】四重極型質量分析計10を用いて、特定ガスの質量電荷比に対応するイオン電流値を測定することにより、被測定ガス中の前記特定ガスの分圧を検出する方法である。特定ガスの質量電荷比に対応する第一イオン電流値の測定値を、イオン電流値のピークが出現しない質量電荷比に対応する第二イオン電流値の測定値を用いて補正することにより、特定ガスの現実の分圧を求める。 (もっと読む)


二つの実質的に平面である対向する平板(22、24)を利用して、少なくとも二つの異なる種類又は形状のトラップ領域を同時に生成する収束電界を生成する同軸ハイブリッド・イオントラップ(20)であって、第一のトラップ領域は、前記対向する平板(22、24)に対して同軸に配置される四重極トラップ領域(40)であり、第二のトラップ領域は、前記四重極トラップ領域(4)の周辺に同時に作成される環状トラップ領域(43)を有する環状イオントラップである。
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【課題】光解離により発生した1次フラグメントイオンがさらに2次的に解離してしまうことでMS/MSスペクトルの信号強度が低下することを抑制する。
【解決手段】光解離を起こすための励起レーザ光をイオントラップ1内の捕捉領域Aの中央に照射し、それとともにプリカーサイオンを励振させずにフラグメントイオンを励振させるような励振信号をエンドキャップ電極12、13に印加する。選別されたプリカーサイオンは捕捉領域Aの中央付近に集まるため、励起レーザ光の照射を受けて効率良く解離が生じる。これにより生成されたフラグメントイオンは励振信号による励振電場の作用で即座に励振されるため、大きく振動して励起光照射領域Bを外れる。このため、フラグメントイオンは励起レーザ光を受けにくく2次解離は生じにくい。 (もっと読む)


【課題】この発明は、四重極質量分析計で質量フィルターとして作用することができる、小型の四重極静電レンズの幾何学的配列で円柱状電極の組を整列する方法を提供する。
【解決手段】電極は、絶縁基板の上に導電性部分から形成される、微細加工された支持体上に対で搭載される。導電性部分を完全に区画することで、共平面の円柱状電極の間に低容量のカップリングをもたらし、そして、ブルベーカープレフィルターの組み込みが所与の質量分解能での感度を改善することを可能にしている。完全な四重極は、さらなる導電性のスペーサーによって間隔をあけられている、2つのかかる支持体から構成される。スペーサーは、シールドを形成することができる導電性のスクリーンを提供すべく、電極の周りに望ましくは連続されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、精度の高い直線性を備えない高周波電源でも高精度の質量分析ができる四重極型質量分析装置および四重極型質量分析装置の質量校正方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、直流バイアスと高周波が印加される四重極電極を備える質量分離部と、測定試料をイオン化してイオンを作るイオン源と、前記質量分離部で分離されたイオンを検出する検出部とを有する四重極型質量分析装置の質量校正方法において、検出するイオンの測定質量範囲を複数の区間に分割し、前記区間のそれぞれについて検出すべき質量数の指示質量値と実際に検出された質量数との誤差を算出し、前記区間毎に算出した前記誤差に基づき前記質量数の指示質量値を校正することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】四重極イオントラップにおける非平衡な又は非ゼロの中心線高周波電位を効果的に補正するためのシステム及び方法。
【解決手段】非平衡な中心線電位は、1又はそれ以上の放出スロットにより生み出される非線形の電界成分を最小化する補正特性により生み出される。イオントラップは、イオントラップの内部の閉じ込め容積部を長手方向に貫通する中心線と、中心線にほぼ平行である内部Y電極表面を有する1対のY電極と、中心線にほぼ平行である内部X電極表面を有する1対のX電極とを含む。X電極は放出スロットを有し、閉じ込められたイオンが該放出スロットを通じてこのイオントラップから放出される。Y信号振幅を有するY信号が両方のY電極に結合される。X信号振幅を有するX信号が両方のX電極に結合される。X信号振幅がY信号振幅よりも大きくなるように選択されることにより、イオントラップ装置の中心線に平衡な中心線電位が生み出されるようになる。 (もっと読む)


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