説明

アクセスネットワークへの接続を可能にするシステム及び方法

記載された態様は、アクセス端末とアクセスネットワークの間の接続合意を可能にするために方法とシステムに関係がある。接続合意は、アクセスネットワークとの接続に対するユーザ側の交渉かサードパーティの交渉を通じて確立され得る。さらに、記載された態様は、接続に対してアクセスネットワークに支払うための方法とシステムに関係する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
米国特許法第119条の下での優先権の主張
本特許出願は、2008年12月16日に出願され、譲受人にこれについて譲渡された「アクセスネットワークへの接続を可能にするためのシステム及び方法」とタイトルをつけられ、明らかに参照によってここに組み込まれる、米国仮出願61/138,103号に対する優先権を主張する。
【0002】
以下のものは、一般的には無線通信に関係があり、具体的にはアクセスネットワークへの接続合意を可能にする方法およびシステムに関係がある。
【背景技術】
【0003】
無線通信方式は複数ユーザに様々なタイプの通信(例えば音声、データ、特にマルチメディアサービス)を供給するために広く展開される。関連する技術において、ユーザが無線通信方式に装置を接続する場合、装置は、通信システムにアクセスするためにあらかじめ定義された信任状およびサブスクリプト情報を使用する。信任状とサブスクリプト情報はユーザとサービスプロバイダの間で、接続合意に結び付けられる。それは、特別の通信システムへの装置のアクセスを限定する。したがって、装置があらかじめ定義された信任状およびサブスクリプト情報に基づいた特別の通信システムに接続することへロックされることができるように、問題は関連する技術に存在する。さらに、信任状とサブスクリプトが先立って接続合意に一致しているので、信任状およびサブスクリプト情報は、静的で、サービスプロバイダによってしっかりとコントロールされる。さらに、ユーザは、(例えば加入を整えるかプリペイドのサービスを購入することによる)ネットワークアクセスを前もって準備をすることが要求される。
【0004】
さらに、関連する技術において、ユーザは、システムプロバイダへのアクセス用の適切な入金情報で形式(例えばウェブ形式)に書き入れることにより、通信システムプロバイダに一時的に接続し得る。したがって、ユーザが形式で内容を理解し満たすことにより一時的接続合意を確立すること活動的に含まれることが要求される。さらに、ユーザは、それらに機密の入金情報を供給することによりネットワークサービスを提供する実体を信頼することを要求される。
【0005】
さらに、関連する技術では、装置は、サービスプロバイダがウェブサイトへアクセスの代価を払う、特別のネットワークサービス(ウェブサイトのような)専用のアクセスを持ち得る。しかしながら、サービスプロバイダがネットワークアクセスを提供しない位置、例えば別の国、においてユーザが装置を使用したい場合は、問題が存在する。サービスプロバイダは通信網にアクセスするデバイスのためのローカルサービスプロバイダとの合意を前もって整えていることが要求される。したがって、もしサービスプロバイダがまだ他のネットワークへのアクセスの合意を前もって整えていなければ、装置は他のネットワークにアクセスしない。
【発明の概要】
【0006】
以下の事項は、そのような態様の基本的了解事項を提供するために1つ以上の態様の単純化された要約を提供する。この要約はすべての熟考された態様の広範囲な概観でなく、すべての態様の鍵や重大なエレメントを識別しないように また、いずれかあるいはすべての態様の範囲を描かないように意図される。その唯一の目的は、前兆として後で示されるもっと詳細な記述に単純化された形式中の1つ以上の態様のいくつかの概念を提示することである。
【0007】
1つの態様は、アクセス端末がアクセスネットワークとの接続をダイナミックに交渉する方法に関係がある。方法は、アクセス端末によって最初の通信を確立することを含み得る。さらに、方法は最初の通信に基づいて接続のための接続パラメータを交渉することを含み得る。さらに、方法は交渉された接続パラメータによって接続を確立することを含み得る。
【0008】
1つの態様は、コンピュータ可読媒体を含むアクセスネットワークとの接続をダイナミックに交渉するように構成されたコンピュータプログラムプロダクトに関係がある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータに最初の通信を確立させるための少なくとも1つの命令を含み得る。コンピュータ可読媒体は、さらにコンピュータに最初の通信に基づいて接続用の接続パラメータを交渉させるための少なくとも1つの命令を含み得る。さらに、コンピュータ可読媒体は、交渉された接続パラメータにしたがってコンピュータに接続を確立させるための少なくとも1つの命令を含み得る。
【0009】
別の態様は装置に関係がある。装置は、アクセス端末によって、最初の通信を確立するための手段を含み得る。さらに、装置は、最初の通信に基づいて、接続用の接続パラメータを交渉するための手段を含み得る。さらに、装置は、交渉された接続パラメータに従って接続を確立するための手段を含み得る。
【0010】
しかし、別の態様は装置に関係がある。装置は、アクセス端末によって、最初の通信を確立するように構成された通信コンポーネントを含み得る。装置は、さらに最初の通信に基づいて接続用の接続パラメータを交渉するように構成されたクライアント交渉コンポーネントを含み得る。さらに、装置は、交渉された接続パラメータに従って接続を確立するように構成された通信コンポーネントを含み得る。
【0011】
さらに別の態様は、アクセスネットワークへのアクセス端末のための接続用のアクセスネットワークとサードパーティがダイナミックに交渉するための方法に関係がある。方法は、アクセス端末によって、最初の通信を確立することを含み得る。さらに、方法は、最初の通信に基づいて、接続用接続パラメータを交渉するようサードパーティをトリガーする要求を送信することを含み得る。さらに、方法は、また、交渉された接続パラメータにしたがって接続を確立することを含み得る。
【0012】
別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むアクセスネットワークへのアクセス端末のための接続用のアクセスネットワークとダイナミックに交渉するように構成されたコンピュータプログラム製品に関係がある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、アクセス端末によって、最初の通信を確立させるための少なくとも1つの命令を含み得る。さらに、コンピュータ可読媒体は、さらにコンピュータに、最初の通信に基づいて接続用接続パラメータを交渉するようサードパーティをトリガーする要求を送らせるための少なくとも1つの命令を含んでいてもよい。より更に、コンピュータ可読媒体は、コンピュータに交渉された接続パラメータにしたがってコンピュータに接続を確立させるための少なくとも1つの命令を含み得る。
【0013】
別の態様は装置に関係がある。装置は、アクセス端末によって、最初の通信を確立するための手段を含み得る。さらに、装置は、最初の通信に基づいて接続のための接続パラメータを交渉するようにサードパーティをトリガーする要求を送信のための手段を含み得る。装置は、さらに交渉された接続パラメータに従って接続を確立するための手段を含み得る。
【0014】
まだ、別の態様は装置に関係がある。装置は、アクセス端末によって、最初の通信を確立するように構成された通信コンポーネントを含み得る。装置は、さらに、最初の通信に基づいて接続のための接続パラメータを交渉するサードパーティをトリガーする要求を送るように構成されたクライアント交渉コンポーネントを含み得る。さらに、装置は、交渉された接続パラメータにしたがって接続を確立するように構成された通信コンポーネントを含み得る。
【0015】
しかし、別の態様は、サードパーティがアクセスネットワークとアクセス端末の間の接続の代価をダイナミックに払うべき方法に関係がある。方法はアクセス端末によって、最初の通信を確立することを含み得る。さらに、方法は、接続に対する支払いを達成するために最初の通信に基づいて支払いトリガーを送信することを含み得て、支払いトリガーは、支払を提供する支払いプロセッサを識別する。さらに、方法は支払いプロセッサによって支払いに基づいた接続を確立することを含み得る。
【0016】
別の態様は、ダイナミックにコンピュータ可読媒体を含むアクセスネットワークとアクセス端末の間の接続の代価を払うように構成されたコンピュータプログラム製品に関係がある。コンピュータ可読媒体は、アクセス端末によって、コンピュータに最初の通信を確立させるための少なくとも1つの命令を含み得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータにさらに接続に対する支払いを達成するために最初の通信に基づいて支払いトリガーを送らせるための少なくとも1つの命令を含み得て、そこでは支払いトリガーは、支払いを提供する支払いプロセッサを識別する。さらに、コンピュータ可読媒体は、さらにコンピュータに支払いプロセッサによって支払いに基づいた接続を確立させるための少なくとも1つの命令を含み得る。
【0017】
別の態様は装置に関係がある。装置は、アクセス端末によって、最初の通信を確立のための手段を含み得る。さらに、装置は、接続に対する支払いを達成するために最初の通信に基づいて支払いトリガーを送信のための手段を含み得て、そこでは支払いトリガーは、支払いを提供する支払いプロセッサを識別する。さらに、装置は、支払いプロセッサによって支払いに基づいた接続を確立するための手段を含み得る。
【0018】
まだ、別の態様は装置に関係がある。装置は、アクセス端末によって、最初の通信を確立するように構成された通信コンポーネントを含み得る。装置は、さらに接続に対する支払いを達成するために最初の通信に基づいて支払いトリガーを送るように構成されたクライアント交渉コンポーネントを含み得て、そこでは支払いトリガーは、支払いを提供する支払いプロセッサを識別する。さらに、装置は、さらに支払いプロセッサによって支払いに基づいた接続を確立するように構成された通信コンポーネントを含み得る。
【0019】
先で関連づけられた終了の達成に対して、1つ以上の態様は請求項に以下に十分に記述され、特に指摘された特徴を備える。次の記述および添付された図面は、1つ以上の態様のある実例となる特徴を詳細に述べる。しかしながら、これらの特徴は、さまざまな態様の原則が使用され得るさまざまな方法の内の少しだけを示し、この記載はそのような態様およびそれらの等価物をすべて含むように意図される。
【図面の簡単な説明】
【0020】
開示された態様は、例示し、かつ示された態様を制限しないために提供される、添付された図面と共に以下に記載されるだろう、そこにおいて、同様の指示が同様の要素を示す。
【図1】図1は、本主題の態様に従って接続システムの実例である。
【図2】図2は、本主題の別の態様に従ってユーザサイドの交渉接続システムの実例である。
【図3】図3は、本主題の更なる別の態様に従って交渉トリガー接続システムの実例である。
【図4】図4は、本主題の更なる別の態様に従って支払いトリガー接続システムの実例である。
【図5】図5は、本主題の更に更なる別の態様に従って接続システム内の使用例のアクセス端末の実例である。
【図6】図6は、まだ現在の主題の別の態様に従って接続システム内の使用例のクライアント交渉コンポーネントの実例である。
【図7】図7は、本主題の更に別の態様に従って接続システム内の使用例のサーバ装置の実例である。
【図8】図8は、本主題の更なる別の態様に従って接続システム内の使用例のネットワーク交渉コンポーネントの実例である。
【図9】図9は、本主題の別の態様とアクセスネットワークとの接続を交渉することを促進するための例のフローの実例である。
【図10】図10は、本主題の更なる別の態様に従ってユーザサイドの交渉を促進する例の方法論の実例である。
【図11】図11は、本主題の更なる別の態様に従って交渉トリガーを促進する例の方法論の実例である。
【図12】図12は、本主題の更なる別の態様に従って支払いトリガーを促進するための例のフローの実例である。
【図13】図13は、本主題の更なる別の態様に従って支払いトリガーを促進する例の方法論の実例である。
【図14】図14は、本主題の更なる別の態様に従って援助を得て接続をダイナミックに交渉することを促進する例の方法論の実例である。
【図15】図15は、本主題の更なる別の態様に従ってアクセスネットワークと接続を交渉することを促進する例のシステムの実例である。
【図16】図16は、本主題の別の態様に従ってアクセスネットワークと接続を交渉することを促進する例システムの実例である。
【図17】図17は、本主題の更に更なる別の態様に従ってアクセスネットワークとの接続に対する支払いを交渉することを促進する例のシステムの実例である。
【詳細な説明】
【0021】
様々な態様は、今、図面に関して記載される。次の記述では、説明の目的のために、多数の特定の詳細は1つ以上の態様についての完全な理解を提供するために述べられる。しかしながら、そのような態様がこれらの特定の詳細なしで実行されえることは明白であり得る。
【0022】
記載された態様は、アクセスネットワークへの、あるいはアクセスネットワークを通してアクセスネットワークに直接または間接に接続された他のデバイスへの接続を含めて、アクセス端末とアクセスネットワークの間の接続を可能にする方法と装置に関係がある。接続は、アクセス端末を代表してアクセス端末サイドの交渉、あるいはサードパーティの交渉を通じてダイナミックに確立され得る。交渉に起因する合意された接続は、アクセス端末からアクセスネットワークまで、あるいはそのアクセスネットワークを通してのる接続、すなわち通信リンクを定義する1つ以上のパラメータを含み得る。接続、すなわち通信リンクは、アクセス端末が、アクセスネットワーク、あるいはアクセスネットワークを介してアクセス端末と通信する他のデバイスにデータを送ることあるいはそこからデータを受けることを可能にする。
【0023】
さらに、あるいは代わりに、記載された態様は、アクセスネットワークによって提供された接続の費用を支払う、または援助を得る方法と装置に関係がある。1つの態様では、サードパーティの支払いプロセッサはアクセスネットワークに、あるいはそのアクセスネットワークを通して接続に対する支払いのすべてあるいはある部分を供給し得る。さらに、接続と関係する支払いは、アクセス端末側の交渉、あるいはサードパーティの交渉を通じてダイナミックに確立され得る。
