説明

国際特許分類[H01M4/139]の内容

国際特許分類[H01M4/139]の下位に属する分類

国際特許分類[H01M4/139]に分類される特許

61 - 70 / 624


【課題】固形分率が高い正極用ペーストを用いて正極合材層の密着性が高く且つ品質が向上した正極板を提供すること。
【解決手段】正極板1は、正極芯材10の表面に正極活物質と炭素系導電材とを含む正極合材層20が形成されているものである。正極合材層20は、炭素系導電材を分散させる分散剤として高分子ポリマー型分散剤と顔料誘導体型分散剤とを含む正極用ペーストが、正極芯材10の表面に塗布されて乾燥したものである。この正極板1によれば、分散剤として高分子ポリマー型分散剤を用いているため、正極合材層20と正極芯材10との密着性が向上する。また、分散剤として顔料誘導体型分散剤を用いているため、正極用ペーストの粘度を大きく下げることができる。言い換えると、溶媒の量を増やして正極用ペーストの粘度を低下させる必要がなく、正極用ペーストの固形分率を上げることができる。この結果、正極板1の品質が向上する。 (もっと読む)


【課題】車両用電池の集電箔に電極材料を厚く塗布しても、乾燥後の電極材料に合剤割れ等が生じにくく、電池の高容量化に適した電池用電極の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】ウェブ状の集電箔Sの上面に電極材料を溶媒に溶かしてスラリー状にしたペーストを塗布した後に、乾燥炉10にて乾燥する乾燥工程を備える電池用電極Pの製造方法において、乾燥工程の内、溶媒が直線的に減少する定率乾燥領域(B)には、集電箔の塗布面側が送り方向に沿って上方に湾曲する湾曲部PWを配置する。 (もっと読む)


【課題】生産性の向上、品質ムラ及び劣化を抑制する導電性接着組成物を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂A、カーボンファイバー、カーボンブラックを含み、AのメルトフローレートはJISK7210法において0.1〜500g/10min。Aは式IでR、Rは水素、炭素数10以下の飽和炭化水素基、フェニル基。n、mは自然数。Xは式IIで、lは自然数。Y〜Yは水素、置換基、YとY、YとYが環状構造でもよい。


(もっと読む)


【課題】集電体に対する密着性が高く、成形性に優れ、かつ、内部抵抗が低く、高温サイクル特性及び低温サイクル特性に優れた電気化学素子電極を与えることのできる電気化学素子電極用複合粒子を提供すること。
【解決手段】電極活物質、及びバインダを含んでなり、前記バインダが、フッ素系重合体、及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体単位を主成分として含むアクリル重合体とを含有することを特徴とする電気化学素子電極用複合粒子を提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、電池の内部抵抗を低減して、大電流による放電特性を向上することができる非水電解質二次電池の製造方法を提供するものである。
【解決手段】集電体にペースト状の正極合材を塗布することにより構成される正極板を備えた非水電解質二次電池の製造方法であって、前記正極合材を製造する工程において、少なくとも溶剤を含む中間材に対して導電材を分散させる際に、前記導電材の一部と他部とを前記中間材に異なるタイミングで投入することにより、製造される前記正極合材に、分散度合いの異なる導電材を含ませる。 (もっと読む)


【課題】電極の製造工程をより簡素化すると共に、充放電特性をより高める電極を提供する。
【解決手段】リチウム二次電池10は、正極シート13と、負極シート18と、正極シート13と負極シート18との間を満たすイオン伝導媒体20と、を備えている。このリチウム二次電池10の正極シート13と負極シート18とは、活物質粒子に対する少なくとも結着材を含有する副次材の体積比率が0.5体積%以上35体積%以下の範囲で副次材及び活物質粒子を混合して作製する合材作製工程と、集電体と合材粉体との間の電位差に基づく付着により電極合材層を集電体上に形成する合材層形成工程と、を含む製造方法によって作製されている。また、合材作製工程では、導電材を更に含有した副次材を用い、合材粉体を混合するに際して、結着材に対する導電材の体積比率が5体積%以上500体積%以下の範囲となるよう副次材及び活物質粒子を混合する。 (もっと読む)


【課題】ピンホール(気泡痕)のない良好なセパレータ層を、正極または負極の表面に形成することができるリチウムイオン二次電池の製造方法を提供する。
【解決手段】正極130または負極120の表面に、ポリオレフィン微粒子151を含むペースト18を塗布し、これを乾燥させて、ポリオレフィン微粒子151を含むセパレータ層150を形成するセパレータ層形成工程を備える。セパレータ層形成工程では、ペーストの固形分としてポリオレフィン微粒子151と増粘剤とを含むペースト18を用いる。また、ペースト18の固形分中の増粘剤の含有率を、0.1〜0.4wt%の範囲内とし、且つ、ペースト18の固形分率を35〜39wt%の範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】粒状結着材を溶融結合して粗大化し面的に接続結合することで、結着材を低減した場合でも十分な結着力を得ることが可能となり、活物質の比率を高めた高容量な電池を提供することができる。
【解決手段】活物質12と結着材13を分散媒にて混練分散した合剤塗料を集電体11の上に塗着させて合剤層14を形成した二次電池用電極板2であって、前記集電体11と活物質12および活物質同士を複数の粒状結着材を溶融結合して粗大化した結着材13で面的に接続結合したことを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】導電材を的確に管理することで電極活物質層形成用組成物の調製を簡便に行い得る二次電池用電極の製造方法を提供する。
【解決手段】電極活物質層形成用のペースト状カーボン組成物は、以下の判定処理に基づいて使用する。(1)相対的に粒径の小さい第1のピークと、相対的に粒径の大きい第2のピークを有する二峰性分布を示し、第1のピークにおける存在比率H1(%)および第2のピークにおける存在比率H2(%)の比が(H1/H2)>1を満足する。(2)粒度分布における標準偏差σに基づき、製造ロットの異なる複数のペースト状カーボン組成物について測定した粒度分布における標準偏差と、該ペースト状カーボン組成物を各々用いて予め作製した同種の電極活物質層形成用組成物の粘度との相関式から算出される、標準偏差σに対応する電極活物質層形成用組成物の粘度ηが予め決定されている合格粘度範囲に包含される。 (もっと読む)


【課題】酸化グラフェンから生成されるグラフェンにおいて、導電性が向上したグラフェン及びその作製方法を提供する。また、充放電容量を向上させることができ、信頼性及び耐久性を含め、電気特性の良好な蓄電装置及びその作製方法を提供する。
【解決手段】第1の導電層上に酸化グラフェンを含む層を形成し、作用極である第1の導電層、及び、対極である第2の導電層を浸漬した電解液中で、酸化グラフェンの還元反応が生じる電位を第1の導電層の電位に供給して、グラフェンを生成する方法である。また、少なくとも正極、負極、電解液及びセパレータを有する蓄電装置において、正極及び負極の一方又は双方は、上記作製方法を用いてグラフェンを生成する蓄電装置の作製方法である。 (もっと読む)


61 - 70 / 624