【0024】
したがって、記載された態様は、接続のダイナミックな交渉、あるいは接続に払うべきダイナミックな能力、あるいはその両方を提供し、それによって、接続を確立し、それに対して支払うことに柔軟性を提供する。
【0025】
本出願において使用されるように、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」の用語とおの類似のものは、コンピュータ関連のエンティティを含むように意図され、実行中のハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェアあるいはソフトウェアのようであるがそれらに制限されていない。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、1つの実行可能な実行のスレッド、プログラムおよび/またはコンピュータであり得るが、それらに限定されるべきでない。実例を介して、コンピューティング装置上で作動するアプリケーションとコンピューティング装置の両方は、コンポーネントになりえる。1つ以上のコンポーネントがプロセス、および/または実行スレッド内に存在することができ、コンポーネントは1台のコンピュータに集中され、かつ、または、2台以上のコンピュータ間で分配され得る。さらに、これらのコンポーネントはその上に諸データ構造を格納する様々なコンピュータ読取り可能な媒体から実行することができる。コンポーネントは、ローカルシステムにおいて、分散システムにおいて、および/または信号によって他のシステムを伴うインターネットのようなネットワークを横切って、別のコンポーネントと対話する1つのコンポーネントからのデータのような1つ以上のデータパケットを有する信号に従ってのようにローカルのおよび/または遠隔のプロセスを介して通信し得る。
【0026】
更に、さまざまな態様は、端末に関してここに記述され、それは有線端末または無線端末であり得る。また、端末は、システム、装置、加入者ユニット、加入者設備、移動局、モバイル、移動装置、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信装置、利用者エージェント、ユーザ装置あるいはユーザ設備(user equipment:UE)と呼ぶことができる。無線端末は、携帯電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop:WLL)ステーション、携帯情報端末(personal digital assistant:PDA)、無線接続能力を持っているハンドヘルド装置、コンピューティング装置あるいは無線モデムに接続された他の処理デバイスであり得る。さらに、さまざまな態様は、基地局に関してここに記載される。基地局は無線端末と通信するために利用され、アクセスポイント、Node Bあるいは他のある用語で呼ばれ得る。
【0027】
さらに、先のものに追加して、「典型的である」という単語は、例(examole)、事例(instance)、あるいは実例(illustration)として役立つことを意味するためにここに使用される。「典型的である」としてここに記載された態様や設計は、他の態様あるいは設計に対して好まれるかまたは有利であるように必ずしも考えられるべきではない。むしろ、典型的という単語の使用は、具体的な方法で概念を示すように意図される。さらに、用語「あるいは(or)」は、排他的な「あるいは(or)」よりむしろ包括的な「あるいは(or)」を意味するように意図される。すなわち、もし、他の方法で特定されなかったか、文脈から明瞭でなかったならば、「XはAあるいはBを使用する」のフレーズは、自然な包括的な交換のうちのどれでも意味するように意図される。すなわち、「XはAあるいはBを使用する」のフレーズは次の事例のうちのどれによっても満たされる:XはAを使用する;XはBを使用する;あるいは、XはAとBの両方を使用する。さらに、「1つの(a)」と「1つの(an)」の冠詞は、本出願および添付された請求項において使用されように、もし他の方法で特定されなかったか、単数の形式に指示される文脈から明瞭でないならば、一般的に「1つ」以上を意味するように解釈されるべきである。
【0028】
ここに記述された技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムのようなさまざまな無線通信システムに使用され得る。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば交換可能に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル・テレスティアル・ラジオ・アクセス(Universal Terrestrial Radio Access:UTRA)、cdma2000などのようなラジオ技術をインプリメントしてもよい。UTRAは、広帯域(Wideband)のCDMA((Wideband−CDMA:W−CDMA)および、CDMAの他の変形を含んでいる。さらに、cdma2000はIS−2000標準、IS−95標準、およびIS−856標準をカバーする。TDMAシステムは、移動通信のためのグローバルシステム(Global System for Mobile Communications:GSM(登録商標))のようなラジオ技術をインプリメントし得る。OFDMAシステムは、反転型のUTRA(Evolved UTRA:E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra Mobile Broadband:UMB)、IEEE(Wi−Fi)、IEEE(WiMAX)、IEEE、FlashOFDMなど802.20 802.16 802.11のようなラジオ技術をインプリメントし得る。UTRAおよびE−UTRAはユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(Universal Mobile Telecommunication System:UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)はE−UTRAを使用するUMTSの製品である。それは、ダウンリンク上のOFDMユーザがAおよびアップリンク上のSC−FDMAを使用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3rd Generation Partnership Project:3GPP)という名の組織からドキュメントに記載されている。さらに、cdma2000とUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3rd Generation Partnership Project 2:3GPP2)という名の組織からドキュメントに記載されている。さらに、そのような無線通信システムは、対がない無免許のスペクトラム、802.xx無線LAN、ブルーツース(BLUETOOTH(登録商標))および任意の他の短いレンジもまたは長いレンジの無線通信技術をしばしば使用して、ピア・ツー・ピア(例えば、移動体対移動体)のアドホックネットワークシステムを含み得る。
【0029】
さまざまな態様または特徴は、多くの装置、コンポーネント、モジュール、及び類似のものを含み得るシステムの点から示されるだろう。さまざまなシステムが、追加の装置、コンポーネント、モジュールなどを含み、および/または図に関して議論された装置、コンポーネント、モジュールなどのすべてを含んでいるとは限らなくてもよいことが理解され、認識されるべきである。これらのアプローチの組合せも使用され得る。
【0030】
今、図1を参照して、1つ以上のアクセス端末102と1つ以上のアクセスネットワーク106を含む例の接続システム100が示されている。アクセス端末102は、アクセスネットワーク106に接続し得るあらゆるデータあるいはセルの装置を含み得る。さらに、アクセス端末102は、アクセス端末に載せられたアプリケーションと同様にアクセス端末のコンポーネントを含み得る。アクセス端末102は、以前に議論された他の装置の間において、例えば、携帯電話、ナビゲーションシステム、コンピューティング装置、カメラ、PDA、音楽装置、あるいは無線接続能力を持っているハンドヘルド装置であり得る。さらに、以前に議論されたように、アクセスネットワーク106はアクセス端末102に様々なタイプの通信結合を供給し得る。
【0031】
システム100は、アクセスネットワーク106に対応するアクセス端末102用のネットワーク交渉コンポーネント105と接続を交渉するためにクライアント交渉コンポーネント104を含み得る。クライアント交渉コンポーネント104が通信システムのいかなる場所にもあってもよいことが認識されるべきである。例えば、1つの態様では、クライアント交渉コンポーネント104はアクセス端末102に関係し得る。さらに、例えば、別の態様において、サービスプロバイダ112は、アクセスネットワーク106へのアクセス端末102の接続を交渉するために交渉コンポーネント104を持ち得る。サービスプロバイダ112はサードパーティのような任意のエンテェティであり得て、それは、アクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを通ってアクセス端末102を接続させることに興味を持ち得る。例えば、サービスプロバイダ112は、ウェブサイト、あるいは他の(ウェブあるいは非ウェブ)サービスを提供し得る。クライアント交渉コンポーネント104および交渉ネットワークコンポーネント105は、アクセス端末102からアクセスネットワーク106までの、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続パラメータを定義する接続合意107を生成し得る。そのようなパラメータはコストと同様に接続特性を定義し得る。さらに、システム100は、さらに支払いプロセッサコンポーネント110を追加的に有し得る。支払いプロセッサ110は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通してのアクセス端末102の接続のためのコストに対応するサーバ108に支払いまたは支払いの約束を提供し得る。
【0032】
図2を参照すると、システム100(図1)のユーザ側の交渉の態様に従って例の接続システム200が示されている。システム200は、アクセス端末102およびアクセスネットワーク106を含んでいる。アクセス端末102は、クライアント交渉コンポーネント104を有し、またはそれに関係し得、それはアクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続のためのアクセス端末102の関心、要求、あるいは制限をダイナミックに交渉することが操作可能である。交渉機能は、図10に関してより詳細に下に議論されるだろう。別の態様において、サーバ108は、ネットワーク交渉コンポーネント105を有し、または関係し得て、それは1つ以上のアクセス端末102のための接続を提供する際にアクセスネットワーク106の関心、要求、あるいは制限を交渉することが操作可能である。接続合意107が、アクセス端末102とアクセスネットワーク106の間で達成された後、アクセス端末102は接続合意107に従って接続のためにアクセスネットワークへ直接の支払い210を供給し得る。
【0033】
今、図3を参照して、例えば、交渉トリガー態様システム100(図1)に従って接続システム300の例が示されている。システム300は、アクセス端末102、アクセスネットワーク106、およびサービスプロバイダ112を含む。アクセス端末102用アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通してのアクセスを獲得するためにサービスプロバイダ112をトリガーするために、アクセス端末102は、サービスプロバイダ112に交渉トリガー310を送り得る。交渉トリガー310は、アクセス端末102からサーバ108へ送られ、サーバ108は、さらに、トリガー310からサービスプロバイダまで関連情報を送る。その後、サービスプロバイダ112は、アクセスネットワーク106とアクセス端末の接続を交渉するためにアクセス端末102を代表してアクセスネットワーク106と共に交渉することを実行し得る。サービスプロバイダ112は、サービスプロバイダ112とアクセスネットワーク106の対応するネットワーク交渉コンポーネント105の間の接続の交渉を実行するためにクライアント交渉コンポーネント104を持ち得る。接続合意107がアクセスネットワーク102とサービスプロバイダ112の間に達成された後に、アクセス端末102は、合意されたパラメータに従ってアクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを介して接続し得る。
【0034】
態様において、サーバ108は、サービスプロバイダ112とアクセスネットワーク106の間で交渉された接続を監視するためにネットワーク監視コンポーネント42を含み得る。ネットワーク監視コンポーネント42は、交渉された接続に関するクライアント監視コンポーネント40にメッセージおよび/または警報を送信することにより、アクセス端末102上の対応するクライアント監視コンポーネント40と通信し得る。例えば、サーバ108あるいはネットワーク監視コンポーネント42は、アクセス端末102に通知するクライアント監視コンポーネント40へアクセスネットワーク106への接続が(例えばサードパーティ、あるいはアクセス端末によって)購入されたというメッセージを送り得る。したがって、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを介する接続を確立しても問題ないことを知り得る。
【0035】
さらに、交渉された接続がもはや有効でない場合、サーバ108あるいはネットワーク監視コンポーネント42は、クライアント監視コンポーネント40に警報を送信し得る。例えば、交渉された接続は、事前設定満了日付により終了し得て、あるいは、アクセス端末が購入されたデータ移行量を使用した後、交渉による接続が分離される。1つの態様では、終了時間パラメータは、アクセスネットワーク106への交渉された接続がいつ終了するか示す合意されたパラメータとともにアクセス端末102へ送られ得る。1つの態様において、終了する交渉された接続について、サーバ108またはネットワーク監視コンポーネント42は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを介して付加的な接続を獲得するためにサービスプロバイダ112をトリガーするようにサービスプロバイダ112に新しい交渉トリガーを送り得る。別の態様において、クライアント監視コンポーネント40は、サービスプロバイダ112に送られた新しい交渉トリガーがアクセスネットワーク106へのあるいは介しての付加的な接続が必要であることをアクセス端末102に通知し得る。
【0036】
さらに、アクセス端末102上に格納されたアップリケ―ションがアクセスネットワーク106との合意された接続に含まれない接続を試みる場合、クライアント監視コンポーネント40はアクセス端末102に警報してもよい。したがって、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106を介する要求された接続を購入するべきか、要求された接続のユーザに通知するか(例えば、したがって、ユーザは、接続を購入することを決定し得る)、あるいは要求された接続のための後援を要求するサードパーティへトリガーを送るべきであるかどうか決定してもよい。
【0037】
さらに、ネットワーク監視コンポーネント42は、交渉された接続に関するサービスプロバイダ112と通信し得る。ネットワーク監視コンポーネント42は、サービスプロバイダ112、例えば交渉された接続が終了すること、アクセス端末102が交渉された接続を消費した(例えば、アクセス端末102が交渉された接続の一部分あるいは全てを使用した)こと、あるいは、アクセス端末が交渉された接続に失敗したことをサービスプロバイダに通知するメッセージをサービスプロバイダに送信し得る。例えば、サービスプロバイダ112が、アクセス端末102上のナビゲーションアプリケーションを支持する接続を提供する場合に、サービスプロバイダ112は、ナビゲーションアップリケ―ションのアクセス端末102使用の間にアクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを介しての交渉された接続の少量の接続を購入し得る。しかしながら、一旦アクセス端末102がサービスプロバイダ112によって支持されたナビゲーションアプリケーションを使用することをやめれば、サービスプロバイダ112はアクセスネットワーク106との交渉による接続を購入することを停止し得る。したがって、交渉された接続の状態に関するネットワーク監視コンポーネント42からの受信メッセージに基づいて、サービスプロバイダ112は、アクセスネットワーク106からの交渉された接続を購入し続けるべきかどうかを判断し得る。
【0038】
したがって、ネットワーク監視コンポーネント42およびクライアント監視コンポーネント40を介して、アクセス端末102は、新しい交渉トリガーがアクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての付加的な接続にいつ必要か通知される。また、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークによる接続が働くことがいつ合理的に予想され得ることを知ることができる。
【0039】
図4を参照すると、システム100(図1)の支払いトリガー態様に従った接続システム400の例が例示されている。システム400は、アクセス端末、アクセスネットワーク106および支払いプロセッサ110を含み得る。アクセス端末102は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを介してのアクセス端末102の接続のためにアクセスネットワーク106へ送られるように支払い416を促すために、アクセス端末102は、支払いプロセッサ110に支払いトリガー412を送信し得る。支払いトリガー412は、アクセス端末102からサーバ108へ送られ、サーバ108は、さらに、トリガー412から支払いプロセッサ110に関連情報を送り得る。1つの態様では、支払いプロセッサ110はサードパーティであり得る。例えば、支払いプロセッサ110は、クレジットカード会社、インターネットを通しての支払いを許可するサービスプロバイダ、例えばPay Pal、サービスプロバイダ、銀行、あるいはアクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを通ってアクセス端末102の接続に対する支払いを提供し得る他のサードパーティであり得る。さらに、支払いプロセッサ110は、アクセス端末102、ユーザが操作するアクセス端末102、サービスプロバイダ112のようなサードパーティ、あるいは、それらの結合したものに関連した資金を使用して、支払いを提供し得る。
【0040】
図5を参照すると、1つの態様に従った例のアクセス端末102が例示されている。アクセス端末は、ネットワーク接続を管理するシステム100の他のコンポーネントと同様にアクセスネットワーク106への通信アクセスをユーザに提供する。アクセス端末102は、無線通信システム上で操作可能な移動通信デバイスを含む。認識されることができるように、さまざまな無線通信システムがあり、それはしばしば異なるスペクトル帯域幅および/または異なるエアーインターフェース技術を使用する。典型的なシステムは、限定しないで、CDMA(CDMA2000、EV DO、WCDMA)、OFDM、あるいはOFDMA(フラッシュOFDM、802.20、WiMAX、LTE)、FDDあるいはTDDの免許があるスペクトラムを使用するFDMA/TDMA(GSM)システム、対がない免許無しのスペクトラムをしばしば使用するピア・ツー・ピア(例えば移動対移動体)アドホックネットワークシステム、および802.xx無線LAN、あるいはブルーツース(BLUETOOTH)技術を含む。
【0041】
アクセス端末102は、コンポーネントの1つ以上に関連した処理機能、およびここに記述された機能の実行のためにプロセッサコンポーネント50を含む。プロセッサコンポーネント50は、単一の組のプロセッサ、または複数の組のプロセッサ、あるいはマルチコアプロセッサを含むことができる。さらに、処理コンポーネント50は統合処理システムおよび/または分散処理システムとしてインプリメントすることができる。
【0042】
アクセス端末102は、さらにプロセッサコンポーネント50によって実行されているアプリケーションのローカルのバージョンの格納のためのようにメモリ52を含んでいる。メモリ52はランダムアクセスメモリ(random access memory:RAM)、読み取り専用メモリ(read only memory:ROM)およびそれの組合せを含むことができる。
【0043】
さらに、アクセス端末102は、ここで記載されたような、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを利用する1つ以上のパーティとの通信を確立し維持することを提供する通信コンポーネント54を含む。通信コンポーネント54は、アクセス端末102と、通信網を横切って位置した装置、および/またはアクセス端末102に連続的にあるいはローカルに接続されたデバイスのような外部装置と同様に、アクセス端末102上のコンポーネント間で通信し得る。
【0044】
さらに、アクセス端末102はさらにデータストア56を含み得て、それは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの適当な組み合わせになることができ、それは、ここに記載された態様に結合して使用される情報、データベース、プログラムの大規模な記憶に準備する。例えば、データストア56は現在実行しないアップリケ―ションのためのデータレポジトリーになり得る。さらに、アクセス端末102はアップリケ―ション62を含む。
【0045】
アクセス端末102は、さらにアクセス端末102のユーザからインプットを受け取り、かつユーザへのプレゼンテーションのための出力を生成することが操作可能なユーザインタフェースコンポーネント58を含み得る。ユーザインタフェースコンポーネント58は、キーボード、数字パッド、マウス、タッチ感知可能なディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロホン、音声認識コンポーネント、ユーザから入力を受け取ることができる他の機構あるいはそれの任意の組合せを、これらに限定されずに含む、1つ以上の入力装置を含み得る。さらに、ユーザインタフェースコンポーネント58は、ディスプレイ、スピーカー、触覚型のフィードバックメカニズム、プリンタ、ユーザにアウトプットを提示することができる他の機構あるいはそれの任意の組合せを含み、これらに限定されずに、1つ以上の出力装置を含んでいてもよい。アクセス端末102は、図4に関して以前に議論されるようにアクセス端末102のための接続を交渉するためにクライアント交渉ポーネント104を含み得る。さらに、アクセス端末102は、図3に関して以前に議論されるようなアクセス端末102の接続の監視のためにクライアント監視コンポーネント40を含み得る。
【0046】
今図6を参照すると、1つの態様に従って例のクライアント交渉コンポーネント104が例示されている。ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せであることができるクライアント交渉コンポーネント104は、リクエスター80を含み、それはアクセス端末102との接続を要求することが操作可能である。接続要求は、アクセス端末102とアクセスネットワーク106の間の接続パラメータを含み得る。さらに、クライアント交渉コンポーネント104は、規則コンポーネント86を含み、それはアクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを通して接続するための規則を提供することが操作可能である。例えば、規則は、アクセス端末102のユーザよってあらかじめ定義され得る。
【0047】
さらに、クライアント交渉コンポーネント104はデターミナー82を含み、それはアクセスネットワーク106からの示されたネットワーク接続がアクセスネットワーク106との接続には受け入れ可能か、あるいは、リクエスター80が、異なる接続パラメータを備えた異なる接続要求を要求するべきであるかどうか判断することが操作可能である。さらに、クライアント交渉コンポーネント104は、クライアント交渉コンポーネント104とネットワーク交渉コンポーネント105の間で合意した接続合意を受け入れるためのアクセプタ84を含んでいる。
【0048】
今、図7を参照すると、1つの態様に従った例のサーバ108が例示されている。サーバ108は、アクセスネットワーク106のネットワーク接続の事項を管理する。サーバ108は、ここに記載された1つ以上のコンポーネントと機能に関連した処理機能を実行するためのプロセッサコンポーネント70を含む。プロセッサコンポーネント70は、単一のあるいは複数のセットのプロセッサ、またはマルチコアプロセッサを含むことができる。さらに、処理コンポーネント70は統合処理システムおよび/または分散処理システムとしてインプリメントされることができる。
【0049】
サーバ108は、さらに、プロセッサコンポーネント70によって実行されているアップリケ―ションのローカルのバージョンを格納するためのようなメモリ72を含む。メモリ72は、ランダムアクセスメモリ(random access memory:RAM)、読み取り専用メモリ(read only memory:ROM)およびそれの組合せを含むことができる。
【0050】
さらに、サーバ108は、それは、ここで記載されたように、ハードウェア、ソフトウェア、及びサービスを利用する1つ以上のパーティとの通信を確立し維持することを提供する通信コンポーネント74を含む。通信コンポーネント74は、サーバ108と、通信網を横切って位置した装置および/またはサーバ108に連続的にあるいはローカルに接続された装置のような外部装置と同様にサーバ108上のコンポーネント間の通信を伴得る。
【0051】
さらに、サーバ108は、データストア76を含み、それは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの適切な組み合わせであることができ、それは、情報、データベース、およびここの記載された態様に関して使用されたプログラムの大記憶に備える。例えば、データストア76は、現在実行しないアップリケ―ションのためのデータレポジトリーであり得る。サーバ108は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続を交渉するためにネットワーク交渉コンポーネント105を含み得る。さらに、サーバ108は、図3に関して以前に議論されるようなアクセスネットワーク106へのあるいはそのアクセスネットワークを通して交渉された接続を監視するためのネットワーク監視コンポーネント42を含み得る。
【0052】
図8を参照すると、1つの態様に従った例のネットワーク監視コンポーネント105が例示されている。ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せでありえるネットワーク監視コンポーネント105は、アクセス端末102との接続を要求することが操作可能なリクエスター60を含む。さらに、ネットワーク交渉コンポーネント105は、デターミナー68を含む。どの接続がアクセスネットワーク106に利用可能か、および他の決定の間でアクセスネットワーク106が、クライアント交渉コンポーネント104からの要求された接続を提供することができるかを決定することには操作可能なデターミナー68。さらに、ネットワーク交渉コンポーネント105は、トランザクションレコード66を含み得る。トランザクションレコード66は、ネットワーク交渉コンポーネント105で生じる現在のトランザクションを識別し得る。これは、一意の識別子の形式、ステートエントリー、あるいはトランザクションの記録を維持するための他の任意の形式であり得る。さらに、ネットワーク交渉コンポーネント105は、クライアント交渉コンポーネント104とネットワーク交渉コンポーネント105に間で合意した接続合意107を受け入れるためのアクセプタ84を含む。
【0053】
今図9におけるフロー図を参照すると、アクセスネットワークとダイナミックに接続を交渉する方法90の態様が開示される。例えば、直接あるいはサードパーティを介して、アクセスネットワークと接続を交渉するための方法90が実行され得る。方法は、92で、最初の通信を確立することを含む。例えば、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通して最初の通信を確立し得る。最初の通信は、例えば、アクセスポイントによって放送されたビーコン信号においてアクセス端末によって受信される情報に基づいたアクセスネットワークのアクセスポイントとの接触を最初に確立することを含み得る。例えば、そのような最初の接続は、アクセス端末が、接続を確立する目的のためにアクセスポイントまたはアクセスネットワークと最初に通信することを可能にし得る。
【0054】
(破線によって示されたように)任意に、アクセス端末が94で交渉することを実行することを望む場合、方法は接続のための接続パラメータを交渉することをさらに含み得る。1つの態様において、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106と直接の接続のための接続パラメータをダイナミックに交渉し得る。
【0055】
任意に、別の態様において、95において、方法は、サードパーティに、アクセス端末102とアクセスネットワーク106の間の接続用アクセスネットワーク106とダイナミック交渉することを行わせる要求を送信することを含み得る。
【0056】
接続パラメータは、希望の接続の目的地(例えば、1つのサーバ、終点の1つの範囲、多数の終点、あるいは終点の複数の範囲へのみ接続)、望まれた接続のタイプ(例えば他のタイプの接続におけるウェブブラウジング、電子メール、インスタントメッセージング、あるいはダウンロードするアップリケ―ションに一般に使用されるプロトコルとポート)、1つ以上のサービスの質のパラメータ、あるいは他の接続パラメータの間の接続の範囲のようなアクセス端末102の好みを含み得る。言いかえれば、アクセスネットワークへの、あるいはそのアクセスネットワークを通しての1つ以上の通信セッションを定義する接続パラメータは交渉される。
【0057】
任意で、98で、方法は、さらに接続に対する支払うようトリガーする要求を送信することを含み得る。態様では、接続に対する支払うようトリガーする要求は接続に対する支払いを提供するために支払いプロセッサを識別し得る。ネットワーク106との接続を確立することは要求された接続用の支払いプロセッサから支払いを受け取るアクセスネットワーク106に基づき得ることはさらに認識されるべきである。
【0058】
次に、96で、方法は、交渉された接続パラメータに従って接続を確立することを含み得る。例えば、アクセス端末102は、接続された接続パラメータに基づいたアクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを通して接続し得る。言いかえれば、アクセスポイントかアクセスネットワークは通信リンクを確立し、あるいは交渉に起因する合意された接続パラメータに基づいたアクセス端末への、あるいはそのアクセス端末からのトラヒックを許可する。
【0059】
より具体的には、図2および10を参照すると、本主題の1つの態様に従ってユーザ側の交渉の例の方法論900が例示されている。図10および他に続いて記述された方法論(例えば図11、13および14)が、例の方法論を表わすことは理解されるに違いない。しかし、他の方法論は同様の結果を達成するために利用され得て、したがって、記載された態様は、これらの例における方法論に限定されない。アクセス端末102は、アクセスネットワーク106との最初の接続906を確立する。この最初の接続906は、アクセス端末102が、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続のためのアクセス端末102の関心、要求、限定をダイナミックに交渉することを可能にする。アクセス端末102は、アクセス端末102上に格納されたアプリケーション62を起動することにより、アクセスネットワーク106を設置し得る。さらに、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106に接続するようにあらかじめプログラムされ得る。アクセス端末102は、アクセス端末102が接続するのに技術的に可能なあらゆるアクセスネットワーク106に接続し得る。アクセスネットワーク106は、最初の接続906の確立の間に、あるいはさらなるステップで、アクセス端末の技術互換性を確認し得る。その確認は、アクセス端末102から受け取られた技術的な適合証明書に対してなされ得る。態様において、最初の接続は、アクセス端末102、アクセスネットワーク106からのトランザクション識別(ID)を受け取る手段を含み得る。トランザクションIDは、以下で議論される接続の交渉の間に使用され得る。
【0060】
アクセス端末102が、最初の接続906を確立した後、アクセス端末はアクセスネットワーク106に接続要求908を送り得る。接続要求908は、アクセスネットワーク106を備えたアクセス端末102の接続の必要性あるいは優先を示す1つ以上の接続パラメータ902を含み得る。いくつかの態様では、接続要求908はパラメータに対応する優先順位を含み得る。接続パラメータ902は、アクセス端末102の要求された接続の目的地(例えば1つのサーバ、終点の1つの範囲、多数の端点、あるいは終点の複数の範囲へののみ接続)、接続の必要性のタイプ(例えば他のタイプの接続の中のウェブブラウジング、電子メールインスタントメッセージングあるいはダウンロードするアップリケ―ションに一般に使用されるプロトコルおよびポート)、あるいは他の接続パラメータにおける接続の範囲を含む。さらに、接続パラメータ902は、次の定義の、例えば、フローの扱いを示すフィルタスペック(Filter Spec)(例えば、他のタイプのQoSの最善の努力(Best Effort)、および背景(Background)、優秀(Excellent)に対応するQoS(サービス品質)の優先標記、3GPP2のQoSクラス識別子、他のタイプのフロー中のeUTRAN(発展したユニバーサルテレスティアルラジオアクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network))の処理指示に対応するQoS(サービスの質)プライオリティ表記)、データ(例えば、中でも、2進法の、テキストの)のタイプを分類するフィルタルール(Filter Rules)、いずれかの方向のデータ量ボリュームを識別する最大のデータボリューム(Data Volume)、データボリュームを識別する最大のアップロードされたデータボリューム(Maximum Upload Data Volume)、データ量ボリュームを識別する最大のダウンロードされたデータボリューム(Maximum Download Data Volume)、接続に許された時間の量を識別する最大のライフタイム(Maximum Lifetime)、要求されたIPバージョン(例えば、他のIPバージョンの間のIPv4パブリック、IPv4パーソナル、またIPv6)を識別する要求されたIPバージョン(Requested IP Version)、及びユーザは、他の接続パラメータ定義の中の接続に対して支払う予定の接続、価格付けユニット(例えばインターネット接続の1時間)、および通貨に対して払うつもりの量を示すサービスの値段(Price of service)を含む。1つの態様において、接続パラメータ902は、アクセス端末102およびアクセスネットワーク106の両方が理解する1組の接続パラメータを含む拡張マークアップ言語(eXtensible Markup Language:XML)オブジェクトとしてアクセスネットワーク106に転送され得る。別の態様において、接続パラメータ902は、アクセス端末102およびアクセスネットワーク106の両方が理解する接続のアクセスを表現する標準化された手段について記述するレジストリに含まれ得る。
【0061】
態様では、アクセス端末102はユーザからのインプットなしで、接続パラメータ902を備えたアクセスネットワーク106に接続要求に908を送ってもよい。接続パラメータ902は、例えば、アクセス端末の技術仕様書、特定のアプリケーションの接続の必要性あるいはあらかじめ認可された接続要求を含み得る。アクセス端末102は、1つ以上のパラメータ用の他の接続の必要性の間で、特別のドル量までの接続を交渉することをあらかじめ認められ得る。別の態様では、ユーザは、あらかじめアクセスネットワーク接続のための1組の規則を定義し得る。アクセス端末102のためのあらかじめ構成された接続規則は、データベース56に格納され得る。したがって、アクセス端末102は、交渉過程に関連しているユーザなしでアクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通して接続を交渉することができ得る。さらに、別の態様において、ユーザは、さまざまな接続のために利用可能なアクセスネットワーク106および価格を伴うユーザインターフェース58上に提示されるリストおよび/またはメニューからアクセスネットワーク106を選び得る。
【0062】
アクセスネットワーク106は、アクセス端末102から接続要求908を受け取り得る。アクセスネットワーク106は、アクセスネットワーク106が要求された接続を提供することができるかどうかを識別するために接続パラメータ902を調査し得る。アクセスネットワーク106は、接続のために、1つ以上の利用可能な接続パラメータ911を備えたアクセス端末102へ接続情報910を送り得て、それらは接続についての関連する価格を含み得る。利用可能な接続は、例えば、特定の日および時間についての標準メニュー、または利用可能な接続を含んでいる内部データベースに基づき得る。別の態様において、アクセスネットワーク106は要求された接続パラメータ902を提供することができなくてもよいが、利用可能な/提案された接続パラメータ911を含む接続ためのカウンターオファーを備えたアクセス端末102へ応答し得て、それは関連する価格を含み得る。接続情報910は、アクセスネットワーク106によってサポートされた支払い手段を含み得る。
【0063】
さらに、別の態様において、一旦アクセス端末102が最初の接続906を確立すれば、アクセスネットワーク106は、アクセス端末102との交渉を始め得る。アクセスネットワーク106は、アクセスネットワーク106が、どの接続、例えば接続パラメータ911、を提示しているか示す接続情報910をアクセス端末102へ送り得て、それは、接続の価格を含み得る。
【0064】
態様において、アクセス端末102は、異なる接続パラメータを提示する接続要求で接続情報910に対する代案を作り得る。アクセス端末102およびアクセスネットワーク106が接続と価格で合意するまで、接続要求908を送るアクセス端末102と接続情報910を送るアクセスネットワーク106の処理プロセスが繰り返され得ることが認識されるべきである。どんな場合も、接続合意107が達成されるまで、あるいは、アクセス端末102とアクセスネットワーク106のいずれか、あるいはアクセス端末102及びアクセスネットワーク106の両方からの交渉を継続しないという判断を得るまで、接続要求908および接続情報910は任意の数の反復を通り抜け得る。交渉を続けない決定は、交渉を継続しない他の理由の間で、応答を受信しないでまたは合意に達しない試み、接続要求に対する応答あるいは提案された接続情報を受信しないで接続情報送ることあるいは接続情報を送ること、あるいは設定された時間を待つことが最大回数に達することに基づくメッセージを受信することを通じてのように得られるあるいは推定される。
【0065】
態様に従って、上記の交渉処理中に、ネットワーク交渉コンポーネント105は、交渉がアクセス端末102とアクセスネットワーク106の間に生じていることを示すステートエントリーを作成し得る。さらに、交渉コンポーネント60は、アクセス端末102とアクセスネットワーク106の間の未決のトランザクションを識別する一意の識別子を作成し得る。一意の識別子はアクセス端末102へ送信され、例えば、他の用途の間で、識別されたトランザクションに対する正確な支払いと一致するために使用され得る。
【0066】
態様では、接続合意107が達成されるに際して、アクセス端末102は、接続パラメータと価格を示すアクセスネットワーク106に接続応答メッセージ912を送り、アクセス端末102が同意し、あるいはアクセスネットワーク106は、アクセス端末102へそのような肯定応答、あるいは両方を行い得る。
【0067】
合意した接続と価格はアクセス端末102とアクセスネットワーク106の間に生じる後に、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106に対して合意された支払い914を伝えてもよいし伝えられるようにさせ、ささらに、アクセスネットワークへは、支払い916の受け取りを確認し得る。アクセスネットワーク106に接続するアクセス端末102に先立って、アクセス端末102は、今アクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを通ってアクセス端末102が接続してもよいことをアクセス端末102に通知するアクセスネットワーク106からの接続の完全なメッセージ918を受信し得る。一旦接続が終われば、アクセス端末102は、接続合意107に従って合意した接続を有するだろう。
【0068】
態様において、アクセスネットワーク106は、合意したアクセスに対する支払いを受け取る必要がなくてもよい。例えば、接続が自由なところで、アクセスネットワークには特別の交渉があり得る。別の態様において、支払いは、アクセス端末102の代わりに支払いプロセッサ110を通して外部的に行なわれ得る。さらに、現在の主題の態様では、アクセスネットワーク106および支払いプロセッサ110(図1)は、アクセスネットワーク106への接続に対する即時の支払いを要求しない合意した関係を有し得る。
【0069】
アクセス端末102がアクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続をダイナミックに交渉することを可能にすることは、アクセス端末102とアクセスネットワーク106の前の関係のなしでアクセスネットワーク106にアクセス端末102が接続することを可能にする。したがって、アクセスネットワーク106へのあらかじめ確立している加入が接続に必要ではないので、より柔軟な接続は許される。さらに、アクセスネットワーク106とアクセス端末は合意した接続について共通の理解があるので、アクセスネットワーク106は、接続を確立するためにアクセス端末102あるいはユーザ操作のアクセス端末102の識別を知る必要はない。一旦アクセスネットワーク106が合意した接続に対する支払いを受け取れば、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを通して接続し得る。したがって、特別のアクセスネットワークための接続パラメータを持つようにはアクセス端末102をあらかじめ構成する必要がないし、多元接続ネットワークに接続することができる総括的な装置かもしれない。さらに、上に議論された交渉が、アクセス端末102が接続することを要求している同じ媒体上に生じ、それによって処理の効率を増加させる。
【0070】
図3及び11を参照すると、態様に従ってアクセス端末との接続を交渉するためのサードパーティに対する交渉トリガーの例の方法論1000が例示されている。図10に関して以前に議論されたように、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106との最初の接続1004を確立する。アクセス端末102が、最初の接続1004を確立した後、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106に接続要求1010を送り得る。接続要求1010は、名前や識別子のようなエージェントID1011あるいはサードパーティ情報を含み、それは、アクセス端末102を代表して接続を交渉するためにサードパーティエージェントおよび/またはネゴシエータ1008を識別する。接続要求は、また、どの接続のアクセス端末が接続に必要なのかを識別することに、および/または交渉を実行するかどうかを判断することについてネゴシエータまたはエージェントを補助するためにここでトークンとして記載された追加の情報を含む。例えば、トークンは、サードパーティエージェントあるいは交渉者とアクセス端末102、アプリケーション62、あるいはユーザ操作のアクセス端末102との間に関係が存在することを確認するのを支援し得る。態様では、トークンは、さらに、接続要求が一度よりも多く送信されあるいは受信されないように用心するためにトランザクションIDまたは一意の識別子のような識別子を含み得る。態様では、接続要求1010に含まれたトークンおよび他の情報は暗号化され、あるいは、無傷で保護された情報であり得る。
【0071】
態様において、アクセスネットワーク106が、接続要求1010を受け取る時に、アクセスネットワーク106はサードパーティネゴシエータ1008に対する信用を確認し得る。さらに、アクセスネットワーク106は、アクセス端末102から受け取られたトリガーが有効に見えることを確認し得る。例えば、アクセスネットワーク106は、アクセス端末102およびアクセスネットワーク106から進められたトークン中の暗号化されたフィールドあるいは幹図の保護をチェックし、アクセスネットワーク106は、トークンの信頼性、例えば、トークンは、サードパーティネゴシエータ1008に沿ってメッセージを転送する前にアクセスネットワーク106によって評価された他の要因中において、サイズがあまり大きくないことを確認し得る。上記の確認を実行することは、サードパーティエージェント1008と十分な視認性を備えたアクセスネットワーク106の間で交渉が行なわれることを可能にし、予め定義された関係なしでダイナミックに合意された接続合意を可能にすることに信頼を置く。さらに、例えば、サードパーティのネゴシエータ1008へトークンを転送する前に、大きさをチェックすることによってトークンが有効に見えることを確認するアクセスネットワーク106は、適切な支払いなしで接続を通じてデータを転送させること可能にされるデータ転送での料金の実行中の不正行為を防ぎ得る追加の保護を提供する。
【0072】
アクセスネットワーク106は、アクセスネットワーク106とサードパーティネゴシエータ1008の間の交渉セッションの一意の識別子を作成し得る。一意の識別子は、ユーザが接続パラメータを格納することができず、接続のための支払いなしでアクセスネットワーク106への後の接続要求のためにそれらを再使用するように、トランザクションのための追加のセキュリティを提供し得る。さらに、アクセスネットワーク106は、アクセス端末102からのトークンを転送サードパーティネゴシエータ1008に交渉トリガー1012を送り得る。トークンは、アクセス端末102、アプリケーション62、あるいはユーザ操作のアクセス端末102、あるいはサードパーティネゴシエータ1008へのアップリケ―ション62を識別してもよい。したがって、サードパーティネゴシエータ1008は、アクセスネットワーク106によって転送されたトークンに基づいた接続アクセス端末102の必要性のタイプを知り得る。サードパーティネゴシエータ1008は、さらにアクセスネットワーク106によって転送されたトークンに基づいた接続に対してス払うべきかどうか決定する補足根拠を持ち得る。
【0073】
態様において、交渉トリガー1012を送った後、アクセスネットワーク106はサードパーティネゴシエータ1008へ接続要求を送り得る。接続要求が交渉トリガー1012と共に送信され得ることが認識されるべきである。接続要求は、アクセス端末102の接続の要求あるいは優先を示す接続パラメータ1002を含み得る。サードパーティネゴシエータ1008は、アクセスネットワーク106から接続要求を受け取り、接続パラメータ1002を調査し得る。サードパーティネゴシエータ1008は、接続のために1つ以上の利用可能な接続パラメータおよび関連する価格とともにアクセスネットワーク106へ結合情報を送り得る。サードパーティネゴシエータ1008およびアクセスネットワーク106が接続と価格について合意するまで、あるいはサードパーティネゴシエータ、あるいはアクセスネットワーク106のいずれか、またはサードパーティネゴシエータ1008とアクセスネットワーク106の両方からの交渉を継続しないという決断を取得するまで接続要求を送るネットワークアクセスおよび接続情報を送るサードパーティの処理は繰り返す。交渉を継続しない決定は、応答の受信なしでまたは合意に達することなしの試み、接続要求の起こることあるいは接続情報を送信すること、接続要求に対する応答を受信すること、あついは、提示された接続情報を受信することなしで、設定された時間待つこと最大回数に達することに基づいてメッセージを受信することを通して取得され、あるいは推定され得る。
【0074】
態様において、サードパーティネゴシエータ1008は、図10に関して上に議論された交渉処理を開始するだろう。サードパーティネゴシエータ1008はアクセスネットワーク106に接続要求1014を送るだろう。接続要求1014は、接続パラメータ1002を含み得て、それは、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続を確立するためのアクセス端末102の接続必要性あるいは優先を示す。
【0075】
アクセスネットワーク106は、サードパーティネゴシエータ1008から接続要求1014を受け取り得る。アクセスネットワーク106は、アクセスネットワーク106が要求された接続を提供することができるかどうかを識別するために接続パラメータ1002を調査し得る。アクセスネットワーク106は、接続のために1つ以上の利用可能な接続パラメータおよび関連する価格を持ったサードパーティネゴシエータ1008に接続情報1016を送り得る。
【0076】
態様において、サードパーティネゴシエータ1008は、異なる接続パラメータ1007を提示する接続要求で接続情報1016に対する代案を作成し得る。サードパーティネゴシエータ1008とアクセスネットワーク106が接続と価格について同意するまで、接続要求1014を送るサードパーティネゴシエータ1008および接続情報1016を送るアクセスネットワーク106の処理が繰り返し得ることが認識されるべきである。一旦、接続合意107がサードパーティネゴシエータ1008とアクセスネットワーク106の間で得られれば、サードパーティネゴシエータ1008はアクセス端末102のための接続の価格を含み得る接続パラメータを示す接続肯定応答1020を送り得る。
【0077】
現在の主題の態様において、アクセスネットワーク106およびサードパーティネゴシエータ1008には予め確立している接続合意107を有し得る。したがって、アクセス端末102が、サードパーティネゴシエータ1008を識別するエージェントID1011を備えたアクセスネットワーク106に接続要求1010を送る場合に、アクセスネットワーク106はサードパーティエージェント1008とアクセスネットワーク106の間で合意された接続合意107開始し得る。サードパーティネゴシエータ1008が、アクセスネットワーク106との接続を確立するためにアクセス端末102の識別を知る必要がなくてもよいことが認識されるべきである。したがって、アクセス端末102は、複数のアクセスネットワークに接続することができる一般的な装置であり得る。別の態様中で、トリガー1012がサードパーティネゴシエータ1008に達する時に、サードパーティネゴシエータ1008はサードパーティエージェント1008とアクセスネットワーク106の間の合意した接続合意の活性化をトリガーし得る。
【0078】
態様において、サードパーティネゴシエータ1008とアクセスネットワーク106の間の接続合意107に達成する際に、アクセスネットワーク106は、接続に対する支払い1028を受け取り得る。サードパーティネゴシエータ1008は、合意した接続についてアクセスネットワーク106に支払い1028を送り得る。態様において、アクセスネットワーク106は、合意したアクセスに対する支払いを受け取る必要がなくてもよい。例えば、接続が自由なところで、アクセスネットワークは特別の交渉を有し得る。別の態様において、支払いは、サードパーティネゴシエータ1008の代わりに支払いプロセッサ110(図1)を通して外部的で行なわれ得る。別の態様において、アクセスネットワーク106およびサードパーティエージェント1008は、アクセスネットワーク106への接続に対する即時の支払いを要求しない合意された関係を有し得る。
【0079】
アクセスネットワーク106が一致された接続に対する支払い1028を受け取った後に、アクセスネットワーク106は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続が利用可能であることを示すアクセス端末102へ接続情報1022を送り得る。態様において、アクセス端末102は接続1024に肯定応答し得る。アクセス端末102は、接続合意107によるアクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続1026を確立する。したがって、アクセス端末102のユーザは、サードパーティエージェント1008が交渉し、アクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続に対して支払ったので、接続が自由であるという認識を有し得る。さらに、サードパーティエージェント1008がダイナミックに交渉し、アクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続に対して支払ったので、アクセスネットワーク106はサードパーティエージェント1008から新しい収入を受け取ることができる。
【0080】
態様中において、アクセス端末102がアクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続1026を確立した後、図3に関して上で議論されるように、アクセスネットワーク106は接続1030を監視し得る。例えば、監視することは接続1030がもはや有効ではない、例えば、その接続は終了した、あるいは、接続が分離されたことを判断することを含む。一旦、接続1030がもはや有効ではないことをアクセスネットワーク106が決めれば、アクセスネットワーク106は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての付加的な接続の交渉のためにサードパーティネゴシエータ1008に新しい交渉トリガー1032を送り得る。新しい交渉トリガー1032が交渉トリガー1012に類似し得ることが認識されるべきである。新しい交渉トリガー1032を受け取る際に、サードパーティネゴシエータ1008は、ステップ1014〜1026に関して上に議論されたように、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通して新しい接続を交渉し得る。
【0081】
態様において、アクセスネットワーク106は、アクセス端末102に接続1026に関するメッセージをおよび/または警告1036を送り得る。例えば、アクセスネットワーク106は、接続1030はもはや有効ではなく、また、サードパーティネゴシエータ1008に送られた新しい交渉トリガーは、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通して追加の接続に必要があることをアクセス端末102に知らせる。さらに、アクセスネットワーク106は、アクセス端末102上に格納されたアップリケ―ションがアクセスネットワーク106とで交渉された接続に含まれない接続を試みることをアクセス端末102に警告する。アクセスネットワーク106からメッセージおよび/または警告1036を受け取るアクセス端末102について、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通して追加の接続の交渉のためにサードパーティネゴシエータ1008へ新しい交渉トリガー1038を送り得る。新しい交渉トリガー1038が交渉トリガー1012に類似し得ることが認識されるべきである。新しい交渉トリガーが、それをユニークにする値、例えば、新しい交渉トリガーが認証されたアプリケーションによってあるいはトリガーが再送信されるのを防ぐために送られていることを確認する値を含むことが認識されるべきである。新しい交渉トリガー1038を受け取る際に、サードパーティネゴシエータ1008は、ステップ1014から1026に関して上記で検討されたように、アクセスネットワーク106への新しい接続を再交渉し得る(1034)。さらに、アクセスネットワーク106がアクセス端末102上に格納されたアップリケ―ションがアクセスネットワークとの交渉された接続に含まれない接続を試みていることを警告する場合に、アクセス端末102は、例えば、アクセスネットワーク106へのあるいはアクセスネットワークを通しての追加の接続のために異なるサードパーティにトリガー送り、必要な接続を購入するためにユーザに機会を与え、他の動作の間で、ユーザによって予め認証されたように必要な接続を自動的に購入し得る。
【0082】
今図12の中のフロー図を参照すると、ダイナミックに接続に対して支払う方法120の態様が開示される。例えば、方法120は、それによって1人以上のサードパーティあるいは助成者がすべてあるいはアクセス端末とアクセスネットワークの間の接続に関連したコストの全部あるいはある部分を支払い得る手順に関係があってもよい。22で、方法は最初の通信を確立することを含む。例えば、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106との最初のコミュニケーションを確立し得る。次に、24で、方法は、アクセスネットワークとの接続用の支払いプロセッサからの支払いを達成するためにトリガーを送ることを含み得る。支払いプロセッサは、サードパーティ、例えば、クレジットカード会社、サービスプロバイダ、銀行、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通してアクセス端末102の接続に対する支払いを提供してもよい他のサードパーティであり得る。1つの態様では、トリガーはアクセス端末102からアクセスネットワーク106へ送られ得る。別の態様において、アクセス端末102は、接続およびアクセスネットワーク106への対応する支払いを交渉するためにサードパーティネゴシエータへトリガーを送り得る。ステップ26で、方法は支払いを受け取るアクセスネットワークに基づいた接続を確立することを含み得る。例えば、アクセスネットワーク106が接続のための支払いプロセッサから支払いを受け取るまで、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続を確立することができなくてもよい。
【0083】
さらに擬態的に、図4及び図13を参照すると、サードパーティが、態様に従ってアクセスネットワークへの接続に対して支払うために支払いトリガーを促進する例方法論1100が例示された。アクセス端末102は、アクセスネットワーク106を備えた最初の接続1108を確立する。アクセス端末102が最初の接続1108を確立した後、アクセス端末102は、アクセス端末102とアクセスネットワーク106の間の合意した接続に対する支払うサードパーティ支払いプロセッサ110を識別するアクセスネットワーク106に支払いトリガーに1110を送り得る。支払いトリガー1110は、アクセスネットワークによって読み取り可能であるが変更可能でない支払い機能に関係する情報をカプセルに入れるパラメータ1128を含み得る。例えば、パラメータ1128は、他のパラメータの間で、受取人(例えば、アクセス端末102が接続を要求しているアクセスネットワーク)、サードパーティ支払いプロセッサ110、金銭の量、および取引が起こるだろう通貨を含み得る。さらに、サードパーティ支払いプロセッサ110は、要求されたサービスにアクセスネットワークへの支払いを提供することができる任意のエンティティであり得る。例えば、サードパーティ支払いプロセッサ110は、他の支払いのエンティティの間において、クレジットカード会社、オンライン会社、あるいは銀行であり得る。支払いは、実際の資金移動がそのインスタンスで実行されなかったとしても、十分で及び/または信頼された支払いの約束を提供するあらゆる表示を指し得る。
【0084】
態様において、アクセスネットワーク106は、支払いプロセッサートリガー1110に含まれたユーザの支払い情報に関する個人的な情報にアクセスしない。例えば、アクセスネットワーク106は、他の機密の支払い情報の間において、ユーザ名、クレジットカード情報、および請求先にアクセスしない。したがって、アクセス端末102のユーザは、機密の支払い情報をアクセスネットワーク106に提供する必要はない。別の態様では、部分的な暗号化あるいは完全保護は、追加の保護手段のために払込取引において使用され得る。1つの態様において、単一のメッセージ1110として示された支払いトリガーは、アクセス端末102とアクセスネットワーク106の間の多数のシグナリングイベントからら成り得る。
【0085】
支払いトリガーを受け取った後に、アクセスネットワーク106は、サードパーティ支払いプロセッサ110に対する信用を確認し得る。さらに、アクセスネットワーク106は、支払いトリガー1110の認証、例えば、金銭の量と通貨が要求された接続に対して合理的であること、支払いトリガーが接続合意を修正することに言及しているかどうか、また、価格が他の認証の間において、要求された接続のための合意したものであるかどうかを確認得る。確認処理の後に、アクセスネットワーク106は、サードパーティ支払いプロセッサ110へパラメータ1128を備えた支払いトリガー1114を転送し得る。
【0086】
支払いプロセッサ110はアクセスネットワーク106から支払いトリガー1114を受け取る。支払いプロセッサは立証ステップ1116、例えば、支払いトリガーにおいて要求された金銭の量が、実行された他の認証の間において正しいこと、を実行する。サードパーティ支払いプロセッサ110は、アクセスネットワーク106への要求された支払い1120を送信し得る。
【0087】
態様では、アクセスネットワーク106は、アクセスネットワーク106への要求された接続用の払込取引を識別する一意の名前を作成してもよい。サードパーティ支払いプロセッサ110は、アクセスネットワーク106へ支払い1120を供給するために、別の支払いプロセッサ1118へ支払いトリガーを転送し得る。したがって、支払い1120が、一意の識別子がアクセスネットワーク106との要求された接続向けであることを示す限り、アクセスネットワーク106によって受け取られた支払い1120は、任意のソースから来てもよい。一旦、支払い1120がアクセスネットワーク106によって受け取られれば、アクセス端末102はアクセスネットワーク106に、あるいはそのアクセスネットワークを通って接続してもよい(1122)。
【0088】
アクセス端末102へ接続することに対する支払いがサードパーティ支払いプロセッサ110によって提供されるので、アクセス端末102は機密の支払い情報を接続システムに任せる必要はない。ユーザが予め確立した関係を持ち得るサードパーティ支払いプロセッサ110は、アクセスネットワーク106に対する要求された支払いを提供する。したがって、接続がアクセスネットワーク106へのアクセス端末102によって要求されるときに、支払い1120はダイナミックに交渉され得る。サードパーティプロセッサ110がアクセスネットワーク106との接続に対する支払いを交渉することを可能にすることは、要求された接続のためにより低いレートを提供し得る。例えば、サードパーティ支払いプロセッサ110が大企業である場合、サードパーティ支払いプロセッサ110は個人ユーザより低い接続レートを備え得る。
【0089】
今、図14を参照すると、態様に従うアクセスネットワークへの接続の補助金を交付することをダイナミックに交渉することを促進する例の方法論1200が例示されている。アクセス端末102は、アクセスネットワーク106を備えた最初の接続1210を確立し得る。図10に関して上に議論されるように、アクセス端末102は、アクセスネットワーク106へ接続要求1212を供給し得る。接続要求1212は接続パラメータ1234を含み得る。
【0090】
接続要求1212の受信に際して、アクセスネットワーク106は最初の助成者プロバイダ1204にトリガー1214を送り得る。トリガー1214は要求された接続パラメータを含み得る。さらに、アクセスネットワークは別の助成者プロバイダ1208にトリガー1216を送り得る。トリガー1216は要求された接続パラメータ1234を含み得る。アクセスネットワーク106との接続のために交渉する多数の助成者プロバイダし得ることが認識されるべきである。
【0091】
態様において、接続要求1212は、要求された支払いを提供するかあるいはアクセスネットワーク106と接続を交渉するために、特別の助成者、例えば第1の助成者プロバイダ1204を識別する助成者IDを含み得る。別の態様において、アクセス端末102が、要求された接続1212を助成者に転送するために、アクセスネットワークとの接続を要求するときに、第1の助成者プロバイダ1204はアクセスネットワーク106に通知し得る。さらに、別の態様において、アクセスネットワーク106は、アクセス端末の技術仕様書に基づいて、要求された接続1212、特別の助成者プロバイダに転送し得る。したがって、アクセス端末102と助成者プロバイダの予め存在する関係は、助成者が接続を交渉するかあるいは要求された接続1212についてのアクセスネットワーク106に支払いを提供するのには必要ではない。
【0092】
態様において、図10に関して上に議論されたそれに似ている第1の交渉1218は、第1の接続合意107に帰着するアクセスネットワーク106と第1の助成者プロバイダ1204の間に生じてもよい。さらに、第2の交渉1222が、第2の接続合意107に帰着するアクセスネットワーク106と第2の助成者プロバイダ1208の間に生じ得る。アクセスネットワーク106は、要求された接続1212についてのアクセスネットワーク106と助成者プロバイダ1204および1206の間で達せられた接続合意107をアクセス端末102に通知し得る。
【0093】
アクセスネットワーク106は、第1の助成者プロバイダ1204、第2の助成者プロバイダ1208、アクセス端末102、あるいは上記のもののうちのいずれかの組合せから、アクセスネットワーク106への、あるいはそのアクセスネットワークを通しての合意された接続に対する、支払い1226、1228、および1230を受け取り得る。態様において、アクセスネットワーク106が、支払い1226、1228および1230を受け取る場合に、アクセス端末102は、接続合意107に従ってアクセスネットワーク106との、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続を確立し得る。
【0094】
異なる助成者プロバイダがアクセスネットワーク106でアクセス端末102によって要求されたアクセスのために交渉することを可能にすることは、助成者プロバイダがそれぞれ、要求された接続に必要な料金の一部だけを払うことを可能にすることにより、より安いブロードバンドアクセスを提供し、他の利点の間において、ブロードバンド利用性を増し得る。
【0095】
今図15を参照すると、アクセスネットワークと接続を交渉するように構成されたシステム1300が例示されている。例えば、システム1300は、送信器、移動体装置など内に少なくとも部分的に存在することができる。システムが機能ブロックを含むように表され、それは、プロセッサ、ソフトウェアあるいはそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によってインプリメントされた機能を表わす機能的ブロックでありえることが認識されるべきである。システム1300は、アクセスネットワークと接続を交渉することを促進する電気コンポーネントの論理的なグルーピング1302を含む。例えば、論理的なグルーピング1302は、アクセス端末によって、最初の通信を確立するためのコンポーネント1304を含み得る。さらに、論理的なグルーピング1302は、接続用接続パラメータを交渉するためのコンポーネント1306を備え得る。さらに、論理的なグルーピング1302は、交渉された接続パラメータによって接続を確立するためのコンポーネント1308を備え得る。さらに、システム1300は、電気コンポーネント1304、1306および1308に関連した機能を実行するための命令を保存するメモリ1310を含むことができる。メモリ1310の外側にあることとして示される一方、電気コンポーネント1304、1306および1308の1つ以上がメモリ1310内に存在することができることが理解されることになっている。
【0096】
今、図16を参照すると、アクセスネットワークと接続を交渉するように構成されたシステム1400が例示されている。例えば、システム1400は、送信器、モバイルデバイスなど内に少なくとも部分的に存在することができる。システム1400は機能ブロックを含むように表され、それは、プロセッサ、ソフトウェア、あるいはそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によってインプリメントされた機能を表わす機能的ブロックでありえることが認識されるべきである。システム1400は、アクセスネットワークと接続を交渉することを促進する電気コンポーネントの論理的なグルーピング1402を含む。例えば、論理的なグルーピング1402はアクセス端末による最初の通信を確立するためのコンポーネント1404を含み得る。さらに、論理的なグループピング1402は、接続についての接続パラメータを交渉するためにサードパーティをトリガーする要求を送るためのコンポーネント1406を含み得る。さらに、論理的なグルーピング1402は、交渉された接続パラメータに従って接続を確立するためのコンポーネント1408を含み得る。さらに、システム1400は、電気コンポーネント1404、1406および1408に関連した機能を実行するための命令を保存するメモリ1410を含むことができる。メモリ1410の外側にあるように示される一方、電気コンポーネント1404、1406および1408の1つ以上がメモリ1410内に存在することができることが理解されるべきである。
【0097】
今、図17を参照すると、アクセスネットワークとの接続に対する支払いを交渉するように構成されたシステム1500が例示されている。例えば、システム1500は、送信器、移動体装置など内に少なくとも部分的に存在することができる。システム1500が、プロセッサ、ソフトウェア、あるいはそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によってインプリメントされた機能を表わす機能的ブロックでありえる、機能ブロックを含んでいるように表わされることが認識されるべきである。システム1500は、アクセスネットワークとの接続に対する支払いを交渉することを促進する電気コンポーネントの論理的なグルーピング1502を含む。例えば、論理的なグルーピング1502はアクセス端末による最初の通信の確立のためのコンポーネント1504を含み得る。さらに、論理的なグルーピング1502は、接続に対する支払いを達成するために支払いトリガーを送るコンポーネント1506を含み得て、そこでは支払いトリガーは支払いを提供する支払いプロセッサを識別する。さらに、論理的なグルーピング1502は、サードパーティによって支払いに基づいた接続を確立するコンポーネント1508を含み得る。さらに、システム1500は、電気コンポーネント1504、1506および1508に関連した機能を実行するための命令を保存するメモリ1510を含むことができる。メモリ1510の外側にあるとして示されたが、電気コンポーネント1504、1506および1508の1つ以上がメモリ1510内に存在することができることが理解されるべきである。
【0098】
図2−4、9−12に関連して上記の機能のそれぞれは、アクセス端末102のユーザに各種サービスを供給するために互いと結合し得ることが認識されるべきである。例えば、アクセス端末102は、アクセス端末の接続を交渉するために、要求された接続のために支払うサードパーティと同様に、サードパーティをトリガーしえる。さらに、アクセス端末102は、アクセスネットワークとの接続のそれ自身の交渉を行なってもよいが、要求された接続に払うためにサードパーティをトリガーし得る。アクセス端末102は、同時に、引き続いて、あるいは連続して、複数のアプリケーションによって必要とされるような、特定の接続の多数のインスタンスを交渉する多数のサードパーティをトリガーし得、また要求された接続に支払うために多数のサードパーティをトリガーし得る。さらに、アクセス端末102あるいはサードパーティは、異なるネットワークエンドポイントあるいはポートへの、あるいは異なる特性を備えた接続のそれぞれのために多数の交渉を行なうことができる。
【0099】
さらに、アクセス端末に接続を提供しようとしている1つを超えるアクセスネットワークがあり得る。例えば、ユーザは、アクセスネットワークに接続することを要求するアプリケーションを開き得る。ユーザは、アクセスネットワークが要求された接続に提示する価格を持つエリアにおけるアクセスプロバイダのリスト、アクセスネットワークが提供する接続のタイプ、およびアクセスネットワークが受け付けるサードパーティの支払い方法が準備され得る。ユーザは、選択された接続に対する支払いを提供するためにそれらが接続したいどのアクセスネットワークおよびサードパーティ支払い方法を選び得る。したがって、ユーザは、かれらが要求された接続に使用し得るさまざまなアクセスネットワークを回って買い物をし得る。あるいは、アクセス端末は、以前に用いられているアクセスネットワーク、価格などのようないくつかの基準に基づいたアクセスネットワークを選択してもよい。さらに、アクセスネットワークへの、あるいはそのアクセスネットワークを通しての接続のために上に議論された交渉を同時に実行するアクセス端末内に1つをより多いアプリケーションがあり得る。例えば、通信するアップリケ―ションがアクセスネットワークへの個別の接続を交渉している間、ナビゲーションアプリケーションはアクセスネットワークへの接続を交渉し得る。アクセスネットワークとの接続を要求する個別のアプリケーションは、互いについての知識を持っていなくてもよく、および上に議論されるような多数の交渉が、いつでも、例えば、同時にあるいは順に生じ得ることは認識されるべきである。さらに、各交渉は他の交渉に干渉せずに、他のものとは独立し特有の接続に帰着し得る。
【0100】
ここで開示された実施例と関連する様々な実例となるロジック、ロジックブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor:DSP)、特定用途向け集積回路(applicatiom specific integrated circuit:ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array:FPGA)、あるいは他のプログラマブルロジックデバイス、個別のゲートあるいはトランジスターロジック、個別のハードウェアコンポーネント、あるいはそれのここに記述された機能を実行するための専用それらの任意の組合せでインプリメントされあるいは実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代わりに、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシンであり得る。プロセッサは、また、コンピューティング装置の組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協力する1個以上のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成としてインプリメントされ得る。さらに、少なくとも1台のプロセッサは、ステップおよび/または上に記述された動作の1つ以上を行なうのに操作可能な1つ以上のモジュールを含み得る。
【0101】
さらに、ここに示された態様に関して記述された方法かアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、ハードウェア、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュール、あるいはその2つの組合せで直接具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリー、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROMあるいは当該技術で既知の記憶媒体の他の形式に存在し得る。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるような、プロセッサにつながれ得る。代わりに、記憶媒体は、プロセッサに不可欠であり得る。さらに、いくつかの態様では、プロセッサと記憶媒体はASICに存在し得る。さらに、ASICはユーザ端末に存在し得る。代わりに、プロセッサと記憶媒体はユーザ端末の個別コンポーネントとして存在し得る。さらに、いくつかの態様中において、方法またはアルゴリズムのステップまたは動作は、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体にコードおよび命令の1つあるいは任意の組合せあるいはセットとして存在し得、または、コンピュータプログラム製品に組み入れら得る。
【0102】
1つ以上の態様において、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれの任意の組合せ中でインプリメントされ得る。もしソフトウェアにおいてインプリメントされれば、機能はコンピュータ可読媒体上に1つ以上の命令あるいはコードとして格納され、あるいは送信され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムをある場所から他の場所への転送を可能にするあらゆる媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることができるあらゆる利用可能なメディアであり得る。限定ではなく、例により、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置あるいは他の磁気記憶装置、あるいは、コンピュータは、希望のプログラムコードを命令あるいはデータ構造の形で運ぶか格納するために使用することができ、コンピュータによってアクセスされることができるあらゆる媒体を含むことができる。さらに、どんな接続もコンピュータ可読媒体と名付けら得る。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)あるいは赤外線、ラジオおよびマイクロ波のような無線技術を使用して、ソフトウェアがウェブサイト、サーバあるいは他の遠隔の出所から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSLあるいは赤外線、ラジオおよびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれている。ここで使用されるように、ディスク(disk)とディスク(disc)は、ディスク(disk)が通常レーザーで光学上データを再生する一方、ディスク(disc)が通常磁気的にデータを再生する、コンパクトディスク(compact disc:CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、ディジタル・バーサタイル・ディスク(digital versatile disc:DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含む。上記のものの組合せもコンピュータが読めるメディアの範囲内で含まれるべきである。
【0103】
先の開示が実例となる態様および/または実施例について議論する一方、さまざまな変更および修正が添付された請求項によって請求されるような記述された態様および/または定義されるような実施例の範囲から外れずに、行われることができることは注目されるべきである。更に、記述された態様および/または実施例の構成要素は、単数に記述され得るし請求され得るが、もし単数への制限が明示的に述べられなければ、複数と考えられる。さらに、もし他の方法で述べられなかったならば、任意の態様および/または実施例の全てまたは一部は、任意の他の態様および/または実施例の全てまたは一部で利用され得る。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクセス端末がアクセスネットワークとのダイナミックに接続を交渉する方法であって、
アクセス端末によって最初の通信を確立すること、
前記最初の通信に基づいて接続のための接続パラメータを交渉すること、
および前記交渉された接続パラメータによって前記接続を確立すること
を含む方法。
【請求項2】
前記交渉することは、
接続要求の送信することであって、そこでは前記接続要求は要求された接続パラメータを含む、送信すること、
接続情報を受け取ることであって、そこでは前記接続情報は提案された接続パラメータを含む、受け取ること、
および前記提案された接続パラメータが前記要求された前記接続パラメータを満たさない場合、接続合意が達成されるまで、あるいは、前記交渉を継続しない決定を得るまで、接続要求を送信することおよび接続情報を受取ることを繰り返すことであって、そこでは前記接続合意は合意された接続パラメータを含む、繰り返すこと
を備える請求項1の方法。
【請求項3】
前記接続パラメータは価格を含む請求項1の方法。
【請求項4】
前記アクセスネットワークとの接続のための接続パラメータを交渉するサードパーティをトリガーする要求を送信することをさらに備える請求項1の方法。
【請求項5】
トリガーする前記要求は、前記アクセスネットワークへ送られ、トリガーする前記要求は、前記アクセスネットワークに前記サードパーティをトリガーすることを行わせ、前記トリガーはトリガーするための前記受信された要求に含まれる情報を含む、請求項4の方法。
【請求項6】
前記トリガーに含まれる情報は、暗号化された、あるいは、完全に保護された情報を含む、請求項5の方法。
【請求項7】
前記アクセスネットワークへリクエストを送ることは、前記アクセスネットワークが前記接続合意を交渉するよう前記サードパーティをトリガーすることを可能にするために、サードパーティ情報を含むことを特徴とする請求項4の方法。
【請求項8】
前記アクセスネットワークへ支払いを達成する支払いトリガーを送ることを更に備え、前記支払いトリガーは、前記アクセスネットワークとの接続に対して支払いを提供する支払いプロセッサを識別し、接続を確立することは、さらに前記支払いプロセッサからの前記支払いを受取る前記アクセスネットワークに基づく、請求項1の方法。
【請求項9】
前記支払いトリガーを送ることは、前記支払いプロセッサに送るかあるいは前記アクセスネットワークに送ることをさらに含む、請求項8の方法。
【請求項10】
前記支払いトリガーを送ることは、
前記アクセスネットワークに第2の支払いトリガーを支払いプロセッサに送ることを行わせる第1の支払いトリガーを送ることをさらに備え、
前記第2の支払いトリガーは、前記第1の支払いトリガーに含まれる情報を含む、請求項8の方法。
【請求項11】
前記第1の支払いトリガーに含まれる前記情報は、暗号化された、あるいは、完全に保護された情報を含む、請求項10の方法。
【請求項12】
前記アクセスネットワークとの接続のための接続パラメータを交渉するサードパーティをトリガーする要求を送信することをさらに備える、請求項8の方法。
【請求項13】
接続パラメータを交渉するよう前記サードパーティをトリガーする前記要求は、前記接続合意が前記サードパーティと前記アクセスネットワークの間で達成されるまで、または、前記交渉することを継続しない決定を得るまで、前記サードパーティに接続要求を送ることおよび前記接続情報を受取ることを行わせる、請求項12の方法。
【請求項14】
アクセスネットワークとの接続をダイナミックに交渉するように構成されるコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータに最初の通信を確立させるための少なくとも1つの命令と、
前記コンピュータに、前記最初の通信に基づいて、接続のための接続パラメータを交渉することを行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記コンピュータに、前記交渉された接続パラメータに従って接続を確立することを行わせるための少なくとも1つの命令
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項15】
最初の通信を確立するための手段と、
前記最初の通信に基づいて、接続のための接続パラメータを交渉するために手段と、
前記交渉された接続パラメータによって接続を確立するための手段と
を備える装置。
【請求項16】
最初の通信を確立するように構成された通信コンポーネントと、
前記最初の通信に基づいて、接続のための接続パラメータを交渉するように構成されたクライアント交渉コンポーネントを備え、
前記通信コンポーネントは、前記交渉された接続パラメータに従って接続を確立するように構成される、装置。
【請求項17】
前記クライアント交渉コンポーネントは、
要求された接続パラメータを含む接続要求を送信するように、
提案された接続パラメータを含む結合情報を受け取るように、
および前記提案された接続パラメータは前記要求された接続パラメータを満たさない場合に、合意された接続パラメータを含む接続合意が達成されるまで、あるいは、交渉を継続しない決定を得るまで前記接続要求を送ることおよび前記接続情報を受取ることを繰り返すようにさらに構成される、請求項16の装置。
【請求項18】
前記接続パラメータは価格を含む、請求項16の装置。
【請求項19】
トリガーする前記要求は、アクセスネットワークへ送られ、トリガーする前記要求は、前記サードパーティに前記アクセスネットワークをトリガーすることを行わせ、前記トリガーはトリガーする前記受信された要求に含まれる情報を含む、請求項16の装置。
【請求項20】
前記トリガーに含まれた前記情報は、暗号化され、完全に保護された情報を含む、請求項19の装置。
【請求項21】
前記アクセスネットワークへの前記要求は、前記接続合意を交渉するよう前記サードパーティをトリガーするためのサードパーティ情報を含む、請求項19の装置。
【請求項22】
前記クライアント交渉コンポーネントが前記アクセスネットワークへの支払いを達成するために支払いトリガーを送ることをさらに備え、前記支払いトリガーは、前記アクセスネットワークとの接続に対して支払いを提供する支払いプロセッサを識別し、前記接続は、さらに、前記支払いプロセッサから前記支払いを受け取る前記アクセスネットワークに基づいて確立される、請求項16の装置。
【請求項23】
前記クライアント交渉コンポーネントは、前記支払いプロセッサまたは前記アクセスネットワークに支払いトリガーを送るようにさらに構成される、請求項22の装置。
【請求項24】
前記支払いトリガーは、前記アクセスネットワークが支払いプロセッサへ第2の支払いトリガーを送ることを開始するために送られる第1の支払いトリガーと、前記第1の支払いトリガーに含まれている情報を含む前記第2の支払いトリガーをさらに備える、請求項23の装置。
【請求項25】
前記第1の支払いトリガーに含まれる前記情報は、暗号化された、あるいは、完全に保護された情報を含む、請求項24の装置。
【請求項26】
前記クライアント交渉コンポーネントは、前記交渉を実行するよう前記サードパーティをトリガーする要求を送信するように構成され、合意された接続パラメータを含む接続合意が前記サードパーティと前記アクセスネットワークの間で達成されるまで、あるいは、接続合意が合意された接続パラメータを含む交渉を継続しない決定を得るまで前記要求は前記サードパーティに交渉することを行わせる、請求項22の装置。
【請求項27】
サードパーティがアクセスネットワークとのアクセス端末の接続のためにアクセスネットワークとダイナミックに交渉する方法であって、
アクセス端末によって、最初の通信を確立すること、
前記最初の通信に基づいて、接続のための接続パラメータを交渉するようサードパーティをトリガーする要求を送ること、
および前記交渉された接続パラメータに従って接続を確立すること
を備える方法。
【請求項28】
前記サードパーティをトリガーする要求を送信することは、前記サードパーティと前記アクセスネットワークとの間の接続合意が達成されるまであるいは交渉することを継続しない決定を得るまでサードパーティに交渉するようトリガーする要求を送ること、
および前記アクセス端末で、接続合意の少なくとも一部分を含む接続情報を受け取ることを備え、
前記接続情報は、前記サードパーティと前記アクセスネットワークとの間の合意されたパラメータも少なくとも1つを含むかあるいは関係する情報を含む、請求項27の方法。
【請求項29】
トリガーする要求を送信することは、前記アクセスネットワークとの接続を交渉するためにサードパーティを識別するエージェント識別子を送ることをさらに備える、請求項27の方法。
【請求項30】
支払いトリガーを送ることをさらに備え、前記支払いトリガーは、前記アクセスネットワークとの接続に対する支払いを提供するために支払いプロセッサを識別する、請求項27の方法。
【請求項31】
前記要求は暗号化された情報を含む、請求項27の方法。
【請求項32】
前記接続を監視することに基づいた前記サードパーティへの接続に関する情報を送ること、
前記アクセスネットワークとの新しい接続のための新しい接続パラメータの新しい交渉を実行するようサードパーティをトリガーする要求を送信することであって、そこでは新しい要求は前記情報に基づいて送信される、要求を送信すること、
および前記新しい交渉に基づいた前記新しい接続を確立すること
をさらに備える、請求項27の方法。
【請求項33】
前記情報は、確立された接続の種類、接続のための時間、接続の間に許可されたデータ転送量、あるいは接続の終了時間の少なくとも1つを含む、請求項32の方法。
【請求項34】
アクセスネットワークへのアクセス端末の接続のためにアクセスネットワークとダイナミックに交渉するように構成されたコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータにアクセス端末によって最初の通信を確立することを行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記コンピュータに前記最初の通信に基づいて、前記アクセスネットワークとの接続のための接続パラメータを交渉するようサードパーティをトリガーする要求を送ることを行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記コンピュータに前記交渉された接続パラメータに従って接続を確立することを行わせるための少なくとも1つの命令
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項35】
最初の通信を確立するための手段と、
前記最初の通信に基づいて、アクセスネットワークとの接続のための接続パラメータを交渉するようサードパーティをトリガーする要求を送信するための手段と、
前記交渉された接続パラメータに従って接続を確立するための手段
を備える装置。
【請求項36】
最初の通信を確立するように構成された通信コンポーネントと、
および前記最初の通信に基づいて、前記ネットワークとの接続のための接続パラメータを交渉するようサードパーティをトリガーする要求を送るように構成されたクライアント交渉コンポーネントを備え、
前記通信コンポーネントは、前記交渉された接続パラメータに従って接続を確立するように構成される、装置。
【請求項37】
前記要求は、接続合意が前記サードパーティと前記アクセスネットワークの間で達成されるまで、または交渉することを継続しない決定を得るまで、交渉するようサードパーティをトリガーし、
さらに前記クライアント交渉コンポーネントは、接続合意の少なくとも1つの部分を含む接続情報を受け取るように構成され、
前記接続情報は、前記サードパーティと前記アクセスネットワークの間の合意されたパラメータの少なくとも1つを含むかあるいは関係がある、請求項36の装置。
【請求項38】
前記アクセスネットワークとの前記接続に対する支払いを提供するために、前記支払いトリガーは支払いプロセッサを識別する、請求項36の装置。
【請求項39】
前記要求は、暗号化された情報を含む、請求項36の装置。
【請求項40】
接続を監視し、その監視することに基づいて接続についてサードパーティに情報を送るように構成されたネットワーク監視コンポーネントをさらに備え、
前記クライアント交渉コンポーネントは前記アクセスネットワークとの新しい接続のための新しい接続パラメータの新しい交渉を実行するよう前記サードパーティをトリガーする新しい要求を送るように構成され、
前記新しい要求は前記情報に基づいて送られ、
さらに、前記通信コンポーネントは、前記新しい交渉に基づいた前記新しい接続を確立するようさらに構成される、請求項36の装置。
【請求項41】
前記情報は、確立された接続の種類、前記接続のための時間、前記接続の間に許可されたデータ転送量、あるいは前記接続の終了時間の少なくとも1つを含む、請求項40の装置。
【請求項42】
サードパーティがアクセスネットワークとアクセス端末の間の接続に対してダイナミックに支払う方法であって、
アクセス端末によって最初の通信を確立すること、
前記最初の通信に基づいて接続に対する支払いを達成する支払いトリガーを送ることであって、前記支払いトリガーは、支払いを提供する支払いプロセッサを識別する、支払いトリガーを送ること、
および、前記支払いプロセッサによって前記支払いに基づいて前記接続を確立すること
を備える方法。
【請求項43】
支払いトリガーを送ることは、前記アクセス端末から前記アクセスネットワークへ支払いトリガーを送ることをさらに備える、請求項42の方法。
【請求項44】
前記アクセス端末のための前記アクセスネットワークとの接続を交渉するようネゴシエータをトリガーする前記アクセス端末からの要求を送ることをさらに備え、
接続を確立することは、さらに、前記ネゴシエータと前記アクセスネットワークの間で達成された接続合意に基づき、前記接続合意は合意されたパラメータを含む、請求項42の方法。
【請求項45】
前記接続のための接続パラメータを交渉すること、
および前記交渉された接続パラメータに従って前記アクセスネットワークへの接続を確立することをさらに備える、請求項42の方法。
【請求項46】
前記交渉することは、さらに、前記交渉を実行するためにサードパーティにトリガーを送ることを備える請求項45の方法。
【請求項47】
前記接続合意が、前記サードパーティと前記アクセスネットワークの間で達成されるまで、あるいは、前記交渉を継続しない決定を得るまで、前記トリガーは、前記サードパーティに交渉することを行わせる、請求項46の方法。
【請求項48】
前記アクセス端末から接続要求を送ることであって、そこでは前記接続要求は要求された接続パラメータを含む、接続要求を送ること、
提案された接続パラメータを含む接続情報を受け取ること、
および、前記提案された接続パラメータが前記要求された接続パラメータを満たさない場合、接続合意が達成されるまで、あるいは、交渉することを継続しない決定を得るまで、接続要求を送ることと接続情報を受取ることを繰り返すことをさらに備え、
前記接続合意は合意された接続パラメータを含み、
前記接続を確立することは接続合意に従っている、請求項42の方法。
【請求項49】
前記支払いトリガーは、暗号化された情報を含む、請求項42の方法。
【請求項50】
アクセスネットワークとアクセス端末の間の接続に対してダイナミックに支払うように構成されたコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータにアクセス端末によって最初の通信を確立させるための少なくとも1つの命令と、
前記コンピュータに前記最初の通信に基づいて接続に対する支払いを達成するための支払いトリガーを送らせるための少なくとも1つの命令であって、前記支払いトリガーは支払いを提供する支払いプロセッサを識別する命令と、
前記コンピュータに前記支払いプロセッサによって前記支払いに基づいた前記接続を確立させるための少なくとも1つの命令
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項51】
最初の通信を確立するための手段と、
前記最初の通信に基づいて接続の対する支払いを達成させるために支払いトリガーを送る手段であって、支払いトリガーは前記支払いを提供する支払いプロセッサを識別する、支払いトリガーを送る手段と、
サードパーティによって前記支払いに基づいた接続を確立するための手段
を備えた装置。
【請求項52】
最初の通信を確立するように構成された通信コンポーネントと、
前記最初の通信に基づいて、接続に対する支払いを達成するために支払いトリガーを送るように構成されたクライアント交渉コンポーネントと
を備え、
前記支払いトリガーは支払いを提供する支払いプロセッサを識別し、
前記通信コンポーネントがさらに、前記支払いプロセッサによって支払いに基づいた接続を確立するように構成される、装置。
【請求項53】
前記クライアント交渉コンポーネントは、前記アクセス端末に対して前記接続を交渉するようネゴシエータをトリガーする要求を送るようにさらに構成され、
および、さらに、前記接続は、達成された接続合意に基づいて確立され、接続合意は合意したパラメータを含む、請求項52の装置。
【請求項54】
前記クライアント交渉コンポーネントは、さらに、前記接続のための接続パラメータを交渉するように構成された請求項52の装置。
【請求項55】
前記クライアント交渉コンポーネントは、さらに、前記アクセス端末から前記アクセスネットワークへ要求された接続パラメータを含む接続要求を送るように、
提案された接続パラメータを含む接続情報を前記アクセスネットワークから受け取るように、
および前記提案された接続パラメータが前記要求された接続パラメータを満たさない場合に、接続合意が達成されるまであるいは交渉することを継続しない決定を得るまで前記接続要求を送ることおよび接続情報を受取ることを繰り返すように構成され、
前記接続合意は合意された接続パラメータを含み、
前記通信コンポーネントは、前記接続合意に従って接続を確立するよう構成される、請求項52の装置。
【請求項56】
前記クライアント交渉コンポーネントは、さらに、接続合意の交渉を実行するようサードパーティをトリガーする要求を送るように構成され、
前記トリガーは、前記接続合意がサードパーティとアクセスネットワークの間で達成されるまであるいは交渉することを継続しない決定を得るまで前記サードパーティに接続要求を起こることおよび接続情報を受取ることを繰り返すことを行なわせる、請求項55の装置。
【請求項57】
前記支払いトリガーは暗号化された情報を含む、請求項53の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公表番号】特表2012−512609(P2012−512609A)
【公表日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−542279(P2011−542279)
【出願日】平成21年12月11日(2009.12.11)
【国際出願番号】PCT/US2009/067629
【国際公開番号】WO2010/074998
【国際公開日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】